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出場16チームの戦歴&ロースターを総まとめ!『R6S』の世界大会「Six Invitational 2020」観戦ガイド
来たる2020年2月8日、カナダ・モントリオールにてSix Invitational 2020(以下SI 2020)が開催となる。今年で発売から5年目を迎えるタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』(以下R6S)の世界大会で、今回は各リージョンから計16チームが参加。大勢の観客が見守る中、世界最強の座と3億3000万円の賞金をかけてしのぎを削り合う模様だ。
そこで本稿では、暫定ロースターやこれまでの戦歴に加え、現在行われているプロリーグ11(以下PL)のデータを踏まえたチームガイドをお届け。グループステージ開始前の予習に少しでも役立ててもらえれば幸いだ。
※本文中に登場する数値データは「SiegeGG」の発表に基づいて明記してあります。
Team Empire
ロシアを拠点に活動するTeam Empireは、2019年8月に開催されたSix Major Raleighの優勝チームだ。PL10こそEU5位に留まったが、他者の追随を許さず首位を死守したRussian Major League Season 3の奮闘はじめ、PL11前半戦を2位で折り返したこともあり、SI 2020でも多大な活躍が期待される。
DarkZero Esports
2019年11月に愛知県・常滑で開催されたPL10ファイナル。DarkZero Esportsはその決勝戦でNatus Vincere(Navi)と争った実力派チームである。メンバー個々人のプレイヤースキルが高く、PL11のDay8終了時においてNA屈指のHS%(ヘッドショット成功率)を記録中。卓越した操作技術がNAのみならずリージョンを超えて通用するのか注目しよう。
FaZe Clan
PL10ファイナルでビザ取得問題に端を発するメンバーチェンジに見舞われたFaZe Clanだが、2020年度のPL11はLATAM3位と悪くない位置で健闘。そんな彼らのスタッツを見ると、yoona選手とmav選手の好プレーが目立つ。強敵揃いのグループAで両名の働きがどのようにチームを動かすのか、関心が寄せられる。
Fnatic
オーストラリア発のFNATICは日本でブートキャンプを行ったり、サンリオの人気キャラクター・ハローキティとのコラボなど、日本国内でも話題に上ることの多いプロゲーミングチームだ。PL10では惜しくもファイナル進出は叶わなかったが、PL11は一転して計8チームを出し抜いてAPAC/ANZ地域のトップに君臨している。
Natus Vincere
PL10のEU予選を1位で突破し、勢いそのままにPL10ファイナルの優勝トロフィーを掲げたNavi。チャレンジャーリーグ10(以下CL)を勝ち上がってきた実力はあいも変わらず、2019年11月のESL Premiership Winter 2019も栄光を手中に収めた。世界大会で王者に輝いた経験を活かせるのか、SI 2020での爆発力に期待したい。
Rogue ※旧Giants Gaming
PL10ファイナルでAerowolfと繰り広げた激戦は、まさしく『R6S』の歴史に残る一戦であった。彼らはその後Rogueの買収により、ほとんどの選手をGiants Gamingから維持したまま、新生Rougeとして再編成。現在はEU地域の一員としてハイレベルな戦場に身を置いている。PL11は1位のままDay8を終了。United States Nationals 2018や、2019年7月のDreamHack Valencia 2019で1位に輝いた旧Rougeと同じく、強烈な存在感を放っている。
Team SoloMid
NAで首位を走るTeam SoloMid(TSM)で特筆すべきポイントは、Geoometrics選手の個人スタッツ。彼は前半シーズン終了時で既に6度のクラッチ(人数不利な状況下でのキル)を達成しており、この記録はTSMが所属するNA全体を見てもずば抜けてトップである。DreamHack MontrealでTeam Liquidを倒した時のように、土壇場の勝負所を制する力があれば優勝もあり得るのではないだろうか。
Spacestation Gaming
2019年度のUnited States Nationalsで1位となったSpacestation Gaming(SSG)。このチームは2020年のNAで高い存在感を放っているが、最初から栄光のロードを辿っていたわけではない。United States Nationals 2018やSix Invitational 2019で敗北を喫したからこそ、大規模な改革を経て現在の基盤が出来上がったと言える。グループBはPL10優勝者のNaviや北米トップを走るTSMといった猛者が集っているため、彼らの培ってきたマンパワーや底力が否応なく試されるだろう。
Giants Gaming ※旧Aerowolf
競技シーンの黎明期を支えたTeam Envyに起源を持ち、かつて”APACの門番”と呼ばれていたAerowolfは、Ysaera選手やLunarmetal選手といった歴戦の兵士を携えたまま、ロースターをGiants Gamingへ移動。またNaviのGiGコーチも2020年1月より参入を果たした。PL10ファイナルで”ジャイアント・キリング”を達成するキッカケとなったGiants Gamingのサポート、そして世界大会の優勝経験を備えた名コーチのアドバイスを受けた彼らの元には、数奇な運命と共に新たな風が蠢いている。
Nijas in Pyjamas
