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過去最大規模での開催! GAMERS ZONE的「東京ゲームショウ2024」現地レポート
目次
「東京ゲームショウ2024」(TGS2024)が9月26日〜29日にかけて、幕張メッセにて開幕した。26日〜27日はビジネスデー、28日〜29日は一般デーとなっている。
今回は、ビジネスデーで見てきた注目ブースを、編集部の独断と偏見でいくつかご紹介したい。とにかく1日では回りきれないほどの過去最大規模となっているので、明日からの一般デーに参加される方は事前にブースをしっかりチェックしておこう。
GRAPHT
今回のGRAPHTのブースは国際展示場の物販スペース。出展の中では最大規模を誇り、さまざまなゲームやハードとのコラボ商品を多数販売している。
「TGS」での目玉は、赤見かるび×マリーザのコラボグッズや、『モンスターハンター』×ドズル社のグッズ。予約はスタートしているが、実物を見るチャンスだ。
中でも発売と同時に売り切れてしまうほど人気の『ストリートファイター6』のコラボグッズは、売り切れ必至。
それ以外にも、プレイステーションオフィシャルグッズ、『トロといっしょ』のポケビグッズ、ファミコンゲーム各社のキャラクターのアイロンプリントなども圧倒的ラインナップで展開されている。欲しい方はぜひお早めに。
GALLERIA(サードウェーブ)
ゲーミングPCブランド「ガレリア」。現在のデザインになった2020年か、シルバーとブラックのデザインでおなじみだったが、待望のホワイトモデルを追加。外観のほかファンやGPUガイドなどの内部パーツも白くなっている。また、TGS開催を記念してブラックモデルも限定販売されている。
ガレリアブランドとしてはSHAKA、渋谷ハル、CrazyRaccoonなどとのコラボモデルを展開中だが、「ぶいすぽっ」コラボモデルはなんと発売から3日で完売。筐体にはメンバー全員と「ぶいすぽっ」のデザインがプリントされたサイドカバーのほか、推しメン単体のデザインカバーに加え、Windows 11のシステムボイスも推しメンに変更できるという特典付き。それ以外にもステッカー、クリアファイルなど盛りだくさんだ。
26日現在は在庫なしの状態だったが、担当者によれば近々あらためて販売されるとのこと。前回買えなかった人はガレリアのXを逐一チェックしよう。
PC関連では、非ゲーミングのサードウェーブブランドから初のゲーミングPCが登場したことも見逃せない。Ryzen+RTX 3050という組み合わせで10万円を切る価格を実現できたのは、サードウェーブの小型タワーPC筐体を流用したため。CPUやGPUのBTOはかなり細かくカスタム可能なので、PS5の値上げなどでコンソールからゲーミングPCに移行したいと考えている人は要チェックだ。
さらに、コンセプトとしてノートPCのディスプレイの上にウェブカメラ付きサブディスプレイを設置した配信用PCなども展示。VTuberのキャラクターを動かしながら配信ソフトの「OBS」を動かせる。あくまでコンセプト展示だったが、実際に使ってみるとかなり便利そうだ。
今年はサードウェーブ40周年の節目の年ということもあって、次期ガレリアのモックアップデザインも展示されていた。全面ホワイトで角張っている現行モデルと比べて丸みを持たせ、イメージカラーもホワイトと、ガラっと印象が異なるデザインだ。アンケートも実施しているので、会場に足を運んだ際にはぜひチェックしてみよう。
同時に、現行モデルのクリア部分を拡大したサイドパネルも展示中。こちらも参考デザインだが、パネルを変えるだけで内部のライティングをより楽しめるので、欲しい人は多いかもしれない。
IKEA
スウェーデンの家具メーカー、イケアの展示は、これまでとは打って変わっていわゆるゲーミング部屋というよりは、リビングの延長線上にある多様なゲーム環境をイメージした家具たち。すでに販売されているソファやチェアなどを実際に試すことができる。
イケアの最初のゲーミング家具はASUSとの共同開発となっていたが、今回は自社デザインのものが多かった印象だ。いかにもゲーミングというものではないところがこれからのトレンドになっていく?
