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【TGS2017】ALIENWAREマーケティングディレクター、クリス・サトフェン氏インタビュー
デルは2017年9月22日、東京ゲームショウ2017のALIENWAREブースにて新製品発表会を行った。いずれも日本発売が正式に決まった商品ばかりで、とくにWindows Mixed Realityのヘッドセット「Dell Visor」は大きな注目を集め、試遊コーナーも非常に人気があった。
その発表会にも登壇したデル ALIENWAREマーケティングディレクターのクリス・サトフェン氏(以下、クリス)に話を聞く時間をいただいたので、各新製品のポイント、そしてALIENWAREブランドについて語ってもらった。
――まずはDell Visor(デルバイザー)について教えてください。
クリス:デザインにはこだわりました。見た目はもちろんですが、人間工学に基づいて装着しやすいものになっています。クッション性も優れており、重量は均等に配分されるので、特定の場所が痛くなるということもありません。バイザーから延びているケーブルも煩わしさのないように配慮し、うまくまとめて後方から出せるようになっています。
カラーは白にしましたが、これは他社のWindows Mixed Reality製品にない個性で、スタイリッシュなものになったと思います。他社との差別化はもちろんですが、このデザインなら白にすることでよりエレガントになると思いました。Windows Mixed Realityはスペックが決められているので、機能面だけで言えば各社製品すべて横並びになります。なので、デザインや装着性に重点を置きました。
ALIENWAREの製品であれば、どれでもDell Visorを使うことができます。
クリス:Core Xの18コアになったことで、総合的に大きくアップデートしています。ゲームをしながらストリーミング、エンコードなど一度に多くの処理を同時にこなすこともできます。冷却システムも行き届いており、パフォーマンスもイノベーションも最高のゲーミングパソコンになっています。
――曲面ディスプレイのAW3418DW/AW3418HWはとても迫力がありますね。正面から見据えると包み込まれるような感覚があります。
クリス:ALIENWAREブランドなので、パッと見ただだけでALIENWAREだとわかるデザインになっています。ゲーマーにとっては、ディスプレイ同期技術のG-Syncテクノロジーに対応しているのも大きいポイントでしょう。AlienFX照明にも対応しているので、マウス、キーボード、本体と連動した照明を楽しむことができます。
――先日もALIENWAREブランドでキーボードやマウスが発売されました。今後、周辺機器を充実させていく予定はありますでしょうか。
クリス:答えとしては「イエス」ですね。これからもALIENWAREブランドの商品は拡充していきます。現段階では何をいつ出すとは言えませんが、ホリデーシーズンから年明けにかけて、ゲームファンが求めるALIENWARE製品を発表できるかもしれないので、楽しみにしていてほしいです。
――非常に愉しみなのですが、ALIENWAREのファンというのはどういうユーザー層でしょうか。
クリス:ゲームに対して熱いパッションを持っている人が多いですね。好きなゲームのジャンルは地域によってさまざまで、アメリカだとFPSやMOBA、アジアだとMMOが多い印象です。共通してるのはゲームが好きで好きでしょうがない、ということでしょうね(笑)。
そういうコアなゲームファンに好かれている理由は、ゲーマーのことを最優先で考えているゲーミングパソコンだからです。ALIENWAREが生まれる1996年以前のPCゲーミングを思い出してください。さまざまな面で遊びづらかったと思うんですよ。その状況を変えたい!という情熱から立ち上げたのがALIENWAREでした。我々はハードウェアを意識せずにPCゲームを楽しんでもらいたくて、ユーザーが何か問題にぶつかれば手厚くサポートしています。また、ハードを売って終わりではなく、ファンとの交流やコミュニティも大切にしています。そうした実績が評価されているのでしょう。
――クリスさん自身はどのようなが好きなゲームをプレイされていますか?
クリス:最近だと『バトルフィールド1』ですね。『コール オブ デューティ』シリーズも好きで、FPSはよく遊んでいます。RTSも好きで『 カンパニー オブ ヒーローズ』はかなりやり込みました。
――子どものころ、最初に遊んだPCゲームは何でしょう?
