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【TGS2019】『鉄拳7』の強豪KNEE選手もやって来た! ROX DragonsとTeam YAMASAが激突! 日韓最強チーム決定戦レポート
2019年9月15日、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2019のデル/ALIENWAREブースにて、「YAMADA CUP eSports大会 スペシャルイベント 『鉄拳7』日韓最強チーム決定戦」が行われた。本稿では試合の模様にフォーカスした観戦レポートをお届けしよう。
タケ。選手に先手を打たれたPUMA選手だったが、キャラクターチェンジを行わずキングでプレイを続行。投げ技からのコンボを的確に叩き込んでダメージソースを確保すると、ラウンド2を無敗で3-0で勝ち取る。ここで両者とも後がないまま最終ラウンドに突入。最後はキングをいなして切り込んだ一美の攻撃がヒットし、タケ。選手が第1試合の勝者となった。
第1ラウンドは互いに押しも押されもしない姿勢で試合が進んだ結果、ユウ選手が一歩リード。しかし、CHANEL選手がキャラクターをエリザから「ザフィーナ」に変更したことで流れは一変する。相手との間合いを保ったまま打撃を差し込むスタイルでユウ選手を翻弄し、ラウンド2、ラウンド3を奪取して第2試合を勝ち取った。
”神速のアサルト”の異名を持つノビ選手と、”鉄拳の神”としてシーン全体に君臨するKNEE選手。その戦いは、『ストリートファイター』シリーズからのゲストキャラクター「豪鬼」を駆使するKNEE選手の猛襲で幕を開けた。まずは壁際で途切れなく連撃を浴びせ、ノビ選手から1本を先取する。
勢いそのままに獲得ラウンド数を重ねたいKNEE選手だったが、ノビ選手も敗北を喫したまま終わる男ではなかった。打撃の合間に投げを絡めた立ち回りで流れを作り、ラウンド1を獲得。キャラクターを豪鬼から「三島一八」にスイッチしたKNEE選手を強引に押し込み、ついにラウンド2も勝ち星を計上。こうして『鉄拳7』日韓最強チーム決定戦は、Team YAMASAの勝利で幕を閉じた。
▲日韓の強豪チームが訪れるということもあり、ブース内特設ステージ前は多くの『鉄拳』ファンで賑わっていた
日韓の強豪が集う豪華な”ドリームマッチ”開幕
本イベントの目玉は、何といっても国内の『鉄拳7』シーンでトップクラスの実力を持つ”Team YAMASA”と、世界最強との呼び声が高いKNEE選手が在籍する”ROX Dragons”の直接対決だろう。当日はその夢の試合を間近で拝みたいと意気込む観客が大勢集まっただけでなく、YoutubeとTwitchのライブ配信ページでたくさんのユーザーが勝負の行方を見守っていた。▲Team YAMASAからノビ選手(左)、タケ。選手(中央)、ユウ選手(右)
▲ROX DragonsからPUMA選手(左)、CHANEL選手(中央)、KNEE選手(右)
▲実況のゼウガル氏(左)、司会の堀内華央理氏(中央)、解説のたぬかな氏(右)
▲大会レギュレーションは画像の通り。条件付きでキャラクターチェンジが可能なため、相手の選んだキャラクターを対策しているか否かで戦況が大きく変わった
対戦カード
- 1戦目:タケ。 vs PUMA
- 2戦目:ユウ vs CHANEL
- 3戦目:ノビ vs KNEE
第1試合:タケ。 vs PUMA
初戦の対戦カードはタケ。選手vsPUMA選手。強気な姿勢で切り込むプレイスタイルが特徴的なPUMA選手は「キング」をチョイスし、一方のタケ。選手は「三島一美」で守りを固めながら迎え撃つ。序盤から果敢に攻め込んでくるPUMA選手を危うげなく捌き、ラウンド1を手中に収めた。▲大技・ジャイアントスイングで一気にアドバンテージを握るPUMA選手。キングは投げ技が主なダメージソースとなるため、いかに相手を掴めるかがポイントになった
タケ。選手に先手を打たれたPUMA選手だったが、キャラクターチェンジを行わずキングでプレイを続行。投げ技からのコンボを的確に叩き込んでダメージソースを確保すると、ラウンド2を無敗で3-0で勝ち取る。ここで両者とも後がないまま最終ラウンドに突入。最後はキングをいなして切り込んだ一美の攻撃がヒットし、タケ。選手が第1試合の勝者となった。
▲勝機と見るやいなや、積極的なファイトスタイルに転じたタケ。選手の一美。トドメの一撃でキングを地面にねじ伏せた
第2試合:ユウ vs CHANEL
続く対戦カードはユウ選手vsCHANEL選手。理論に基づいて丁寧なマッチメイキングを試みるユウ選手に対し、徹底した女性キャラクター使いのエンターテイナー気質に溢れたCHANEL選手。両極にあると思われた双方は「フェン」、「エリザ」をピックして試合に臨んだ。▲試合はラウンド1から白熱する展開に。CHANEL選手のエリザにユウ選手のフェンが強烈な一撃をお見舞いする
第1ラウンドは互いに押しも押されもしない姿勢で試合が進んだ結果、ユウ選手が一歩リード。しかし、CHANEL選手がキャラクターをエリザから「ザフィーナ」に変更したことで流れは一変する。相手との間合いを保ったまま打撃を差し込むスタイルでユウ選手を翻弄し、ラウンド2、ラウンド3を奪取して第2試合を勝ち取った。
▲トリッキーな攻撃を用いるザフィーナ。中距離から放つミドガルズオム(通称”ダルシムパンチ”)でフェンに致命傷を与えた
第3試合:ノビ vs KNEE
本格的に勝敗の分かれ目を左右する最終戦のカードは、ノビ選手vsKNEE選手。共に『鉄拳』シリーズのプロシーンをけん引してきたプレイヤー同士の戦いとあって、会場内に緊張感が張り詰める。既に戦い終えた両チームの選手、攻防の模様を伝える実況陣、そして声援をおくる観客が一丸となってスクリーンを見つめていた。▲2D格闘ゲームの特徴を色濃く受け継ぐ豪鬼。ゲージが貯まると必殺技の威力を高めることができる、非常に強力なキャラクターだ
”神速のアサルト”の異名を持つノビ選手と、”鉄拳の神”としてシーン全体に君臨するKNEE選手。その戦いは、『ストリートファイター』シリーズからのゲストキャラクター「豪鬼」を駆使するKNEE選手の猛襲で幕を開けた。まずは壁際で途切れなく連撃を浴びせ、ノビ選手から1本を先取する。
▲試合の流れを上手く作り出したノビ選手。壁際で繰り出した回し蹴りが勝利の決め手となった
勢いそのままに獲得ラウンド数を重ねたいKNEE選手だったが、ノビ選手も敗北を喫したまま終わる男ではなかった。打撃の合間に投げを絡めた立ち回りで流れを作り、ラウンド1を獲得。キャラクターを豪鬼から「三島一八」にスイッチしたKNEE選手を強引に押し込み、ついにラウンド2も勝ち星を計上。こうして『鉄拳7』日韓最強チーム決定戦は、Team YAMASAの勝利で幕を閉じた。
▲惜しくも敗北となったROX Dragonsだが、それぞれの選手が今後の『鉄拳』シーンに対する展望を述べ、「今回のイベントが自身にとって良い経験になった」と締めくくった
▲イベント終了後に行われた来場者参加型のエキシビジョンマッチでは、小さい女の子も参加。「ジュリア・チャン」のコスプレに身を包みながら対戦に興じる微笑ましい姿に会場からは歓声が上がった