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ついに世界最強が決定!「CAPCOM CUP IX」と「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」結果速報
株式会社カプコンは、2023年2月20日に行われた「CAPCOM CUP IX Top16~決勝」の試合速報を発表。BANDITS | MENARD選手が優勝に輝いた。
また、2月19日に行われた「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」では、決勝トーナメントの結果、日本代表チーム「Good 8 Squad」が見事チャンピオンとなった。
世界中から集結した代表選手47名による苛烈なグループ予選。さらにそれを勝ち抜いた猛者16名による決勝トーナメント。これらを見事勝ち抜き、BANDITS | MENARD選手が2022年シーズンの覇者となった。
「CAPCOM CUP 2017」を制し、『ストリートファイターV』の総決算となる本大会で再び王者に輝いた。BANDITS | MENARD選手には優勝賞金12万ドル(約1500万円※)が贈られた。
また、来シーズンの「CAPCOM Pro Tour 2023」は2023年6月2日発売予定のシリーズ最新作『ストリートファイター6』で開催となる。
最新作となる「ストリートファイター6」発売を記念するべく、来シーズンは特別に、「CAPCOM Pro Tour 2023」の総決算となる大会「CAPCOM CUP X」の優勝賞金は100万ドル(約1億3000万円※)。「CAPCOM Pro Tour 2023」および「CAPCOM CUP X」は、賞金総額200万ドル(約2億6000万円※)以上で開催する。
※1ドル=130円として算出
▼「CAPCOM CUP IX Top16 ~ 決勝」アーカイブ視聴はこちら
YouTube: https://youtube.com/live/l02q-B6Nvlg
Twitch: https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
公式サイトはこちら
https://sf.esports.capcom.com/sp/cpt/
2月19日に行われた「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」では、各地域のリーグを制した代表チーム同士の激闘に遂に決着がついた。
▼アーカイブご視聴はこちら
■「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022 予選」
YouTube: https://youtube.com/live/WC8Mjx2ssdI
Twitch: https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
■「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022 決勝」
YouTube: https://youtube.com/live/8hPBgf4INgo
Twitch: https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
先鋒戦・中堅戦・大将戦・延長戦を1セットとし、先に2セットを先取したチームの勝利。
先鋒・中堅戦は10ポイント、大将戦は20ポイント獲得。大将戦終了時にポイントが並んだ場合は延長戦を実施。延長戦は5ポイントを獲得、1セットごとに獲得ポイントの高いチームがセット獲得となる。
予選2位チームは「ホーム&アウェイ」ルールの恩恵を最大限受けることができ、1セット目をホーム側でスタート出来る。そして、セット終了ごとにホームとアウェイが入れ替わる。
準決勝 セット1:ホーム「Good 8 Squad」vs「MOUZ」アウェイ
■準決勝 SET1 先鋒戦:ガチくん選手(ラシード) vs BROSKI選手(オロ)
