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「ストリートファイターリーグ 2022 グランドファイナル」覚悟を決めたカワノ選手の攻略を解説!【ストーム久保のプロ格闘ゲーマーのゲンバから! 第49回】
GAMERS ZONEをご覧のみなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
2023年の抱負は「継続すること」、広島TEAM iXA所属 ストーム久保です。
2023年も連載「ストーム久保のプロ格闘ゲーマーのゲンバから!」を続けられることをとても嬉しく思います。
しかし、去年は執筆が疎かになっていたと反省しなくてはいけません。言い訳になってしまいますが、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」(以下、「SFL2022」)の練習や仕事で多忙ゆえに、なかなか執筆作業に使うエネルギーをひねり出すことができませんでした……。
そんな状況でも、編集の方にサポートしてもらえたおかげで、2022年は休むことなくやり遂げられたことを感謝しています。今年はたとえ忙しくなっても、この連載を私が続けている意味である「プロシーンのゲンバをみなさんに紹介する」ことができるように体も執筆力も鍛えていく所存です。
今年もストーム久保をよろしくお願いいたします!
さて、今回のコラムでは、2023年1月21日に有明TFTホールにて開催された「SFL2022 グランドファイナル」を振り返ってみたいと思います。
前半は「グランドファイナル」開催前の話、後半はゲスト解説を務めさせていただいた「グランドファイナル」当日と開催後の感想をまとめてみました。2022年中旬から続いてきた「SFL2022」に関する記事も、いよいよ今回が最終回。良ければ最後までご覧ください。
ちなみに現在YouTubeにて、「SFL2022 グランドファイナル」のアーカイブ動画が無料公開されています。
まず初めに、今回の「グランドファイナル」の流れを説明していきましょう。
「SFL2022 グランドファイナル」は、リーグ本節を1位通過した特権でシード枠を得た「Good 8 Squad」(以下、G8S)。そしてプレイオフで勝ち上がった「名古屋OJA BODY STAR Mildom」(以下、名古屋OJA)と「Saishunkan Sol 熊本」(以下、熊本)の計3チームがトーナメントで競い合います。
最初に準決勝戦として、「名古屋OJA」と「熊本」が対戦。勝利した方のチームが「G8S」と決勝戦を行う流れです。
そして優勝したチームには、日本最強チームの称号と賞金500万円に加えて、副賞として2月18日~19日に開催が予定されている「ワールドチャンピオンシップ」に参加できる権利が贈られます。
この「ワールドチャンピオンシップ」というのは、北米のリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-US 2022」と、ヨーロッパのリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-EUROPE 2022」、そして、日本のリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」の3つでそれぞれ優勝したチームがハリウッドに集結して、世界最強チームを決めるイベントとなっています。
つまり、「グランドファイナル」で優勝すれば富と名声と、世界への挑戦権を得られるのです。そんな重要なイベントにまさか、ゲストとして私が呼ばれたのには驚きました。
もしかすると「SFL2022」の本節中に場を荒らした功績が運営の方々に評価されたのかもしれませんね。正規ルートではありませんが、「グランドファイナル」の舞台に立たせてもらえるのは光栄の至り。慣れない解説としての役割でしたが、何とかこなせるように頑張った次第です。
ただ、衣装がタキシードとは想定外でした……。
共演者のみなさまからは「コメディアンおるな」「集金しに来た人」「マジシャン?」と高い評価を得られたので良しとしましょう。
私はこれまでいくつものイベントに出演してきた経験から、大舞台でも緊張しない自信がありました。しかし、控室でタキシードを身につけた瞬間にそれは間違いだったと気がつきました。
タキシードという衣装が特別感を演出したからなのか、会場にいらっしゃったお客さんの多さからなのか。準備段階からものすごい緊張感に襲われ、舞台袖で待機している時なんてずっとソワソワしっぱなし。しまいには、舞台に上がった時に緊張のピークが来たようで足の震えが止まらなくなりました。
しかし、ゲストの私がこんなに緊張しているのなら、試合に挑む選手達の心境はこんなものではないはず! そういう心持ちで何とか緊張を受け入れて、自分の役割を務めた次第です。
ここからは、「グランドファイナル」のネタバレが含まれます。まだ結果を見ていない方は、現在YouTubeで無料公開されているので先にご覧いただけるといいかと思います。
「グランドファイナル」の試合を通しで見て、私は「格闘ゲームもついにここまで到達したのか」と腕を組んで唸っていました。解説でもプレイヤーでもなく、1人の格闘ゲームファンとして感動している自分がいました。
中でも声を大にして語りたいのは、決勝戦でカワノ選手がルークを使用したことについて、です。
2023年の抱負は「継続すること」、広島TEAM iXA所属 ストーム久保です。
2023年も連載「ストーム久保のプロ格闘ゲーマーのゲンバから!」を続けられることをとても嬉しく思います。
しかし、去年は執筆が疎かになっていたと反省しなくてはいけません。言い訳になってしまいますが、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」(以下、「SFL2022」)の練習や仕事で多忙ゆえに、なかなか執筆作業に使うエネルギーをひねり出すことができませんでした……。
そんな状況でも、編集の方にサポートしてもらえたおかげで、2022年は休むことなくやり遂げられたことを感謝しています。今年はたとえ忙しくなっても、この連載を私が続けている意味である「プロシーンのゲンバをみなさんに紹介する」ことができるように体も執筆力も鍛えていく所存です。
今年もストーム久保をよろしくお願いいたします!
