イード株式会社は、ゲームメディア「GameSpark」のブランド「GameSpark Publishing」において、3DダンジョンRPG『ウィザードリィ外伝 五つの試練』の19周年を記念したセールを2025年6月9日から23日まで実施する。2006年に発売された本作は、2021年にSteamとNintendo Switch版として再登場し、多くのユーザーに楽しまれている。セールでは最大25％の割引が適用され、Nintendo Switch版は動作速度の改善やユーザーシナリオ機能の追加が進められている。

旧Windows版『戦闘の監獄』『慈悲の不在』『五つの試練』は、開発環境の老朽化により2026年6月8日までにサービス終了が予定されており、ユーザーにはSteam版への移行が促されている。『五つの試練』Nintendo Switch版は基本シナリオ6本とユーザーシナリオがプレイ可能で、リメイク版『戦闘の監獄』『慈悲の不在』のDLCも展開され、シリーズファンから新規ユーザーまで幅広く支持されている。


＜以下、メーカー発表文の内容をもとに掲載しています＞

『ウィザードリィ外伝 五つの試練』
19周年記念セール開催！
Nintendo Switch 2での動作改善も明らかに

イード
株式会社イード（本社：東京都中野区、代表取締役：宮川 洋、以下 イード）は、当社の運営するゲームメディア「Game*Spark」のブランド「Game*Spark Publishing」において、Steam/Nintendo Switch版が好評発売中の3DダンジョンRPG『ウィザードリィ外伝 五つの試練』の19周年を記念したセールを開始しました。

『ウィザードリィ外伝 五つの試練』19周年記念セール

2006年に生まれた『ウィザードリィ外伝 五つの試練』は、2025年6月8日をもって19周年を迎えました。2021年の大幅なグレードアップを通じSteam/Nintendo Switchへと登場を果たし、初登場から19年の時を経てなお、古くからのユーザーだけでなく新たなユーザーにも広く楽しんでいただいています。

今回はその歩みを記念して、正式版以降で最大の割引率となる25%の割引を、2025年6月9日から23日までの2週間の期間にわたって実施しています。また6月9日中は、Steamの日替わりスペシャルとして全ユーザーのストアトップページにも登場しています。

なお、『五つの試練』 Nintendo Switch版では2度の大きなアップデートを通じて、下記のような機能追加や動作改善が行われています。

• ユーザーシナリオへの対応
• ゲームのメニュー画面などの動作速度の大幅な改善

発売からしばらくが経過したSteam/Switch版『五つの試練』ですが、ユーザーの皆様に継続的に楽しんでいただくための準備を進めておりますので、今後とも変わらぬご愛願とご支援をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

Nintendo Switch 2での動作改善について

2025年6月5日に発売されました任天堂様の新ゲーム機Nintendo Switch 2上では、従前より任天堂様が公開されております互換性リストの通り、お手持ちのSwitch版『五つの試練』をそのまま楽しんでいただくことができます。

弊社ではNintendo Switch 2の開発機材を手に入れることはできませんでしたが、弊社側で一般流通のNintendo Switch2本体を用いて独自に動作確認を行なったところ、おもに下記のようないくつかの場面で動作速度の大幅な改善がみられました。

• ゲーム起動後のロード時間
• セーブ発生時の動作不能時間
• キャラクターステータス画面の切り替えレスポンス
• 迷宮移動設定「アニメーション」での移動アニメーション

これらの点については、我々の力不足もありSwitch向けとしては抜本的な状況の改善は今後も難しく、ご不便を感じているユーザーの皆様には誠に申し訳ございませんが、今後のNintendo Switch 2のご購入を視野に入れていただけますと幸いです。

ポートレートDLC開発中！

開発を進めておりますポートレートDLCについて、進捗がお伝えできておらず誠に申し訳ございません。有料のものや無料のもの、コラボのものなどを含めて取り組みが行えるよう準備を進めております。

すでに参加予定のアーティスト様のなかには『ウィザードリィ・外伝』シリーズと言えば、の方もおりますので続報をお待ちいただければと思います。

旧Windows版『戦闘の監獄』『慈悲の不在』『五つの試練』
今後のサービス予定について

2006年より2021年まで販売しておりました、Steam版以前の旧Windows版『戦闘の監獄』『慈悲の不在』『五つの試練』について、開発環境の老朽化などもあり、2026年6月8日までに段階的にサービスを終了させて頂く予定です。