グランドファイナルのオープニングマッチ。序盤、BROSKI選手が体力リードを作るものの、ガチくん選手は一瞬の隙を見逃さずに怒涛の攻めを展開。画面端を維持し続け、1BATTLEを先取した。BATTLE目では、BROSKI選手はオロのVトリガーII「天狗乱石」を用いたコンボで抵抗、しかしガチくん選手は上手く凌ぎ、ストレートで先鋒戦を制した。
■準決勝 SET1 中堅戦:どぐら選手(ベガ) vs THE4PHILZZ選手(ファルケ)
1BATTLE目はどぐら選手の確認精度が光り、THE4PHILZZ選手を画面端にじりじりと追い詰めていき勝利。2BATTLE目はHE4PHILZZ選手のファルケの立ち中キックをヒットさせる間合いを上手く取り続け、勝利。3BATTLE目はどぐら選手の読み合いの上手さが特に機能し、THE4PHILZZ選手を凌駕。どぐら選手が2-1で中堅戦を制した。
■準決勝 SET1 大将戦:ぷげら選手(バイソン) vs PROBLEM X選手(ベガ)
大将戦は全体を通して間合い管理の戦いとなった。両者共に当てたい技の間合いを管理しながら相手の行動を読み合う世界大会に相応しい高度な試合が繰り広げられる。その中でもバイソンの「ダッシュストレート」や「スクリュースマッシュ」を正確にヒットさせる精度の高さをぷげら選手が存分に発揮、PROBLEM X選手もなんとか抵抗を試みるも、ぷげら選手が3-1で勝ち切った。SET1はGood 8 Squadが先取した。
準決勝 セット2:ホーム「MOUZ」vs「Good 8 Squad」アウェイ
■準決勝 SET2 先鋒戦:BROSKI選手(オロ) vs どぐら選手(ベガ)
もう後には引けない「MOUZ」が先鋒戦に送り出したのはBROSKI選手のオロ。読み合いに負けてしまう局面が多かったものの、無敵技暴れや対空を起点にリターンの大きい行動をとり続けBROSKI選手が1BATTLE目を先取した。だが、どぐら選手は流れを掴ませなかった。1BATTLE目から見せ続けていた読み合いの鋭さをプレッシャーに攻めに緩急をつける立ち回りを展開。2BATTLE、3BATTLEを連取し、2-1でどぐら選手が勝利した。前日に行われた予選で敗北してしまった雪辱を果たす試合となった。
■準決勝 SET2 中堅戦:PROBLEM X選手(アレックス) vs ガチくん選手(ラシード)
ガチくん選手はラシードの「ワールウインド・ショット」を起点とする攻めを展開。画面端に追い込み、1BATTLE目を先取した。続く2BATTLE目、PROBLEM X選手も何とか反撃を試み、1ラウンドを獲得することができたものの、ガチくん選手は集中力を切らさずに対応。2-0でガチくん選手が勝利し、ぷげら選手に勝利へのバトンを繋いだ。
■準決勝 SET2 大将戦:SHAKZ選手(ララ) vs ぷげら選手(バイソン)
距離を取って間合いを管理したいぷげら選手のバイソンに対し、SHAKZ選手はララの「サンダークラップ」を起点に攻め続ける立ち回りを展開。ぷげら選手は徐々に画面端に追い込まれていき、SHAKZ選手が1BATTLEを先取した。ぷげら選手もなんとか反撃し2BATTLEを取得するも、全体を通してSHAKZ選手が有利に立ち回り3-1でSHAKZ選手が勝利。「MOUZ」はなんとか延長戦へ持ち込むことができた。
■準決勝 SET2 延長戦:SHAKZ選手(ララ) vs ガチくん選手(ラシード)
MOUZはSHAKZ選手に、「Good 8 Squad」はガチくん選手にチームの命運を託した。1本先取となる延長戦では両者覚悟を決めたとうかがえる攻めの姿勢を見せた。ガチくん選手はラシードの「ワールウインド・ショット」を起点にSHAKZ選手のララを画面端へと追い詰めていく。SHAKZ選手も反撃するもののガチくん選手が読み勝ち、「EXスピニング・ミキサー」を当て最大のチャンスを作る。画面端へとSHAKZ選手を追い込み、投げを誘いすかさずカウンター。ガチくん選手が延長戦を制した。
日本代表「Good 8 Squad」はヨーロッパリーグを勝ち上がった強豪「MOUZ」から2セットを勝ち取り、決勝戦に駒を進めた。
決勝戦も準決勝と同じく、先鋒戦・中堅戦・大将戦・延長戦を1セットとし、先に2セットを先取したチームの勝利。
先鋒・中堅戦は10ポイント、大将戦は20ポイント獲得。大将戦終了時にポイントが並んだ場合は延長戦を実施。延長戦は5ポイントを獲得、1セットごとに獲得ポイントの高いチームがセット獲得となる。
決勝戦は予選1位の「UYU」が1セット目をホーム側でスタート出来る。そして、セット終了ごとにホームとアウェイが入れ替わる。
