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いま世界で最も盛り上がっているeスポーツゲーム(PC版)13選!【2022年版】

目次
  1. 「全世界で1000億円以上」というeスポーツ市場
  2. 無料で遊べる世界最大規模のeスポーツタイトル 『リーグ・オブ・レジェンド』(League of Legends)
  3. 2021年は賞金総額30億円超! 話題のビッグタイトル 『Dota 2』(ドータ 2)
  4. ライアットゲームズがおくる競技型FPSの新星 『VALORANT』(ヴァロラント)
  5. 『LoL』の世界観に基づいたカードゲーム 『Legends of Runeterra』(レジェンド・オブ・ルーンテラ)
  6. コマを配置して戦うストラテジーゲーム 『Teamfight Tactics』(チームファイトタクティクス)
  7. 実力第一主義の硬派な老舗FPS 『Counter-Strike:Global Offensive』(CS:GO)
  8. テロリストvs特殊部隊のドラマチックバトル 『レインボーシックス シージ』(Rainbow Six Siege)
  9. 多彩なキャラクターが織りなすヒーローバトル 『オーバーウォッチ』(Overwatch)
  10. 日本が世界に誇る元祖対戦格闘ゲーム 『ストリートファイターV』
  11. 無料バトロワ&クラフトで老若男女に人気 『フォートナイト』(Fortnite)
  12. バトルロイヤルゲームの草分け的存在 『PUBG: BATTLEGROUNDS』(PUBG)
  13. シンプルながら戦略性の高いカードゲームの金字塔 『ハースストーン』(Hearthstone)
  14. リアルスポーツを題材としたeスポーツタイトル 『FIFA』シリーズ
  15. まとめ

「全世界で1000億円以上」というeスポーツ市場

──この驚異的な数字は、総務省発行の「eスポーツ産業に関する調査研究報告書」による2020年におけるeスポーツの推定市場規模だ。2017年時点では700億円だったことから、その成長の速さには驚かされるばかりだ。

コンピューターゲーム作品を使用して人間同士が対決するeスポーツは、「eスポーツ元年」と呼ばれた2018年から国内でも話題性が急上昇。日本国内だけでみても、2020年のeスポーツ市場規模は66.8億円、2024年には180億円にものぼると推計されている。
(出典:ファミ通「日本国内におけるeスポーツ市場動向について、2020年の市場規模および内訳、2024 年までの成長予測、ファン数(試合観戦・動画視聴経験者)の推移」

この間、オフライン大会のネット配信はもちろん、地上波メディアでの特集や番組の増加に加え、スポーツの祭典であるオリンピック正式種目への採用を検討されるほどにシーンは活性化し続けている。2018年の「新語・流行語大賞」にも「eスポーツ」がノミネートされるなど、eスポーツイベントを見て楽しむ観戦者も含め、今まで以上に多くの人々から注目されていることが伺える。

さらに、2019年には『レインボーシックス シージ』のプロリーグファイナルや、『ストリートファイターV』の招待制大会「Red Bull Kumite Japan」といった大規模な世界大会が、日本国内で開催された。それ以外にも、新しいプロチームが多数設立されたり、海外で活躍するチームが増えたりと、日本の選手も世界で実力を表し始めている。

残念ながら、2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響により、オフライン大会は軒並み中止となってしまったが、むしろオンラインで戦えるタイトルについては大幅に実施数が増加。ネットワーク回線の遅延の問題、各自のハードウェアの差、プレイ環境の良し悪しなどもあるものの、すべてのプレイヤーに門戸を開くことができるのも、時と場所を選ばずに実施できるeスポーツの特性とも言える。

そこで本稿では、2022年1月現在、世界のeスポーツシーンで盛り上がりを見せているPCゲーム、13タイトルをご紹介する。ここ数年で新しいタイトルが続々登場し、話題をさらっているが、「ここ最近でeスポーツに興味を持ち始めた」「eスポーツ観戦にオススメのゲームタイトルを知りたい」という方はぜひ参考にしてほしい。

