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CAG『R6S』部門がファンの前で本領発揮! 「ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER」オンライン予選現地レポート
7月28日、CYCLOPS athlete gaming(CAG)の『レインボーシックス シージ』(R6S)部門のメンバーがALIENWARE STORE AKIBAに終結した。この日行われた「レインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER」のオンライン予選を戦うためだ。
「ALIENWARE JAPAN LEAGUE」は、PC版『R6S』の日本一を決めるリーグとして2019年からスタート。今回開催されたのはその夏シーズンの頂点を決める戦いのオンライン予選であり、最終的には9月に開催される「東京ゲームショウ」のALIENWAREブースにて最強チームが決する。エントリーは162チーム。8つのグループトーナメントとして、序盤はBO1(1戦選手)方式で、決勝のみBO3(2戦選手)で争われた。
イベント告知自体が直前だったにもかかわらず、当日は熱心なファンやたまたまALIENWARE STORE AKIBAに立ち寄ったラッキーなお客様たちが、普段では見られない選手の後ろからの観戦を楽しんだ。
しかし、CAGが今回あえて、ALIENWARE STORE AKIBAでオフライン環境を作った理由は、再来週に迫った国際大会「Six Major Raleigh 2019」の準備のためでもある。
ひとつは、国際戦のように5人が横並びで戦える経験を積むため。CAGの『R6S』部門は、普段のオンライン戦はゲーミングハウスに集まるメンバーと遠隔地で自宅から参加するメンバーがおり、必ずしも全員が揃って戦ってはいない。そのため、実はCAGメンバーがオフラインで集まって戦った経験は、オーストラリアのAPACなど数えるほどしかない。
その意味では、前日に「ROAD TO CLOUD9 AMD x LEVEL∞」のオフライン大会が東京ビッグサイトのTFT HALLで開催され、全員が東京に集まっていたことから実現できたという面もある。「Six Major」のAPAC予選では直接対決がなかったものの、強豪であるCloud9とオフライン対戦の経験をさらに積むこともできた。
また、XQQコーチによれば、試合中に隣の選手の画面を見る練習も今回のオンライン戦の目的のひとつだという。国際大会の舞台では、自分の画面だけではなく、仲間の目線も見ながら状況判断や戦況分析を行うことで、勝利をたぐり寄せることができる。実際今回の試合中も、仲間の攻め方を確認したり、自分がやられてしまった時に周囲のチームメイトの画面を覗き込むことで注意点を伝える姿が見られた。
そして、周囲に人がいる環境での戦いに慣れることだ。大会の際には観客もスタッフも会場も、何もかも規模が異なる。APAC予選でも経験はしているが、より回数と時間をこなすことができれば、試合に集中できるまでの時間が大幅に短縮できる。
なにより、この「ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER」オンライン予選は、全試合が中継されるわけではなく、ほとんどの試合は最終結果が公式サイトに表示されて終わり。その過程でのCAGの戦いを観戦するのも、この機会を逃すと他にない。
編集部として最も興味があったのは、CAGの試合中の雰囲気だ。APAC予選などの中継は見ることができるが、チームごとに試合中の様子には個性が現れる。特に、CAGはIGLを置かず、各自がそれぞれのその場での役割やアイデアを共有して戦うスタイルとはよく言われるが、それがどのようなものなのかはいまいちわからなかった。オフライン環境で、選手たちとの距離が近いこのイベントなら、そのあたりがわかると思ったのだ。
実際に試合中の姿を後ろから見た印象は、想像以上にゆるく(いい意味で)、本当に各自がそれぞれの状況に応じて的確に指示を出し合っている姿だった。言葉遣いはチーム内で最も短時間で必要な情報を受け渡せるフランクな言葉で、ゲーム終了後には互いのプレイに言及して笑顔を見せることも。ただ、それは決して奢りでもふざけているわけでもなく、『R6S』というゲームを楽しみ、雰囲気を高め合うため。リラックスした雰囲気でのプレイングや選手同士の声の掛け合いの中に、お互いの信頼感とやられた時でも周りの選手を気遣う姿などは、普段の姿や言動からはなかなか知ることができなかった一面だ。
