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【TGS2021】大手家具メーカー「イケア」が東京ゲームショウに初出展! 居住空間を彩るこだわりのゲーミング家具とは!?
9月30日~10月3日の4日間にわたって開催されたゲームの祭典「東京ゲームショウ2021」(TGS2021)。今年も前年度に引き続きオンライン形式のプログラムが主要となった中、新型コロナウイルスの感染防止策を考慮した上で幕張メッセに各メーカーのブースが出展されていた。
そこで本稿では、今年度よりTGSに初出展を果たした大手家具メーカー「イケア」ブースの模様をレポート形式でお届け。主要な展示物をはじめ、筆者が気になった製品の特徴をお伝えしたい。
ブースを訪れて最初に目に入ったのは、同社の製品ラインナップで構成された”ゲーミングルーム”のレイアウト(計2種類)。PCデスクやゲーミングチェアはもちろん、マグホルダー・結束用バンド・マウスパッドなどの小物類も全て同系統の色味(ブラック or ホワイト)で配置されていた。黒一色のゲーミングルームはひと目で分かるほどスタイリッシュな雰囲気を醸し出し、白色アイテムでまとめられたゲーミングルームは、女性ユーザーにも需要がありそうな清廉さを感じさせるテイストが特徴的だ。
イケアの公式オンラインサイトを見てみると、「ゲーミングデスク」・「ゲーミングチェア」・「ゲーミングアクセサリ」といった主要カテゴリーを足した製品数は34種類。高機能なゲーミングデスク(後述)は数万円ほどかかるものの、小物類は数百円~数千円と懐に優しい値段で購入できる。またデザイン自体もクセが少なく、すでに構築済みのゲーミング部屋に導入しやすいのも嬉しいポイント。逆に「これからゲーミング環境を整えたい」という場合でも、各カテゴリーに沿って製品を揃えれば統一感のあるゲーミングルームが完成しそうだ。
個人的に気になった製品は、木製のアクセサリースタンド「ローネスペラレ」(LÅNESPELARE)。デッサン人形の腕をそのまま台座に見立てたようなデザインとなっており、ヘッドセットなどのデバイスを指の部分にかけることができる。もちろんヘッドセットだけでなく、関節を曲げてマウス等を濁らせることも可能。木製ゆえに塗装も自由に行えるので、お気に入りのカラーに仕立てれば、ゲーミングルームの印象的なインテリアとして化けるだろう。
UPPSPELの特徴は、何と言っても電動式の昇降機能。天板の下部に設けられたコントローラーを操作することで、72cm(最小)から120cm(最大)までデスクの高さをすばやく変えられる。長時間ゲームプレイに集中すると、どうしても身体の負担は避けられない。人によっては腰を痛める場合もあり、その際にゲームプレイ時のポジションを手軽に調節できる昇降式デスクは非常に重宝する。電動式のため、手動式よりも労力がかからないのも魅力と言える。
ちなみに、本製品は天板の横サイズが140cmと180cmと2バリエーション用意されている。手持ちのゲーミングデバイス(モニター・キーボード・スピーカー等)が不自由なく置けるかをシミュレーションし、自分にあったサイズを選ぶと良いのではないだろうか。
こちらは10月発売予定で、140cmタイプが7万9990円、180cmタイプが8万4990円となっている。
続いては同じく新登場のゲーミングチェア「GRUPPSPEL」(GRUPPSPEL)。一般的なゲーミングチェアが3万円~6万円、高いもので20万円近くするのに対し、イケアは4,999円という驚きの低価格を実現させて話題を集めた。しかし、今回のGRUPPSPELは様々な機能を取り揃えた上位モデルに相当する。座面の高さ調節に加え、背中を預けたままリラックスしてゲームが楽しめるリクライニング、さらに背もたれ(背面)やヘッドレストも段階的に高さを変えることができた。2022年1月発売予定で、価格は未定だかイケアらしい価格で攻めてくるだろう。