クリス:母がラジオジャック(アメリカの家電販売店)に勤めていたので、そこに行って遊んだのが最初でした。『スペースクエスト』か『プリンス オブ ペルシャ』か、そのあたりが最初だったと思います。もちろん家庭用ゲーム機でも遊んだよ。ジェネシス(メガドライブ)が大好きでしたね。
――日本のPCゲーム市場はどうなっていくと思われますか?
クリス:日本に住んでいるわけではないので詳しくはわかりませんが、健全な状態だと思っています。日本では家庭用ゲーム機市場が大きいが、PCゲームも年々成長しているのは確かです。
ハードウェアをいじりたいからではなく、遊びたいゲームがあるからPCを買う、というユーザーが増えています。AAAクラスのゲームを遊ぶなら、快適に遊べるPCがほしいはずです。かつてのAAAタイトルは家庭用独占という縛りがあるものも多かったですが、いまはそれも少なくなってほとんどのゲームがPCでもリリースされます。PCのほうがより綺麗なビジュアルでプレイできるので、コアなゲーマーはコンソールよりPC版を選んでいるのは、世界共通です。
VRもゲーミングPCが普及している要因でしょう。ゲーマーの中には新製品をいち早く体験したいアーリーアダプターも多くいらっしゃるので、PCでVRを遊ぼうという方も増えています。VRはWindows Mixed Reality製品の登場により、より大きなマスを狙うことができるようになるでしょう。
――ALIENWAREのパソコンを初めて買うならどれがいいでしょうか? オススメがあったら教えてください。
クリス:デスクトップならAuroraですね。エントリークラスですがアップグレードも簡単にできます。ノートパソコンは15インチサイズがオススメです。画面サイズと持ち運びのバランスがちょうどいいですよ。
――最後に、日本のALIENWAREファンに向けてメッセージをお願いします。
クリス:ALIENWAREは製品ですが、ライフスタイルの提案でもあります。ゲームを遊ぶという目的以外にも、ストリーミングしたりファンと交流したりと、いろんな楽しみ方がありますので、これからもALIENWAREとともにゲーミングライフを楽しんでください。
■関連リンク
デル株式会社
http://www.dell.co.jp/
「ALIENWARE」のページ
http://alienware.jp/
その発表会にも登壇したデル ALIENWAREマーケティングディレクターのクリス・サトフェン氏(以下、クリス)に話を聞く時間をいただいたので、各新製品のポイント、そしてALIENWAREブランドについて語ってもらった。
▲新製品の紹介をするクリス・サトフェン氏
――まずはDell Visor(デルバイザー)について教えてください。
クリス:デザインにはこだわりました。見た目はもちろんですが、人間工学に基づいて装着しやすいものになっています。クッション性も優れており、重量は均等に配分されるので、特定の場所が痛くなるということもありません。バイザーから延びているケーブルも煩わしさのないように配慮し、うまくまとめて後方から出せるようになっています。
▲Dell Visorのヘッドセットとコントローラー
カラーは白にしましたが、これは他社のWindows Mixed Reality製品にない個性で、スタイリッシュなものになったと思います。他社との差別化はもちろんですが、このデザインなら白にすることでよりエレガントになると思いました。Windows Mixed Realityはスペックが決められているので、機能面だけで言えば各社製品すべて横並びになります。なので、デザインや装着性に重点を置きました。
ALIENWAREの製品であれば、どれでもDell Visorを使うことができます。
▲ALIENWAREブースのDell Visor試遊コーナーは、絶えず行列だった――ALIENWARE Area-51はCore Xシリーズ搭載モデルが発表になりました。
クリス:Core Xの18コアになったことで、総合的に大きくアップデートしています。ゲームをしながらストリーミング、エンコードなど一度に多くの処理を同時にこなすこともできます。冷却システムも行き届いており、パフォーマンスもイノベーションも最高のゲーミングパソコンになっています。
――曲面ディスプレイのAW3418DW/AW3418HWはとても迫力がありますね。正面から見据えると包み込まれるような感覚があります。
クリス:ALIENWAREブランドなので、パッと見ただだけでALIENWAREだとわかるデザインになっています。ゲーマーにとっては、ディスプレイ同期技術のG-Syncテクノロジーに対応しているのも大きいポイントでしょう。AlienFX照明にも対応しているので、マウス、キーボード、本体と連動した照明を楽しむことができます。