※各ゲームタイトル直下には「リリース日」「ユーザー人口」「主要eスポーツイベント」を記載しています。
※「ユーザー人口」はメーカー公式情報やPCゲーム統計サイト「SteamSpy」を参照しています。

(最終更新日:2022年1月12日 公開日:2018年11月19日)

無料で遊べる世界最大規模のeスポーツタイトル
『リーグ・オブ・レジェンド』(League of Legends)

出典:ライアットゲームズ

  • ユーザー人口:1億人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:World Campionship(世界大会)、League of Legends Japan League(日本大会)
  • リリース年:2009年(日本は2017年)
  • ジャンル:MOBA
  • 開発元:ライアットゲームズ
  • 対応機種:PC
  • 価格:基本プレイ無料(追加キャラクターなどのダウンロードコンテンツには、独自通貨が使われる)
  • 公式サイト:https://jp.leagueoflegends.com/ja/

「MOBA」(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)と呼ばれる戦略性の高いゲームシステムを採用した『リーグ・オブ・レジェンド』は、昨今のeスポーツシーンを語る上で欠かせない存在だ。略して『LoL(ロル)』とも呼ばれている。

プレイヤーは固有スキルを持った100体以上のチャンピオン(キャラクター)から1人を選び、他のユーザーとチームを編成し、相手チーム陣地へ進行して拠点破壊を目指す。

世界各地で地域や国ごとのリーグ戦が行われている。基本的には、春と夏にリーグ戦が行われ、春の大会の上位チームが集まる「Mid Season Invitational」(通称「MSI」)と、夏の大会の上位チームが集まる「World Championship」(通称「Worlds」)という2度の世界大会が開催されている。さらに、特定地域のみの「Rift Rivals」やファン投票で出場選手が決定する「All-Star」といった大会もあり、年間を通じた大会運営が確立されている。

日本国内ではプロリーグ「League of Legend Japan League」が開催されており、年間優勝チームは「Worlds」への出場権を獲得できる。プロ以外の活動としても、大学生向けeスポーツプログラム「League U」、高校生向けの大会「STAGE: 0」や「全国高校eスポーツ選手権」でも競技種目に選ばれるなど、ローカルな競技プログラムも組まれている。開発元のライアットゲームズが、日本国内でのeスポーツ振興に向けた取り組みに積極的な姿勢を見せているのも特徴である。

新型コロナウイルス(COVID-19)以降の取り組み
2020年……世界大会「Worlds 2020」は上海でオフライン開催。賞金総額は222万5000ドル(2億5000万円以上)。優勝はLCK(韓国)のDAMWON Gaming。日本代表のV3 Esportsはプレイインステージにて1勝を挙げるも敗退。
2021年……世界大会「Worlds 2021」はアイスランドでオフライン開催。賞金総額は222万5000ドル(2億5000万円以上)+ゲーム内アイテムの売上の一部が上乗せされる。優勝はLPL(中国リーグ)のEDward Gaming。日本代表のDetonatioN FocusMeLJLとして初めてグループステージへと勝ち上がった。


2021年は賞金総額30億円超! 話題のビッグタイトル
『Dota 2』(ドータ 2)

出典:Dota2(Valve)

  • ユーザー人口:1億人(SteamSpy調べ)
  • 主要eスポーツイベント:The International(世界大会)
  • リリース年:2013年
  • ジャンル:MOBA
  • 開発元:Valve
  • 対応機種:PC、Linux
  • 価格:基本プレイ無料
  • 公式サイト:http://blog.dota2.com/?l=japanese

