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【RJL】開幕直前!大きくアップグレードした国内リーグ「Rainbow Six Japan League 2022」の見どころをチェック【R6S】

3月26日より、『レインボーシックス シージ』の国内競技シーン「Rainbow Six Japan League 2022」が開幕する。

イヤー6の集大成である「Six Invitational 2022」をTSM FTXが優勝したことは記憶に新しいが、既にイヤー7の国内外リーグが始まろうとしている。本稿では主に国内の競技シーンにスポットを当て、その魅力と見どころ、展望を見ていきたい。


RJLとは

Rainbow Six Japan League(RJL)とは、NTT DOCOMOが運営する、世界に繋がるeスポーツリーグ「X-MOMENT」が主催となって行われる国内リーグだ。X-MOMENTは『レインボーシックス シージ』のほか、『PUBG MOBILE』や『ストリートファイターV』などの大会を主催している。

X-MOMENTの恩恵もあり、『レインボーシックス シージ』の国内競技シーンはここ一年で大きな環境の整備が行われた。2020年10月に行われた「レインボーシックス Japan Championship 2020」を皮切りに、2021年を通じてトップチームが世界への切符を賭けて戦った「Rainbow Six Japan League 2021」、RJLへの道であるオープン大会「Rainbow Six Japan Open 2021」(RJO)、そして、国内競技シーンの集大成である、日本一を決める「Rainbow Six Japan Championship 2021」と、多くの大会が行われてきた。

今年も、RJL、RJO、RJCの3つが規模を拡大して開催される。そして、3月26日からは国内トップチームがしのぎを削る「Rainbow Six Japan League 2022」がいよいよ幕を開ける。

昨年とは異なる「3シーズン」

まず、3シーズンで構成されることが大きなポイントだ。シーズン1・2ではプレイオフが行われ、RJLチームと、RJOを勝ち上がったチームが入り乱れ、シーズンのトップを競う。各プレイオフはオフラインで開催されるとのことで、状況によっては有観客での開催にも期待したいところだ。

▲X-MOMENT公式サイトより

さらに、RJOの3シーズンで上位各2チームがRJL昇格戦への出場権を得る。また、RJLチームは年間ポイントの下位5チームが昇格戦へ回ることになり、全11チームで昇格戦を行い、来年のRJLへの出場権を賭けて争うことになる。多くのチームにRJL出場のチャンスが巡ってくるというわけだ。

▲「ニジロクジ!春のX-MOMENT」より

チーム枠の拡大

RJLは、出場チームが8から10に拡大された。これに伴い、各試合がBO1(1マップ先取)のラウンドロビン(総当り)で行われることになった(プレイオフのレギュレーションは不明)。


やはり注目は、海外を拠点とするチームが日本人ロースターを迎えて参入することだろう。そのひとつが「PSG(パリ・サンジェルマン)Esports」だ。『レインボーシックス シージ』を手掛けるユービーアイソフトと同じフランスに拠点を持つ同チームは、サッカークラブとしても著名だが、近年は『リーグ・オブ・レジェンド』や『Dota2』といったタイトルでeスポーツ界でもその名を知られており、今回は元Yoshimoto Gaming Lamyのロースターを受け入れる形で、RJL2022に参戦することになった。Yoshimoto Gaming LamyはRJL2022昇格戦でエヴァ:eとしのぎを削り、惜しくも敗北したということで、このロースターに納得がいくファンも多いのではないだろうか。

また、RJL2021でも活躍したGUTS Gamingが解散し、FNATICがそのロースターを受け入れ、既存メンバーのMag選手と共に歩むことも、大きなニュースのひとつだ。同チームには新進気鋭の若手、ちびす選手も所属しており、大きな期待がかかっている。そして、RJC2021でCAGを下して優勝を果たしたDONUTS USGや、最後の出場権を手に入れたSCARZ(元Zepto)など、国内トップに食らいつく実力を持った新参チームの勢いにも注目したい。

既存チームのロースターも少しずつ変化を見せている。Sengoku GamingからFAV gamingへ移籍したRamu選手は、直近のAPAC NORTHやFAV CUPでも好調で、そのチャンスを上手く活かして勝ちを重ねている。熟練プレイヤーと若手プレイヤーの混合によって進化を遂げる国内競技シーンの変化も、RJL2022の見どころの一つだ。新たな風と、熟練の意地のぶつかり合いにも期待したい。

世界大会もスタート

APAC NORTH地域のリーグ戦は既に始まっている。FAV gamingがCAGをも下し2連勝し、ここ数シーズンの低迷から脱却の兆しを見せている。今年から新たに参戦するREJECTは苦戦を強いられているが、国外チームとの戦いは大きな糧になるだろう。


RJL2022は3月26日より開幕する。YouTubeではX-MOMENT公式チャンネル、TwitchではRainbow6JPで視聴できる。200試合を超える激闘を、見逃すな。

レインボーシックス シージ
https://www.ubisoft.co.jp/r6s/
X-MOMENT
https://x-moment.docomo.ne.jp/r6s/rjl/
R6 JAPAN CHAMPIONSHIP 2021
https://x-moment.docomo.ne.jp/r6s/rjc2021/

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