EVENT ホットなイベント情報をお届けします!
【TGS2019】「鉄拳プロチャンピオンシップ 日本代表決定戦 2019」決勝大会を制したのはタケ。選手!
2019年9月12~15日に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2019。eスポーツ専用ステージで多数のゲーマーたちがしのぎを削った中、一般公開日の初日となる9月14日には『鉄拳7』の大会“鉄拳プロチャンピオンシップ 日本代表決定戦 2019”が開催された。
この大会は、『鉄拳7』のプロライセンス取得選手11名が優勝を目指して競う招待制のeスポーツイベント。予選を勝ち抜いた6選手が、ウィナーズサイドとルーザースサイドに分かれての、ダブルイリミネーション方式トーナメント戦で激闘を繰り広げた。シーズン3初の大規模型大会ということもあって注目の集まったその模様をレポートする。
決勝トーナメントに進出したのは、ウィナーズ側がタケ。選手、加齢選手。ルーザーズ側が、ダブル選手、ノビ選手、チクリン選手、ノロマ選手の以上6名。加齢選手以外は国際大会で活躍する面々だが、逆に言えばそうした強豪を退けて勝ち上がってきた加齢選手はここで一気に名前を上げるチャンス。決勝まで無敗で進んできたタケ。選手とのマッチアップが実現するとあって、大会開始前から注目を集めていた。
ウィナーズファイナルに勝利して最初にグランドファイナル進出を決めたのは、タケ。選手。メインキャラが一美同士ということでも注目の一戦であったが、それを嫌ったのか加齢選手はラッキークロエ、レイ・ウーロンを選択。幻惑的なスタイルに手を焼く場面が見られるも、最後は落ち着きを取り戻し3-2で勝利した。
一度も負けられないルーザーズ側トーナメントでは、同世代対決となるノロマ選手vsダブル選手など緊張感あふれる激闘が続出。そこを勝ち抜いてきたのはノビ選手。ルーザーズファイナルでは、一美を使い攻め気にはやる加齢選手が先制リーチをかけるも、ここでも冷静さを失わなかったノビ選手が逆転のフルセット勝利を奪った。
ついに訪れたグランドファイナルでは、ルーザーズ側の過酷な戦いを勝ち上がってきたノビ選手vs予選から無敗なタケ。選手。同じTEAM YAMASA所属同士の一戦は、解説陣も「どちらが勝つかわからない」というほど。その予想は現実とものとなり、なんとノビ選手がセットカウント3-1で勝利してリセットに成功。勝敗は最終決戦へともつれ込んだ。
互いに肉体・精神的な消耗が見られる中で行われた最終決戦。これまでは攻めるノビ選手、守るタケ。選手という持ち前のスタイルであったが、試合が進むにつれて次第にタケ。選手が積極的に攻める展開に。2-2のフルセットで迎えた最終ラウンドでは、あえて狭い“三島ビルディング”ステージを選ぶなど攻めの姿勢は顕著となり、最後は手数でも上回ったタケ。選手が勝利。優勝賞金の150万円、そしてIESF主催の“第11回 eスポーツ ワールドチャンピオンシップ“の日本代表の座を獲得した。
なお、大会の模様はYuTubeでアーカイブが視聴可能だ。激戦続きの模様をぜひ確認いただきたい。
タケ。選手:バージョンアップはしましたが,一美はあまり立ち回り自体は変わらないので。逆にそれがいい結果につながったのかなと思います。余計な新しいことをあえてしなかったのが勝因かなと。
――加齢選手がラッキークロエやレイ・ウーロンを使ってきたときは戸惑いませんでしたか?
タケ。選手:加齢選手の持ちキャラは知っていたので,ラッキークロエを倒したらレイで来るんだろうなという予測はできていました。ただ,加齢選手のレイ・ウーロンと戦うのは今日が初めてで,どんなスタイルなのかを考えながらの試合になったので苦戦してしまいました。勝ててよかったです。
――グランドファイナルでのノビ選手との戦いでは、壁ありステージで足を止めて殴り合っていました。タケ。選手のスタイルらしからぬ戦いでした。
タケ。選手:そうですね。ぼくも壁あり(でノビ選手と戦うの)は嫌でしたけど、壁コンボで火力を上げないとノビ選手の攻め、守りは上回れずに、ダメージ効率で負けてしまうんじゃないかという恐れがありました。あとは僕が『鉄拳』シリーズで一番好きなあのステージ(三島ビルディング)を選んで、信じて戦いました。
――予選からグランドファイナルまで負けなしでたどり着きましたが、ノビ選手には1セット目を取られました。プレッシャーは感じましたか?
