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【年末年始恒例企画】Steamで遊べる協力&対戦プレイゲーム 年末年始に大画面テレビで遊ぼう
目次
(更新:2024年12月26日、初出:2021年12月24日)
年末年始といえば、実家に帰ったり、短い旅行に行ったり、友達と過ごしたり、という方も多いでしょう。となれば、ひとつの画面を見ながらみんなで遊びたい! そういったパーティーゲームはニンテンドーの十八番ですが、最近はPCゲームでも良質な対戦ゲームがかなり増えているんです!
そこで、年末年始にワイワイ集まって遊べるゲームを、ゲーム好きの編集部員&ゲームが苦手な社内スタッフも含めてプレイしてみました。実は毎年少しずつ追加しているので、今後もどんどん増えていきそうです。
さっそくみんなで一緒に遊べるゲームを探し始めたのですが、あらためて探してみると意外と見つけにくい。
というのも、いまやインターネットを介した「オンライン対戦」が主流で、ひとつの画面でみんなで遊ぶタイプの「オフライン対戦」のゲームを探すのにはコツがいるんです。
Steamの場合、「カテゴリー」の中に「ローカル&パーティ」という項目があるのですが……
選んでみると、やっぱり『バルダーズゲート3』が当たり前のように出てきます。たしかにみんなで遊べるいいゲームなんだけども、ちょーっと求めてるものと違う……
では、『マリオパーティ』のようなワイワイ遊べるゲームが欲しいんや! というときはどうするか。任意のゲームを選んだあとに、右サイドバーに表示される「共有/分割画面での協力プレイ」や「共有/分割画面でのPVP」(対人戦のこと)という部分に注目してみましょう。これらの項目が表示されていないゲームは、1画面をみんなで見ながら遊ぶ『桃鉄』のような遊び方はできない、ということです。
Steamストアの検索機能で探したい時は、「プレイヤーの数で絞り込む」という項目からも絞り込み可能。「共有/分割画面でのPvP」「共有/分割画面での協力プレイ」「共有/分割画面」にチェックを入れてみてください。
ただし、人数が多くなるほど画面内のキャラが小さくなったり画面を分割する必要が出てくるため、ある程度大画面のモニターが必要です。手軽なのは大画面テレビにPCからHDMIで出力すること。映像に加えて音声も出力できるタイプなら、接続も設定も簡単です。
画面サイズの目安として、一般的なリビングの大画面テレビとして人気の50インチであれば、左右2分割ならPC向けで最も一般的な24インチモニターの縦置きに相当しますし、格子状に4分割なら12インチの小型ノートPCと同じくらいのサイズ感です。
ちなみに、会社にあったBenQのビジネス用プロジェクター「MH550」だと最大で約80インチ! 8分割の場合は(ややサイズがばらつきますが)10インチずつになります。今回紹介しているようなゲームであればそれほど遅延は気にならないため、会議室を目いっぱい使っても目立つ遅延もなく快適にプレイできました。
やや面倒なのはコントローラーの接続です。というのも、Windows 11ではBluetoothで接続したコントローラーの名称の区別がつかず、PS用やXbox用の同じコントローラーが2つも3つもあっても、どれも同じ名前で表示されてしまうんです。
なので、有線接続と無線接続を組み合わせて、できるだけ区別がつきやすくする方法を考えましょう。こればっかりはあまり解決策もありませんが、たとえばコントローラーに番号シールを貼るなどすると、ごちゃごちゃしなくていいかもしれません。ここはNintendo Switchのようにコントローラーの順番を入れ替える機能を実装してほしいところですね。
それでは、実際にいろいろなゲームを多人数で遊んでみたレビューをお伝えします。
多人数で楽しめるゲームの条件として、
なお、上記のような理由から、これらのゲームを日頃からやり込むのはオススメしません。誰かひとりが上手くなりすぎると途端に冷めてしまうからです。人が集まった時にだけちょこっと遊ぶ、くらいの感じで楽しむのが、年末年始のパーティーゲームの嗜み方です。
ミニゲームはゲーム名の通りの“殴り合い”から、フライトシューティング、レース、アクションなどバリエーションも多様。初見プレイヤー同士で悲鳴を上げながら遊ぶのがオススメですが、プレイヤーが固定化して極まってきたら独自ルールも設定できるので、長く遊べる1本です。
ただ、この手のゲームは持ち主がひとり上達してしまうと周りが冷めます。あまりうまくならないように年末年始だけ遊ぶなど、やりすぎないのが平和に遊ぶコツですね。
残念なのは、プレイ中のSEやボイスがほとんどなくBGMのみなこと。ですが、8人分の音が混ざったらまさにカオスなので、いいバランスかもしれません。
編集部で好評だったミニゲームは、円形のフィールドで爆弾を仕掛けて相手を吹っ飛ばすボン○ーマン風のミニゲーム。トリッキーなフィールドが円形の爆風がフィールドが斬新でした。
PSコントローラーとXboxコントローラーのボタンの違いも、しっかりインターフェースで表示してくれている点も秀逸です!
