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月イチオールナイトイベント「eSports Conference」レポート。今月は『Overwatch』ナイト!

2018年7月21日(金)午後12時から22日(土)午前5時にかけて、渋谷のduo MUSIC EXCHANGE(O-WEST 1F)にてオールナイトイベント「eSports Conference」が開催された。

“ストリートカルチャーの街・渋谷からeSportsを発信”と銘打ち、月イチでのレギュラー開催を企画する本イベントは今回で2回目。

Overwatch」紅白戦やトークショー、プロゲーミングチームとの交流、DJのパフォーマンスなど、型に捕われず参加者と共に作り上げていた会場の雰囲気をレポートする。

▲ステージのゲーミングPCはALIENWAREが提供している

おもに『Overwatch』のプレイヤーをターゲットにしていた今回。まずはエキシビジョンとして、会場から参加者を募りステージ上でオンラインマッチをプレイ。

DISTRICT81 Gamingのマネージャー・サイコパス堀川氏の実況によって進行されていく。気軽に参加できるうえ、プロチームのMCに自分のプレイを実況してもらうというのも、プロシーンと一般プレイヤーの距離が近いeSportsならではだろう。


エキシビジョンながら白熱したゲームに続き、今回のオープニングDJ・KAZMAが会場を盛り上げる。


また今回はプロゲーミングチームのテーブルが用意されており、一般参加者と一緒に観戦。参加チームはCYCLOPS athlete gaming、District81 gaming、Libalent、野良連合、Well Playedとなっており、中でも女性選手のみのゲーミングチーム・DISTRICT81 Gamingからは選手も参加し、エキシビジョンや紅白戦では一般参加者と一緒に参戦した。

各テーブルで歓談することもでき、プロチームの「中の人」と直接コミュニケーションを取れるようになっていた。


続いて行われたトークセッションでは、ユーザーコミュニティを主催するプレイヤーが壇上に登り、コミュニティの目線からeSportsシーンについて議論を交わす。

登壇したのは『Overwatch』の巨大コミュニティ「Cosmic Knight Japan」のリーダー・addOne氏と、『大乱闘スマッシュブラザーズ』の大会「ウメブラ」を主催し、自らも強豪ピーチ使いであるTeam GRAPHT所属プロゲーマー・うめき氏。そこにサイコパス堀川氏と、電通の菊地英雄氏がモデレーターとして参加した。



コミュニティを主催するに至った経緯から、『Overwatch』『大乱闘スマッシュブラザーズ』の世界における日本の立ち位置、今後ゲームメーカーやスポンサードをする企業へ望むことなど、現実的な話題にもどんどん切り込んでいく。日本の『Overwatch』はまだまだ発展途上で、基礎を固めていきたいと語るaddOne氏が印象的だった。

DJステージとブレイクタイムを挟み、メインイベントの紅白戦へ。一般参加者に加えDISTRICT81 Gamingの華古選手やmeromi選手、同育成枠のおーたむ選手、先程のトークでも活躍したaddOne氏も参加。



ほぼ毎ゲームフルセットになる拮抗した試合だったが、結果は華古選手やaddOne氏を擁するチームの3連勝。勝利チームにはゲーミングデバイス等の賞品が贈られた。


こうして、盛況のうちに幕を閉じた今回の「eSports Conference」。eSports業界と同様、まだまだ発展途上のイベントながら、ユーザー主導の自由な雰囲気やプロと一緒に垣根なく楽しめる開放感に熱が感じられた。

次回は8月31日(金)を予定しているとのこと。このちょっと大人のeSportsイベントにぜひ足を運んでみてほしい。

■関連リンク
eSports Conference
http://eventregist.com/p/eSportsConference
DISTRICT81 Gaming
https://district81gaming.com/
DISTRICT81 Gaming Twitter
https://twitter.com/d81gaming

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