『LoL』と同じくMOBAジャンルのトップに位置する『Dota 2』は、リリースから5年が経った2018年現在も平均70万人前後のアクティブユーザー数をキープしている人気タイトル。「自陣からフィールド内のレーン(通路)を制圧して敵拠点に攻める」という基本ルールは『LoL』と同様だが、こちらは発動時効果の有用さから各種アイテムの存在意義が強いのが特徴。それゆえプロ同士の戦いになると、卓越したテクニックを持つプレイヤーの個人技によって、集団戦のアドバンテージがひっくり返ることも珍しくない。

公式eスポーツイベントの賞金額が特に有名で、毎年夏に行われる世界大会「The International」では、プレイヤーが購入したアイテム類からのプールも含めて、日本円にして30億円が用意された。日本語ローカライズが不十分なこともあるが、国内のコミュニティもしっかり根付いており、2019年12月に行われた海外大会では「Team May」が勝利を挙げている。

国内におけるeスポーツ熱の高まりとともに、今後の知名度上昇が伺えるMOBA作品だ。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年……世界大会「The International 2020」は当初の開催日程を延期し、2021年開催へ。
2021年……世界大会「The International 2021」はルーマニアにて開催。賞金総額は4000万ドル。優勝はロシアのTeam Spirit。

ライアットゲームズがおくる競技型FPSの新星
『VALORANT』(ヴァロラント)

出典:ゲームプレイよりキャプチャー

  • 全世界ユーザー数:1日あたり平均300万人(2020年4月7日~5月29日に行われたクローズドベータテストにて/メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:VALORANT IGNITION(公式トーナメントシリーズ)、RAGE VALORANT JAPAN Invitational
  • リリース年:2020年
  • ジャンル:タクティカルFPS
  • 開発元:Riot Games
  • 対応機種:PC
  • 価格:基本プレイ無料(PC版)
  • 公式サイト:https://playvalorant.com/ja-jp/

『LoL』を手掛けるライアットゲームズはMOBA分野にとどまらず、古典的な競技型FPSタイトルにも進出を果たした。それが『VALORANT』だ。

プレイヤーは特殊能力を備えた「エージェント」と呼ばれるキャラクターを選択し、5人組のチームに分かれて戦闘を繰り広げる。攻撃チームは拠点へのボム設置を目指し、防衛チームは敵の進行を阻止しなければならない。

本作は”競技性”を念頭に置いて作られたタイトルである。それを裏付けるように、ライアットゲームズの主導によって、世界各地で行われるトーナメントシリーズ「VALORANT IGNITION」を開催。世界最強を決める「VALORANT Champions」も12月に開催。また、国内では2020年に「RAGE VALORANT JAPAN Invitational」、2021年に「VALORANT CHAMPION Tour」が開催され、日本国内でも多数のプロチームが誕生し、しのぎを削っている。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年……コロナ感染拡大の影響へ配慮し、主要なトーナメントシリーズ、および競技型イベントについてはオンライン形式にて実施。
2021年……世界大会「VALORANT  Champions」がベルリンで開催。賞金総額は100万ドル、優勝賞金は35万ドル。

『LoL』の世界観に基づいたカードゲーム
『Legends of Runeterra』(レジェンド・オブ・ルーンテラ)

出典:https://playruneterra.com/ja-jp/(公式サイト)

  • 全世界ユーザー数:メーカー未発表
  • 主要eスポーツイベント:MINDMASTERS2020(『LoR』部門)
  • リリース年:2020年
  • ジャンル:ストラテジーカードゲーム
  • 開発元:Riot Games
  • 対応機種:PC/スマートフォン
  • 価格:基本プレイ無料(PC版)
  • 公式サイト:https://playruneterra.com/ja-jp

『Legends of Runeterra』(LoR)は、『LoL』の登場チャンピオンを題材としたストラテジーカードゲーム。プレイヤーはクエストの達成報酬およびゲーム内ショップからカードを収集し、組み上げたデッキでCPU戦や対人戦へ挑むことになる。本作は「デマーシア」や「アイオニア」といった地域ごとの特色を各カードに反映。採用した勢力のカードに応じ、デッキ性能もガラッと変わるのが特徴だ。