ビザ問題によるトラブルが災いを呼び、早々にPL10ファイナルを去ることになってしまったNijas in Pyjamas(Nip)。だがPL11のNipは一味違う。OGA PIT Seazon3の勝者Team Liquidと、同じくPL10ファイナルに出場したFaZe Clanを抑えて首位をキープ。メンバー全員のレーティングが総じて高く、お互いの戦術やプレイングを知り尽くしたLATAMのチーム相手にハイパフォーマンスを維持したまま試合をこなしている。過去に舐めた辛酸を払拭できるのか、チェックしておいて損はないだろう。
Brasileirão 2019(3位)
PL11(LATAM):1位(DAY8終了時点)
Team Liquid
2019年12月のOGA PIT Season 3で見事チャンピオンに上り詰めたTeam Liquid。PL7で世界王者を経験した彼らは、いくらかの期間を経て再び世界規模でメキメキと頭角を現出。PL11はNiPの後ろに狙いを定めたまま2位に着地したものの、隙を見せれば寝首をかかんとばかりに押し切るマンパワーの高さは、LATAM競技シーンを通して世界中に影響を及ぼしている。
MIBR
前身のImmortalsから2019年後半よりMIBRとして再スタートを切ったMIBR。現状のPL11はLATAM5位とやや重い足取りだが、SI 2020の地域予選をトップで通過し、何よりOGA PIT Season 3でEUのG2 Esports相手に上げた勝ち星は刮目すべき実績である。しかしDay1の相手に選ばれたGiants GamingはAPAC/SEA地域のトップであるため、激戦となるのは必至だろう。
Team Reciprocity
選手の脱退と獲得を踏まえ、チームの再始動を精力的に図っているTeam Reciprocity。PL10ファイナルを戦い抜いた後、Skys選手がDarkZero Esportsへ移籍。代わりにNyx選手を迎え、RougeからVertcL選手が加入。5名のうち2名が加入から3ヶ月に満たない状況にも関わらず、2019年12月のUnited States Nationals 2019で準優勝を飾った。
Wildcard Gaming
PL10 APACファイナルでCYCLOPS athlete gamingと戦い、2ラウンドを連取して勝利を収めた光景は、日本の観戦者に大きな影響を与えた。続くPL10ファイナルDay1でもNaviと延長線にもつれ込む激闘を演じ、Wildcard Gamingは飛躍的に知名度を高めたと行っても過言ではない。PL11は4位と上位チームに後塵を拝しているが、”ワイルドカード”というチーム名の通り、予測のつかない試合運びでグループDを存分にかき回してもらいたい。
BDS Esports
最近プロシーンに興味を持ち始めた『R6S』観戦ビギナーなら、BDS Esportsは”謎の多いチーム”として目に映るかもしれない。しかしCL10を1位で突破したポテンシャル。そしてSI 2020のEU予選を1位で抜けた紛れもない腕前は目をみはるものがある。それもそのはずで、チームメンバーのほぼ全員がプロリーグ経験者。実践慣れした戦士が集結しているからこそ、堅実に相手を打ち負かすことができるのだろう。第1試合でぶつかるWildcard Gamingとの戦いは要注目。
G2 Esports
『R6S』の競技シーンを語るならG2 Esportsは決して欠かせないだろう。勝利の女神から祝福を受けたSix Major Paris 2018を皮切りに、PL8ファイナルやDreamHack Winter 2018、去年のSI 2019など、5回以上も優勝を経験している数少ないチームである。断続的な不調に見舞われているが、Six Major Raleigh 2019で残した準優勝という実績を契機とし、PL11では上位陣に食らいついている。”ただ一つしかない招待枠からの参戦”という点も十分注目に値する精鋭チームだ。
そこで本稿では、暫定ロースターやこれまでの戦歴に加え、現在行われているプロリーグ11(以下PL)のデータを踏まえたチームガイドをお届け。グループステージ開始前の予習に少しでも役立ててもらえれば幸いだ。
※本文中に登場する数値データは「SiegeGG」の発表に基づいて明記してあります。
Six Invitational 2020 基本情報
- グループステージ:2/8~2/10
- プレーオフ前半:2/12~2/13
- プレーオフ後半&決勝戦:2/15~2/17
- 会場:カナダ・モントリオール
配信ページ(日本語)
参加チーム(順位はPL11基準)
<グループA>
- Team Empire(EU2位)
- DarkZero Esports(NA2位)
- FaZe Clan(LATAM 3位)
- Fnatic(APAC/ANZ1位)
<グループB>
- Natus Vincere(EU6位)
- Rogue(EU1位)
- Team SoloMid(NA1位)
- Spacestation Gaming(NA3位)
<グループC>
- Giants Gaming(APAC/SEA1位)
- Nijas in Pyjamas(LATAM1位)
- Team Liquid(LATAM2位)
- Mibr(LATAM5位)
<グループD>
- Team Reciprocity(NA4位)
- Wildcard Gaming(APAC/ANZ4位)
- BOS Esports(EU5位)
- G2 Esports(EU4位)
Team Empire
(Six Major Raleigh優勝枠)
ロシアを拠点に活動するTeam Empireは、2019年8月に開催されたSix Major Raleighの優勝チームだ。PL10こそEU5位に留まったが、他者の追随を許さず首位を死守したRussian Major League Season 3の奮闘はじめ、PL11前半戦を2位で折り返したこともあり、SI 2020でも多大な活躍が期待される。