参加者コメント
とにかく走ってゴールを目指すレースゲームが『Runbow』(ランボウ)です。ただレースするだけじゃなく、他のプレーヤーを「パンチ」「キック」「落とす」などして妨害し、1位を狙っていきます。
このゲームの最大の特徴は、ロゴからもわかるとおり背景色が次々と変化すること。足場が背景と同色になって見えない=実際に消えてしまうというゲームらしい表現で、バグってしまう人間の脳の認知を利用しています。単なるアクションではなく、変化し続ける背景色を気にしながらプレイする必要があるんです。
キャラクターは、デフォルトの色付きキャラのほか、『ショベルナイト』『蒼き雷霆 ガンヴォルト』『シャンティ』といった人気インディーズゲームのキャラクター19人から選べます。高く飛びすぎて画面外に出たり、障害物に触れたりしてもアウトで、アクションゲームとしてもなかなかやりごたえがあります。
オフラインの「ラン」はプレイする5~100までのラウンド数を決めて、ステージの最後にある「トロフィー」を目指します。「アリーナ」は参加プレイヤー同士のバトルロイヤル。殴り合いで、最後まで生き残ったプレイヤーが勝ちです。「キング オブ ザ ヒル」は王冠マークの「玉座」をキープし続けたプレイヤーが勝者。
また、ひとりで遊べるモードも用意されており、「ぼうけん」は規定数の敵を倒し、アイテムを集め、 140種類以上のチャレンジに挑みます。「ボーヒモス」は巨大なモンスターのお腹の中から脱出するタイムを競います。
みんなでわちゃわちゃ遊びたいなら、1人用で上達しない方が楽しめます。あるいは全員自宅で予習してくるのもいいかもしれませんね。
参加者コメント
プレイヤーはパンチ、ジャンプ、キックなどで他のキャラを攻撃できます。落ちている武器を拾ってダメージを与えることも可能。
ダメージを受けてしまうと気絶して何もできなくなってしまいます。その間にバトルエリアから放り出されたり、危険な目にあってしまうので、できるだけ早く回復しなくてはなりません。
『Party Animals』には、「ラストスタンド」「チームスコア」「アーケード」の3つのモードと、全部合わせると20のマップがあります。中でも「チームスコア」は、8人のプレイヤーが4つのチームに分かれてプレイし、メンバーたちと歩調を合わせないとクリアできないので、盛り上がること間違いなしです。
こちらの動画を見ちゃうともう、そのかわいさにすぐに購入ボタンをポチっとしちゃうかもしれません。犬だけに。
参加者コメント
ゲームはいわゆる2Dタイプのアクションで、鍵をゲットしてゴールの扉にたどり着けばクリア。障害物を避けたり、段差の上を飛び越えるために仲間を上に乗せたり乗ったりしながら、段差のあるステージをクリアしていきます。
ステージは頭を使えば少人数でもクリアはできますが、全員が息を合わる必要があるうえに、全員がクリアしないと先へ進めないというルールなので助け合いが必須。グループの絆が試されます。
ちなみに、オフラインのみの『Classic Edition』なら、アプリは無料で、最大10人まで同時プレイ可能です。
参加者コメント
見た目がまったく同じ、たくさんいるAIキャラクターになりきるだまし合いゲームが『Unspottable』。この手のゲームも最近増えてきましたね。
スタートしたときは、自分がどこにいるのか、AIや他のプレイヤーがどれなのかも含めてまったくわかりません。自分を見つけるために派手に動いてしまうと他のプレーヤーにもバレてしまうので、最初のコントローラーの動きから化かし合いは始まっています。
▲はい、この中にプレイヤーは4人だけ。どこにいるのかを探すことから始まる
そして、他のプレーヤーにバレることなく他のプレーヤーを倒すことが目的なので、「いかに他のキャラクターにうまくまぎれることができるか」が肝心です。といっても、ご覧のとおりキャラクターはプレイヤーの人数よりもかなりたくさんいて、わちゃわちゃ動いているので簡単にはバレません。
気をつけたいのは、コントローラーの動きからもわかってしまうこと。高度な読み合いになってくると、画面よりもヒトの方に注目し始めたりと、オフラインならでの楽しみ方ができますよ。
参加者コメント
2Dの1画面の中で最大4人までオフライン対戦できる、某対戦アクションゲームに似たゲームです。「なんだよ、『スマブラ』持ってねぇのかよ」という友達が来たら、そっとこのゲームを起動しましょう。
キャラの操作は、十字キーと2つのボタンを押す方向を組み合わせるだけと非常にシンプル。初心者がコントローラーをでたらめに動かす、いわゆる「レバガチャ」でも十分に遊べます。なにより令和のこの時代にボタンが2つだけという割り切りがすごい。『スポンジボブ』や『ストリートファイター』などとのコラボもさかんです。
ルールに応じてローカルプレイでは最大4人、オンラインも含めると最大8人同時プレイが可能。武器を拾って相手を殴り、ダメージを蓄積させて場外に飛ばしましょう。
なんといっても基本プレイ無料なので、誰もがすぐに遊べるのが利点。コンボなどを極めていくとムキになってしまうので、友達と遊ぶならライトにとどめておいた方がいいかも?
参加者コメント
舞台はオニオン王国。この国をゾンビブレッドの魔の手から救うため、シェフたちが料理をするというゲーム。画面の上に表示されている料理の素材を切ったり焼いたり茹でたりして、皿に盛り付けてお客様に届けるのがミッション。食材や料理を投げて時短できるあたりがカオスで面白いですね。
いわゆる作業ゲーですが、最大人数である4人で遊ぶと、誰かが失敗したり素材や料理に気づかないのを指摘し合うだけでも盛り上がります。また、4人以上であっても交代しながらプレイしていない人が「違う違う、そっちそっち!」と声をかけたりするのもスイカ割みたいで楽しいです。知らない人と遊んでも、自然にコミュニケーションが取れると思いますよ。
みんなで遊ぶ時には、まずはストーリーモードで協力プレイの基本基本を覚えた上で、慣れてきたら対戦するのがオススメです。
参加者コメント
なにしろ、できることと言ったらちょっとだけ跳ねることと、なにかをつかむことだけ。モードは生き残りをかけた「デスマッチ」、一風変わった「バスケットボール」、そしてより多くのニンジンをゲットした者が勝つ「キャロットグラブ」の3つから選べます。
最初のうちはこのキモかわいいウサギたちを見ているだけでも楽しめます。しかし、ひとたび自分がプレイするとなると、とにかく思い通りに動かないウサギにイライラしてしまいます。
そんなイライラを友達と共有するのが、本作の魅力なのかもしれません。シュールなグラフィックも相まって、ゲラゲラ笑って遊べる1本です。初心者も安心して遊べます。
ストリーマーの配信などでもたびたび遊ばれていますし、プレイしても見ているだけでも笑いが起きる1本です。
参加者コメント
協力できるのは2人までですが、2人+2人の2チーム、最大4人同時に、画面分割での対戦が可能になっています。
操作自体はアナログスティックによる移動と、壁などにひっつく動作、ロープを伸ばして勢いよく移動させる動作といったもので、直感的な操作感がとても心地いいです。
協力プレイもできますが、あえて相手を落っことすようなお邪魔プレイも可能。いろいろな楽しみ方ができて、子どもから大人まで気軽に遊べる良作です。
参加者コメント
その名のとおり爆弾の解体作業を行うのですが、作業者=ゲームをプレイするのは原則ひとりだけ、指示を出す人は何人いても構いません。
ゲームを操作する人は爆弾の構造(パズルや状況など)をまったく知らずにひとりだけ画面を操作し、マニュアルを持っている側は実際の画面を見ずに言葉だけで指示を出します。ドラマなどでよくある、電話越しに爆弾を処理する場面がゲームになった、という感じですね。
編集部ではルールにのっとって、ある程度ゲームができる人が解除者をプレイし、それ以外のメンバーでマニュアルをもとに解除方法を伝えてみました。表現が難しい記号の伝え方でつまづいたものの、遊ぶたびに爆弾のモジュールが変わってくれるので飽きることなくプレイできます。
ちなみに、ひとりで遊ぶこともできますが、マニュアルを参照してしまうとこのゲームの醍醐味である「不自由さ」が体験できません。ぜひ誰かと一緒に、できれば教える側も3人ほど集めて楽しんでみてください。
参加者コメント
とにかくキャラクターが思うように動きません。そのせいでイライラしてしまうことも多いのですが、それこそがこの手のゲームで開発者が求めていることです。すなわち「練習したぶんだけうまくなるゲームでは、ビギナーは永遠に勝てない」を解決するためのアプローチと言えます(本音は知りません)。
そんなに難しく考えなくても、超シンプルにただ動き回るだけで戦えるところが『Gang Beasts』最大の魅力です。ちなみに、Switch版も販売されています。
参加者コメント
見た目は普通のアクションゲーム風ですが、『Gang Beat』や『Human: Fall Flat』と同様の物理エンジンを用いているため、動きはぐにゃぐにゃ。パンチもキックもあてにならず、終始暴れまくる感じはほかのゲームと変わりません。
だからこそ、対戦格闘が苦手な人でも楽しめるのが本作のいいところ。ワンパンチで決着がつくモードや、時間いっぱいまで戦い続けるモードなど、不条理に思えるモードがたくあんあるのもパーティーに向いています。ゲームがうますぎる人がいるときに本作を投下すれば、ビギナーでもワンチャン勝てるかも!?
