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『R6S』ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIPはCAGが制す! 笑いあり感動ありの「レインボーシックス フェスティバル」取材レポート
2020年3月15日、東京都・ベルサール高田馬場にて「レインボーシックス フェスティバル」(以下「R6フェス」)が開催された。
本イベントは『レインボーシックス シージ』(以下『R6S』)をメインに据えた、優勝決定戦ありエキシビジョンマッチあり、コスプレランウェイありの祭典的イベントだ。本稿では各プログラムを踏まえた当日の模様、および「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP ファイナル」にフォーカスした取材レポートをお届けする。ライブ配信を通して当日の盛り上がりを目の当たりにした方やそうでない方も、ぜひご覧いただきたい。
こうした試合はPC版のみだけではない。PS4版の競技シーンで活躍中の「Victory Force」は、「野良連合」(以下NRG)のオーナー貴族氏を中心に集められた特別チームと激突。どちらが”PS4国内最強チーム”にふさわしいか、エキシビジョンマッチ形式で激しく激突。また、メインキャスターを務めるふり~だ氏とOkayama氏もそれぞれメンバーを選出。”ふり~だJAPAN”と”Okayama JAPAN”を結成。普段では見られないスペシャルチームを擁して、彼らの戦う行く末を賑やかに実況した。
試合間には上記のキャスター陣に加え、出演中のプロゲーマーたちをゲストに加えた幕間プログラムがスタート。登壇者が描いたイラストのオペレーター名を答えるイラストクイズや、『R6S』にまつわる知識を問う「レインボーシックス クイズフェスティバル」など、バラエティ性に富むコンテンツで配信を盛り上げる。
これらステージ上のプログラム以外にも、サービス開始から5年目を迎えてなお拡大中の『R6S』競技シーンに関する新情報も発表された。中でも顕著なのはAPAC地域の分割だろう。これまで細かく区分けされていたAPAC地域は、2020年より北APACと南APACに分けられる。日本は北APAC所属となり、出場枠は4つ。2020年についてはこのうち2枠はレジェンド枠とし、NRGと「CYCLOPS athlete gaming」(以下CAG)が参加。残り2枠はプロリーグ参戦中のチームが競い合って獲得する形となる。このような取り組みの深化はプロシーン並びにPC版だけではなく、今後は各地方へ出向いてのキャラバン大会の実施。ひいてはPS4版アマチュア大会の規模アップなど、広範な分野で見られるようだ。
イベントの最後を締めくくるのは、「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP」のグランドファイナル王者を決める重要な一戦。この戦場に立ったのは、双方ともに高い実力を誇るCAGとNRG。両チームは2019年4月より続く長い戦いに終止符を打つべく、1stマップ海岸線へと乗り出した。
いち早く先手を取ったのはCAG。2階の防衛拠点を早々に攻め落として第1ラウンドを獲得する。これを覆さんとすぐさま対応に動いたNRGも前線を押し上げ、第2、第3と続けざまにラウンドを奪取。フレキシブルに立ち回るCAGに対し、巧みな駆け引きで抑え込む。ところが一転、勝負の運が一気にCAGへと流れ込んだ。第4ラウンド以降は攻めあぐねるNRGを翻弄して差を一気に広げる。第8ラウンド終了後、たまらずタイムアウトを要請するNRGだったが、流れを取り戻すことができず、海岸線をCAGに明け渡す形となった。
早くも王手をかけたCAGの勢いは、2ndマップにおいても衰えを見せない。その形態を体現するかの如く、Gatorada選手がニトロセルでNRGを翻弄。これで第1ラウンドを収めると、続く第3ラウンドも身軽な立ち回りを披露。意表を突いたリテイクにより、拠点内に侵入してきたNRGの選手を次々に刈り取る。しかし既に1stマップを落としてしまったNRGも負けてはいない。追い込まれた状況の最中、CAGの動きに対応してラウンドを3つ獲得。ベストプレーが出ると自分たちで声を上げ、積極的に鼓舞を試みた。だがオフライン大会の出場経験の差が如実に現れたか、最後はCAGに追い込まれる様相を呈し、あえなく敗北。「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP」王者は、序盤の勢いそのままに勝負を制したCAGに決定した。
最終結果
■関連リンク
レインボーシックス フェスティバル
https://rainbow6.jp/R6festival/
レインボーシックス シージ
https://www.ubisoft.co.jp/r6s/
レインボーシックス シージ ダウンロードサイト(Ubisoft Store)
https://store.ubi.com/jp/rainbow-six-siege-pc
本イベントは『レインボーシックス シージ』(以下『R6S』)をメインに据えた、優勝決定戦ありエキシビジョンマッチあり、コスプレランウェイありの祭典的イベントだ。本稿では各プログラムを踏まえた当日の模様、および「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP ファイナル」にフォーカスした取材レポートをお届けする。ライブ配信を通して当日の盛り上がりを目の当たりにした方やそうでない方も、ぜひご覧いただきたい。
フェスティバルの名にふさわしい充実のプログラム内容
「R6フェス」は上述の通り、午前9時30分開始のオープニングセレモニーからエンディングにいたるまで、まさに『R6S』尽くしのプログラムで埋め尽くされていた。まず最初に行われたのは、UbisoftとALIENWARE(DELLブランド)が2019年より共催している「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP」の3位決定戦。ステージ上には「GUTS Gaming」と「DetonatioN Gaming」のメンバーが集結し、BO1の真剣勝負を演じた。▲GUTS Gamingメンバー。左からYura・Li9ht・CrazyPapiyoN・p3Ril(マネージャー)・JJ・Lily(敬称略)
