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NORTHEPTIONがシーズン2王者に君臨! プロ・アマが入り乱れた「レインボーシックス PCジャパンナショナルズ」観戦レポート
2020年7月25日~7月26日、タクティカルシューター『レインボーシックス シージ』(以下『R6S』)の公式大会「R6S PCジャパンナショナルズ」のシーズン2決勝戦が開催された。
本大会は”国内最高峰”となる『R6S』の賞金付きeスポーツイベント。プロ・アマ問わず、1チーム5人制で誰でも参加できるのが特徴だ。本稿では、決勝戦DAY2にて配信された「ELEMENT.36 JAPAN vs Sengoku Gaming」(準決勝)、および「Sengoku Gaming vs NORTHEPTION」(決勝戦)にフォーカスした観戦レポートをお届けする。リアルタイムに盛り上がりを目の当たりにした方やそうでない方も、ご覧いただけると幸いだ。
準決勝1試合目のマッチアップは、ELEMENT.36 JAPAN(以下、EJ)対 Sengoku Gaming(以下、SG)。「カフェ・ドストエフスキー」を舞台に開戦の火蓋を落とした。攻撃スタートはEJ。拠点内に防衛網を敷くSGに対して侵攻を試み、第ラウンドの獲得に成功する。
しかし、1stマップの流れを握ったのはSG。第1ラウンドを落とすも、続く第2ラウンドから立て続けにポイントを連取。EJの得点を許すこと無く、先手を取る形でマッチポイントまで辿り着いた。返すEJも2ラウンド連続でSGを食い止めることに成功するが、第10ラウンドにて孤立したD-175選手をCandy.SG選手がしっかりとキル。パーフェクトラウンドの末にカフェの戦いを制する。
第1マップの主導権を手繰り寄せ、圧倒しつつ王手をかけたSG。その勢いは第2マップ「ヴィラ」においても健在だった。人数イーブンのままタイムアップ間近までもつれこんだ第1ラウンド後半、YUTA-INOUE選手のニトロセルを皮切りに、SG陣営が一気にラウンド奪取に持ち込んだ。
猛攻を抑えたいEJも必死に食らいつく。5ポイント差をつけられた第8ラウンド、局所攻めで勝ち急いだSGに対して着実な守りを見せ、3ラウンド連取で巻き返しを図る。だが柔軟な対応力が上回ったのか、SGが第10ラウンドを勝ち抜いて第2マップも危うげなく勝利。本大会の優勝候補の実力を見せんとばかりに、EJを下したSGは一足早く決勝戦へと歩みを進めた。
2ndマップ(ヴィラ):EJ 3-7 SG
勝者:SG(Sengoku Gaming)
シーズン2の王者が明らかになる決勝戦のマッチアップは「Sengoku Gaming」vs「NORTHEPTION」(以下、North)。Northは準決勝2試合目の対戦チーム「yao」を2-1で撃破して決勝に登りつめた実力派集団。SG・Northともにプロシーンにて活躍する選手が在籍しており、それぞれ見知った顔同士の戦いとなる。ゆえに本試合は戦術面の相性だけでなく、個人単位におけるプレイスタイルの読み合いにも焦点が当てられた。
決勝戦の第1マップは「クラブハウス」。先にファーストキルを披露したのはSpeakEqsy.North選手。防衛拠点を警戒中のA1kyan.SG選手を打ち負かし、早くも人数有利を作り出した。結果的に初回ラウンドはNorthがポイントを先取。以後は後半になるにつれ、ラウンドを取り合うシーソーゲームに突入する。その均衡を先に破ったのは、6-4とマッチポイントを奪ったNorth。ボム拠点へラッシュ気味のSGに対し、素早いカウンタープレイを実行。Kohk1.North選手がパンチホール越しにYahooN.SG選手を撃ち抜き、クラブハウスを手中に収めた。
後の無いSGと有利を生かして試合を終わらせたいNorth。両チームの意地は第2マップ「ヴィラ」にて激しくぶつかりあう。序盤から中盤にかけ、いち早くマッチポイントに到達したのはまたしてもNorth。第8、第9ラウンドをすくいあげて最終ラウンドへ……と思われたが、拠点部屋にバリケードを展開していたSGの術中にはまったのか、Northの進撃は失敗に終わる。
ここが踏ん張りどころのSG。第11ラウンドのファーストキルを叩き出すと、North側のカバーにひるむことなくキルを量産する。CoPaHi Po.North選手がホフク移動からプラントを試みると、YahooN. SG選手がショットガンで冷静にこれを処理。一度は人数不利を強いられたがNorthを再び抑え込み、希望を次のラウンドへ繋いだ。