チーム構築、新メンバー加入から短期間で国際大会に進出できた理由をXQQコーチに尋ねたところ、「チームが躍進できたのは、ある程度みんな若いなりにも経験は豊富で。特にSuzuCなんかは『R6S』初期からプレイしているベテランプレイヤーなので、そこプラス若さゆえの吸収の早さというのをお互い持っていたので、そこをフィードバックしあったりとか、コミュニケーションをうまく図れているというのが大きいですね。
やっぱり思考停止せずに、自分で新しいこととかを考えられる状態に持っていくことですね。言われたことをやるのも大事なんですが、個人個人で考えてくれないと成長は遅くなるので、自分で考える能力、お互い気を使ったりとか、その辺も大事ですね」とコメントしてくれた。
また、IGLが存在しないというCAGチームの連携についても伺ったところ、「やっぱり誰かひとりがリーダーシップというよりは、まんべんなくリーダーシップを持っていて、それがどういう場面でも使えるというのが一番いいと思っているので、各自そういう気持ちでチームの中で存在感を出せるようなメンタルを持てるようになってほしいです」と語っている。
一方、来場したファン側は、普段の大きな会場での戦いと違って、プレイに合わせて歓声を上げるような雰囲気ではないし、下手な歓声や話し声は選手に届いてしまう可能性もあるほどの近さ。どちらかというと試合の行方を静かに見守る、といったあまりない経験だったと思う。
また、試合の合間には休憩中の選手と直接会話したり、サインや記念撮影を求めることもできた。ここまでできる無料のイベントは他にもそうそうないだろう。
ちなみに、普段から愛用している「ALIENWARE AURORA CYCLOPS athlete gamingモデル」の使い勝手についても伺ってみたところ、Shokei選手が「リフレッシュレートが240Hzのモニターの中では一番いいと思います。特に画質の設定がめっちゃ細かくできます。あと、モニターのベゼル幅が小さいこともとても大きいです。臨場感が全然違うんですよ。本当に画面のなかの世界に入り込んでいるみたいに感じられます」と教えてくれた。
事前のインタビューでは「Six Majorへの経験を積むために順調に勝ちたい」と自信をのぞかせていたCAGだが、1回戦のObsidiaN戦ではいきなり3対3とイーブン。順当に本領を発揮して7対4でまずは勝利。
続く準々決勝のD3XCORE Gamingは、「ALIENWARE JAPAN LEAGUE」の春のオンライン予選で、Unsold Stuff Gamingとして出場していた選手たちのチーム。しかし、オフライン環境に慣れてきたこともあってか、海岸線での戦いは7対2と圧勝した。
そして準決勝で当たったのは、野良連合育成部門を破って上がってきた父ノ背中。父ノ背中も「DreamHack Valencia 2019 Rainbow Six」に出場するなど、注目を集めるカードとして配信番組でも取り上げられ、最終的に7対3でCAGが勝利を収めた。
※CYCLOPS athlete gaming vs 父ノ背中の試合は2:50:00から
ここまで順当に勝ち進んできたCAGの決勝の相手はELP。すでにこの時点で4時間近く試合を続けており、選手たちの表情にも疲れが見え始めていた。この最終試合はBO3(2戦先取)と長丁場。しかもELPのメンバーを見ると、AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUPオフライン準々決勝進出チームの中で、唯一のスポンサードなどを受けていないアマチュアチームだ。
第1マップの銀行は、4ゲーム連取のあとで取り返されるというシーソーゲームに。6対5のマッチポイントを迎えたがそこから2ゲーム連取され7対7の接戦を落としてしまう。気持ちを切り替えて挑んだ第2マップのヴィラでは、7対1と圧倒的大差で第3マップの海岸線に挑む。
ここからはまさに互いに一歩も引かず、1ゲーム勝利しては取られての繰り返し。それまでは遠巻きに見ていたファンたちもだんだんと選手のすぐ後ろまで近づき、自然に歓声や拍手を上げるようになっていった。
そして、11ゲームという長い戦いの末、7対4でCAGがグループ3で優勝! 「Six Major」直前に、自信と弾みをつけることができただろう。