<戦績>
- Six Major Raleigh :1位
- PL10(EU) :5位
- PL11(EU):2位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- ShepparD
- JoyStiCK
- karzheka
- Scyther
- Dan
- RayzerGM(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- FNATIC(グループステージ1日目)
DarkZero Esports
(PL10ファイナル出場枠)
2019年11月に愛知県・常滑で開催されたPL10ファイナル。DarkZero Esportsはその決勝戦でNatus Vincere(Navi)と争った実力派チームである。メンバー個々人のプレイヤースキルが高く、PL11のDay8終了時においてNA屈指のHS%(ヘッドショット成功率)を記録中。卓越した操作技術がNAのみならずリージョンを超えて通用するのか注目しよう。<戦績>
- DreamHack Montreal :5位-8位
- PL10ファイナル:2位
- PL11(NA):2位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Mint
- Hotancold
- Hyper
- Skys
- Ecl9pse
- BKN(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- FaZe Clan(グループステージ2日目)
FaZe Clan
(PL10ファイナル出場枠)
PL10ファイナルでビザ取得問題に端を発するメンバーチェンジに見舞われたFaZe Clanだが、2020年度のPL11はLATAM3位と悪くない位置で健闘。そんな彼らのスタッツを見ると、yoona選手とmav選手の好プレーが目立つ。強敵揃いのグループAで両名の働きがどのようにチームを動かすのか、関心が寄せられる。
<戦績>
- PL10ファイナル:5位~8位
- DreamHack Valencia 2019:3位
- PL11(LATAM):3位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Astro
- cameram4n
- mav
- yoona
- ion
- Twister(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- DarkZero Esports(グループステージ2日目)
Fnatic
(APAC予選枠)
オーストラリア発のFNATICは日本でブートキャンプを行ったり、サンリオの人気キャラクター・ハローキティとのコラボなど、日本国内でも話題に上ることの多いプロゲーミングチームだ。PL10では惜しくもファイナル進出は叶わなかったが、PL11は一転して計8チームを出し抜いてAPAC/ANZ地域のトップに君臨している。
<戦績>
- PL10(APAC):5位~8位
- Six Masters 2019:1位
- PL11(APAC/ANZ):1位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Magnet
- Lusty
- Virtue
- Tex
- MentalistC
- Dizzle(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Team Empire(グループステージ1日目)
Natus Vincere
(PL10ファイナル出場枠)
PL10のEU予選を1位で突破し、勢いそのままにPL10ファイナルの優勝トロフィーを掲げたNavi。チャレンジャーリーグ10(以下CL)を勝ち上がってきた実力はあいも変わらず、2019年11月のESL Premiership Winter 2019も栄光を手中に収めた。世界大会で王者に輝いた経験を活かせるのか、SI 2020での爆発力に期待したい。
<戦績>
- ESL Premiership Winter 2019:1位
- PL10ファイナル:1位
- PL11(EU):6位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- neLo
- CTZN
- Kendrew
- Saves
- Pie
- jahk(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Spacestation Gaming(グループステージ1日目)
Rogue ※旧Giants Gaming
(PL10ファイナル出場枠)
PL10ファイナルでAerowolfと繰り広げた激戦は、まさしく『R6S』の歴史に残る一戦であった。彼らはその後Rogueの買収により、ほとんどの選手をGiants Gamingから維持したまま、新生Rougeとして再編成。現在はEU地域の一員としてハイレベルな戦場に身を置いている。PL11は1位のままDay8を終了。United States Nationals 2018や、2019年7月のDreamHack Valencia 2019で1位に輝いた旧Rougeと同じく、強烈な存在感を放っている。
<戦績>
- DreamHack Valencia 2019:1位
- United States Nationals 2018:1位
- PL11(EU):1位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Hicks
- risze
- AceeZ
- korey
- ripz
