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いざエオルゼアへ!『FINAL FANTASY XIV Fan Festival 2016』会場レポート
2016年12月24日・25日の2日間にかけて東京ビッグサイトで『FINAL FANTASY XIV Fan Festival 2016』(ファイナルファンタジー14ファンフェスティバル。以下ファンフェス)が開催されました。FINAL FANTASY XIV(以下FF14)をプレイする光の戦士たちにとって、この2年に一度のお祭りとなるファンフェスの様子をお届けします。
クリスタルの光のような青い照明に彩られたメインステージ
FF14プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏による恒例の「プロデューサーレター」
まずはテレビドラマ化やコラボ企画など、情報が盛りだくさんのプロデューサーレターから。FF14プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏(以下吉田P/D)から先陣を切って堂々発表されたのは、なんとFF14のテレビドラマ化。FF14をプレイしている、とある光の戦士のブログを元にしたもので、2017年春に放送予定とのこと。現実世界でのリアルパートとゲーム中であるエオルゼアパートに分かれているというテレビドラマがどんなものになるのか注目です。
通称「光のお父さん」と呼ばれている、とある光の戦士親子の物語が来春テレビドラマ化
そして既に情報が発表されているパッチ3.5「THE FAR EDGE OF FATE 宿命の果て PART1」の実機プレイでの詳細解説とともに、明かされたのは気になる公開日。2017年1月17日公開予定とのことなので、光の戦士の皆さんにとって少し遅めのお年玉となりそうです。
パッチ3.5は1月17日公開予定
パッチの公開日で会場がわくわくとした空気の中登場したのは、新しいアライアンスレイド「Return to Ivalice」のゲストクリエイターであり『牙狼<GARO>』の監督である雨宮慶太氏。牙狼とFF14とのコラボレーションが発表となりました。各種コラボ装備は複数箇所で入手可能だそうです。
さらなる詳細が楽しみにされる牙狼コラボ
俳優であり光の戦士でもある藤田玲氏と黄金騎士・牙狼、銀牙騎士・絶狼が登場した後半戦は、さらなる盛り上がりを見せた
吉田直樹氏によるステージ「直樹の部屋」
FF14プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏
吉田P/Dとゲストでの対談形式でFF14にまつわる様々な話を聞くことのできる「直樹の部屋」。最初のゲストはリアル脱出ゲームの産みの親で、株式会社SCRAP代表取締役の加藤隆生氏。加藤氏の手がけたFF14とのコラボ脱出ゲームは会場でも開催され、多くの光の戦士が楽しんでいたよう。「FF14で印象に残った出来事は?」との問いに、「プレイスタイルって人間性だとか性格がでるし、ゲーム中で得た信頼というのは現実でも消えないでしょ。ゲームと現実が無関係じゃないところ」と、MMORPGならではの回答。「吉田Pにこれが聞きたい」のテーマでは「(初見ダンジョンやイベントでスキップせず)ムービーを見るということをもっと許容する文化を啓蒙するべき!またFFでリアル脱出ゲームやるときは呼んでください!ムービーを何度も見ないと絶対解けないような謎を作ります!」とムービーへの思いを熱弁。
株式会社SCRAP代表取締役の加藤隆生氏。加藤氏が語った「FF14はプレイしたことがなかったので、コラボの打ち合わせの帰りにPS4を3台とFF14を4つくださいって早速買いに行きました」とのエピソードに吉田P/Dも思わず破顔
次のゲストはFF14チャンネルでおなじみの、秋乃けい氏、葉月ゆめ氏、ともは氏、若木萌氏の4名。FF14のオファーを受けたときの率直な感想や仕事に関する意気込みを語ってくれました。「2年前のファンフェスでお会いした、FF14で仲良くなったというカップルの方の間に今年小さな光の戦士が産まれたんです!(秋乃氏)」とのほっこりエピソードのほか、来年に向けての抱負などそれぞれが個性的な回答で会場を沸かせていました。
左から、秋乃けい氏、葉月ゆめ氏、ともは氏、若木萌氏。見目麗しいとはいえ、中身はエオルゼアを生き抜いてきた、たくましい光の戦士たち。自然とトークにも熱が入る