試合の直後、22時近くまで残ってくれたファンたちに向かってお礼を述べたCAGの選手たち。まだ20歳にも満たない若手が中心のチームながら、疲れも見せずにファンとの交流を行うなど、それぞれがCAGの選手であること、日本代表であることの自覚をしっかり感じさせた。
SuzuC:「Six Major」頑張るので、応援よろしくお願いします。グループステージ突破できるように頑張ります。
BlackRay:グループステージ突破ですね、目標は。ライバルとかは特になくて、来た敵を倒すだけです。頑張ります。
gatorada:グループ予選突破を目標に頑張ります。(同じ答えが続くことに触れて)チームメンバーで意思を統一することによって、同じ目標に走り出せるということで(笑)。
あにつん:優勝目指していきたいと思います。感触としては、世界ってそんなに壁が高くないと最近思い始めましたね。高いと思っていたんですけど、(日本チームやCloud9との戦いを終えて)世界はすぐそこにあるんだなと思えました。
Shokei:「Six Major」前にこういう場でオフライン環境で5人揃って試合ができるという経験は本当に大きかったですね。
今日の最後の試合は、みんな昨日からイベント続きで疲れていたこともあったので、ちょっと疲労を残した部分もありました。でも、「Six Major」とかになってくると1週間とか期間も長いので、そういうことも今日の試合で経験ができたと思うので、しっかり組み立てたいと思います。
負けることは考えていないです。勝ちしか見ていないです。
対戦相手をしっかり倒して、アジアの強さ、日本の強さを見せつけたいと思います。
「Six Major Raleigh 2019」 は8月12日〜18日にかけて、米国のローリーコンベンションセンターにて開催される。試合の模様は現地から日本語で配信もされる予定だ。CAGの活躍に注目しよう。
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「ALIENWARE JAPAN LEAGUE」は、PC版『R6S』の日本一を決めるリーグとして2019年からスタート。今回開催されたのはその夏シーズンの頂点を決める戦いのオンライン予選であり、最終的には9月に開催される「東京ゲームショウ」のALIENWAREブースにて最強チームが決する。エントリーは162チーム。8つのグループトーナメントとして、序盤はBO1(1戦選手)方式で、決勝のみBO3(2戦選手)で争われた。
イベント告知自体が直前だったにもかかわらず、当日は熱心なファンやたまたまALIENWARE STORE AKIBAに立ち寄ったラッキーなお客様たちが、普段では見られない選手の後ろからの観戦を楽しんだ。
オンライン予選をオフラインで戦う理由
そもそもオンライン予選は通常、ゲーミングハウスだったり選手たち自身の自宅からインターネットで接続して参戦することが多い。だからこそ、アマチュアチームでも参戦できるという点がメリットでもある。しかし、CAGが今回あえて、ALIENWARE STORE AKIBAでオフライン環境を作った理由は、再来週に迫った国際大会「Six Major Raleigh 2019」の準備のためでもある。
ひとつは、国際戦のように5人が横並びで戦える経験を積むため。CAGの『R6S』部門は、普段のオンライン戦はゲーミングハウスに集まるメンバーと遠隔地で自宅から参加するメンバーがおり、必ずしも全員が揃って戦ってはいない。そのため、実はCAGメンバーがオフラインで集まって戦った経験は、オーストラリアのAPACなど数えるほどしかない。
その意味では、前日に「ROAD TO CLOUD9 AMD x LEVEL∞」のオフライン大会が東京ビッグサイトのTFT HALLで開催され、全員が東京に集まっていたことから実現できたという面もある。「Six Major」のAPAC予選では直接対決がなかったものの、強豪であるCloud9とオフライン対戦の経験をさらに積むこともできた。
また、XQQコーチによれば、試合中に隣の選手の画面を見る練習も今回のオンライン戦の目的のひとつだという。国際大会の舞台では、自分の画面だけではなく、仲間の目線も見ながら状況判断や戦況分析を行うことで、勝利をたぐり寄せることができる。実際今回の試合中も、仲間の攻め方を確認したり、自分がやられてしまった時に周囲のチームメイトの画面を覗き込むことで注意点を伝える姿が見られた。