国内の競技シーンにおいては、8月8日に「MINDMASTERS2020」の決勝戦を開催。王座に上り詰めたaclon選手が賞金500万円を獲得した。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年:国内の主要な競技型イベントを含め、基本はオンライン形式にて実施(決勝戦など一部オフラインで開催)。
2021年:

コマを配置して戦うストラテジーゲーム
『Teamfight Tactics』(チームファイトタクティクス)

出典:https://jp.leagueoflegends.com/ja/featured/events/teamfight-tactics(公式サイト)

  • 全世界ユーザー数:月間プレイヤー数3300万人(2019年時点/メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:MINDMASTERS2020(『TFT』部門)、GALAXIES CHAMPIONSHIP
  • リリース年:2019年
  • ジャンル:ストラテジーゲーム
  • 開発元:Riot Games
  • 対応機種:PC/スマートフォン
  • 価格:基本プレイ無料(PC版)
  • 公式サイト:https://jp.leagueoflegends.com/ja/featured/events/teamfight-tactics

『Teamfight Tactics』(TFT)も『LoR』と同様、『LoL』より派生したゲームタイトルである。ただしジャンルは別物で、こちらは登場チャンピオンを1つのコマとして使うストラテジーゲーム。いわば”オートチェス”と呼ばれるジャンルに属しており、試合中は計7人のプレイヤーが敵として立ちはだかる。ゴールドを消費してコマを購入し、手持ちのコマを盤面に配置して敵プレイヤーと戦わせる……という内容だ。

2019年リリースとまだまだ日は浅いものの、既に一定数のユーザー人気を獲得。9月4日~9月6日には賞金20万ドル規模の世界大会「GALAXIES CHAMPIONSHIP」も開かれ、「MINDMASTERS2020」(上述)の『TFT』部門で優勝を果たした靴職人選手が日本代表として出場。世界のツワモノ相手に戦いを挑んだ。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み:主要な競技型イベントをオンライン形式にて実施(決勝戦など一部オフラインで開催)。「GALAXIES CHAMPIONSHIP」では、各国の選手がオンライン環境で試合に臨んだ。

実力第一主義の硬派な老舗FPS
『Counter-Strike:Global Offensive』(CS:GO)

出典:Valve

  • ユーザー人口:~2000万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:OMEN Challenger Series(世界大会)
  • リリース年:2012年
  • ジャンル:FPS
  • 開発元:Valve
  • 対応機種:PC
  • 価格:無料(PC)
  • 公式サイト:http://blog.counter-strike.net/

『Counter-Strike(カウンターストライク)』シリーズの流れを汲む『Counter-Strike:Global Offensive(CS:GO)』を端的に表すなら、「非常に硬派なFPS(ファーストパーソンシューター)」の一言がピッタリだ。

キャラクター独自の能力差やスキルは存在せず、シンプルなゲームシステムとUIのみを採用。単純にプレイヤー同士のテクニックやプレイングによって勝敗が決するため、FPS作品に興味のあるeスポーツ初心者でも観戦がしやすい。FPSに対する知識がなくても、超遠距離からのヘッドショットや瞬間的に多人数の敵を倒すマルチキルを見ればそのすごさに惹きつけられるはずだ。

2019年は世界大会「OMEN Challenger Series 2019」がインドネシア・ジャカルタで11月に開催。日本からは「Absolute」が出場した。国内でも世界につながる大会として2020年に「GARELLIA GLOBAL CHALLENGE」(GGC)が開催されたが、2021年現在は日本から世界で戦うチームは失われている。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2021年……2月28日~3月2日に開催された世界大会「IEM Katowice 2020」は1万人規模の観客を募っていたものの、感染拡大を避けるため動員を中止。無観客のもとで行われた。

テロリストvs特殊部隊のドラマチックバトル
『レインボーシックス シージ』(Rainbow Six Siege)