最後のゲストはカドカワ株式会社取締役 浜村弘一氏。「今年度の新卒採用の最終面接でひとり、FF14やってます!っていう可愛らしいお嬢さんがいたのね。どのくらいやりこんでいるのかと思って聞いたら、大迷宮バハムートを3人でクリアしたって……もうその後敬語になっちゃったよね(笑)だってガチの光の戦士さまが降臨されたんですよ……?もちろん採用しました」と、加藤氏も話していた「ゲームと現実は無関係ではない」エピソードの変わり種を披露してくれました。その後も、パッチ4.0で追加される新ジョブの予想などを鋭すぎる切り口で追い込む浜村氏の追及は止まらず、「僕は何も言っていません!全て浜村さんの妄想です!」と吉田P/Dもたじたじ。
にこにこしながら、会場の光の戦士たちと一体となり吉田P/Dを追いつめていった浜村氏
開発メンバーの裏話が聞くことのできる「開発パネル」に登場したのは、バトルコンテンツプランナーの須藤賢次氏。蛮神戦やレイドコンテンツなど多くのバトルを担当している須藤氏は、数多くの光の戦士を文字通り「脱落」させてきた真・極タイタン戦や、最終調整前の難易度が高すぎた為に、吉田P/Dに怒られたという大迷宮バハムート・侵攻編の裏話などを時間いっぱい披露してくれました。
屈託のない笑顔でえぐい設定秘話を次々と繰り広げる須藤神こと須藤氏
「真タイタン戦ではプレイヤーを積極的に落とすつもりなんかなかったけれど、あまりにも落ちていくので極では積極的に落とすことにしました」「そうかそうかそんなに落ちたいなら私が落として差し上げよう」という、魔王のごときセリフには客席からもなんとも言えない歓声が。「ネールさんはすぐテンション上がっちゃうから。でもアクモーンは冷静にブチギレます」といった発言が代表するように、これから再びコンテンツへ挑むときには、またボスの見方が変わってきそうな裏話ばかりのステージとなりました。
ユーモアに富んだスライドだけでなく、設定画や絵コンテなども交えての説明が嬉しい
この他にもステージでは飛び入り歓迎のコスプレファッションショーや、当日予選を勝ち抜いた16人の光の戦士たちが手に汗握る戦いを繰り広げるアドレナリンラッシュ、FF14のサウンドがバンド演奏されるライブなど熱く楽しいイベントが目白押し。立ち見席までぎっしり埋まった光の戦士たちの一体感は、さすが同じ世界で生きてきたといった雰囲気。
ステージいっぱいに広がる美麗な光の戦士たちの姿は圧巻
強者揃いのアドレナリンラッシュ。大会で使用されたマシンは「ALIENWARE AURORA」
会場内にはステージ以外にも、出張エオルゼアカフェや一風変わったルールで蛮神戦が楽しめる試遊スペースなどが。特に、デルなどの協賛企業から提供されたゲーミングPCやモニターを使用した試遊スペースは、長蛇の列が途切れることがありませんでした。
目を引くモーグリのバルーン
カーバンクルの可愛い飴細工の販売も
試遊ブースには長蛇の列が
試遊と会場で使用しているモニターと同じモデルの特価販売を行っていたアイ・オー・データ機器のブース
「ハイクオリティのFF14を体験できるブース」をコンセプトとしたデルのALIENWAREブースでは、「NEW ALIENWARE 15 プラチナ」と「NEW ALIENWARE 17 プラチナ」を使用した試遊台を設置。「最高水準設定でもぬるぬる動く」とだけあって、多くの光の戦士たちがその快適さと美麗さを実感していた様子。ステージイベントのアドレナリンラッシュでは「ALIENWARE AURORA」が使用され、その高性能っぷりを余すところなく発揮していました。こういった、普段あまり触れることのないマシンを気軽に体験できるというのもファンフェスの魅力のひとつと言えます。また、ブースに展示されていた世界に1台しかない「FF14スペシャルマシン」は、手作業で天板にイラスト入りシートが貼付けられ、そこに吉田P/Dら開発陣のサインが入った超豪華な逸品でした。
各ALIENWAREを使用した試遊ができるデルのブース
ステージイベントアドレナリンラッシュでも使用された「ALIENWARE AURORA」
FF14仕様のスペシャルな天板に吉田P/Dら開発陣のサインが入った一品モノの「NEW ALIENWARE 15」
ステージ観覧や試遊に物販と、参加者がそれぞれ思い思いに楽しんでいた今回のファンフェス。光の戦士たちの熱量を実感できる熱いイベントでした。
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■関連リンク
スクウェア・エニックス
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「ファイナルファンタジー XIV ファンフェスティバル 2016 TOKYO」特設サイト
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