イケアの担当者は本製品の仕様に対し、「年齢・性別・体型を問わず快適な姿勢でゲームを楽しんでもらいたい」とコメント。また、「PCゲーム・家庭用ゲーム・スマートフォンゲーム等のあらゆるプレイ状況を想定している」と付け加え、幅広いユーザー層にマッチするべく作られたウップスペルのポテンシャルを語ってくれた。
ブース内の一角には上述の低価格ゲーミングチェア「HUVUDSPELARE」(フーヴドスぺラレ)をはじめ、発売中の製品が並べられていた。価格帯はいずれも5,000円~15,000円前後と、ゲーミングチェア分野において比較的リーズナブルな部類に入る。モデルごとにきちんと差別化が図られており、ユーザーが求める機能やコストパフォーマンスに応じて多様な選択肢を用意されていると感じた。
数年の市場研究を重ね、2021年に満を持してゲーミング分野に身を乗り出したイケア。大手家具メーカーが送り出すこだわりの一品は、ゲーマーの居住空間に果たしてどのような変化をもたらすのか。今後の動向により一層注目したい。
ゲーミング家具-IKEA公式ページ
https://www.ikea.com/jp/ja/cat/gaming-furniture-55002/
東京ゲームショウ2021 公式ページ
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2021/
そこで本稿では、今年度よりTGSに初出展を果たした大手家具メーカー「イケア」ブースの模様をレポート形式でお届け。主要な展示物をはじめ、筆者が気になった製品の特徴をお伝えしたい。
▲TGS2021に出展された「イケア」のブース概観
ブース内でゲーミングルームをまるごと展示
世界中に支店を持つ家具メーカーのイケアは、2021年4月よりゲーミング関連の家具量販に進出。すでに30種類を超える製品を市場へ送り出している。そしてゲーミング事業へ進出を果たしてから約5ヶ月後、国内最大のゲームショーであるTGS2021へブース出展にいたった……というわけだ。ブースを訪れて最初に目に入ったのは、同社の製品ラインナップで構成された”ゲーミングルーム”のレイアウト(計2種類)。PCデスクやゲーミングチェアはもちろん、マグホルダー・結束用バンド・マウスパッドなどの小物類も全て同系統の色味(ブラック or ホワイト)で配置されていた。黒一色のゲーミングルームはひと目で分かるほどスタイリッシュな雰囲気を醸し出し、白色アイテムでまとめられたゲーミングルームは、女性ユーザーにも需要がありそうな清廉さを感じさせるテイストが特徴的だ。
▲ブース中央のゲーミングルーム。PC機器類や一部の小物を除き、イケアの製品がふんだんにディスプレイされていた
▲ゲーミングルームの壁にかかった有孔ボード周り。ディスプレイ用のゲーミングデバイス(他社製)もブラックで統一化が図られている
イケアの公式オンラインサイトを見てみると、「ゲーミングデスク」・「ゲーミングチェア」・「ゲーミングアクセサリ」といった主要カテゴリーを足した製品数は34種類。高機能なゲーミングデスク(後述)は数万円ほどかかるものの、小物類は数百円~数千円と懐に優しい値段で購入できる。またデザイン自体もクセが少なく、すでに構築済みのゲーミング部屋に導入しやすいのも嬉しいポイント。逆に「これからゲーミング環境を整えたい」という場合でも、各カテゴリーに沿って製品を揃えれば統一感のあるゲーミングルームが完成しそうだ。
▲76cm(横)×56cm(縦)の有孔ボード。価格は2,499円(消費税込)
▲40cm(横)×58cm(高さ)のキャスター付き引き出しユニット。価格は9,990円(消費税込)