ニトリ
日本の家具メーカーであるニトリは、しっかりゲーミング家具を揃えた展示を展開。『モンハン』とコラボした家具はTGSの展示のみかと思いきや、なんとこのまま販売しているとのこと。写真の肉、タル、剣など以外はすべて購入可能だ。TGSではフォロー&引用ポストキャンペーンも実施している。
通常のゲーミング家具の方も、デスク、チェア、ラックなどがひととおり揃っており、カップルルーム、配信ルームといったコンセプトごとに紹介。特に、昇降機能付きのデスクが4万9990円というのは他社に比べるとかなり破格。ぜひ実際に試してみて欲しい。
ZETA DIVISION
今回のTGSの中で一際目立っていたブースが、ZETA DIVISIONだ。eスポーツ関係はメインホールから離れた国際展示場側に集中していたのだが、ZETAのブースはメインホールの中でもひときわ大きく、トークショーなどのイベントを実施していた。
ブースの外側にある選手が集合したパネルのかっこよさたるや、もはやいちチームとは思えない成長ぶり。この勢いはどこまで続くのか。
ちなみに、国際展示場のグッズブース側にも、ZETAグッズのみを販売するブースがあるので、ファンの方はぜひチェックを。
WARFRAME
2013年にアーリーアクセスとしてローンチされ、クロスプラットフォームで展開されている『WARFRAME』。日本でも根強いファンがいる名作として知られているが、まさかの単独ブースがかなりのサイズで登場した。
現地では試遊のほか、さまざまな情報が解禁され、今後の展開も楽しみだ。
ふもっふのおみせ
VTuberコラボなどのカラフルなキーボードや、小型レバーレスコントローラーで飛ぶ鳥を落とす勢いのふもっふのおみせでは、ラピッドトリガー採用のキーボードやレバーレスなどが試遊可能になっていた。
その中でも、質感が高くかなり重量のあるキーボードに注目。さわってみるとかなりの重さに驚かされるのだが、その安定感の高さも気になるところ。
マウスは軽さを競い合うような展開が続いているが、eスポーツではキーボードには質感やスイッチの精度と速さ、そして安定感が欲しいところ。展示のみとのことだが、実際に市販されたら買ってしまいそうだ。
ONEXPLAYER
ポータブルゲーミングPCブランドとして毎回TGSに出展している「ONEXPLAYER」。今回は画面サイズが大きい基本モデルと、画面サイズが小さめなminiの2機種に加え、ゲームの性能を格段に向上させる外付けGPUの新モデルも未発売ながら展示していた。
特に、通常モデルと外付けGPUを使ったモデルで、さまざまなゲームのフレームレートを正直に展示していたところに、実直さと自信が表れていた。これまでも外付けGPUを使った拡張製品はあったが、本体サイズ以上に大きいとはいえ、今までの製品と比べれば格段にコンパクトになっている。
Steam DeckやROG ALLY Xなど、ポータブル機も多い中で、ポータブル機として、コントローラーを外して別画面として、さらにキーボードをつないでPCとしても使えるという拡張性の高さにこだわってきたのが「ONEXPLAYER」だ。性能面でもライバル機と同等か超えるほどのスペックを持っているので、実際に展示でさまざまなゲームを試してみて欲しい。
以上、駆け足でチェックしたものだけをご紹介してきた。さらに追加もしていく予定なので、お楽しみに!
東京ゲームショウ2024
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2024/jp/
今回は、ビジネスデーで見てきた注目ブースを、編集部の独断と偏見でいくつかご紹介したい。とにかく1日では回りきれないほどの過去最大規模となっているので、明日からの一般デーに参加される方は事前にブースをしっかりチェックしておこう。
GRAPHT
『スト6』やプレステグッズが目白押し
今回のGRAPHTのブースは国際展示場の物販スペース。出展の中では最大規模を誇り、さまざまなゲームやハードとのコラボ商品を多数販売している。
「TGS」での目玉は、赤見かるび×マリーザのコラボグッズや、『モンスターハンター』×ドズル社のグッズ。予約はスタートしているが、実物を見るチャンスだ。
中でも発売と同時に売り切れてしまうほど人気の『ストリートファイター6』のコラボグッズは、売り切れ必至。
それ以外にも、プレイステーションオフィシャルグッズ、『トロといっしょ』のポケビグッズ、ファミコンゲーム各社のキャラクターのアイロンプリントなども圧倒的ラインナップで展開されている。欲しい方はぜひお早めに。
GALLERIA(サードウェーブ)
ゲーミングPCのカラバリや次期PCのモックも展示
ゲーミングPCブランド「ガレリア」。現在のデザインになった2020年か、シルバーとブラックのデザインでおなじみだったが、待望のホワイトモデルを追加。外観のほかファンやGPUガイドなどの内部パーツも白くなっている。また、TGS開催を記念してブラックモデルも限定販売されている。
ガレリアブランドとしてはSHAKA、渋谷ハル、CrazyRaccoonなどとのコラボモデルを展開中だが、「ぶいすぽっ」コラボモデルはなんと発売から3日で完売。筐体にはメンバー全員と「ぶいすぽっ」のデザインがプリントされたサイドカバーのほか、推しメン単体のデザインカバーに加え、Windows 11のシステムボイスも推しメンに変更できるという特典付き。それ以外にもステッカー、クリアファイルなど盛りだくさんだ。
26日現在は在庫なしの状態だったが、担当者によれば近々あらためて販売されるとのこと。前回買えなかった人はガレリアのXを逐一チェックしよう。
PC関連では、非ゲーミングのサードウェーブブランドから初のゲーミングPCが登場したことも見逃せない。Ryzen+RTX 3050という組み合わせで10万円を切る価格を実現できたのは、サードウェーブの小型タワーPC筐体を流用したため。CPUやGPUのBTOはかなり細かくカスタム可能なので、PS5の値上げなどでコンソールからゲーミングPCに移行したいと考えている人は要チェックだ。
さらに、コンセプトとしてノートPCのディスプレイの上にウェブカメラ付きサブディスプレイを設置した配信用PCなども展示。VTuberのキャラクターを動かしながら配信ソフトの「OBS」を動かせる。あくまでコンセプト展示だったが、実際に使ってみるとかなり便利そうだ。
今年はサードウェーブ40周年の節目の年ということもあって、次期ガレリアのモックアップデザインも展示されていた。全面ホワイトで角張っている現行モデルと比べて丸みを持たせ、イメージカラーもホワイトと、ガラっと印象が異なるデザインだ。アンケートも実施しているので、会場に足を運んだ際にはぜひチェックしてみよう。
同時に、現行モデルのクリア部分を拡大したサイドパネルも展示中。こちらも参考デザインだが、パネルを変えるだけで内部のライティングをより楽しめるので、欲しい人は多いかもしれない。
IKEA
独自のゲーミング家具を展示
スウェーデンの家具メーカー、イケアの展示は、これまでとは打って変わっていわゆるゲーミング部屋というよりは、リビングの延長線上にある多様なゲーム環境をイメージした家具たち。すでに販売されているソファやチェアなどを実際に試すことができる。
イケアの最初のゲーミング家具はASUSとの共同開発となっていたが、今回は自社デザインのものが多かった印象だ。いかにもゲーミングというものではないところがこれからのトレンドになっていく?