  • ユーザー人口:4000万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:SIX MAJOR(世界大会)、SIX INVITATIONAL
  • リリース年:2015年
  • ジャンル:タクティカルシューター
  • 開発元:Ubisoft
  • 対応機種: PC/PS4/Xbox One
  • 価格:2,640円(PC)
  • 公式サイト:http://www.ubisoft.co.jp/r6s/

『レインボーシックス シージ(R6S)』は他のFPS作品とは違い、5vs5のチーム戦で室内戦をメインに据えたゲームシステムが特徴だ。「テロリストvs特殊部隊」という構図をイメージした本作は、違いの立場を交代しながら戦い、攻撃と防衛というふたつの戦略が要求される。プレイヤーが選択するキャラクターにそれぞれ固有のガジェットを与えられており、特性を生かした立ち回りが求められる奥深さが魅力。

特に、日本チームが世界で最も活躍できるeスポーツタイトルとなっており、2018年10月13日~14日に開催された「Prp League Season 8 APAC Finals-in TOKIO」では、日本チーム「野良連合」がアジア地域で日本チームとして初めてチャンピオンとなり、世界大会への挑戦権を獲得。さらに、2019年には過去最高位のベスト4まで上り詰めた。その後も、「FAV gaming」「CYCLOPS athlete gaming」「父ノ背中」らも世界大会進出を果たしており、今後の活躍にも期待できる最有力タイトルだ。

国内では、2019年に「ALIENWARE JAPAN LEAGUE」、2020年に「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP」を開催。さらに2021年からはNTTドコモの「X-MOMENT」にて国内リーグが正式に確立し、アマチュアからプロへ、日本から世界へつながるエコシステムが出来上がっている。

多数のゲームプラットフォームで配信されており、Steamのほか、開発元のUBIが運営するUPlay、『フォートナイト』などを運営するEpic Gamesでも購入が可能だ。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年……「レインボーシックス フェスティバル」や「Six August 2020 Major」、各地域のローカル大会など、国内・海外を問わず競技シーン全体を通してオンライン形式もしくは無観客下で開催。
2021年……世界大会「Six Invitational 2022」が2022年2月にカナダで開催。世界のポイント上位16チームが競い合う

デル、ゲーミング製品の新ラインナップ拡充! CYCLOPS athlete gamingとのスポンサード契約も
https://alienwarezone.jp/post/1170
ALIENWAREがPC版『レインボーシックス シージ』の国内大会に協賛!日本初のプロリーグも2020年開催!!
https://alienwarezone.jp/post/1591

多彩なキャラクターが織りなすヒーローバトル
『オーバーウォッチ』(Overwatch)


  • ユーザー人口:4000万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:オーバーウォッチ ワールドカップ
  • リリース年:2016年
  • ジャンル:アクションシューティング
  •  開発元:Blizzard Entertainment
  • 対応機種:PC/PS4/Xbox One
  • 価格:2,200円(PC)
  • 公式サイト:https://playoverwatch.com/ja-jp/

FPS作品の中でも、アタッカーやタンク、ヒーラーと各キャラクター(ヒーロー)の役割がはっきり存在するのが『オーバーウォッチ』である。6対6のチーム戦だが、試合の途中でキャラクターを変更でき、同キャラ対戦が可能なところも他のゲームと異なる点。チームメンバーの連携力が勝敗を分かつのは当然ながら、キャラクターごとの必殺技(アルティメットアビリティ)で戦況が一変する逆転劇もしばしば起こりうる。

プロリーグと別の位置づけにある世界大会「Overwatch World Cup 2019」では、アメリカチームが韓国チームを制して劇的な優勝を遂げた。日本のプロチームは徐々に減少してしまったものの、今年はJUPITERが日本代表として参戦。渡航費用をクラウドファンディングで集めた結果、多くの支援が得られるなど、プレイヤー、ファンともに根強い人気を誇っている。