さて、今回のコラムでは、2023年1月21日に有明TFTホールにて開催された「SFL2022 グランドファイナル」を振り返ってみたいと思います。
前半は「グランドファイナル」開催前の話、後半はゲスト解説を務めさせていただいた「グランドファイナル」当日と開催後の感想をまとめてみました。2022年中旬から続いてきた「SFL2022」に関する記事も、いよいよ今回が最終回。良ければ最後までご覧ください。
ちなみに現在YouTubeにて、「SFL2022 グランドファイナル」のアーカイブ動画が無料公開されています。
想像以上に大きかった「SFL グランドファイナル」のオフライン会場の熱気
まず初めに、今回の「グランドファイナル」の流れを説明していきましょう。
「SFL2022 グランドファイナル」は、リーグ本節を1位通過した特権でシード枠を得た「Good 8 Squad」(以下、G8S)。そしてプレイオフで勝ち上がった「名古屋OJA BODY STAR Mildom」(以下、名古屋OJA)と「Saishunkan Sol 熊本」(以下、熊本)の計3チームがトーナメントで競い合います。
最初に準決勝戦として、「名古屋OJA」と「熊本」が対戦。勝利した方のチームが「G8S」と決勝戦を行う流れです。
そして優勝したチームには、日本最強チームの称号と賞金500万円に加えて、副賞として2月18日~19日に開催が予定されている「ワールドチャンピオンシップ」に参加できる権利が贈られます。
この「ワールドチャンピオンシップ」というのは、北米のリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-US 2022」と、ヨーロッパのリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-EUROPE 2022」、そして、日本のリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」の3つでそれぞれ優勝したチームがハリウッドに集結して、世界最強チームを決めるイベントとなっています。
つまり、「グランドファイナル」で優勝すれば富と名声と、世界への挑戦権を得られるのです。そんな重要なイベントにまさか、ゲストとして私が呼ばれたのには驚きました。
もしかすると「SFL2022」の本節中に場を荒らした功績が運営の方々に評価されたのかもしれませんね。正規ルートではありませんが、「グランドファイナル」の舞台に立たせてもらえるのは光栄の至り。慣れない解説としての役割でしたが、何とかこなせるように頑張った次第です。
ただ、衣装がタキシードとは想定外でした……。
共演者のみなさまからは「コメディアンおるな」「集金しに来た人」「マジシャン?」と高い評価を得られたので良しとしましょう。
私はこれまでいくつものイベントに出演してきた経験から、大舞台でも緊張しない自信がありました。しかし、控室でタキシードを身につけた瞬間にそれは間違いだったと気がつきました。
タキシードという衣装が特別感を演出したからなのか、会場にいらっしゃったお客さんの多さからなのか。準備段階からものすごい緊張感に襲われ、舞台袖で待機している時なんてずっとソワソワしっぱなし。しまいには、舞台に上がった時に緊張のピークが来たようで足の震えが止まらなくなりました。
しかし、ゲストの私がこんなに緊張しているのなら、試合に挑む選手達の心境はこんなものではないはず! そういう心持ちで何とか緊張を受け入れて、自分の役割を務めた次第です。
ここからは、「グランドファイナル」のネタバレが含まれます。まだ結果を見ていない方は、現在YouTubeで無料公開されているので先にご覧いただけるといいかと思います。
「わかってくれ」とは言わないが、決勝戦について聞いてほしいこと
「グランドファイナル」の試合を通しで見て、私は「格闘ゲームもついにここまで到達したのか」と腕を組んで唸っていました。解説でもプレイヤーでもなく、1人の格闘ゲームファンとして感動している自分がいました。
中でも声を大にして語りたいのは、決勝戦でカワノ選手がルークを使用したことについて、です。
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