ニトリ
モンハンコラボは実際に発売中!
日本の家具メーカーであるニトリは、しっかりゲーミング家具を揃えた展示を展開。『モンハン』とコラボした家具はTGSの展示のみかと思いきや、なんとこのまま販売しているとのこと。写真の肉、タル、剣など以外はすべて購入可能だ。TGSではフォロー&引用ポストキャンペーンも実施している。
通常のゲーミング家具の方も、デスク、チェア、ラックなどがひととおり揃っており、カップルルーム、配信ルームといったコンセプトごとに紹介。特に、昇降機能付きのデスクが4万9990円というのは他社に比べるとかなり破格。ぜひ実際に試してみて欲しい。
ZETA DIVISION
もはやeスポーツチームの枠を超えたブランドに
今回のTGSの中で一際目立っていたブースが、ZETA DIVISIONだ。eスポーツ関係はメインホールから離れた国際展示場側に集中していたのだが、ZETAのブースはメインホールの中でもひときわ大きく、トークショーなどのイベントを実施していた。
ブースの外側にある選手が集合したパネルのかっこよさたるや、もはやいちチームとは思えない成長ぶり。この勢いはどこまで続くのか。
ちなみに、国際展示場のグッズブース側にも、ZETAグッズのみを販売するブースがあるので、ファンの方はぜひチェックを。
WARFRAME
突然の単独ブース展開
2013年にアーリーアクセスとしてローンチされ、クロスプラットフォームで展開されている『WARFRAME』。日本でも根強いファンがいる名作として知られているが、まさかの単独ブースがかなりのサイズで登場した。
現地では試遊のほか、さまざまな情報が解禁され、今後の展開も楽しみだ。
ふもっふのおみせ
レバーレスや重量級キーボードなどを展開
VTuberコラボなどのカラフルなキーボードや、小型レバーレスコントローラーで飛ぶ鳥を落とす勢いのふもっふのおみせでは、ラピッドトリガー採用のキーボードやレバーレスなどが試遊可能になっていた。
その中でも、質感が高くかなり重量のあるキーボードに注目。さわってみるとかなりの重さに驚かされるのだが、その安定感の高さも気になるところ。
マウスは軽さを競い合うような展開が続いているが、eスポーツではキーボードには質感やスイッチの精度と速さ、そして安定感が欲しいところ。展示のみとのことだが、実際に市販されたら買ってしまいそうだ。
ONEXPLAYER
外付けeGPUでのフレームレートを出す自信
ポータブルゲーミングPCブランドとして毎回TGSに出展している「ONEXPLAYER」。今回は画面サイズが大きい基本モデルと、画面サイズが小さめなminiの2機種に加え、ゲームの性能を格段に向上させる外付けGPUの新モデルも未発売ながら展示していた。
特に、通常モデルと外付けGPUを使ったモデルで、さまざまなゲームのフレームレートを正直に展示していたところに、実直さと自信が表れていた。これまでも外付けGPUを使った拡張製品はあったが、本体サイズ以上に大きいとはいえ、今までの製品と比べれば格段にコンパクトになっている。
Steam DeckやROG ALLY Xなど、ポータブル機も多い中で、ポータブル機として、コントローラーを外して別画面として、さらにキーボードをつないでPCとしても使えるという拡張性の高さにこだわってきたのが「ONEXPLAYER」だ。性能面でもライバル機と同等か超えるほどのスペックを持っているので、実際に展示でさまざまなゲームを試してみて欲しい。
以上、駆け足でチェックしたものだけをご紹介してきた。さらに追加もしていく予定なので、お楽しみに!
東京ゲームショウ2024
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2024/jp/