2019年には、Nintendo Switch版がリリースされたほか、「BlizCon」では待望の新作『Overwatch2』が発表。従来作品のプレイヤーとも対戦できたり、新たなPvEモードを実装するなど、対戦以外の部分での充実も図られるなど、再び日本でもブームが再燃しそうだ。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2021年:3月に「Overwatch League」の開催延期が決定したものの、半年ほど期間を空けた9月3日より、オンライン形式でプレーオフを再開している。

日本が世界に誇る元祖対戦格闘ゲーム
『ストリートファイターV』


  • 全世界売上:370万本(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:Capcom Cup(世界大会)
  • リリース年:2016年
  • ジャンル:対戦格闘ゲーム
  • 開発元:カプコン
  • 対応機種:PC/PS4
  • 価格:3,990円(PC版)
  • 公式サイト:http://www.capcom.co.jp/sfv/

30年の歴史を誇る国産ゲームシリーズの最新作『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』は、eスポーツシーンにおける対戦格闘ゲームの中心的存在と言えるだろう。3段階の強さを持つパンチ/キックとレバー操作を組み合わせた通常攻撃、波動拳や昇竜拳に代表されるコマンド入力による必殺技を発動し、先に相手の体力ゲージを全て減らしたプレイヤーの勝利となる。ゲームタイトルはシーズンによって異なり、当初は無印から始まり、2018年から「アーケードエディション」、2020年からは「チャンピオンエディション」となった。

大会としては、「Capcom Pro Tour」として世界各国の大会でポイントを獲得できるシステムとなっている。最終的にポイントランキング上位の選手が「Capcom Cup」で激突し、文字通りその年の世界最強を決めることになる。2020年は前半と後半でトーナメントを分割する新たなシステムを導入。また、2021年は世界各地の予選を勝ち抜いた選手がラスベガスに集結し、世界最強を決める。

日本では、日本初のプロゲーマーウメハラ選手」をはじめ、東大卒プロゲーマー「ときど選手」など、世界規模の大会で日本人選手が多く活躍。2021年は3度の日本大会が開かれ、マゴ選手、ひぐち選手、ウメハラ選手が優勝を果たしている。

また、AlienwareとしてスポンサードしているTeam Liquidに、日本人初のプロゲーマーとしてネモ選手と竹内ジョン選手が所属。2021年限りで格闘ゲーム部門がなくなり、それぞれ個別に活動している。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年……感染拡大の影響を考慮し、カプコンが主催するツアー大会「CAPCOM Pro Tour 2020」はオンライン開催となり、エキシビションを実施。日本代表は、ガチくん選手とウメハラ選手。
2021年……世界大会「CAPCOM Pro Tour 2021」の地域大会が各地で開催。日本代表はマゴ選手とウメハラ選手。2022年2月にラスベガスにて「CAPCOM Cup」が開催予定となっている。

【特別企画】Team Liquid ネモ選手インタビュー・前編「新環境と、勝ちを見据える視点と現状」
https://alienwarezone.jp/post/861
【特別企画】Team Liquid ネモ選手インタビュー・後編「社会人とゲーマー、2つのプロの矜持」
https://alienwarezone.jp/post/866
【コラム】スト5ゲーマー・ネモの勝てるゲーマー論
https://alienwarezone.jp/series/3

新世代プロ格闘ゲーマー・竹内ジョンとはいかなる人物か【前編】「格闘ゲームやっていて大人しいわけないでしょ(笑)」
https://alienwarezone.jp/post/914
新世代プロ格闘ゲーマー・竹内ジョンとはいかなる人物か【後編】「プロゲーマーとしての思考法、『ストV』への思い」
https://alienwarezone.jp/post/915

無料バトロワ&クラフトで老若男女に人気
『フォートナイト』(Fortnite)