参加者コメント
『Heave Ho』のルールはとても簡単。プレイヤーたちが操るキャラクター同士で手を取り合って、飛んだり歩いたりしながらステージクリアを目指すというものです。
日常生活で、仲間たちと手を取り合って協力する機会なんてどれくらいあるでしょう? 自分の記憶では中学時代の林間学校のキャンプファイヤーでマイムマイムを踊ったくらい……。
でもそんな寂しい人でも、ゲームの中なら手をつなぐのも恥ずかしくありません。「絶対、この手を離さないでね……」と伝えて、友達もろとも奈落の底に落ちた日には、爆笑とも怒りともつかない感情でただただケラケラ笑える時間が愛おしくなるはずです。
このゲームを一緒に遊んで、笑顔にならなかった人はいません。ぜひ家族と、友人と、仲間と一緒に遊んでみてください。
ちなみに、一人用でもプレイは可能。友達がいない方はストイックにクリアしちゃいましょう!
参加者コメント
『Ultimate Chicken Horse』は、自分だけがクリアできるようなコースを作り、ゴールを競うパーティーゲームです。
ゲームを開始したら、まずはコース作りから。足場やトラップなどのパーツから好きなものを選び、ステージ上の決められたスペースに配置。パーツ選択は先着順なので速さも重要です。
基本的には、各々がコースにトラップを仕掛けて他のプレイヤーを妨害しつつ、自分だけがゴールするのが目的……なのですが、どうやっても自分だけがゴールできるコースを作るのは難しい。なので、必然的に誰かのコースを利用しながら、自分だけが抜け駆けする方法を探るという遊び方になります。
ターンを重ねるごとにトラップが増えていくので、最終ターンは激ムズです。1位でゴールするとポイントがもらえ、そのターンを繰り返してポイントが高かった人が優勝となります。
コツをつかむまではどんなツールにどんな効果があるかがわかりませんが、遊べば遊ぶほど慣れていき、意外な使い方もわかってきます。ツールの置き場所とどう回転させて使うかが攻略のポイントです。
風で吹き飛ばしたり、ノコギリで邪魔したり……性格の良し悪しも丸見えになるので、くれぐれもやりすぎにはご注意を。
参加者コメント
ゲームを起動すると、ローズという女の子の両親のケンカからスタート。離婚しそうな両親を仲直りさせたいとローズが願うと、両親は彼女が作った粘土とぬいぐるみへと変貌してしまいます。そして人間に戻るために、離婚を決めたふたりが一緒に冒険しながら、互いに気づいていなかった思いや考えを伝え合って……という物語です。
プレイするのは2人まで、というか2人いないとプレイできません。画面は分割されていますが、同じマップを移動していきます。そして、ひとりかがスイッチを押し続けている間に、もうひとりがドアを通り抜けるといった、攻略するためにはひとりがもうひとりのために行動しなければならない箇所がたくさん出てきます。それらを乗り越えることで、夫婦があらためて互いを認め合うようになっていきます。
本作には対戦要素はまったくなくミッションをクリアしていくだけなのですが、実際にプレイしていない人たちも、練りこまれたギミックに気づくだけでなんだか一緒にプレイしているような気分になります。
果たして夫婦二人は、再びローズが望むような仲良し夫婦に戻れるのか……。友達や大切な人と一緒に楽しんでみたい1本です。
参加者コメント
ミニゲームには、満員電車の扉が開いたとき、前からカップルが歩いてきてぶつかりそうになった時、隣のアナウンサーがお辞儀をしてヅラが落ちてしまった時などなど、よくある(?)ケースでの行動を決められます。
同時プレイはふたりまでで、赤と青のキャラをそれぞれ操作可能。プレイ人数は少ないですが、最後にはふたりの相性診断もしてくれるので、脇で見ている人たちにも話題を提供してくれて、終始笑いが絶えませんでした。
▲相性というよりも、配慮が足りないのはどちらかが露呈してしまう
協力プレイや対戦プレイもいいですが、こういったミニゲームで笑い合うのも楽しいもの。ゲームの性格上、何度も遊ぶと飽きてしまいそうですが、シリーズとして1~4まであるので、じっくり楽しめると思います。
なお、1画面共有プレイではありませんが、最大7人までオンラインで楽しめる『みんなで空気読み。オンライン』も早期アクセス中です。
参加者コメント
今回ご紹介しているのは1画面で多人数で遊べるゲームなのですが、「音ゲー」のシステムを採用しているこの『Headbangers: Rhythm Royale』(ヘッドバンガーズ:リズムロイヤル)だけは、オンライン限定ながらぜひご紹介させてください。
自分を含めた30羽のハトが競い合う、陽気なリズムバトルロイヤルゲーム。音楽ミニゲームで競い合い、パワーアップを使いながら対戦相手を上回り、自分だけのハトにカスタマイズするためのCrumbs(パンくず)を集めていきます。
刺激的でユニークな音楽要素が入ったミニゲームは4ラウンド、23種類。できるだけクールに振る舞ってより多くの「Crumbs」を集め、それを使ってショップでコスチュームセットや部位別アイテム、挑発やサウンドなどを購入できます。自分だけのイケてる最高傑作を作り上げましょう!
