EVENT ホットなイベント情報をお届けします!
PUBG女性最強プレイヤー決定戦「PUBG GIRLS BATTLE」レポート。日本一の座を競い合う大和撫子たちの熱戦!
バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下、『PUBG』)のナンバーワン女子プレイヤーを決める初の大会「PUBG GIRLS BATTLE」が2018年4月30日に開催された。
総勢69名のYouTuber、ニコ生主、Twitchストリーマー、プロゲーマーがエントリーした本大会には、ALIENWAREがスポンサードしているプロ女子eSports選手輩出プロジェクト「スタダGG!」からKURIMOE選手(栗田萌さん)とKinan選手(西村季里子さん)も出場している。
試合進行はオンラインとなっているが、配信会場となったe-sports SQUARE AKIHABARAでは、Oooda氏やSHAKA氏によるお馴染みの実況・解説のほか、プロゲーマーのはつめ選手やグラビアアイドルゲーマーの水沢柚乃さん、逢坂愛さんといった6名のゲストプレイヤーも登場。
大会ルールは全3ラウンドで、順位やキル数による合計ポイントが一番多かったプレイヤーが優勝となる。上位5名には総額10万クレジット分のビットキャッシュがプレゼントされるほか、上位3名は5月18日から開催される「PUBG JAPAN SERIES(PJS)βリーグ」へのゲスト招待も用意された。また、抽選で賞金首となったゲストプレイヤーをキルすると、Logicool G製のウェブカメラがプレゼントされるといった特別企画も設けられた。
空路は南西から東へ進行し、マップの中心から北側に降りるプレイヤーが多かった序盤戦の安全地帯はMyltaを中心としたマップ東側に登場。Farmへと降下したKURIMOE選手の初動は武器収集に苦労する場面も多く、ようやくアサルトライフルを入手したものの、建物の中を物色している背後に忍び寄られ、62位という結果に。
一方、Pochinkiの南にある集落に降下したKinan選手は早々にアサルトライフルとサブマシンガンを装備し、安全地帯内にある民家でギリギリまで待機するという作戦をとるが、安全地帯の収縮はマップの東にあるLipovkaを囲む形になり、大幅な移動を求められることに……。パルス内を疾走しつつ、ようやくバギーを見つけた矢先にKURIMOE選手をキルしたプレイヤーからの射撃にダウンし、第一試合は46位で終幕となった。
第一試合の賞金首となった逢坂選手は、「東京VS上海対抗戦」にも出場したNIG0NG0選手やH4ru選手といったストリーマーたちに負けず劣らずの好戦を繰り広げる。後半では車両で移動する立ち回りも多く、プレイヤーたちが多く潜む平原をアクセル全開で強行突破しながら安全地帯内のLipovkaに到達するが、建物の二階を占拠していたプレイヤーからキルをとられ、惜しくも23位に。
Lipovkaから少し外れた小高い丘が決戦の場となった終盤戦はMayuchin選手とH4ru選手の一騎打ちに。両者ともに匍匐前進でじりじりと近寄る中、先にH4ru選手の頭を捉えたMayuchin選手が第一試合でドン勝を収めた。
KURIMOE選手は「本当に悔しい! 62位という結果は残念だけど、試合前の緊張感から開放された」と悔しさを露わにし、Kinan選手は「二回目の安全地帯収縮で60人以上が残ってるなんて今までのソロではあまりなく、みんな芋ってる印象。次の試合は他のプレイヤーを見つけても無理に撃たずに逃げる」と、試合を場の流れに合わせる作戦をとる様子が窺えた。
そんな中、第二試合の賞金首となった水沢柚乃選手はRozhokで装備を収集しているところで他プレイヤーと対峙。サブマシンガンを持っていたのだが、二階にある部屋の奥へと誘い込むという作戦をとる。しかし、階段から投げられた手榴弾を避けることができず、58位という結果に。
Kinan選手はPochinkiから南に離れた集落に降下し、序盤の安全地帯内に留まることに成功。他プレイヤー同士の銃撃と足音が建物外から聞こえると、動向を探るために待機しつつ周りを見渡すが、「居たのに居ない」という状況におっかなびっくりし、時間をロスしてしまう。その後、武器と移動用の車両を見つけるために平野をマラソンせざるを得ないというピンチに見舞われた結果、他プレイヤーによるアサルトライフルの射線に捉えられてしまい、47位でダウン。
「最後まで残って降りるプレイヤーは少ないだろう」と、試合前から予測を立てたKURIMOE選手は最北東にあるKameshkiに降下。その後、バギーに乗ってRozhok付近まで疾走しながらアサルトライフルとショットガン、レベル3のミリタリーベストという見事な装備を整えるが、惜しくも倉庫内での撃ち合いに押し負けてしまい、18位という健闘を見せた。