  • ユーザー人口:1億2500万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:Fortnite World Cup(世界大会)
  • リリース年:2017年
  • ジャンル:サンドボックス・サバイバルゲーム
  • 開発元:Epic Games
  • 対応機種:PC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Android
  • 価格:基本プレイ無料
  • 公式サイト:https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home

ゲーム市場の一大トレンドを形成するバトルロイヤルゲームにおいて、独自のクラフトアクションを実装した作品。プロゲーマー同士の戦いになると、お互いに建築物を設置して激しい攻防を繰り広げるクラフトバトルが勃発する。eスポーツに関する試みでは、開発元のEpic Gamesが『フォートナイト』の大会賞金額に100億円を用意すると発表しており、これからのeスポーツシーンを牽引するポテンシャルに満ち溢れた作品である。

急成長の理由としては、あらゆるプラットフォーム向けに提供されていながら、基本プレイ無料である点が挙げられる。2019年には世界大会も開催され、16歳の選手が日本円にして約3億3000円もの賞金を獲得するなど、センセーショナルなトピックを発信し続けている。

日本では「CrazyRaccoon」をはじめとしたプロチームがあり、所属選手が若いことも特徴。海外でも13歳のプロゲーマーが誕生するなど、まだまだ熱狂は収まりそうにない。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年……当初7月に実施される予定だった「Fortnite World Cup」は開催中止に。「Fortnite Champion Series」はオンラインで開催。
2022年……新たな競技シーンを実施予定。


バトルロイヤルゲームの草分け的存在
『PUBG: BATTLEGROUNDS』(PUBG)


  • ユーザー人口:4億人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:PUBG Global Championship(世界大会)
  • リリース年:2017年
  • ジャンル:バトルロイヤルシューター
  • 開発元:PUBG Corporation
  • 対応機種:PC/Xbox One/iOS/Android
  • 価格:3,300円(PC版)
  • 公式サイト:http://pubg.dmm.com/

バトルロイヤルブームに火を点けたと言っても過言ではない『PUBG: BATTLEGROUNDS(PUBG)』は、フィールド内に降り立ったプレイヤーたちが、武器や装備をその都度フィールドから探して装備し、生き残りをかけて戦うアクション性の強いゲームシステムを採用している。2017年末までの累計売上は775億円に上る。

当初はPC版が主体であったが、2018年5月16日にスマートフォン向けアプリ『PUBG MOBILE』、そして2018年9月4日にはXbox one正式版配信、12月7日にはPS4版発売と、マルチプラットフォーム展開を徐々に進めているのも特徴だ。低スペックPC向けに無料でプレイできる『PUBG LITE』もリリースされたが、後に廃止となった。

国内では、DMM Games主催の日本リーグ「PUBG JAPAN SERIESPJS)」をスタート。2019年からは賞金総額2億円をかけた4人チーム(Squad)による世界大会「PUBG GLOBAL CHAMPIONSHIP」が開催。現在は日本もアジア枠で世界につながる地域となっている。


新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2019年……世界大会「PUBG Global Championtship 2019」が米国で開催。賞金総額は400万ドル。優勝はGen.G Esports。日本からはRascal JesterSunSisterが参戦した。
2020年……地域大会として「PUBG Continental Series」がオンライン開催。世界大会は未開催。
2021年……世界大会「PUBG Global Championship 2021」が韓国にて開催。日本からはENTER FORCE.36が参戦。

シンプルながら戦略性の高いカードゲームの金字塔
『ハースストーン』(Hearthstone)