前述のとおり、オンライン専用ゲームですが、プレイヤーはひとりでも友達と一緒に遊べば笑えることまちがいなし。クロスプラットフォーム対応のオンラインマルチプレイも可能なので、別のハードウェアなどで一緒に遊べば、誰かと一緒にも楽しめます。
参加者コメント
いかがでしたでしょうか?
年末年始は、大勢の親戚・友人が集まる機会も多くなり、大勢が集まることも増える時期。そんな時に本記事を思い出して、Steamで遊べる協力型・対戦型ゲームを家族や友達と一緒に楽しんでもらえたら幸いです!
Steam|共有/画面分割でのPvP・協力プレイのゲーム
https://store.steampowered.com/search/?category3=37%2C39&category2=37
年末年始といえば、実家に帰ったり、短い旅行に行ったり、友達と過ごしたり、という方も多いでしょう。となれば、ひとつの画面を見ながらみんなで遊びたい! そういったパーティーゲームはニンテンドーの十八番ですが、最近はPCゲームでも良質な対戦ゲームがかなり増えているんです!
そこで、年末年始にワイワイ集まって遊べるゲームを、ゲーム好きの編集部員&ゲームが苦手な社内スタッフも含めてプレイしてみました。実は毎年少しずつ追加しているので、今後もどんどん増えていきそうです。
Steamで遊べるオフライン協力型&対戦型ゲームの楽しみ方
さっそくみんなで一緒に遊べるゲームを探し始めたのですが、あらためて探してみると意外と見つけにくい。
というのも、いまやインターネットを介した「オンライン対戦」が主流で、ひとつの画面でみんなで遊ぶタイプの「オフライン対戦」のゲームを探すのにはコツがいるんです。
Steamの場合、「カテゴリー」の中に「ローカル&パーティ」という項目があるのですが……
選んでみると、やっぱり『バルダーズゲート3』が当たり前のように出てきます。たしかにみんなで遊べるいいゲームなんだけども、ちょーっと求めてるものと違う……
では、『マリオパーティ』のようなワイワイ遊べるゲームが欲しいんや! というときはどうするか。任意のゲームを選んだあとに、右サイドバーに表示される「共有/分割画面での協力プレイ」や「共有/分割画面でのPVP」(対人戦のこと)という部分に注目してみましょう。これらの項目が表示されていないゲームは、1画面をみんなで見ながら遊ぶ『桃鉄』のような遊び方はできない、ということです。
Steamストアの検索機能で探したい時は、「プレイヤーの数で絞り込む」という項目からも絞り込み可能。「共有/分割画面でのPvP」「共有/分割画面での協力プレイ」「共有/分割画面」にチェックを入れてみてください。
オフライン対戦には大画面モニターが必須
オフライン協力&対戦型ゲームのいいところは、ソフトの購入が1本で済むということ! オンライン対戦ゲームでは各自がゲームを購入しなければなりませんが、1画面で遊べるのでハードもソフトも1個で済んじゃいます。ただし、人数が多くなるほど画面内のキャラが小さくなったり画面を分割する必要が出てくるため、ある程度大画面のモニターが必要です。手軽なのは大画面テレビにPCからHDMIで出力すること。映像に加えて音声も出力できるタイプなら、接続も設定も簡単です。
画面サイズの目安として、一般的なリビングの大画面テレビとして人気の50インチであれば、左右2分割ならPC向けで最も一般的な24インチモニターの縦置きに相当しますし、格子状に4分割なら12インチの小型ノートPCと同じくらいのサイズ感です。
ちなみに、会社にあったBenQのビジネス用プロジェクター「MH550」だと最大で約80インチ! 8分割の場合は(ややサイズがばらつきますが)10インチずつになります。今回紹介しているようなゲームであればそれほど遅延は気にならないため、会議室を目いっぱい使っても目立つ遅延もなく快適にプレイできました。
コントローラーはボタン配置の違いに注意
やや面倒なのはコントローラーの接続です。というのも、Windows 11ではBluetoothで接続したコントローラーの名称の区別がつかず、PS用やXbox用の同じコントローラーが2つも3つもあっても、どれも同じ名前で表示されてしまうんです。
なので、有線接続と無線接続を組み合わせて、できるだけ区別がつきやすくする方法を考えましょう。こればっかりはあまり解決策もありませんが、たとえばコントローラーに番号シールを貼るなどすると、ごちゃごちゃしなくていいかもしれません。ここはNintendo Switchのようにコントローラーの順番を入れ替える機能を実装してほしいところですね。
それでは、実際にいろいろなゲームを多人数で遊んでみたレビューをお伝えします。
多人数で楽しめるゲームの条件として、
- 突出したテクニックがなくても遊べるもの
- できるだけ操作がシンプルなもの
- 対戦と協力、両方ができるもの
なお、上記のような理由から、これらのゲームを日頃からやり込むのはオススメしません。誰かひとりが上手くなりすぎると途端に冷めてしまうからです。人が集まった時にだけちょこっと遊ぶ、くらいの感じで楽しむのが、年末年始のパーティーゲームの嗜み方です。
大人数(5人以上)でプレイできるSteamゲーム
Pummel Party
本企画でも毎回紹介している、8人同時対戦が可能なパーティーゲームの代表格『Pummel Party』(パメルパーティー)です。『桃鉄』のようなボードゲーム方式のモードもありますが、今回は「ローカルプレイ」の8人対戦をチョイスしました。ミニゲームをみんなでプレイし、ポイントが高かった人が勝ち、というルールです。ミニゲームはゲーム名の通りの“殴り合い”から、フライトシューティング、レース、アクションなどバリエーションも多様。初見プレイヤー同士で悲鳴を上げながら遊ぶのがオススメですが、プレイヤーが固定化して極まってきたら独自ルールも設定できるので、長く遊べる1本です。
ただ、この手のゲームは持ち主がひとり上達してしまうと周りが冷めます。あまりうまくならないように年末年始だけ遊ぶなど、やりすぎないのが平和に遊ぶコツですね。
残念なのは、プレイ中のSEやボイスがほとんどなくBGMのみなこと。ですが、8人分の音が混ざったらまさにカオスなので、いいバランスかもしれません。
編集部で好評だったミニゲームは、円形のフィールドで爆弾を仕掛けて相手を吹っ飛ばすボン○ーマン風のミニゲーム。トリッキーなフィールドが円形の爆風がフィールドが斬新でした。
PSコントローラーとXboxコントローラーのボタンの違いも、しっかりインターフェースで表示してくれている点も秀逸です!
