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女性プレイヤーが“記憶”に残る大活躍!『オーバーウォッチ』公認イベント「FLASH OPS TOKYO WINTER」をレポート!【シブゲーアーカイブ】
※本記事は「SHIBUYA GAME」で掲載された記事のアーカイブです。当時の内容を最大限尊重しておりますが、ALIENWARE ZONEへの表記の統一や、一部の情報を更新している部分もございます。なにとぞご了承ください。(公開日:2019年3月15日/執筆:こじへい)
2019年3月2日(土)、東京・秋葉原のe-sports SQUARE AKIHABARAで、『オーバーウォッチ』の公認オフラインイベント「FLASH OPS TOKYO WINTER」が開催されました。
プレイヤーは、攻撃を担う「オフェンス」、敵の妨害・撹乱を得意とする「ディフェンス」、体力回復やアイテム補給を司る後方支援部隊「サポート」、味方の盾となる「タンク」と、それぞれ異なる特性のヒーローをチョイスし、6人で1チームを構成。
このゲームに求められるのは、ひたすら敵を倒していくようなスタンドプレイではありません。役割に応じた的確な動き、状況判断、連携のうまさなどチームワークが勝利を掴む鍵となります。 そんな、奥深いゲーム性が評判を呼び、全世界で4,000万人にプレイされ、総額500万ドルを掛けて争う公式リーグ「Overwatch League」が開催されるなど、現在、国際的な盛り上がりを見せているeスポーツゲームです。
有名プレイヤー同士がしのぎを削る「オープンディビジョンヒーローズマッチ」開催!
今回の「FLASH OPS TOKYO WINTER」は、前半を「見て楽しむ」、後半を「参加して楽しむ」という2部編成。最初に行われたのは、「オープンディビジョンヒーローズマッチ」と題されたエキシビジョンマッチ。ここで、本日のイベントに出演する、12名のゲストプレイヤーが登場することに。一際、観客の熱視線を浴びていたのは、アジア・パシフィックエリアを対象とした公式大会「2019 Overwatch Open Division Season1- Pacific」で全勝優勝を果たしたチーム「JUPITER」のAmeKen選手、rayu選手、CLAIRE選手、Sabagod選手。
▲JUPITERのメンバー。左からrayu選手、Sabagod選手、AmeKen選手、CLAIRE選手
他にも、同大会4位に入賞したチーム「Green Leaves」のSonairo選手、FifTy選手、チーム「V3 Esports」のOsato選手、Rrmy選手と、日本のオーバーウォッチシーンをリードする錚々たる面々がステージへ登壇しました。
▲Green LeavesのSonairo選手(左)、FifTy選手(右)
▲V3 EsportsのOsato選手(左)、Rrmy選手(右)
一方で、本イベントの華となる4名の女性オーバーウォッチプレイヤーも注目の的に。女性eスポーツチーム「DISTRICT81」から華古選手&meromi選手、大手芸能プロダクション・スターダストプロモーションが手掛ける女子eスポーツチーム「CHARLIE'S SPICE」からChinamin選手&Ohime選手が壇上に上がると、会場は一気に華やかなムードに包まれます。▲DISTRICT81のmeromi選手(左)、華古選手(右)
▲CHARLIE'S SPICEのOhime選手(左)、Chinamin選手(右)
Ohime選手は「今日は本当に神様みたいな人たちと一緒にプレイできるので、足を引っ張らないように頑張ります」と恐縮しきりの様子。 華古選手も「まさかこのような場に立てるだなんて、今でも信じられなくて、だいぶパニックになっているんですけど……」と、緊張を隠し切れません。 しかし、JUPITERのタンク担当・rayu選手が「本当はサバゲーさん(Sabagod選手)を守らなきゃいけないんですけど、今日は無視して女性陣を守りたいと思います!」とジョークを飛ばすなど、男性プレイヤーたちは一様に歓迎ムードを示していました。なおチーム分けは、以下のようになりました。
・TEAM MOFORS……meromi選手、Osato選手、FifTy選手、Ohime選手、rayu選手、Sabagod選手
・TEAM SCARCH……Sonairo選手、Chinamin選手、AmeKen選手、Rrmy選手、CLAIRE選手、華古選手
実況はゲームキャスターとして活動している吉﨑智宏氏が担当。 解説を務めるのは、プロゲーミングチーム「CYCLOPS athlete gaming」所属のXQQ氏。昨年12月よりCHARLIE'S SPICEのコーチを務めているため、試合前には「チャリスパ(CHARLIE'S SPICE)は、短期間ですけど伸びているので、結果を出してくれるとうれしいですね」と親心を覗かせていました。
試合が始まると、終始、TEAM MOFORSのペース。rayu選手、Sabagod選手、OSATO選手らの活躍が光り、TEAM SCARCHに付け入る隙を与えません。
途中、meromi選手やChinamin選手が「キャー!!」と大絶叫する場面も。そのあまりにも凄まじい声量に会場からはドッと笑いが起きるという、オフラインイベントならではの盛り上がりも見られました。結局、3試合を行って、TEAM MOFORSの全勝という一方的な結果に。