ところが、アドバンテージを生み出したNorthの攻撃は緩まなかったようだ。第12ラウンド残り1分13秒、Aroer1na.North選手がYahooN. SG選手を落としたことで、試合が急速に動き出す。頃合いを見たYUTA-INOUE選手もすかさずカバーに走るが、自身を含めて残りメンバーが次々に倒れていってしまう。ラストは記念室を攻め込んだfebar.North選手が、相対するprototype_1zSG選手をシャットダウン。
これにより、国内最強を決めるeスポーツイベント「R6S PCジャパンナショナルズ」シーズン2は、「NORTHEPTION」(North)の優勝で幕を閉じた。
▲にわかに動き出した第12ラウンドは、両チームの選手が入り乱れる攻防のなかで終息した
2ndマップ(ヴィラ):North 7-5 SG
勝者:North(NORTHEPTION)
2020年4月~6月にかけて行われたシーズン1、そして今回のシーズン2と続き、春季&夏季のシーズン王者が決定した「R6S PCジャパンナショナルズ」。2020年8月~9月には各シーズンの優勝チーム+上位チームを合わせた計4チームによるグランドファイナルも企画中であり、ますますの激戦が予想されるだろう。詳細なスケジュールや試合記録、および今後の動向が気になる方は、本大会の公式サイトをチェックしておこう。
レインボーシックス シージ
https://www.ubisoft.co.jp/r6s/
『レインボーシックス シージ』ジャパンリーグ
https://rainbow6.jp/
『レインボーシックス シージ』プロリーグ
https://rainbow6.jp/pro/
レインボーシックス シージ ダウンロードサイト(UBI STORE)
https://store.ubi.com/jp/rainbow-six-all-games
本大会は”国内最高峰”となる『R6S』の賞金付きeスポーツイベント。プロ・アマ問わず、1チーム5人制で誰でも参加できるのが特徴だ。本稿では、決勝戦DAY2にて配信された「ELEMENT.36 JAPAN vs Sengoku Gaming」(準決勝)、および「Sengoku Gaming vs NORTHEPTION」(決勝戦)にフォーカスした観戦レポートをお届けする。リアルタイムに盛り上がりを目の当たりにした方やそうでない方も、ご覧いただけると幸いだ。
準決勝:ELEMENT.36 JAPAN vs Sengoku Gaming
▲「ELEMENT.36 JAPAN」&「Sengoku Gaming」のロースター
準決勝1試合目のマッチアップは、ELEMENT.36 JAPAN(以下、EJ)対 Sengoku Gaming(以下、SG)。「カフェ・ドストエフスキー」を舞台に開戦の火蓋を落とした。攻撃スタートはEJ。拠点内に防衛網を敷くSGに対して侵攻を試み、第ラウンドの獲得に成功する。
しかし、1stマップの流れを握ったのはSG。第1ラウンドを落とすも、続く第2ラウンドから立て続けにポイントを連取。EJの得点を許すこと無く、先手を取る形でマッチポイントまで辿り着いた。返すEJも2ラウンド連続でSGを食い止めることに成功するが、第10ラウンドにて孤立したD-175選手をCandy.SG選手がしっかりとキル。パーフェクトラウンドの末にカフェの戦いを制する。
▲prototype_1zSG選手に爆弾を設置されるも、1vs1を制して解除に成功したPanickBoy選手
第1マップの主導権を手繰り寄せ、圧倒しつつ王手をかけたSG。その勢いは第2マップ「ヴィラ」においても健在だった。人数イーブンのままタイムアップ間近までもつれこんだ第1ラウンド後半、YUTA-INOUE選手のニトロセルを皮切りに、SG陣営が一気にラウンド奪取に持ち込んだ。
猛攻を抑えたいEJも必死に食らいつく。5ポイント差をつけられた第8ラウンド、局所攻めで勝ち急いだSGに対して着実な守りを見せ、3ラウンド連取で巻き返しを図る。だが柔軟な対応力が上回ったのか、SGが第10ラウンドを勝ち抜いて第2マップも危うげなく勝利。本大会の優勝候補の実力を見せんとばかりに、EJを下したSGは一足早く決勝戦へと歩みを進めた。
▲PanickBoy選手がシールドをおろした瞬間を狙い、ラストキルを決めにかかったYUTA-INOUE選手