参加者コメント
- 大人数での楽しさを一番感じられた。いい大人が“真剣”に罵り合いながらプレイする姿が新鮮。
- 8人で集まってゲームする機会はなかなかないですが、忘年会とかでやったら盛り上がりそう。
- いい人だと思ってたのに、本性は想像したのと違った。そういうゲーム。
- コントローラー8台、会社に常備したい。
Runbow
とにかく走ってゴールを目指すレースゲームが『Runbow』(ランボウ)です。ただレースするだけじゃなく、他のプレーヤーを「パンチ」「キック」「落とす」などして妨害し、1位を狙っていきます。
このゲームの最大の特徴は、ロゴからもわかるとおり背景色が次々と変化すること。足場が背景と同色になって見えない=実際に消えてしまうというゲームらしい表現で、バグってしまう人間の脳の認知を利用しています。単なるアクションではなく、変化し続ける背景色を気にしながらプレイする必要があるんです。
キャラクターは、デフォルトの色付きキャラのほか、『ショベルナイト』『蒼き雷霆 ガンヴォルト』『シャンティ』といった人気インディーズゲームのキャラクター19人から選べます。高く飛びすぎて画面外に出たり、障害物に触れたりしてもアウトで、アクションゲームとしてもなかなかやりごたえがあります。
オフラインの「ラン」はプレイする5~100までのラウンド数を決めて、ステージの最後にある「トロフィー」を目指します。「アリーナ」は参加プレイヤー同士のバトルロイヤル。殴り合いで、最後まで生き残ったプレイヤーが勝ちです。「キング オブ ザ ヒル」は王冠マークの「玉座」をキープし続けたプレイヤーが勝者。
また、ひとりで遊べるモードも用意されており、「ぼうけん」は規定数の敵を倒し、アイテムを集め、 140種類以上のチャレンジに挑みます。「ボーヒモス」は巨大なモンスターのお腹の中から脱出するタイムを競います。
みんなでわちゃわちゃ遊びたいなら、1人用で上達しない方が楽しめます。あるいは全員自宅で予習してくるのもいいかもしれませんね。
参加者コメント
- 簡単かと思いきや、足場が背景と同じ色になって進めなくなった。意外とムズイです。
- 人気インディゲームタイトルのメインキャラクターで遊べるのが◎。でもそんなに知らんけど。
- 対戦モードが多彩なので、飽きません!
- 一人用のタイムアタックっぽいモードは単体でかなり楽しめそう。
Party Animals
ぐにゃぐにゃしたイヌ、ネコ、ウサギ、カワウソなどキュートな動物の中から好きなキャラクターを選び、いろいろなゲームモードで対戦。最後の1匹まで生き残ることを目指す対戦ゲームです。プレイヤーはパンチ、ジャンプ、キックなどで他のキャラを攻撃できます。落ちている武器を拾ってダメージを与えることも可能。
ダメージを受けてしまうと気絶して何もできなくなってしまいます。その間にバトルエリアから放り出されたり、危険な目にあってしまうので、できるだけ早く回復しなくてはなりません。
『Party Animals』には、「ラストスタンド」「チームスコア」「アーケード」の3つのモードと、全部合わせると20のマップがあります。中でも「チームスコア」は、8人のプレイヤーが4つのチームに分かれてプレイし、メンバーたちと歩調を合わせないとクリアできないので、盛り上がること間違いなしです。
こちらの動画を見ちゃうともう、そのかわいさにすぐに購入ボタンをポチっとしちゃうかもしれません。犬だけに。
参加者コメント
- ぐにゃぐにゃして思い通りに動かないのが楽しい。
- キャラクターがかわいいのに、殴り合うのが面白い。
- 武器を振り回しているときはスカッとする!
- 選んだキャラクターがかぶると、どれが自分かわからなくなって笑える。
PICO PARK
今回紹介するゲームの中で、最も操作が簡単なゲームはこの『PICO PARK』でしょう。なにしろ移動とジャンプしかできることがないという究極のシンプルさです。ゲームはいわゆる2Dタイプのアクションで、鍵をゲットしてゴールの扉にたどり着けばクリア。障害物を避けたり、段差の上を飛び越えるために仲間を上に乗せたり乗ったりしながら、段差のあるステージをクリアしていきます。
ステージは頭を使えば少人数でもクリアはできますが、全員が息を合わる必要があるうえに、全員がクリアしないと先へ進めないというルールなので助け合いが必須。グループの絆が試されます。
ちなみに、オフラインのみの『Classic Edition』なら、アプリは無料で、最大10人まで同時プレイ可能です。
参加者コメント
- 『有吉ぃぃeeeee!』で見たやつ! 人数が多いほど面白い!
- 同時プレイと言いつつ、みんなが同時に動くと間違いなくクリアできない。
- 他人を思い通りに動かすことの難しさを知った、2022年冬。
- ボタン操作がとても簡単なので、音ゲーしかやらない私でも遊べました。
PICO PARK
価格:520円(PICO PARK)、無料(PICO PARK:Classic Edition)
最大同時プレイ人数:8人(PICO PARK)、10人(PICO PARK:Classic Edition)
https://store.steampowered.com/app/1509960/PICO_PARK/
価格:520円(PICO PARK)、無料(PICO PARK:Classic Edition)
最大同時プレイ人数:8人(PICO PARK)、10人(PICO PARK:Classic Edition)
https://store.steampowered.com/app/1509960/PICO_PARK/
Unspottable
見た目がまったく同じ、たくさんいるAIキャラクターになりきるだまし合いゲームが『Unspottable』。この手のゲームも最近増えてきましたね。
スタートしたときは、自分がどこにいるのか、AIや他のプレイヤーがどれなのかも含めてまったくわかりません。自分を見つけるために派手に動いてしまうと他のプレーヤーにもバレてしまうので、最初のコントローラーの動きから化かし合いは始まっています。
▲はい、この中にプレイヤーは4人だけ。どこにいるのかを探すことから始まる
そして、他のプレーヤーにバレることなく他のプレーヤーを倒すことが目的なので、「いかに他のキャラクターにうまくまぎれることができるか」が肝心です。といっても、ご覧のとおりキャラクターはプレイヤーの人数よりもかなりたくさんいて、わちゃわちゃ動いているので簡単にはバレません。
気をつけたいのは、コントローラーの動きからもわかってしまうこと。高度な読み合いになってくると、画面よりもヒトの方に注目し始めたりと、オフラインならでの楽しみ方ができますよ。
参加者コメント
- 操作が簡単なので、子どもでも遊べます。
- 倒すゲームなのに、派手な動きができないのがもどかしい!