出典:Blizzard Entertainment


『ハースストーン』は、Blizzard Entertainmentが手がける『ウォークラフト』シリーズの世界観を舞台にしたDCG(デジタルカードゲーム)作品。デッキに組んだカードを効果的に用いて、相手プレイヤーのライフを0にした方が勝利となる。

eスポーツシーンでMOBAやFPSに勝るとも劣らないほど人気が高い。新たなデッキやカードが登場しており、ソロプレイでも対戦でも楽しめる点は健在だ。

2019年はラスベガス(米国)、ソウル(韓国)、ブカレスト(ルーマニア)の3カ国にて、「ハースストーン・マスターズ」というプロツアーを開催。勝ち残った8名が、BlizzConの「ハースストーン・グランドマスターズ」にて、賞金総額50万ドルをかけて戦った。そして、2020年はマスターズツアーの開催地域が6地域へと倍増。それぞれの大会ごとに25万ドルの賞金と、クラウドファンディングによる追加賞金も設定されるなど、ますます規模を拡大しつづけている。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年……300名以上のプレイヤーが集った「マスターズツアー・ロサンゼルス」は、オフラインからオンラインへと形式を変更。当初の日程通り、3月21日~23日の間で開催された。また、2020年の世界王者を決める「Hearthstone 2020 World Championship」で、日本のglory選手が見事優勝。世界王者の座を勝ち取った。
2021年……2021年の世界王者を決める大会「ハースストーン世界選手権」が12月に開催予定。日本からはAPAC代表としてPosesi選手が参戦する。

リアルスポーツを題材としたeスポーツタイトル
『FIFA』シリーズ


  • 全世界売上:2400万本(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:FIFA インタラクティブワールドカップ(世界大会)、eJ.LEAGUE(Jリーグ主催)
  • リリース年:2017年
  • ジャンル:サッカーゲーム
  • 開発元:Electronic Arts
  • 対応機種:PC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Nintendo Switch
  • 価格:8,500円(PC版)
  • 公式サイト:https://www.easports.com/jp/fifa/2018-fifa-world-cup-update

『FIFA』シリーズはドイツのブンデスリーガやイタリアのセリエAなど、世界各国のプロサッカーリーグに所属するチームや実名選手が登場するサッカーゲーム。実際のプレイに加えて、リアルスポーツをモチーフにした作品であることから、普段ゲームを遊ばない人でも試合状況が把握しやすいのが魅力。FIFA(国際サッカー連盟)公認作品であり、その競技性の高さから、2004年より「FIFA インタラクティブワールドカップ」が開催されている(2018年からは名称が「FIFA 18 eWorld Cup 2018」と年度ごとに変更された)。

日本では2018年5月より、Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)がeスポーツのリーグ戦「明治安田生命 eJ.LEAGUE」を『FIFA』シリーズを用いて開催。2018年は浦和レッズが推薦する「かーる」選手が、2019年は名古屋グランパス所属のミノ選手が優勝を果たした。

また、新型コロナの影響を受けて、世界のプロサッカー選手同士がオンラインで戦うドリームマッチなども開催されている。

新型コロナウイルス(COVID-19)に対する取り組み
2020年……「FIFA eWorld Cup 2020」を筆頭としたメインイベント「FIFA 20 Global Series 」が開催中止に。2020年9月現在は「EA SPORTS FIFA 20 Summer Cup Series」をはじめ、競技人口の参加を促す新プログラムが立ち上げられている。

まとめ

以上、合計13タイトルのPCゲーム作品を紹介してきたが、いかがだろうか。

実際の競技シーンに携わってプレイするのも良いが、プロゲーマーが織りなす熱い攻防を見ながら応援するだけでも、eスポーツは十分に楽しめる。上記で取り上げた作品たちは現時点で多くのゲーマーにプレイされており、これからさらに成長するであろうeスポーツシーンで強い存在感を放つ人気作でもある。すでに知っている作品以外にも、まだ見たことのないゲームジャンルのeスポーツイベント中継を見れば、新たな観戦の楽しみに気づくことができるかもしれない。

今回紹介した以外にも、世界的な大会を開催しているPC版ゲームのeスポーツタイトルは年々増え続けている。そちらの方も、機会があればあらためて紹介してみたい。

eスポーツの奥深さや楽しみ方を広めるためにも、本稿がeスポーツについて知りたいユーザーの助けに少しでもなれたら幸いだ。


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