決勝戦 SET1:ホーム「UYU」vs「Good 8 Squad」アウェイ
■決勝戦 SET1 先鋒戦:XIAN選手(セス) vs カワノ選手(コーリン)
決勝初戦はEVO優勝経験者二名の試合となった。序盤はXIAN選手の天才的な技打ちでカワノ選手を追い詰めていく。セスのVトリガーII「丹田マニューバ」からクリティカルアーツ「丹田ディストーション」へとコンボを繋げ、1BATTLE目を先取した。しかし、カワノ選手は全く気後れを見せない。カワノ選手の代名詞とも言える差し返しを軸に、2BATTLE、3BATTLE目を連取。カワノ選手が2-1で逆転勝利を果たした。
■決勝戦 SET1 中堅戦:DCQ選手(ユリアン) vs どぐら選手(ベガ)
途中どぐら選手が体力最大のままDCQ選手の体力をドットまで追い込んでいくものの、DCQ選手はそこから逆転する胆力を見せつけるというシーンもあった。全体として読み合いに勝ち続けたDCQ選手が2-0で勝利。追い込むことはできるが勝ち切れないというDCQ選手の強さの一端が垣間見れる試合となった。
■決勝戦 SET1 大将戦:NL選手(ルーク) vs ガチくん選手(ラシード)
「力のNL」その二つ名にふさわしい大将戦が展開された。的確なカウンターヒット、ヒット確認精度の高さ、ガチくん選手がNL選手の動きに対応したかと思えばその上を行く立ち回りをするなど、圧倒的な立ち回りを見せつけ、3-0でNL選手が勝利した。
UYUがホーム側のアドバンテージを最大限に活用し、1歩先制してSET2へと突入した。
決勝戦 SET2:ホーム「Good 8 Squad」vs「UYU」アウェイ
■決勝戦 SET2 先鋒戦:ぷげら選手(バイソン) vs NL選手(ルーク)
SET1で圧倒的な力を発揮したNL選手が先鋒戦に登場するというUYUの総合力の高さがうかがえるSET2の幕開けとなった。SET1でも見せたNL選手の差し返しにぷげら選手は上手く対応し1BATTLE目を取得。しかしながらNL選手も2BATTLE目は体力差を作ってからルークのVトリガーI「レンジアームズ」、「ロックブレイカー」を軸に立ち回ることでぷげら選手を追い詰め、NL選手が追いつく。
3BATTLE目はフルセット・フルラウンドにまで及ぶ大激戦となったが、勝負を決したのはルークのクリティカルアーツ「イレイザー」をぷげら選手がガードしたことであった。そこからリターンの大きいコンボで反撃し、2-1でぷげら選手が勝利した。
■決勝戦 SET2 中堅戦:ガチくん選手(ラシード) vs OIL KING選手(セス)
OIL KING選手のセスを迎え撃つはガチくん選手のラシード。セスの「アナイアレトソード」などでガチくん選手の攻撃を誘う動きを見せるものの、ガチくん選手は付き合わずに丁寧に対処し、自身の攻めを通す動きを徹底。1BATTLE、2BATTLEを連取し、ガチくん選手が2-0で勝利した。
■決勝戦 SET2 大将戦:カワノ選手(ルーク) vs DCQ選手(ユリアン)
カワノ選手の時間の使い方の上手さが光る1BATTLE、2BATTLE目であった。体力有利を作り、DCQ選手を焦らせることでユリアンのVトリガーI「エイジスリフレクター」を有利に発動させないことでカワノ選手が勝ち切った。運命の3BATTLE目、ユリアンの猛攻に画面端に追い込まれてしまったカワノ選手だったが上手く凌ぎきって反撃。最後はルークの「サーモバリック」でDCQ選手を撃破。3-0でカワノ選手が圧勝した。
決勝戦 SET3:ホーム「UYU」vs「Good 8 Squad」アウェイ
■決勝戦 SET3 先鋒戦:XIAN選手(セス) vs どぐら選手(ベガ)
「受けて凌いで往なす」どぐら選手は画面端に持ち込まれ、セスのVトリガーII「丹田マニューバ」でさらに追い打ちをかけられるも、上手く凌ぎ続け、ベガの「EXデビルリバース」などで往なし、1BATTLE目を取得した。しかしXIAN選手も強固などぐら選手の守りの隙を突くような技の差し合いを見せ、2BATTLE目を取得。続く3BATTLE目はどぐら選手が冷静にXIAN選手の攻めに対処していき、2-1でどぐら選手が勝利した。
■決勝戦 SET3 中堅戦:DCQ選手(ユリアン) vs ガチくん選手(ラシード)
