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「ストリートファイターリーグ 2022」前半戦の反省文を見てほしい! チームリーダー久保の失敗【ストーム久保のプロ格闘ゲーマーのゲンバから! 第47回】
GAMERS ZONEをご覧のみなさま、どうも! 広島TEAM iXA所属 ストーム久保です。
現在開催中のCAPCOM公式リーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」(以下、「SFL2022」)における広島TEAM iXA(以下、広島iXA)の戦績は、圧倒的なポイント差でぶっちぎりの最下位に位置しています。
▲2022年11月28日現在のランキング。ぱっと見でもわかるくらい厳しい
さらに私個人の成績も0勝でしたが……
▲板橋ザンギエフ選手に対して、前半戦でのリベンジを果たしました
第11節目にして、念願の初勝利! この1勝を得るために寝れない日々を過ごしてきました。
とはいえ、こんな体たらくでいったいどんな記事を書けばいいのか? チームとしての勝利の報告はなかなかできず、戦略の話もしづらい苦しい状況になっています……。長い間連載させてもらってきたコラムですが、こんなに執筆するのを憂鬱に感じたことはありません。
そんな現実から逃げるように最近はお酒を飲む量が増えたのですが、飲み続けていくうちにひとつ気づいたことがあります。
「苦しいなら、吐いちゃえばいいじゃないか!」
ということで、今回の記事では「SFL2022」の前半戦で見つかった反省点を吐き出させていただきます。
まず「SFL2022」が始まった当初、広島iXAには本当の意味でのリーダーがいませんでした。もちろんチームリーダーとして私が登録されていましたが、リーダーとしての役割を果たしていない肩書きだけの存在だったと思います。リーダーの指示の元にメンバーが動くというよりかは、メンバー全員が平等に意見を出し合って、各々の状況を考慮しながらオーダーや戦略を決めようとしていました。
しかし、その方針が良くなかったと今では反省しています。長い反省文ですが、よければ最後まで読んでいってください。
なぜ、久保はチームリーダーとしての動きをしていなかったのか。
理由は、自分よりも年上で格闘ゲーム歴が長いメンバーがいたことに甘えてしまっていたからです。特にドラフト会議で加入してもらったクラッシャーさんは、私よりも格闘ゲーム歴が長く、社会人としても立派な人です。
スタートの時点で、持ち前の責任感から、動かない久保の代わりにリーダーの役をやってくれたので、その姿勢にすっかり甘えてしまいました。
しかし、クラッシャーさんは普段仕事をしているので、隙間時間に練習をするハードな日々を送っています。練習時間を確保するのも大変な上に、戦略やオーダーを練るなんて体がいくつあっても足りません。私が動かなかったばかりに負担が増えて、つらい状況になっていたクラッシャーさんを見てようやく目覚めます。そもそも、広島iXAで唯一専業の選手である私がちゃんとチームを動かすべきでした……。
年齢や歴の差に甘えず、遠慮もせずにリーダーとしてオーバーや戦略、練習の指示を出す。判断を下したら、その後はメンバーには安心して試合に集中してもらうために責任や負担、引き受けられる部分を増やす。そのために、考えもやり方も変える必要がありました。
▲“リーダーとは”、それを理解するのにずいぶん時間がかかりました
現在開催中のCAPCOM公式リーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」(以下、「SFL2022」)における広島TEAM iXA(以下、広島iXA)の戦績は、圧倒的なポイント差でぶっちぎりの最下位に位置しています。
▲2022年11月28日現在のランキング。ぱっと見でもわかるくらい厳しい
さらに私個人の成績も0勝でしたが……
▲板橋ザンギエフ選手に対して、前半戦でのリベンジを果たしました
第11節目にして、念願の初勝利! この1勝を得るために寝れない日々を過ごしてきました。
とはいえ、こんな体たらくでいったいどんな記事を書けばいいのか? チームとしての勝利の報告はなかなかできず、戦略の話もしづらい苦しい状況になっています……。長い間連載させてもらってきたコラムですが、こんなに執筆するのを憂鬱に感じたことはありません。
そんな現実から逃げるように最近はお酒を飲む量が増えたのですが、飲み続けていくうちにひとつ気づいたことがあります。
「苦しいなら、吐いちゃえばいいじゃないか!」
ということで、今回の記事では「SFL2022」の前半戦で見つかった反省点を吐き出させていただきます。
まず「SFL2022」が始まった当初、広島iXAには本当の意味でのリーダーがいませんでした。もちろんチームリーダーとして私が登録されていましたが、リーダーとしての役割を果たしていない肩書きだけの存在だったと思います。リーダーの指示の元にメンバーが動くというよりかは、メンバー全員が平等に意見を出し合って、各々の状況を考慮しながらオーダーや戦略を決めようとしていました。
しかし、その方針が良くなかったと今では反省しています。長い反省文ですが、よければ最後まで読んでいってください。
対戦格闘ゲームのチーム戦における“リーダー”とは?
なぜ、久保はチームリーダーとしての動きをしていなかったのか。
理由は、自分よりも年上で格闘ゲーム歴が長いメンバーがいたことに甘えてしまっていたからです。特にドラフト会議で加入してもらったクラッシャーさんは、私よりも格闘ゲーム歴が長く、社会人としても立派な人です。
スタートの時点で、持ち前の責任感から、動かない久保の代わりにリーダーの役をやってくれたので、その姿勢にすっかり甘えてしまいました。
しかし、クラッシャーさんは普段仕事をしているので、隙間時間に練習をするハードな日々を送っています。練習時間を確保するのも大変な上に、戦略やオーダーを練るなんて体がいくつあっても足りません。私が動かなかったばかりに負担が増えて、つらい状況になっていたクラッシャーさんを見てようやく目覚めます。そもそも、広島iXAで唯一専業の選手である私がちゃんとチームを動かすべきでした……。
年齢や歴の差に甘えず、遠慮もせずにリーダーとしてオーバーや戦略、練習の指示を出す。判断を下したら、その後はメンバーには安心して試合に集中してもらうために責任や負担、引き受けられる部分を増やす。そのために、考えもやり方も変える必要がありました。
▲“リーダーとは”、それを理解するのにずいぶん時間がかかりました
不安が絶えない“職場”を変えなければ
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