- チュートリアルがあるので初心者も安心。
- 全部で12ステージ。ステージごとにルールが違うので何回やっても楽しめる!
Brawlhalla(ブロウルハラ)
2Dの1画面の中で最大4人までオフライン対戦できる、某対戦アクションゲームに似たゲームです。「なんだよ、『スマブラ』持ってねぇのかよ」という友達が来たら、そっとこのゲームを起動しましょう。
キャラの操作は、十字キーと2つのボタンを押す方向を組み合わせるだけと非常にシンプル。初心者がコントローラーをでたらめに動かす、いわゆる「レバガチャ」でも十分に遊べます。なにより令和のこの時代にボタンが2つだけという割り切りがすごい。『スポンジボブ』や『ストリートファイター』などとのコラボもさかんです。
ルールに応じてローカルプレイでは最大4人、オンラインも含めると最大8人同時プレイが可能。武器を拾って相手を殴り、ダメージを蓄積させて場外に飛ばしましょう。
なんといっても基本プレイ無料なので、誰もがすぐに遊べるのが利点。コンボなどを極めていくとムキになってしまうので、友達と遊ぶならライトにとどめておいた方がいいかも?
参加者コメント
- なにより基本無料なのがサイコー!
- 某有名アクションゲームよりもボタンが少なくて操作が簡単。
- キャラへの思い入れは生まれにくそう。
Brawlhalla(ブロウルハラ)
最大同時プレイ人数:オフライン4人、オンライン8人
価格:基本プレイ無料(All Legends Packは5610円)
https://store.steampowered.com/app/291550/Brawlhalla/
最大同時プレイ人数:オフライン4人、オンライン8人
価格:基本プレイ無料(All Legends Packは5610円)
https://store.steampowered.com/app/291550/Brawlhalla/
個人でもタッグでも4人で遊べるSteamゲーム
Overcooked! 2
続いて、コンシューマーも含めてPCのパーティーゲームといえばド定番の『Overcooked! 2』(オーバークック2)。舞台はオニオン王国。この国をゾンビブレッドの魔の手から救うため、シェフたちが料理をするというゲーム。画面の上に表示されている料理の素材を切ったり焼いたり茹でたりして、皿に盛り付けてお客様に届けるのがミッション。食材や料理を投げて時短できるあたりがカオスで面白いですね。
いわゆる作業ゲーですが、最大人数である4人で遊ぶと、誰かが失敗したり素材や料理に気づかないのを指摘し合うだけでも盛り上がります。また、4人以上であっても交代しながらプレイしていない人が「違う違う、そっちそっち!」と声をかけたりするのもスイカ割みたいで楽しいです。知らない人と遊んでも、自然にコミュニケーションが取れると思いますよ。
みんなで遊ぶ時には、まずはストーリーモードで協力プレイの基本基本を覚えた上で、慣れてきたら対戦するのがオススメです。
参加者コメント
- 皿洗いに専念するつもりでいたのに、気球から落ちるくらいに自キャラが行方不明になった。
- 社内で遊ぶと普段の仕事分担がちらついて面白くない。でも面白い。
- 結局サボるやつはサボるし、デキるやつはデキるんだということがよくわかった。
- 初めて遊ぶ人がいるときはストーリーをやるといいかも。いきなり協力&対戦プレイはきつそう。
Super Bunny Man
非常にチープなグラフィックながら、コミカルで思うように動けない操作性がクセになる作品『Super Bunny Man』(スーパーバニーマン)。なにしろ、できることと言ったらちょっとだけ跳ねることと、なにかをつかむことだけ。モードは生き残りをかけた「デスマッチ」、一風変わった「バスケットボール」、そしてより多くのニンジンをゲットした者が勝つ「キャロットグラブ」の3つから選べます。
最初のうちはこのキモかわいいウサギたちを見ているだけでも楽しめます。しかし、ひとたび自分がプレイするとなると、とにかく思い通りに動かないウサギにイライラしてしまいます。
そんなイライラを友達と共有するのが、本作の魅力なのかもしれません。シュールなグラフィックも相まって、ゲラゲラ笑って遊べる1本です。初心者も安心して遊べます。
ストリーマーの配信などでもたびたび遊ばれていますし、プレイしても見ているだけでも笑いが起きる1本です。
参加者コメント
- ひたすら移動して、蹴っ飛ばして、飛び跳ねるだけなのに、思うようにいかなくて楽しい。
- 変な形のバニーマンが、変な音出してぴょんぴょんしてるのがシュールすぎて笑えます。
- シュールな見た目だけど操作が結構難しくてなかなかクリアできないのがやみつきになる。
- 2人以上でやると楽しいけど、観戦している人には何が面白いか伝わりにくくて退屈かも……?