ガチくん選手はユリアンの「メタリックスフィア」に対してラシードの「アサルト・ネイル」を使って立ち回るなど冷静にゲームメイクをしていく。対するDCQ選手もVトリガーI「エイジスリフレクター」を軸に攻めの姿勢を崩さない。しかし、ユリアンの「バイオレンスニードロップ」への対空など随所にガチくん選手の対策が見られ、2-1でガチくん選手が勝利した。流れを先鋒戦から繋いでいき、優勝へのバトンをカワノ選手へ託した。
■決勝戦 SET3 大将戦:NL選手(ルーク) vs カワノ選手(ルーク)
全てを決するSET3の大将戦。「力のNL」と「技のカワノ」がぶつかり合うマッチとなった。両者ともにルークを選択するミラーマッチが展開。精度の高さが勝敗を決するとされるミラーマッチにおいて、互いに譲らぬ試合展開を見せた。1BATTLE目はカワノ選手が先取、2BATTLE目はNL選手が取得し返すとまさに一進一退の攻防。そして3BATTLE目、両者ラウンドを取得し3ラウンド目へ。お互いにほとんど同じ体力差の中、勝負を決したのはカワノ選手が後ろ投げを通し、NL選手を画面端に追い込んだことであった。そのまま有利を維持してカワノ選手が3BATTLE目を取得した。運命の最終BATTLE、両者持てる力を全て発揮し互いにラウンドを取得、最終ラウンドを迎えた。均衡する戦いの中で勝負を決めたのはカワノ選手だった。チームメイトの想いを繋ぎ、若手選手が「Good 8 Squad」に優勝をもたらした。
決勝トーナメントの結果、日本代表の「Good 8 Squad」が見事「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」のチャンピオンとなった。
優勝した「Good 8 Squad」にはプライズサポーティングパートナーである太陽ホールディングス株式会社様より、優勝賞金8万ドル(約1000万円※)が贈られた。また2位「UYU」には4万ドル(約500万円※)が、3位「MOUZ」には3万ドル(約390万円※)がそれぞれ贈られた。
※1ドル=130円として算出
『ストリートファイターV』
https://www.capcom.co.jp/sfv/
『ストリートファイター6』
https://www.streetfighter.com/6/
また、2月19日に行われた「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」では、決勝トーナメントの結果、日本代表チーム「Good 8 Squad」が見事チャンピオンとなった。
「CAPCOM CUP IX」2022年シーズンの覇者はBANDITS | MENARD選手!
世界中から集結した代表選手47名による苛烈なグループ予選。さらにそれを勝ち抜いた猛者16名による決勝トーナメント。これらを見事勝ち抜き、BANDITS | MENARD選手が2022年シーズンの覇者となった。
「CAPCOM CUP 2017」を制し、『ストリートファイターV』の総決算となる本大会で再び王者に輝いた。BANDITS | MENARD選手には優勝賞金12万ドル(約1500万円※)が贈られた。
また、来シーズンの「CAPCOM Pro Tour 2023」は2023年6月2日発売予定のシリーズ最新作『ストリートファイター6』で開催となる。
最新作となる「ストリートファイター6」発売を記念するべく、来シーズンは特別に、「CAPCOM Pro Tour 2023」の総決算となる大会「CAPCOM CUP X」の優勝賞金は100万ドル(約1億3000万円※)。「CAPCOM Pro Tour 2023」および「CAPCOM CUP X」は、賞金総額200万ドル(約2億6000万円※)以上で開催する。
※1ドル=130円として算出
▼「CAPCOM CUP IX Top16 ~ 決勝」アーカイブ視聴はこちら
YouTube: https://youtube.com/live/l02q-B6Nvlg
Twitch: https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
公式サイトはこちら
https://sf.esports.capcom.com/sp/cpt/
「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」日本代表チーム「Good 8 Squad」が世界最強に!