■既に実施済み：旧Windows版『五つの試練』のみ所有者に向けた、シナリオデータのSteam版上での公開状態設定・内容更新ツールの提供/サービス終了
以降Steam版での旧シナリオの公開状態を設定する際は、お手数ですがSteam版『五つの試練』をお買い求めの上、Steam版オンラインエディタサービスのシナリオコンバーターをお使いください。

■2026年6月8日：旧Windows版『戦闘の監獄』『慈悲の不在』『五つの試練』オンライン認証の終了
以降はユーザーシナリオを含め、新たにゲームプレイのための認証およびゲーム本体のアップデートを行うことはできません。認証解除版の配布も検討はしたのですが、既に開発環境の老朽化のため製作が難しく、ご了承いただければ幸いです。

■2026年6月8日：旧Windows版『五つの試練』公式サイト・エディタサービスサイトの閉鎖
検討の結果、旧Windows版『五つの試練』エディタサービスサイト上にある、本体・ユーザーシナリオの各掲示板については読み込み専用の形でログを提供する予定です。
ただし、ユーザーシナリオのデータ自体はすべてダウンロードができなくなります。

製品概要

トレイラー： 
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』は、多くのファンを持つRPG『ウィザードリィ』シリーズの完全に独立した外伝作品のひとつであり、2006年にWindows向けに発売された作品の大幅なバージョンアップ版です。『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』を下敷きとしたベースシステムの基、シンプルかつハードコアな3DダンジョンRPGあるいは『ウィザードリィ』シリーズの魅力を、それぞれに独立したつくりのRPG――「シナリオ」として一本のソフト上で複数本楽しめるのが特徴です。

『五つの試練』Nintendo Switch版では、Steam正式版で実装されたデフォルトシナリオ「偽りの代償」のほか、中級者～上級者向けの「旅人の財産」「満月王の子供達」「欠けた大地」「ガルヴァンの酢漬け男」「灼熱の車輪」の、いずれも十時間～数十時間プレイ可能なシナリオ計6本を収録。また、 Steam版同様にユーザーが各々に制作した「ユーザーシナリオ」もダウンロード・プレイ可能です。（※ ユーザーシナリオのプレイ機能はアップデートにて対応）

また、今回登場から18年を経て家庭用機向け初登場の『五つの試練』 Nintendo Switch版のほか、かつてPS2などで発売されていた作品のリメイク『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』、こちらも家庭用機初登場となる『慈悲の不在』のリメイク版も、同日発売のDLCシナリオとしてご用意しています。

製品情報

• ウィザードリィ外伝

公式サイト：https://wiz.gamespark.jp/
Steam ストア：https://store.steampowered.com/app/1308700/Wizardry/
ニンテンドーeショップ：https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000086435

• DLC『戦闘の監獄』

Steam ストア：https://store.steampowered.com/app/1309770/Wizardry_The_Five_Ordeals__Scenario_Prisoners_of_the_Battles/
ニンテンドーeショップ：https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70050000052778

• DLC『慈悲の不在』

Steam ストア：https://store.steampowered.com/app/1309771/Wizardry_The_Five_Ordeals__Scenario_The_Absence_of_Misericordia/
ニンテンドーeショップ：https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70050000052779

■Game*Sparkについて
Game*Sparkは、月間1,000万PV以上を誇る「ハードコアゲーマー」のためのゲームメディア。近年では海外ゲーム情報を中心に、PCゲームやインディーゲームまで幅広い情報を取り扱っています。2006年にイードの前身である株式会社アイ・アール・アイコマースアンドテクノロジーにて『ウィザードリィ外伝 五つの試練』を取り扱っていた縁により、Game*Sparkとして初のゲームパブリッシングを行う運びとなりました。ゲームメディアとしての知見と経験を活かした各種のサポートを提供していくことにより、今後の同作の展開を盛り上げるだけでなく、他作品のパブリッシングも視野に入れ、活動を行っていきます。
URL：https://www.gamespark.jp/