- Crapelle(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Team SoloMid(グループステージ2日目)
Team SoloMid
(DreamHack Montreal優勝枠)
NAで首位を走るTeam SoloMid(TSM)で特筆すべきポイントは、Geoometrics選手の個人スタッツ。彼は前半シーズン終了時で既に6度のクラッチ(人数不利な状況下でのキル)を達成しており、この記録はTSMが所属するNA全体を見てもずば抜けてトップである。DreamHack MontrealでTeam Liquidを倒した時のように、土壇場の勝負所を制する力があれば優勝もあり得るのではないだろうか。
<戦績>
- United States Nationals 2019:3位~4位
- DreamHack Montreal :1位
- PL11(NA):1位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Achieved
- Merc
- Beaulo
- Pojoman
- Geoometrics
- Bagel(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Rouge(グループステージ2日目)
Spacestation Gaming
(NA予選枠)
2019年度のUnited States Nationalsで1位となったSpacestation Gaming(SSG)。このチームは2020年のNAで高い存在感を放っているが、最初から栄光のロードを辿っていたわけではない。United States Nationals 2018やSix Invitational 2019で敗北を喫したからこそ、大規模な改革を経て現在の基盤が出来上がったと言える。グループBはPL10優勝者のNaviや北米トップを走るTSMといった猛者が集っているため、彼らの培ってきたマンパワーや底力が否応なく試されるだろう。
<戦績>
- United States Nationals 2019:1位
- PL10(NA):5位
- PL11(NA):3位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Thinkingnade
- Bosco
- Rampy
- Fultz
- Canadian
- Lycan(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Natus Vincere(グループステージ1日目)
Giants Gaming ※旧Aerowolf
(PL10ファイナル出場枠)
競技シーンの黎明期を支えたTeam Envyに起源を持ち、かつて”APACの門番”と呼ばれていたAerowolfは、Ysaera選手やLunarmetal選手といった歴戦の兵士を携えたまま、ロースターをGiants Gamingへ移動。またNaviのGiGコーチも2020年1月より参入を果たした。PL10ファイナルで”ジャイアント・キリング”を達成するキッカケとなったGiants Gamingのサポート、そして世界大会の優勝経験を備えた名コーチのアドバイスを受けた彼らの元には、数奇な運命と共に新たな風が蠢いている。
<戦績>
- PL10ファイナル:5位~8位
- 6 French League 2019 - Finals:1位
- PL11(APAC/SEA):1位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Lunarmetal
- Ysaera
- HysteRiX
- jrdn
- SpeakEasy
- GiG(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- MIBR(グループステージ1日目)
Nijas in Pyjamas
(PL10ファイナル出場枠)
ビザ問題によるトラブルが災いを呼び、早々にPL10ファイナルを去ることになってしまったNijas in Pyjamas(Nip)。だがPL11のNipは一味違う。OGA PIT Seazon3の勝者Team Liquidと、同じくPL10ファイナルに出場したFaZe Clanを抑えて首位をキープ。メンバー全員のレーティングが総じて高く、お互いの戦術やプレイングを知り尽くしたLATAMのチーム相手にハイパフォーマンスを維持したまま試合をこなしている。過去に舐めた辛酸を払拭できるのか、チェックしておいて損はないだろう。
<戦績>
PL10ファイナル(5位~8位)Brasileirão 2019(3位)
PL11(LATAM):1位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Kamikaze
- Psycho
- julio
- Muzi
- pino
<ファーストマッチアップ>
- Team Liquid(グループステージ2日目)
Team Liquid
(OGA PIT優勝枠)
2019年12月のOGA PIT Season 3で見事チャンピオンに上り詰めたTeam Liquid。PL7で世界王者を経験した彼らは、いくらかの期間を経て再び世界規模でメキメキと頭角を現出。PL11はNiPの後ろに狙いを定めたまま2位に着地したものの、隙を見せれば寝首をかかんとばかりに押し切るマンパワーの高さは、LATAM競技シーンを通して世界中に影響を及ぼしている。
<戦績>
- OGA PIT Season 3:1位
- PL10(LATAM):4位
- PL11(LATAM):2位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- nesk
- xS3xyCake
- Paluh