2月19日に行われた「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」では、各地域のリーグを制した代表チーム同士の激闘に遂に決着がついた。
▼アーカイブご視聴はこちら
■「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022 予選」
YouTube: https://youtube.com/live/WC8Mjx2ssdI
Twitch: https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
■「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022 決勝」
YouTube: https://youtube.com/live/8hPBgf4INgo
Twitch: https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
準決勝:予選2位「Good 8 Squad」vs 予選3位「MOUZ」
先鋒戦・中堅戦・大将戦・延長戦を1セットとし、先に2セットを先取したチームの勝利。
先鋒・中堅戦は10ポイント、大将戦は20ポイント獲得。大将戦終了時にポイントが並んだ場合は延長戦を実施。延長戦は5ポイントを獲得、1セットごとに獲得ポイントの高いチームがセット獲得となる。
予選2位チームは「ホーム&アウェイ」ルールの恩恵を最大限受けることができ、1セット目をホーム側でスタート出来る。そして、セット終了ごとにホームとアウェイが入れ替わる。
準決勝 セット1:ホーム「Good 8 Squad」vs「MOUZ」アウェイ
■準決勝 SET1 先鋒戦:ガチくん選手(ラシード) vs BROSKI選手(オロ)
グランドファイナルのオープニングマッチ。序盤、BROSKI選手が体力リードを作るものの、ガチくん選手は一瞬の隙を見逃さずに怒涛の攻めを展開。画面端を維持し続け、1BATTLEを先取した。BATTLE目では、BROSKI選手はオロのVトリガーII「天狗乱石」を用いたコンボで抵抗、しかしガチくん選手は上手く凌ぎ、ストレートで先鋒戦を制した。
■準決勝 SET1 中堅戦:どぐら選手(ベガ) vs THE4PHILZZ選手(ファルケ)
1BATTLE目はどぐら選手の確認精度が光り、THE4PHILZZ選手を画面端にじりじりと追い詰めていき勝利。2BATTLE目はHE4PHILZZ選手のファルケの立ち中キックをヒットさせる間合いを上手く取り続け、勝利。3BATTLE目はどぐら選手の読み合いの上手さが特に機能し、THE4PHILZZ選手を凌駕。どぐら選手が2-1で中堅戦を制した。
■準決勝 SET1 大将戦:ぷげら選手(バイソン) vs PROBLEM X選手(ベガ)
大将戦は全体を通して間合い管理の戦いとなった。両者共に当てたい技の間合いを管理しながら相手の行動を読み合う世界大会に相応しい高度な試合が繰り広げられる。その中でもバイソンの「ダッシュストレート」や「スクリュースマッシュ」を正確にヒットさせる精度の高さをぷげら選手が存分に発揮、PROBLEM X選手もなんとか抵抗を試みるも、ぷげら選手が3-1で勝ち切った。SET1はGood 8 Squadが先取した。
準決勝 セット2:ホーム「MOUZ」vs「Good 8 Squad」アウェイ
■準決勝 SET2 先鋒戦:BROSKI選手(オロ) vs どぐら選手(ベガ)
もう後には引けない「MOUZ」が先鋒戦に送り出したのはBROSKI選手のオロ。読み合いに負けてしまう局面が多かったものの、無敵技暴れや対空を起点にリターンの大きい行動をとり続けBROSKI選手が1BATTLE目を先取した。だが、どぐら選手は流れを掴ませなかった。1BATTLE目から見せ続けていた読み合いの鋭さをプレッシャーに攻めに緩急をつける立ち回りを展開。2BATTLE、3BATTLEを連取し、2-1でどぐら選手が勝利した。前日に行われた予選で敗北してしまった雪辱を果たす試合となった。
■準決勝 SET2 中堅戦:PROBLEM X選手(アレックス) vs ガチくん選手(ラシード)