TEAM MOFORSの勝利者インタビューにおいて、rayu選手は「コミュニケーションがいい感じでした」と声を弾ませていました。 片や、meromi選手は「う~ん……本当に何もしていなかったので……」と申し訳なさそうな表情。 するとOSATO選手は「完璧なお注射でした」(meromi選手の登録名は『お注射天使ちゃん』)とフォローするなど、試合後もチームワークの良さを見せつけていました。
FLASH OPS TOKYO WINTER
https://playoverwatch.com/ja-jp/news/22882361
実況はゲームキャスターとして活動している吉﨑智宏氏が担当。 解説を務めるのは、プロゲーミングチーム「CYCLOPS athlete gaming」所属のXQQ氏。昨年12月よりCHARLIE'S SPICEのコーチを務めているため、試合前には「チャリスパ(CHARLIE'S SPICE)は、短期間ですけど伸びているので、結果を出してくれるとうれしいですね」と親心を覗かせていました。
▲解説のXQQ氏と、実況を務めた吉﨑智宏氏
試合が始まると、終始、TEAM MOFORSのペース。rayu選手、Sabagod選手、OSATO選手らの活躍が光り、TEAM SCARCHに付け入る隙を与えません。
▲試合を優位に進めるTEAM MOFORS
▲rayu選手。表情は真剣そのもの。
▲一方、TEAM SCARCHは劣勢を強いられる
▲Rrmy選手。冷静なプレイでTEAM SCARCHをけん引。
▲Chinamin選手。豊かな感情表現で会場を盛り上げる。
途中、meromi選手やChinamin選手が「キャー!!」と大絶叫する場面も。そのあまりにも凄まじい声量に会場からはドッと笑いが起きるという、オフラインイベントならではの盛り上がりも見られました。結局、3試合を行って、TEAM MOFORSの全勝という一方的な結果に。
TEAM MOFORSの勝利者インタビューにおいて、rayu選手は「コミュニケーションがいい感じでした」と声を弾ませていました。 片や、meromi選手は「う~ん……本当に何もしていなかったので……」と申し訳なさそうな表情。 するとOSATO選手は「完璧なお注射でした」(meromi選手の登録名は『お注射天使ちゃん』)とフォローするなど、試合後もチームワークの良さを見せつけていました。
▲勝者の充実感溢れる表情でインタビューに答えるTEAM MOFORSのOsato選手、FifTy選手。
▲一方、申し訳なさそうに目を覆う、meromi選手
また、Chinamin選手へマイクが向けられると「キーボードに薬指の爪が掛かっちゃって……」と声を張り上げた理由を説明しつつ「ミスしてから精神的に悲しくなっちゃって……コーチからいつも『Chinaminさん、コールが! コールが!』って指導していただいているんですけど、途中からコールも出来なくなっちゃって……本当に皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです……」と反省しっぱなし。 けれども、TEAM SCARCHのメンバーはミスをしても優しく励ましてくれていたらしく「すっごい優しかったです。それだけでうるっときちゃいました」と感謝の気持ちをあらわにしていました。▲試合後のインタビューに答える華古選手(左)、Chinamin選手(右)
参加型イベント「オーバーウォッチ講習会」や「1on1 勝ち抜き戦」、「3on3 トーナメント」も実施!
その後は、「参加して楽しむ」パートへ。人気プレイヤーによる「オーバーウォッチ講習会」や、「1on1 勝ち抜き戦」といった観客参加型のイベントが行われました。 特に、「オーバーウォッチ講習会」は大変な人気。AmeKen選手、CLAIRE選手といった実力派には教えを乞いたい人が殺到し、即席のじゃんけん大会が開催される一幕も。じゃんけんに勝利し、お目当ての講師からレクチャーを受け終えると「めちゃくちゃ楽しかったです! 話したかったんです!」と歓喜している参加者も見受けられました。▲熱のこもったレクチャーをするFifTy選手(右)
▲講習会において、AmeKen選手(右)は特に人気だった
今回のイベントで目についたのは、女性参加者の多さです。参加者約70名中男性参加者のほうが多勢を占めてはいるものの、誰かの付添で見学に来たと思われる女性だけではなく、有名選手とチームを組んで行う「3on3 トーナメント」に一般の女性プレイヤーがちらほら参加していたり、講習会で積極的に学んでいる女性がいたりと、ジェンダーフリーな空間が広がっていました。▲閉会の挨拶に臨む、CHARLIE'S SPICEのChinamin選手(左)、Ohime選手(右)
先述のエキシビジョンマッチで、スキルフルな男性プレイヤーがクールな表情で淡々とスーパープレイを連発する横で、感情豊かな女性プレイヤーが喜怒哀楽全開にプレイするという好対照なシーンが見られたことも相まって、『オーバーウォッチ』が男女・スキルの差を問わず、誰でも気軽に楽しめるeスポーツゲームなのだと感じられるイベントになりました。FLASH OPS TOKYO WINTER
https://playoverwatch.com/ja-jp/news/22882361