最終結果
1stマップ(カフェ):EJ 3-7 SG2ndマップ(ヴィラ):EJ 3-7 SG
勝者:SG(Sengoku Gaming)
決勝戦:Sengoku Gaming vs NORTHEPTION
▲「Sengoku Gaming」&「NORTHEPTION」のロースター
シーズン2の王者が明らかになる決勝戦のマッチアップは「Sengoku Gaming」vs「NORTHEPTION」(以下、North)。Northは準決勝2試合目の対戦チーム「yao」を2-1で撃破して決勝に登りつめた実力派集団。SG・Northともにプロシーンにて活躍する選手が在籍しており、それぞれ見知った顔同士の戦いとなる。ゆえに本試合は戦術面の相性だけでなく、個人単位におけるプレイスタイルの読み合いにも焦点が当てられた。
決勝戦の第1マップは「クラブハウス」。先にファーストキルを披露したのはSpeakEqsy.North選手。防衛拠点を警戒中のA1kyan.SG選手を打ち負かし、早くも人数有利を作り出した。結果的に初回ラウンドはNorthがポイントを先取。以後は後半になるにつれ、ラウンドを取り合うシーソーゲームに突入する。その均衡を先に破ったのは、6-4とマッチポイントを奪ったNorth。ボム拠点へラッシュ気味のSGに対し、素早いカウンタープレイを実行。Kohk1.North選手がパンチホール越しにYahooN.SG選手を撃ち抜き、クラブハウスを手中に収めた。
▲ラッシュを仕掛けたSGだったが、屋内のNorth陣営によって壊滅に追い込まれた
後の無いSGと有利を生かして試合を終わらせたいNorth。両チームの意地は第2マップ「ヴィラ」にて激しくぶつかりあう。序盤から中盤にかけ、いち早くマッチポイントに到達したのはまたしてもNorth。第8、第9ラウンドをすくいあげて最終ラウンドへ……と思われたが、拠点部屋にバリケードを展開していたSGの術中にはまったのか、Northの進撃は失敗に終わる。
ここが踏ん張りどころのSG。第11ラウンドのファーストキルを叩き出すと、North側のカバーにひるむことなくキルを量産する。CoPaHi Po.North選手がホフク移動からプラントを試みると、YahooN. SG選手がショットガンで冷静にこれを処理。一度は人数不利を強いられたがNorthを再び抑え込み、希望を次のラウンドへ繋いだ。
ところが、アドバンテージを生み出したNorthの攻撃は緩まなかったようだ。第12ラウンド残り1分13秒、Aroer1na.North選手がYahooN. SG選手を落としたことで、試合が急速に動き出す。頃合いを見たYUTA-INOUE選手もすかさずカバーに走るが、自身を含めて残りメンバーが次々に倒れていってしまう。ラストは記念室を攻め込んだfebar.North選手が、相対するprototype_1zSG選手をシャットダウン。
これにより、国内最強を決めるeスポーツイベント「R6S PCジャパンナショナルズ」シーズン2は、「NORTHEPTION」(North)の優勝で幕を閉じた。
▲にわかに動き出した第12ラウンドは、両チームの選手が入り乱れる攻防のなかで終息した
最終結果
1stマップ(クラブハウス):North 7-4 SG2ndマップ(ヴィラ):North 7-5 SG
勝者:North(NORTHEPTION)
グランドファイナルは8月~9月に開催!
▲「R6S PCジャパンナショナルズ」シーズン2の最終結果
2020年4月~6月にかけて行われたシーズン1、そして今回のシーズン2と続き、春季&夏季のシーズン王者が決定した「R6S PCジャパンナショナルズ」。2020年8月~9月には各シーズンの優勝チーム+上位チームを合わせた計4チームによるグランドファイナルも企画中であり、ますますの激戦が予想されるだろう。詳細なスケジュールや試合記録、および今後の動向が気になる方は、本大会の公式サイトをチェックしておこう。
レインボーシックス シージ
https://www.ubisoft.co.jp/r6s/
『レインボーシックス シージ』ジャパンリーグ
https://rainbow6.jp/
『レインボーシックス シージ』プロリーグ
https://rainbow6.jp/pro/
レインボーシックス シージ ダウンロードサイト(UBI STORE)
https://store.ubi.com/jp/rainbow-six-all-games