そして、周囲に人がいる環境での戦いに慣れることだ。大会の際には観客もスタッフも会場も、何もかも規模が異なる。APAC予選でも経験はしているが、より回数と時間をこなすことができれば、試合に集中できるまでの時間が大幅に短縮できる。
誰も見たことがなかったCAGの試合の様子が丸わかり
『R6S』に限らず、FPS/TPSジャンルのeスポーツは、ブースなどで仕切られ、観客はモニター越しに選手の顔を見る配置となる。それに対して、今回のオフライン環境は選手たちのすぐ後ろ(本当にすぐ後ろ!)から、選手の操作やボイスチャットでの会話を聞くこともできる。なにより、この「ALIENWARE JAPAN LEAGUE SUMMER」オンライン予選は、全試合が中継されるわけではなく、ほとんどの試合は最終結果が公式サイトに表示されて終わり。その過程でのCAGの戦いを観戦するのも、この機会を逃すと他にない。
編集部として最も興味があったのは、CAGの試合中の雰囲気だ。APAC予選などの中継は見ることができるが、チームごとに試合中の様子には個性が現れる。特に、CAGはIGLを置かず、各自がそれぞれのその場での役割やアイデアを共有して戦うスタイルとはよく言われるが、それがどのようなものなのかはいまいちわからなかった。オフライン環境で、選手たちとの距離が近いこのイベントなら、そのあたりがわかると思ったのだ。
実際に試合中の姿を後ろから見た印象は、想像以上にゆるく(いい意味で)、本当に各自がそれぞれの状況に応じて的確に指示を出し合っている姿だった。言葉遣いはチーム内で最も短時間で必要な情報を受け渡せるフランクな言葉で、ゲーム終了後には互いのプレイに言及して笑顔を見せることも。ただ、それは決して奢りでもふざけているわけでもなく、『R6S』というゲームを楽しみ、雰囲気を高め合うため。リラックスした雰囲気でのプレイングや選手同士の声の掛け合いの中に、お互いの信頼感とやられた時でも周りの選手を気遣う姿などは、普段の姿や言動からはなかなか知ることができなかった一面だ。
チーム構築、新メンバー加入から短期間で国際大会に進出できた理由をXQQコーチに尋ねたところ、「チームが躍進できたのは、ある程度みんな若いなりにも経験は豊富で。特にSuzuCなんかは『R6S』初期からプレイしているベテランプレイヤーなので、そこプラス若さゆえの吸収の早さというのをお互い持っていたので、そこをフィードバックしあったりとか、コミュニケーションをうまく図れているというのが大きいですね。
やっぱり思考停止せずに、自分で新しいこととかを考えられる状態に持っていくことですね。言われたことをやるのも大事なんですが、個人個人で考えてくれないと成長は遅くなるので、自分で考える能力、お互い気を使ったりとか、その辺も大事ですね」とコメントしてくれた。
また、IGLが存在しないというCAGチームの連携についても伺ったところ、「やっぱり誰かひとりがリーダーシップというよりは、まんべんなくリーダーシップを持っていて、それがどういう場面でも使えるというのが一番いいと思っているので、各自そういう気持ちでチームの中で存在感を出せるようなメンタルを持てるようになってほしいです」と語っている。
一方、来場したファン側は、普段の大きな会場での戦いと違って、プレイに合わせて歓声を上げるような雰囲気ではないし、下手な歓声や話し声は選手に届いてしまう可能性もあるほどの近さ。どちらかというと試合の行方を静かに見守る、といったあまりない経験だったと思う。
また、試合の合間には休憩中の選手と直接会話したり、サインや記念撮影を求めることもできた。ここまでできる無料のイベントは他にもそうそうないだろう。
ちなみに、普段から愛用している「ALIENWARE AURORA CYCLOPS athlete gamingモデル」の使い勝手についても伺ってみたところ、Shokei選手が「リフレッシュレートが240Hzのモニターの中では一番いいと思います。特に画質の設定がめっちゃ細かくできます。あと、モニターのベゼル幅が小さいこともとても大きいです。臨場感が全然違うんですよ。本当に画面のなかの世界に入り込んでいるみたいに感じられます」と教えてくれた。
若いチームながら鍛え抜かれた個人技と連携力