▲DetonatioN Gamingメンバー。左からyahoon・Simotuki・febar・MarineSky・Tonziru(敬称略)
こうした試合はPC版のみだけではない。PS4版の競技シーンで活躍中の「Victory Force」は、「野良連合」(以下NRG)のオーナー貴族氏を中心に集められた特別チームと激突。どちらが”PS4国内最強チーム”にふさわしいか、エキシビジョンマッチ形式で激しく激突。また、メインキャスターを務めるふり~だ氏とOkayama氏もそれぞれメンバーを選出。”ふり~だJAPAN”と”Okayama JAPAN”を結成。普段では見られないスペシャルチームを擁して、彼らの戦う行く末を賑やかに実況した。
▲表彰式に出場したVictory Forceメンバー。貴族氏らレジェンドチームと対戦し、見事勝利を収めた
▲ふり~だ JAPAN vs Okayama JAPANでは、チームの垣根を越えたスペシャルチームが結成された
試合間には上記のキャスター陣に加え、出演中のプロゲーマーたちをゲストに加えた幕間プログラムがスタート。登壇者が描いたイラストのオペレーター名を答えるイラストクイズや、『R6S』にまつわる知識を問う「レインボーシックス クイズフェスティバル」など、バラエティ性に富むコンテンツで配信を盛り上げる。
▲独創的なセンスを発揮する出演者たち。実況やプレイング以外でも名シーンを演出する
これらステージ上のプログラム以外にも、サービス開始から5年目を迎えてなお拡大中の『R6S』競技シーンに関する新情報も発表された。中でも顕著なのはAPAC地域の分割だろう。これまで細かく区分けされていたAPAC地域は、2020年より北APACと南APACに分けられる。日本は北APAC所属となり、出場枠は4つ。2020年についてはこのうち2枠はレジェンド枠とし、NRGと「CYCLOPS athlete gaming」(以下CAG)が参加。残り2枠はプロリーグ参戦中のチームが競い合って獲得する形となる。このような取り組みの深化はプロシーン並びにPC版だけではなく、今後は各地方へ出向いてのキャラバン大会の実施。ひいてはPS4版アマチュア大会の規模アップなど、広範な分野で見られるようだ。
色とりどりの個性がまぶしいコスプレランウェイ
『R6S』は競技シーンに勝るとも劣らない一大ジャンルが存在する。それが”コスプレ”だ。「R6フェス」においても例外ではなく、当日は約50名近くのコスプレイヤーが集結。各々が色とりどりの衣装に身を包み、ランウェイで個性を発揮した。ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP グランドファイナル
イベントの最後を締めくくるのは、「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP」のグランドファイナル王者を決める重要な一戦。この戦場に立ったのは、双方ともに高い実力を誇るCAGとNRG。両チームは2019年4月より続く長い戦いに終止符を打つべく、1stマップ海岸線へと乗り出した。
▲序盤で流れを作り出したCAG陣営は、5ラウンド以上の差をつけて海岸線を制した
いち早く先手を取ったのはCAG。2階の防衛拠点を早々に攻め落として第1ラウンドを獲得する。これを覆さんとすぐさま対応に動いたNRGも前線を押し上げ、第2、第3と続けざまにラウンドを奪取。フレキシブルに立ち回るCAGに対し、巧みな駆け引きで抑え込む。ところが一転、勝負の運が一気にCAGへと流れ込んだ。第4ラウンド以降は攻めあぐねるNRGを翻弄して差を一気に広げる。第8ラウンド終了後、たまらずタイムアウトを要請するNRGだったが、流れを取り戻すことができず、海岸線をCAGに明け渡す形となった。
▲2ndマップ最終ラウンド、一気にNRG陣営を掃討するCAGメンバー
早くも王手をかけたCAGの勢いは、2ndマップにおいても衰えを見せない。その形態を体現するかの如く、Gatorada選手がニトロセルでNRGを翻弄。これで第1ラウンドを収めると、続く第3ラウンドも身軽な立ち回りを披露。意表を突いたリテイクにより、拠点内に侵入してきたNRGの選手を次々に刈り取る。しかし既に1stマップを落としてしまったNRGも負けてはいない。追い込まれた状況の最中、CAGの動きに対応してラウンドを3つ獲得。ベストプレーが出ると自分たちで声を上げ、積極的に鼓舞を試みた。だがオフライン大会の出場経験の差が如実に現れたか、最後はCAGに追い込まれる様相を呈し、あえなく敗北。「ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP」王者は、序盤の勢いそのままに勝負を制したCAGに決定した。
最終結果
- 1stマップ(海岸線):7-2でCAGの勝利
- 2ndマップ(カフェ):7-4でCAGの勝利
- 勝利:CYCLOPS athlete gaming
▲王者の証を手に取るCAGメンバー。左からあにつん・BlackRay・XQQ(コーチ)・gatorada・Ayagator・uzuC(敬称略)。試合後の囲み取材では、「目標は世界ベスト4進出」と今後の展望を大きく掲げた
まとめ
盛り沢山のプログラムを携え、『R6S』単体のイベントとして開催された「R6フェス」。しかし今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮した結果、会場内へ観客を入れることができなかった。国内大会の王者決定戦、エキシビジョンマッチ、コスプレランウェイ等々……もし現地に大勢のファンがいれば、イベントはさらに盛り上がりを見せたはずだ。2020年3月19日現在、このような動きがいつまで続くのか現状は判然としていないが、一刻も早く事態が改善されると共に、従来の規模感を保ったままで華やかな『R6S』単体イベントが開かれるよう願う限りである。■関連リンク
レインボーシックス フェスティバル
https://rainbow6.jp/R6festival/
レインボーシックス シージ
https://www.ubisoft.co.jp/r6s/
レインボーシックス シージ ダウンロードサイト(Ubisoft Store)
https://store.ubi.com/jp/rainbow-six-siege-pc