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【TGS2019】ALIENWAREブース『サイバーパンク 2077』開発者トークショーレポート! 圧倒的な物量で自分だけの物語を体験できる期待のオープンワールドRPG

世間的にはハリウッド俳優のキアヌ・リーヴスが出演することで、そしてゲーマー的には『ウィッチャーIII』のデベロッパーであるCD PROJEKT RED(以下、CDPR)の新作ということで注目を集める『サイバーパンク2077』。その開発者を招いてのトークショーが、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2019のALIENWAREブースにて9月15日に行われた。


日本の展示会では初お披露目ということもあって大勢の来場者がステージ前に詰めかけた中、CDPRでレベルデザインを担当するマックス・ピアーズ氏、そしてCDPRジャパンカントリーマネージャーの本間覚氏が登場。トークライブ形式でゲームの見どころをアピールしていった。

▲CDPRでレベルデザインを担当するマックス・ピアーズ氏。笑顔が印象的

まずは、『サイバーパンク 2077』がどのようなゲームなのかを両氏が解説。ポーランドの開発会社であるCDPRが手掛ける新たな一人称視点のオープンワールドRPGであること、舞台は2077年の近未来にある巨大都市・ナイトシティといった基本情報が説明されていった。

ナイトシティの設計・実装を受け持つマックス氏は、「ここは権力や欲望が渦巻く巨大都市です。私はチームの仲間と一緒に、より素晴らしい都市を皆さんにお届けできるよう開発を進めています」とコメントした。


▲CDPRジャパン・カントリー・マネージャーの本間覚氏。日本でのプロモーション展開やローカライズを主に受け持っている

パシフィカという地区を歩き回る主人公“V(ヴィー)”の映像を見ながらの解説では、プレイヤーの選択次第でさまざまなゲーム展開が待ち受けていることが明示された。

本間氏によると「“選択と結果”というCDPRの作るゲームのコンセプト。『ウィッチャーIII』は会話の選択肢が物語を変えるが、本作ではキャラクターの育て方がミッションに影響していく」とのこと。より、プレイヤーだけの体験を味あわせてくれるゲームとなりそうだ。


続いては、事前にツイッターで募集した質問に開発陣が答えていくコーナーに。

まだ開発中ということもあって明かされたのはごく表層的な部分だが、「フィールドは『ウィッチャーIIIよりも過密」「キャラクターの表情はとても豊か。仲間の笑顔も見られる」「会話の選択肢はウィッチャーIIIより圧倒的に多い。Vになりきってもらうことが大事」といった気になる発言がチラホラ。また、原作となるテーブルトークRPG『サイバーパンク2.0.2.0.』がそうであるように、街を牛耳る巨大日系企業があったり、ラーメン屋の看板があったりと、日本へのリスペクトが随所に盛り込まれていることも語られていた。


ステージ後半では、来場者向けのクイズ大会を実施。『サイバーパンク 2077』やCDPRについてのマニアックな難問が続出したが、終盤まで複数人が1位を競り合う熱い展開となり、大いに盛り上がった。


最後には日本のファンに向けて「このゲームに期待をしてもらってたいへんうれしく思っています。皆さんの熱意が我々開発陣の力となっていくので、引き続き応援よろしくお願いいたします」(マックス氏)。「発売は4月ということでまだ先ですが、これからもローカライズやプロモーションに力を注ぐので期待してください」(本間氏)と、両氏はコメント。大きな拍手の中ステージを後にした。





▲トークショーの後には公式コスプレコンテストも実施。優勝者には世界大会への切符と賞金2000ドルが贈られた

YouTube「『サイバーパンク2077』開発者トークショウ&CDPRクイズチャレンジ 公式コスプレコンテスト・アジア予選」
https://www.youtube.com/watch?v=WocUzt7BR08

■関連リンク
『サイバーパンク 2077』公式サイト
https://www.spike-chunsoft.co.jp/cyberpunk2077/

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