ガチくん選手はラシードの「ワールウインド・ショット」を起点とする攻めを展開。画面端に追い込み、1BATTLE目を先取した。続く2BATTLE目、PROBLEM X選手も何とか反撃を試み、1ラウンドを獲得することができたものの、ガチくん選手は集中力を切らさずに対応。2-0でガチくん選手が勝利し、ぷげら選手に勝利へのバトンを繋いだ。
■準決勝 SET2 大将戦:SHAKZ選手(ララ) vs ぷげら選手(バイソン)
距離を取って間合いを管理したいぷげら選手のバイソンに対し、SHAKZ選手はララの「サンダークラップ」を起点に攻め続ける立ち回りを展開。ぷげら選手は徐々に画面端に追い込まれていき、SHAKZ選手が1BATTLEを先取した。ぷげら選手もなんとか反撃し2BATTLEを取得するも、全体を通してSHAKZ選手が有利に立ち回り3-1でSHAKZ選手が勝利。「MOUZ」はなんとか延長戦へ持ち込むことができた。
■準決勝 SET2 延長戦:SHAKZ選手(ララ) vs ガチくん選手(ラシード)
MOUZはSHAKZ選手に、「Good 8 Squad」はガチくん選手にチームの命運を託した。1本先取となる延長戦では両者覚悟を決めたとうかがえる攻めの姿勢を見せた。ガチくん選手はラシードの「ワールウインド・ショット」を起点にSHAKZ選手のララを画面端へと追い詰めていく。SHAKZ選手も反撃するもののガチくん選手が読み勝ち、「EXスピニング・ミキサー」を当て最大のチャンスを作る。画面端へとSHAKZ選手を追い込み、投げを誘いすかさずカウンター。ガチくん選手が延長戦を制した。
日本代表「Good 8 Squad」はヨーロッパリーグを勝ち上がった強豪「MOUZ」から2セットを勝ち取り、決勝戦に駒を進めた。
決勝戦:予選1位「UYU」vs 準決勝勝利「Good 8 Squad」
決勝戦も準決勝と同じく、先鋒戦・中堅戦・大将戦・延長戦を1セットとし、先に2セットを先取したチームの勝利。
先鋒・中堅戦は10ポイント、大将戦は20ポイント獲得。大将戦終了時にポイントが並んだ場合は延長戦を実施。延長戦は5ポイントを獲得、1セットごとに獲得ポイントの高いチームがセット獲得となる。
決勝戦は予選1位の「UYU」が1セット目をホーム側でスタート出来る。そして、セット終了ごとにホームとアウェイが入れ替わる。
決勝戦 SET1:ホーム「UYU」vs「Good 8 Squad」アウェイ
■決勝戦 SET1 先鋒戦:XIAN選手(セス) vs カワノ選手(コーリン)
決勝初戦はEVO優勝経験者二名の試合となった。序盤はXIAN選手の天才的な技打ちでカワノ選手を追い詰めていく。セスのVトリガーII「丹田マニューバ」からクリティカルアーツ「丹田ディストーション」へとコンボを繋げ、1BATTLE目を先取した。しかし、カワノ選手は全く気後れを見せない。カワノ選手の代名詞とも言える差し返しを軸に、2BATTLE、3BATTLE目を連取。カワノ選手が2-1で逆転勝利を果たした。
■決勝戦 SET1 中堅戦:DCQ選手(ユリアン) vs どぐら選手(ベガ)
途中どぐら選手が体力最大のままDCQ選手の体力をドットまで追い込んでいくものの、DCQ選手はそこから逆転する胆力を見せつけるというシーンもあった。全体として読み合いに勝ち続けたDCQ選手が2-0で勝利。追い込むことはできるが勝ち切れないというDCQ選手の強さの一端が垣間見れる試合となった。
■決勝戦 SET1 大将戦:NL選手(ルーク) vs ガチくん選手(ラシード)
「力のNL」その二つ名にふさわしい大将戦が展開された。的確なカウンターヒット、ヒット確認精度の高さ、ガチくん選手がNL選手の動きに対応したかと思えばその上を行く立ち回りをするなど、圧倒的な立ち回りを見せつけ、3-0でNL選手が勝利した。
UYUがホーム側のアドバンテージを最大限に活用し、1歩先制してSET2へと突入した。
決勝戦 SET2:ホーム「Good 8 Squad」vs「UYU」アウェイ
■決勝戦 SET2 先鋒戦:ぷげら選手(バイソン) vs NL選手(ルーク)
SET1で圧倒的な力を発揮したNL選手が先鋒戦に登場するというUYUの総合力の高さがうかがえるSET2の幕開けとなった。SET1でも見せたNL選手の差し返しにぷげら選手は上手く対応し1BATTLE目を取得。しかしながらNL選手も2BATTLE目は体力差を作ってからルークのVトリガーI「レンジアームズ」、「ロックブレイカー」を軸に立ち回ることでぷげら選手を追い詰め、NL選手が追いつく。