Fling to the Finish(フリング トゥー ザ フィニッシュ)
ロープでつながれた虫や木の実を転がしながら、坂道や崖、レーザー光線などをかいくぐってゴールを目指す、協力型レースゲームが『Fling to the Finish』(フリング トゥー ザ フィニッシュ)です。協力できるのは2人までですが、2人+2人の2チーム、最大4人同時に、画面分割での対戦が可能になっています。
操作自体はアナログスティックによる移動と、壁などにひっつく動作、ロープを伸ばして勢いよく移動させる動作といったもので、直感的な操作感がとても心地いいです。
協力プレイもできますが、あえて相手を落っことすようなお邪魔プレイも可能。いろいろな楽しみ方ができて、子どもから大人まで気軽に遊べる良作です。
参加者コメント
- 操作がシンプルなので、普段ゲームをしない人間だけど楽しめた。
- 互いをフォローできるかが大事だけど、その結果失敗に終わることも。
- ステージのギミックも進むごとにいろいろ工夫されていてかなり盛り上がりそう。
Fling to the Finish(フリング トゥー ザ フィニッシュ)
最大同時プレイ人数:4人(2人対2人)
価格:1900円
https://store.steampowered.com/app/1054430/_Fling_to_the_Finish/
最大同時プレイ人数:4人(2人対2人)
価格:1900円
https://store.steampowered.com/app/1054430/_Fling_to_the_Finish/
Keep Talking and Nobody Explodes(完全爆弾解除マニュアル)
今回紹介する中でも異色の作品が、日本語名『完全爆弾解除マニュアル』こと、『Keep Talking and Nobody Explodes』。その名のとおり爆弾の解体作業を行うのですが、作業者=ゲームをプレイするのは原則ひとりだけ、指示を出す人は何人いても構いません。
ゲームを操作する人は爆弾の構造(パズルや状況など)をまったく知らずにひとりだけ画面を操作し、マニュアルを持っている側は実際の画面を見ずに言葉だけで指示を出します。ドラマなどでよくある、電話越しに爆弾を処理する場面がゲームになった、という感じですね。
編集部ではルールにのっとって、ある程度ゲームができる人が解除者をプレイし、それ以外のメンバーでマニュアルをもとに解除方法を伝えてみました。表現が難しい記号の伝え方でつまづいたものの、遊ぶたびに爆弾のモジュールが変わってくれるので飽きることなくプレイできます。
ちなみに、ひとりで遊ぶこともできますが、マニュアルを参照してしまうとこのゲームの醍醐味である「不自由さ」が体験できません。ぜひ誰かと一緒に、できれば教える側も3人ほど集めて楽しんでみてください。
参加者コメント
- 聞き出す力と表現する力が試される、軽い気持ちではできないゲーム。観戦だけでも楽しい。
- 予想以上に想像力が試される。爆弾処理をする機会にはなかなか恵まれないので、疑似的ではあるがカウントダウンされながらいろいろな選択を迫られるのはスリルがあって◎
- 紙のマニュアルだし1回遊んだら終わりかと思いきや、プレイするたびにモジュールが入れ替わるのでいつまででも遊べる。伝える力だけでなく、友達とのシンクロ率も重要。
Keep Talking and Nobody Explodes(完全爆弾解除マニュアル)
最大同時プレイ人数:2人〜(指示側は何人でも)
価格:1700円
https://store.steampowered.com/app/341800/Keep_Talking_and_Nobody_Explodes/
最大同時プレイ人数:2人〜(指示側は何人でも)
価格:1700円
https://store.steampowered.com/app/341800/Keep_Talking_and_Nobody_Explodes/
Gang Beasts
くねくねしたキャラクターでどつきまくる対戦ゲームの代表格が『Gang Beasts』(ギャング ビースト)です。かなり古いゲームですが、完成度の低さもいい意味で味になっており、わちゃわちゃしながら楽しむにはピッタリ。とにかくキャラクターが思うように動きません。そのせいでイライラしてしまうことも多いのですが、それこそがこの手のゲームで開発者が求めていることです。すなわち「練習したぶんだけうまくなるゲームでは、ビギナーは永遠に勝てない」を解決するためのアプローチと言えます(本音は知りません)。
そんなに難しく考えなくても、超シンプルにただ動き回るだけで戦えるところが『Gang Beasts』最大の魅力です。ちなみに、Switch版も販売されています。
参加者コメント
- 『Human Fall Flat』よりもこっちの方が偶然性が強い気がして好き。
- どれだけやってもうまくいかない。自分には無理ゲー。でもみんな楽しそうだからいっか。
- 年末の終電間際の新宿駅にこういう人がたくさんいそう。
- キャラの見た目もかわいい。
Mad Streets
対戦格闘ゲームは嫌いじゃないけど、コマンドやフレームなどは難しすぎて自分には無理! という人でも楽しめる格闘ゲームが『Mad Streets』(マッドストリート)です。見た目は普通のアクションゲーム風ですが、『Gang Beat』や『Human: Fall Flat』と同様の物理エンジンを用いているため、動きはぐにゃぐにゃ。パンチもキックもあてにならず、終始暴れまくる感じはほかのゲームと変わりません。
だからこそ、対戦格闘が苦手な人でも楽しめるのが本作のいいところ。ワンパンチで決着がつくモードや、時間いっぱいまで戦い続けるモードなど、不条理に思えるモードがたくあんあるのもパーティーに向いています。ゲームがうますぎる人がいるときに本作を投下すれば、ビギナーでもワンチャン勝てるかも!?
参加者コメント
- 見た目が結構まともなので格ゲーをやっている感は味わえる。
- ボタンを押してるだけで勝てた! こういうゲームを待ってた。
- 20年以上培ってきた格ゲーのテクがまったく通用しないのが苦痛でもある。
- ワンパンチで決着がつくモードはヤバイ。もはやジャンケン。
Heave Ho
『Heave Ho』のルールはとても簡単。プレイヤーたちが操るキャラクター同士で手を取り合って、飛んだり歩いたりしながらステージクリアを目指すというものです。
日常生活で、仲間たちと手を取り合って協力する機会なんてどれくらいあるでしょう? 自分の記憶では中学時代の林間学校のキャンプファイヤーでマイムマイムを踊ったくらい……。
でもそんな寂しい人でも、ゲームの中なら手をつなぐのも恥ずかしくありません。「絶対、この手を離さないでね……」と伝えて、友達もろとも奈落の底に落ちた日には、爆笑とも怒りともつかない感情でただただケラケラ笑える時間が愛おしくなるはずです。
このゲームを一緒に遊んで、笑顔にならなかった人はいません。ぜひ家族と、友人と、仲間と一緒に遊んでみてください。
ちなみに、一人用でもプレイは可能。友達がいない方はストイックにクリアしちゃいましょう!
参加者コメント
- まさに協力しないとクリアできない絶妙なバランス。
- ゲームが苦手な私にはうまく操作できなくてイライラもあったけど面白かった。
- クリアしたときよりも、みんなで落っこちた時の方が笑顔になれる。
- 『ICO』を思い出した。全然違うゲームだけど。
Ultimate Chicken Horse
『Ultimate Chicken Horse』は、自分だけがクリアできるようなコースを作り、ゴールを競うパーティーゲームです。
ゲームを開始したら、まずはコース作りから。足場やトラップなどのパーツから好きなものを選び、ステージ上の決められたスペースに配置。パーツ選択は先着順なので速さも重要です。
基本的には、各々がコースにトラップを仕掛けて他のプレイヤーを妨害しつつ、自分だけがゴールするのが目的……なのですが、どうやっても自分だけがゴールできるコースを作るのは難しい。なので、必然的に誰かのコースを利用しながら、自分だけが抜け駆けする方法を探るという遊び方になります。
ターンを重ねるごとにトラップが増えていくので、最終ターンは激ムズです。1位でゴールするとポイントがもらえ、そのターンを繰り返してポイントが高かった人が優勝となります。
コツをつかむまではどんなツールにどんな効果があるかがわかりませんが、遊べば遊ぶほど慣れていき、意外な使い方もわかってきます。ツールの置き場所とどう回転させて使うかが攻略のポイントです。
風で吹き飛ばしたり、ノコギリで邪魔したり……性格の良し悪しも丸見えになるので、くれぐれもやりすぎにはご注意を。
参加者コメント
- 自分が考えたステージを作れたり、他の人が考えたステージで遊んだりもできますよ。
- 1600円でここまで遊べるなんて、コスパ最高!!