個人的に気になった製品は、木製のアクセサリースタンド「ローネスペラレ」(LÅNESPELARE)。デッサン人形の腕をそのまま台座に見立てたようなデザインとなっており、ヘッドセットなどのデバイスを指の部分にかけることができる。もちろんヘッドセットだけでなく、関節を曲げてマウス等を濁らせることも可能。木製ゆえに塗装も自由に行えるので、お気に入りのカラーに仕立てれば、ゲーミングルームの印象的なインテリアとして化けるだろう。
▲34cm(高さ)のアクセサリースタンド。価格は2,499円(消費税込)
新製品のゲーミングデスク&ゲーミングチェアに注目
様々な製品がブース内に並ぶなか、特に取材陣の注目を集めていたのが、まだ市場には出ていない新製品のゲーミングデスク&ゲーミングチェア。まずは昇降式ゲーミングデスク「UPPSPEL」(ウップスペル)から見ていこう。▲イケア公式サイトより
UPPSPELの特徴は、何と言っても電動式の昇降機能。天板の下部に設けられたコントローラーを操作することで、72cm(最小)から120cm(最大)までデスクの高さをすばやく変えられる。長時間ゲームプレイに集中すると、どうしても身体の負担は避けられない。人によっては腰を痛める場合もあり、その際にゲームプレイ時のポジションを手軽に調節できる昇降式デスクは非常に重宝する。電動式のため、手動式よりも労力がかからないのも魅力と言える。
ちなみに、本製品は天板の横サイズが140cmと180cmと2バリエーション用意されている。手持ちのゲーミングデバイス(モニター・キーボード・スピーカー等)が不自由なく置けるかをシミュレーションし、自分にあったサイズを選ぶと良いのではないだろうか。
こちらは10月発売予定で、140cmタイプが7万9990円、180cmタイプが8万4990円となっている。
▲デスク昇降に用いるコントロールパネル。上下のボタンで高さを変更できるほか、1~4までの番号に好みの高さ設定をインプット可能
続いては同じく新登場のゲーミングチェア「GRUPPSPEL」(GRUPPSPEL)。一般的なゲーミングチェアが3万円~6万円、高いもので20万円近くするのに対し、イケアは4,999円という驚きの低価格を実現させて話題を集めた。しかし、今回のGRUPPSPELは様々な機能を取り揃えた上位モデルに相当する。座面の高さ調節に加え、背中を預けたままリラックスしてゲームが楽しめるリクライニング、さらに背もたれ(背面)やヘッドレストも段階的に高さを変えることができた。2022年1月発売予定で、価格は未定だかイケアらしい価格で攻めてくるだろう。
イケアの担当者は本製品の仕様に対し、「年齢・性別・体型を問わず快適な姿勢でゲームを楽しんでもらいたい」とコメント。また、「PCゲーム・家庭用ゲーム・スマートフォンゲーム等のあらゆるプレイ状況を想定している」と付け加え、幅広いユーザー層にマッチするべく作られたウップスペルのポテンシャルを語ってくれた。
▲ウップスペルの製品イメージ
ブース内の一角には上述の低価格ゲーミングチェア「HUVUDSPELARE」(フーヴドスぺラレ)をはじめ、発売中の製品が並べられていた。価格帯はいずれも5,000円~15,000円前後と、ゲーミングチェア分野において比較的リーズナブルな部類に入る。モデルごとにきちんと差別化が図られており、ユーザーが求める機能やコストパフォーマンスに応じて多様な選択肢を用意されていると感じた。
▲イケア製ゲーミングチェアのラインナップ。他社製品と比べて価格帯も安く、導入のしやすさにおいて優位性が感じられる
数年の市場研究を重ね、2021年に満を持してゲーミング分野に身を乗り出したイケア。大手家具メーカーが送り出すこだわりの一品は、ゲーマーの居住空間に果たしてどのような変化をもたらすのか。今後の動向により一層注目したい。
ゲーミング家具-IKEA公式ページ
https://www.ikea.com/jp/ja/cat/gaming-furniture-55002/
東京ゲームショウ2021 公式ページ
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2021/