▲ALIENWAREブースでは、Area-51とAW3418DWの組み合わせでゲームを試遊できるコーナーもあった
――先日もALIENWAREブランドでキーボードやマウスが発売されました。今後、周辺機器を充実させていく予定はありますでしょうか。
クリス:答えとしては「イエス」ですね。これからもALIENWAREブランドの商品は拡充していきます。現段階では何をいつ出すとは言えませんが、ホリデーシーズンから年明けにかけて、ゲームファンが求めるALIENWARE製品を発表できるかもしれないので、楽しみにしていてほしいです。
――非常に愉しみなのですが、ALIENWAREのファンというのはどういうユーザー層でしょうか。
クリス:ゲームに対して熱いパッションを持っている人が多いですね。好きなゲームのジャンルは地域によってさまざまで、アメリカだとFPSやMOBA、アジアだとMMOが多い印象です。共通してるのはゲームが好きで好きでしょうがない、ということでしょうね(笑)。
そういうコアなゲームファンに好かれている理由は、ゲーマーのことを最優先で考えているゲーミングパソコンだからです。ALIENWAREが生まれる1996年以前のPCゲーミングを思い出してください。さまざまな面で遊びづらかったと思うんですよ。その状況を変えたい!という情熱から立ち上げたのがALIENWAREでした。我々はハードウェアを意識せずにPCゲームを楽しんでもらいたくて、ユーザーが何か問題にぶつかれば手厚くサポートしています。また、ハードを売って終わりではなく、ファンとの交流やコミュニティも大切にしています。そうした実績が評価されているのでしょう。
▲スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXV』やマイクロソフトの『Forza Motorsport 7』など、PCの性能がよければよいほど美しい画面になるゲームが多数出展されていた。
――クリスさん自身はどのようなが好きなゲームをプレイされていますか?
クリス:最近だと『バトルフィールド1』ですね。『コール オブ デューティ』シリーズも好きで、FPSはよく遊んでいます。RTSも好きで『 カンパニー オブ ヒーローズ』はかなりやり込みました。
――子どものころ、最初に遊んだPCゲームは何でしょう?
クリス:母がラジオジャック(アメリカの家電販売店)に勤めていたので、そこに行って遊んだのが最初でした。『スペースクエスト』か『プリンス オブ ペルシャ』か、そのあたりが最初だったと思います。もちろん家庭用ゲーム機でも遊んだよ。ジェネシス(メガドライブ)が大好きでしたね。
――日本のPCゲーム市場はどうなっていくと思われますか?
クリス:日本に住んでいるわけではないので詳しくはわかりませんが、健全な状態だと思っています。日本では家庭用ゲーム機市場が大きいが、PCゲームも年々成長しているのは確かです。
ハードウェアをいじりたいからではなく、遊びたいゲームがあるからPCを買う、というユーザーが増えています。AAAクラスのゲームを遊ぶなら、快適に遊べるPCがほしいはずです。かつてのAAAタイトルは家庭用独占という縛りがあるものも多かったですが、いまはそれも少なくなってほとんどのゲームがPCでもリリースされます。PCのほうがより綺麗なビジュアルでプレイできるので、コアなゲーマーはコンソールよりPC版を選んでいるのは、世界共通です。
VRもゲーミングPCが普及している要因でしょう。ゲーマーの中には新製品をいち早く体験したいアーリーアダプターも多くいらっしゃるので、PCでVRを遊ぼうという方も増えています。VRはWindows Mixed Reality製品の登場により、より大きなマスを狙うことができるようになるでしょう。
――ALIENWAREのパソコンを初めて買うならどれがいいでしょうか? オススメがあったら教えてください。
クリス:デスクトップならAuroraですね。エントリークラスですがアップグレードも簡単にできます。ノートパソコンは15インチサイズがオススメです。画面サイズと持ち運びのバランスがちょうどいいですよ。
――最後に、日本のALIENWAREファンに向けてメッセージをお願いします。
クリス:ALIENWAREは製品ですが、ライフスタイルの提案でもあります。ゲームを遊ぶという目的以外にも、ストリーミングしたりファンと交流したりと、いろんな楽しみ方がありますので、これからもALIENWAREとともにゲーミングライフを楽しんでください。
■関連リンク
デル株式会社
http://www.dell.co.jp/
「ALIENWARE」のページ
http://alienware.jp/