オンライン予選の内容にも少しだけ触れておこう。事前のインタビューでは「Six Majorへの経験を積むために順調に勝ちたい」と自信をのぞかせていたCAGだが、1回戦のObsidiaN戦ではいきなり3対3とイーブン。順当に本領を発揮して7対4でまずは勝利。
続く準々決勝のD3XCORE Gamingは、「ALIENWARE JAPAN LEAGUE」の春のオンライン予選で、Unsold Stuff Gamingとして出場していた選手たちのチーム。しかし、オフライン環境に慣れてきたこともあってか、海岸線での戦いは7対2と圧勝した。
そして準決勝で当たったのは、野良連合育成部門を破って上がってきた父ノ背中。父ノ背中も「DreamHack Valencia 2019 Rainbow Six」に出場するなど、注目を集めるカードとして配信番組でも取り上げられ、最終的に7対3でCAGが勝利を収めた。
※CYCLOPS athlete gaming vs 父ノ背中の試合は2:50:00から
ここまで順当に勝ち進んできたCAGの決勝の相手はELP。すでにこの時点で4時間近く試合を続けており、選手たちの表情にも疲れが見え始めていた。この最終試合はBO3(2戦先取)と長丁場。しかもELPのメンバーを見ると、AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUPオフライン準々決勝進出チームの中で、唯一のスポンサードなどを受けていないアマチュアチームだ。
第1マップの銀行は、4ゲーム連取のあとで取り返されるというシーソーゲームに。6対5のマッチポイントを迎えたがそこから2ゲーム連取され7対7の接戦を落としてしまう。気持ちを切り替えて挑んだ第2マップのヴィラでは、7対1と圧倒的大差で第3マップの海岸線に挑む。
ここからはまさに互いに一歩も引かず、1ゲーム勝利しては取られての繰り返し。それまでは遠巻きに見ていたファンたちもだんだんと選手のすぐ後ろまで近づき、自然に歓声や拍手を上げるようになっていった。
そして、11ゲームという長い戦いの末、7対4でCAGがグループ3で優勝! 「Six Major」直前に、自信と弾みをつけることができただろう。
試合の直後、22時近くまで残ってくれたファンたちに向かってお礼を述べたCAGの選手たち。まだ20歳にも満たない若手が中心のチームながら、疲れも見せずにファンとの交流を行うなど、それぞれがCAGの選手であること、日本代表であることの自覚をしっかり感じさせた。
「Six Major Raleigh 2019では“勝ち”しか見ていない」
最後に、選手たちにうかがった「Six Major Raleigh 2019」への意気込みをご紹介して、レポートを終わろう。SuzuC:「Six Major」頑張るので、応援よろしくお願いします。グループステージ突破できるように頑張ります。
BlackRay:グループステージ突破ですね、目標は。ライバルとかは特になくて、来た敵を倒すだけです。頑張ります。
gatorada:グループ予選突破を目標に頑張ります。(同じ答えが続くことに触れて)チームメンバーで意思を統一することによって、同じ目標に走り出せるということで(笑)。
あにつん:優勝目指していきたいと思います。感触としては、世界ってそんなに壁が高くないと最近思い始めましたね。高いと思っていたんですけど、(日本チームやCloud9との戦いを終えて)世界はすぐそこにあるんだなと思えました。
Shokei:「Six Major」前にこういう場でオフライン環境で5人揃って試合ができるという経験は本当に大きかったですね。
今日の最後の試合は、みんな昨日からイベント続きで疲れていたこともあったので、ちょっと疲労を残した部分もありました。でも、「Six Major」とかになってくると1週間とか期間も長いので、そういうことも今日の試合で経験ができたと思うので、しっかり組み立てたいと思います。
負けることは考えていないです。勝ちしか見ていないです。
対戦相手をしっかり倒して、アジアの強さ、日本の強さを見せつけたいと思います。
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「Six Major Raleigh 2019」 は8月12日〜18日にかけて、米国のローリーコンベンションセンターにて開催される。試合の模様は現地から日本語で配信もされる予定だ。CAGの活躍に注目しよう。
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