- 1位と4位に距離の差がつくと、画面が小さくなってわかりにくくなっちゃうのがマイナスポイントかな。
Ultimate Chicken Horse
価格:1600円
最大同時プレイ数:4人
https://store.steampowered.com/app/386940/Ultimate_Chicken_Horse/
価格:1600円
最大同時プレイ数:4人
https://store.steampowered.com/app/386940/Ultimate_Chicken_Horse/
ふたりいないと遊べないSteamゲーム
It Takes Two
協力プレイのゲームは数あれど、ふたりで遊ばなければプレイできないというゲームもあります。それが、インディーゲームながら「ゲーム・オブ・ザ・イヤー2021」を獲得して話題となった『It Takes Two』(イット テイクス トゥー)です。ゲームを購入すると相手に協力プレイ用のアプリを無料であげられるため、実質1本分の価格で済むところはうれしいですね。ゲームを起動すると、ローズという女の子の両親のケンカからスタート。離婚しそうな両親を仲直りさせたいとローズが願うと、両親は彼女が作った粘土とぬいぐるみへと変貌してしまいます。そして人間に戻るために、離婚を決めたふたりが一緒に冒険しながら、互いに気づいていなかった思いや考えを伝え合って……という物語です。
プレイするのは2人まで、というか2人いないとプレイできません。画面は分割されていますが、同じマップを移動していきます。そして、ひとりかがスイッチを押し続けている間に、もうひとりがドアを通り抜けるといった、攻略するためにはひとりがもうひとりのために行動しなければならない箇所がたくさん出てきます。それらを乗り越えることで、夫婦があらためて互いを認め合うようになっていきます。
本作には対戦要素はまったくなくミッションをクリアしていくだけなのですが、実際にプレイしていない人たちも、練りこまれたギミックに気づくだけでなんだか一緒にプレイしているような気分になります。
果たして夫婦二人は、再びローズが望むような仲良し夫婦に戻れるのか……。友達や大切な人と一緒に楽しんでみたい1本です。
参加者コメント
- ふたりの息が合って先に進めた時が、最高に気持ちいい。
- 観戦だけだったが今日一番楽しめた。とても観戦向きのゲーム。
- ゲームだが互いに助け合っているという実感が持てる。ストーリーも笑いも涙もあっていい。
- グラフィックの美しさとキャラの面白さにも注目したいところ。
It Takes Two
価格:4300円
最大同時プレイ人数:2人(通常プレイも2人以上必須)
https://store.steampowered.com/app/1426210/It_Takes_Two/
価格:4300円
最大同時プレイ人数:2人(通常プレイも2人以上必須)
https://store.steampowered.com/app/1426210/It_Takes_Two/
みんなで空気読み。
これまで紹介してきたミッションクリア型のゲームとは異なり、『みんなで空気読み。』は空気が読めているかどうかをたくさんのシチュエーションで問われる、2人同時プレイのゲーム。ミニゲームには、満員電車の扉が開いたとき、前からカップルが歩いてきてぶつかりそうになった時、隣のアナウンサーがお辞儀をしてヅラが落ちてしまった時などなど、よくある(?)ケースでの行動を決められます。
同時プレイはふたりまでで、赤と青のキャラをそれぞれ操作可能。プレイ人数は少ないですが、最後にはふたりの相性診断もしてくれるので、脇で見ている人たちにも話題を提供してくれて、終始笑いが絶えませんでした。
▲相性というよりも、配慮が足りないのはどちらかが露呈してしまう
協力プレイや対戦プレイもいいですが、こういったミニゲームで笑い合うのも楽しいもの。ゲームの性格上、何度も遊ぶと飽きてしまいそうですが、シリーズとして1~4まであるので、じっくり楽しめると思います。
なお、1画面共有プレイではありませんが、最大7人までオンラインで楽しめる『みんなで空気読み。オンライン』も早期アクセス中です。
参加者コメント
- イラストも含めてかなかにシュール。飲み会とかでやるとかなり盛り上がりそう。
- 操作方法がわからないまま始まる不条理ささえも笑いに変わる。
- 気軽に楽しみたいときによさそう。
- カップルなどの相性診断的な感じでも使えそう(ケンカになるかも……)。
一人用だけどみんなで楽しめるSteamゲーム
Headbangers: Rhythm Royale
今回ご紹介しているのは1画面で多人数で遊べるゲームなのですが、「音ゲー」のシステムを採用しているこの『Headbangers: Rhythm Royale』(ヘッドバンガーズ:リズムロイヤル)だけは、オンライン限定ながらぜひご紹介させてください。
自分を含めた30羽のハトが競い合う、陽気なリズムバトルロイヤルゲーム。音楽ミニゲームで競い合い、パワーアップを使いながら対戦相手を上回り、自分だけのハトにカスタマイズするためのCrumbs(パンくず)を集めていきます。
刺激的でユニークな音楽要素が入ったミニゲームは4ラウンド、23種類。できるだけクールに振る舞ってより多くの「Crumbs」を集め、それを使ってショップでコスチュームセットや部位別アイテム、挑発やサウンドなどを購入できます。自分だけのイケてる最高傑作を作り上げましょう!
前述のとおり、オンライン専用ゲームですが、プレイヤーはひとりでも友達と一緒に遊べば笑えることまちがいなし。クロスプラットフォーム対応のオンラインマルチプレイも可能なので、別のハードウェアなどで一緒に遊べば、誰かと一緒にも楽しめます。
参加者コメント
- リズムゲームが好きなので、ハマってしまいました。友達がやっているのを見ているだけでも楽しい。
- オンラインなら30人で遊べるのがスゴイ。周りの動きが気になって動きが遅れちゃう。
- さまざまなアイテムを手に入れて、自分だけのハトにカスタマイズできるのがいいね!
Headbangers: Rhythm Royale
価格:2300円
最大同時プレイ数:1人(オンライン30人)
https://store.steampowered.com/app/1761620/Headbangers_Rhythm_Royale/
価格:2300円
最大同時プレイ数:1人(オンライン30人)
https://store.steampowered.com/app/1761620/Headbangers_Rhythm_Royale/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
年末年始は、大勢の親戚・友人が集まる機会も多くなり、大勢が集まることも増える時期。そんな時に本記事を思い出して、Steamで遊べる協力型・対戦型ゲームを家族や友達と一緒に楽しんでもらえたら幸いです!
Steam|共有/画面分割でのPvP・協力プレイのゲーム
https://store.steampowered.com/search/?category3=37%2C39&category2=37