タケ。選手:プレッシャーというよりは,前回(昨年の同大会)のリベンジをしたいっていうのがありまして。同じ場で絶対リベンジしてやるぞという気持ちで臨みました。リセットされた時は正直「どうしよう……」と焦りましたけど、あの場でノビ選手とやれるっていうことで、後悔せずにやりきる、楽しもうというポジティブな感じで、すごい楽しませてもらいました。
――最後に世界大会への意気込みをお願いします。
タケ。選手:今日予選で戦ったプロライセンスを持った人たちだけでなく、『鉄拳』をやっているみなさんに恥じないような試合を世界大会でもできればいいなと思っています。
この大会は、『鉄拳7』のプロライセンス取得選手11名が優勝を目指して競う招待制のeスポーツイベント。予選を勝ち抜いた6選手が、ウィナーズサイドとルーザースサイドに分かれての、ダブルイリミネーション方式トーナメント戦で激闘を繰り広げた。シーズン3初の大規模型大会ということもあって注目の集まったその模様をレポートする。
決勝トーナメントに進出したのは、ウィナーズ側がタケ。選手、加齢選手。ルーザーズ側が、ダブル選手、ノビ選手、チクリン選手、ノロマ選手の以上6名。加齢選手以外は国際大会で活躍する面々だが、逆に言えばそうした強豪を退けて勝ち上がってきた加齢選手はここで一気に名前を上げるチャンス。決勝まで無敗で進んできたタケ。選手とのマッチアップが実現するとあって、大会開始前から注目を集めていた。
▲決勝戦に勝ち上がった6名。左からチクリン選手、ダブル選手、タケ。選手、加齢選手、ノビ選手、ノロマ選手
▲決勝戦の組み合わせ。ウィナーズ側は最短2勝で優勝となるダブルエリミネーション方式
▲大会ルールがコチラ。鉄拳ワールドツアーに準じたものとなっている
ウィナーズファイナルに勝利して最初にグランドファイナル進出を決めたのは、タケ。選手。メインキャラが一美同士ということでも注目の一戦であったが、それを嫌ったのか加齢選手はラッキークロエ、レイ・ウーロンを選択。幻惑的なスタイルに手を焼く場面が見られるも、最後は落ち着きを取り戻し3-2で勝利した。
一度も負けられないルーザーズ側トーナメントでは、同世代対決となるノロマ選手vsダブル選手など緊張感あふれる激闘が続出。そこを勝ち抜いてきたのはノビ選手。ルーザーズファイナルでは、一美を使い攻め気にはやる加齢選手が先制リーチをかけるも、ここでも冷静さを失わなかったノビ選手が逆転のフルセット勝利を奪った。
ついに訪れたグランドファイナルでは、ルーザーズ側の過酷な戦いを勝ち上がってきたノビ選手vs予選から無敗なタケ。選手。同じTEAM YAMASA所属同士の一戦は、解説陣も「どちらが勝つかわからない」というほど。その予想は現実とものとなり、なんとノビ選手がセットカウント3-1で勝利してリセットに成功。勝敗は最終決戦へともつれ込んだ。
互いに肉体・精神的な消耗が見られる中で行われた最終決戦。これまでは攻めるノビ選手、守るタケ。選手という持ち前のスタイルであったが、試合が進むにつれて次第にタケ。選手が積極的に攻める展開に。2-2のフルセットで迎えた最終ラウンドでは、あえて狭い“三島ビルディング”ステージを選ぶなど攻めの姿勢は顕著となり、最後は手数でも上回ったタケ。選手が勝利。優勝賞金の150万円、そしてIESF主催の“第11回 eスポーツ ワールドチャンピオンシップ“の日本代表の座を獲得した。
▲優勝を決めた瞬間、タケ。選手は勝利の雄叫び
▲チームメイト同士の熾烈な戦いのあとは、両者がガッチリ握手
▲賞金150万円と世界大会への切符を手にしたタケ。選手
なお、大会の模様はYuTubeでアーカイブが視聴可能だ。激戦続きの模様をぜひ確認いただきたい。
優勝したタケ。選手に囲みインタビュー
――優勝おめでとうございます。シーズン3にバージョンアップして間もない時期の大会となりましたが,手応えはいかがでしたでしょうか?タケ。選手:バージョンアップはしましたが,一美はあまり立ち回り自体は変わらないので。逆にそれがいい結果につながったのかなと思います。余計な新しいことをあえてしなかったのが勝因かなと。
――加齢選手がラッキークロエやレイ・ウーロンを使ってきたときは戸惑いませんでしたか?
タケ。選手:加齢選手の持ちキャラは知っていたので,ラッキークロエを倒したらレイで来るんだろうなという予測はできていました。ただ,加齢選手のレイ・ウーロンと戦うのは今日が初めてで,どんなスタイルなのかを考えながらの試合になったので苦戦してしまいました。勝ててよかったです。
――グランドファイナルでのノビ選手との戦いでは、壁ありステージで足を止めて殴り合っていました。タケ。選手のスタイルらしからぬ戦いでした。
タケ。選手:そうですね。ぼくも壁あり(でノビ選手と戦うの)は嫌でしたけど、壁コンボで火力を上げないとノビ選手の攻め、守りは上回れずに、ダメージ効率で負けてしまうんじゃないかという恐れがありました。あとは僕が『鉄拳』シリーズで一番好きなあのステージ(三島ビルディング)を選んで、信じて戦いました。
――予選からグランドファイナルまで負けなしでたどり着きましたが、ノビ選手には1セット目を取られました。プレッシャーは感じましたか?
タケ。選手:プレッシャーというよりは,前回(昨年の同大会)のリベンジをしたいっていうのがありまして。同じ場で絶対リベンジしてやるぞという気持ちで臨みました。リセットされた時は正直「どうしよう……」と焦りましたけど、あの場でノビ選手とやれるっていうことで、後悔せずにやりきる、楽しもうというポジティブな感じで、すごい楽しませてもらいました。
――最後に世界大会への意気込みをお願いします。
タケ。選手:今日予選で戦ったプロライセンスを持った人たちだけでなく、『鉄拳』をやっているみなさんに恥じないような試合を世界大会でもできればいいなと思っています。