- psk1
- HSnamuringa
- Silence(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Nijas in Pyjamas(グループステージ2日目)
MIBR
(LATAM予選枠)
前身のImmortalsから2019年後半よりMIBRとして再スタートを切ったMIBR。現状のPL11はLATAM5位とやや重い足取りだが、SI 2020の地域予選をトップで通過し、何よりOGA PIT Season 3でEUのG2 Esports相手に上げた勝ち星は刮目すべき実績である。しかしDay1の相手に選ばれたGiants GamingはAPAC/SEA地域のトップであるため、激戦となるのは必至だろう。
<戦績>
- Six Invitational 2020(LATAM予選):1位
- OGA PIT Season 3:3位
- PL11(LATAM):5位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Cyb3r
- Novys
- Bullet1
- MKing
- hugzord
- Guille(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Giants Gaming(グループステージ1日目)
Team Reciprocity
(PL10ファイナル出場枠)
選手の脱退と獲得を踏まえ、チームの再始動を精力的に図っているTeam Reciprocity。PL10ファイナルを戦い抜いた後、Skys選手がDarkZero Esportsへ移籍。代わりにNyx選手を迎え、RougeからVertcL選手が加入。5名のうち2名が加入から3ヶ月に満たない状況にも関わらず、2019年12月のUnited States Nationals 2019で準優勝を飾った。
<戦績>
- United States Nationals 2019:2位
- PL10ファイナル:3位~4位
- PL11(NA):4位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- FoxA
- Retro
- LaXInG
- Nyx
- VertcL
- HOP3Z(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- G2 Esports(グループステージ1日目)
Wildcard Gaming
(PL10ファイナル出場枠)
PL10 APACファイナルでCYCLOPS athlete gamingと戦い、2ラウンドを連取して勝利を収めた光景は、日本の観戦者に大きな影響を与えた。続くPL10ファイナルDay1でもNaviと延長線にもつれ込む激闘を演じ、Wildcard Gamingは飛躍的に知名度を高めたと行っても過言ではない。PL11は4位と上位チームに後塵を拝しているが、”ワイルドカード”というチーム名の通り、予測のつかない試合運びでグループDを存分にかき回してもらいたい。
<戦績>
- PL10ファイナル:5位~8位
- PL10(APAC):2位
- PL11(APAC/ANZ):4位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- EmoRin
- Derpeh
- Ethan
- Diesel
- NeophyteR
- syliX(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- BDS Esports(グループステージ2日目)
BDS Esports
(EU予選枠)
最近プロシーンに興味を持ち始めた『R6S』観戦ビギナーなら、BDS Esportsは”謎の多いチーム”として目に映るかもしれない。しかしCL10を1位で突破したポテンシャル。そしてSI 2020のEU予選を1位で抜けた紛れもない腕前は目をみはるものがある。それもそのはずで、チームメンバーのほぼ全員がプロリーグ経験者。実践慣れした戦士が集結しているからこそ、堅実に相手を打ち負かすことができるのだろう。第1試合でぶつかるWildcard Gamingとの戦いは要注目。
<戦績>
- チャレンジャーリーグ10(EU):1位
- DreamHack Montreal 2019:3位
- PL11(EU):5位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Shaiiko
- rxwd
- Renshiro
- RaFaLe
- Elemzje
<ファーストマッチアップ>
- Wildcard Gaming(グループステージ2日目)
G2 Esports
(招待枠)
『R6S』の競技シーンを語るならG2 Esportsは決して欠かせないだろう。勝利の女神から祝福を受けたSix Major Paris 2018を皮切りに、PL8ファイナルやDreamHack Winter 2018、去年のSI 2019など、5回以上も優勝を経験している数少ないチームである。断続的な不調に見舞われているが、Six Major Raleigh 2019で残した準優勝という実績を契機とし、PL11では上位陣に食らいついている。”ただ一つしかない招待枠からの参戦”という点も十分注目に値する精鋭チームだ。
<戦績>
- Six Major Raleigh :2位
- PL10(EU):3位
- PL11(EU):4位(DAY8終了時点)
<ロースター>
- Pengu
- Fabian
- Kantoraketti
- UUNO
- SirBoss
- Shas[O]Udas(コーチ)
<ファーストマッチアップ>
- Team Reciprocity(グループステージ1日目)