3BATTLE目はフルセット・フルラウンドにまで及ぶ大激戦となったが、勝負を決したのはルークのクリティカルアーツ「イレイザー」をぷげら選手がガードしたことであった。そこからリターンの大きいコンボで反撃し、2-1でぷげら選手が勝利した。
■決勝戦 SET2 中堅戦:ガチくん選手(ラシード) vs OIL KING選手(セス)
OIL KING選手のセスを迎え撃つはガチくん選手のラシード。セスの「アナイアレトソード」などでガチくん選手の攻撃を誘う動きを見せるものの、ガチくん選手は付き合わずに丁寧に対処し、自身の攻めを通す動きを徹底。1BATTLE、2BATTLEを連取し、ガチくん選手が2-0で勝利した。
■決勝戦 SET2 大将戦:カワノ選手(ルーク) vs DCQ選手(ユリアン)
カワノ選手の時間の使い方の上手さが光る1BATTLE、2BATTLE目であった。体力有利を作り、DCQ選手を焦らせることでユリアンのVトリガーI「エイジスリフレクター」を有利に発動させないことでカワノ選手が勝ち切った。運命の3BATTLE目、ユリアンの猛攻に画面端に追い込まれてしまったカワノ選手だったが上手く凌ぎきって反撃。最後はルークの「サーモバリック」でDCQ選手を撃破。3-0でカワノ選手が圧勝した。
決勝戦 SET3:ホーム「UYU」vs「Good 8 Squad」アウェイ
■決勝戦 SET3 先鋒戦:XIAN選手(セス) vs どぐら選手(ベガ)
「受けて凌いで往なす」どぐら選手は画面端に持ち込まれ、セスのVトリガーII「丹田マニューバ」でさらに追い打ちをかけられるも、上手く凌ぎ続け、ベガの「EXデビルリバース」などで往なし、1BATTLE目を取得した。しかしXIAN選手も強固などぐら選手の守りの隙を突くような技の差し合いを見せ、2BATTLE目を取得。続く3BATTLE目はどぐら選手が冷静にXIAN選手の攻めに対処していき、2-1でどぐら選手が勝利した。
■決勝戦 SET3 中堅戦:DCQ選手(ユリアン) vs ガチくん選手(ラシード)
ガチくん選手はユリアンの「メタリックスフィア」に対してラシードの「アサルト・ネイル」を使って立ち回るなど冷静にゲームメイクをしていく。対するDCQ選手もVトリガーI「エイジスリフレクター」を軸に攻めの姿勢を崩さない。しかし、ユリアンの「バイオレンスニードロップ」への対空など随所にガチくん選手の対策が見られ、2-1でガチくん選手が勝利した。流れを先鋒戦から繋いでいき、優勝へのバトンをカワノ選手へ託した。
■決勝戦 SET3 大将戦:NL選手(ルーク) vs カワノ選手(ルーク)
全てを決するSET3の大将戦。「力のNL」と「技のカワノ」がぶつかり合うマッチとなった。両者ともにルークを選択するミラーマッチが展開。精度の高さが勝敗を決するとされるミラーマッチにおいて、互いに譲らぬ試合展開を見せた。1BATTLE目はカワノ選手が先取、2BATTLE目はNL選手が取得し返すとまさに一進一退の攻防。そして3BATTLE目、両者ラウンドを取得し3ラウンド目へ。お互いにほとんど同じ体力差の中、勝負を決したのはカワノ選手が後ろ投げを通し、NL選手を画面端に追い込んだことであった。そのまま有利を維持してカワノ選手が3BATTLE目を取得した。運命の最終BATTLE、両者持てる力を全て発揮し互いにラウンドを取得、最終ラウンドを迎えた。均衡する戦いの中で勝負を決めたのはカワノ選手だった。チームメイトの想いを繋ぎ、若手選手が「Good 8 Squad」に優勝をもたらした。
決勝トーナメントの結果、日本代表の「Good 8 Squad」が見事「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2022」のチャンピオンとなった。
優勝した「Good 8 Squad」にはプライズサポーティングパートナーである太陽ホールディングス株式会社様より、優勝賞金8万ドル(約1000万円※)が贈られた。また2位「UYU」には4万ドル(約500万円※)が、3位「MOUZ」には3万ドル(約390万円※)がそれぞれ贈られた。
※1ドル=130円として算出
『ストリートファイターV』
https://www.capcom.co.jp/sfv/
『ストリートファイター6』
https://www.streetfighter.com/6/