安全地帯はさらに西側へと収縮し、コンテナ街で迎えた終盤戦。Nana07x選手、metatachan選手、poyosi選手、moco_moco選手が牽制しあう。しかし、少し離れた位置で完全に隠れきっていたSalmon_選手は応急処置キットを10個も持ち合わせており、パルスによる被ダメージが大きくなる中でも圧倒的体力差を活かしてドン勝を勝ち取った。
初動では海岸下に落ちてしまったKURIMOE選手はスナイパーライフルとショットガンを入手するものの、武器やアイテムの収集に時間を要してしまい、気づけばパルスに飲み込まれてしまう。あともう少しで安全地帯に入るというところで鎮痛剤によるブースト回復を試みるが、使用タイミングを見誤り、体力ゲージの減少を食い止めることはできずに19位であえなくダウンしてしまった。
片やKinan選手はアサルトライフルとショットガンをバッチリ入手したものの、ゲームが終了するというトラブルが発生! なんとか復帰したが、タイトルBGMがゲーム中でも流れっぱなしになってしまい、他プレイヤーの足音を聞き取れないという二重苦でパニックに陥り、本領を発揮できずに50位となってしまった。
Ruinsの付近にある山の斜面が舞台となった最終局面。冴え渡るエイムを発揮してきたNIG0NG0選手とChofu選手がお互いに木と車を遮蔽物にしつつ熱戦を繰り広げる。先にNIG0NG0選手の姿を捉えたChofu選手がドン勝……と思いきや、NIG0NG0選手が冷静かつ正確な撃ち返しで体力ゲージをまくり、怒涛の8キルという記録とともに逆転ドン勝を手にした。
全3ラウンドの合計ポイントによる5位から1位までの結果発表は以下のとおり。
総合成績で第1位を獲得し、見事「日本最強女子プレイヤー」となったNIG0NG0選手は「『PUBG』をやり始めて一年、好きでずっとやってきたので、こういった大会で結果を残すことができてよかったです」とコメント。
eSportsシーンを盛り上げるうえで「女子プレイヤーの少なさ」は、どのゲームタイトルでも抱えている悩みのひとつだろう。プレイヤー人口が多い『PUBG』だからこそ女性リーグを開催することができた面もあるとは思うが、「大会に出てみたい」「他の同性プレイヤーと一緒に遊んでみたい」という彼女たちの願いが叶う場にもなったはずだ。これを機に「PUBG女子」のコミュニティが成熟することを楽しみにしつつ、『PUBG』シーンのさらなる盛り上がりに期待したい。
©DMM GAMES. | ©PUBG Corporation. All rights reserved.
■関連リンク
DMMGAMES『PUBG』公式サイト
http://pubg.dmm.com/
「PUBG GIRLS BATTLE」公式サイト
http://www.dmm.com/lp/game/pubg/index004_html/
「PUBG GIRLS BATTLE」Twitchアーカイブ
https://www.twitch.tv/videos/256095481
総勢69名のYouTuber、ニコ生主、Twitchストリーマー、プロゲーマーがエントリーした本大会には、ALIENWAREがスポンサードしているプロ女子eSports選手輩出プロジェクト「スタダGG!」からKURIMOE選手(栗田萌さん)とKinan選手(西村季里子さん)も出場している。
試合進行はオンラインとなっているが、配信会場となったe-sports SQUARE AKIHABARAでは、Oooda氏やSHAKA氏によるお馴染みの実況・解説のほか、プロゲーマーのはつめ選手やグラビアアイドルゲーマーの水沢柚乃さん、逢坂愛さんといった6名のゲストプレイヤーも登場。
大会ルールは全3ラウンドで、順位やキル数による合計ポイントが一番多かったプレイヤーが優勝となる。上位5名には総額10万クレジット分のビットキャッシュがプレゼントされるほか、上位3名は5月18日から開催される「PUBG JAPAN SERIES(PJS)βリーグ」へのゲスト招待も用意された。また、抽選で賞金首となったゲストプレイヤーをキルすると、Logicool G製のウェブカメラがプレゼントされるといった特別企画も設けられた。
第一試合 土俵と化した丘で迎える白熱の終盤戦!
空路は南西から東へ進行し、マップの中心から北側に降りるプレイヤーが多かった序盤戦の安全地帯はMyltaを中心としたマップ東側に登場。Farmへと降下したKURIMOE選手の初動は武器収集に苦労する場面も多く、ようやくアサルトライフルを入手したものの、建物の中を物色している背後に忍び寄られ、62位という結果に。
一方、Pochinkiの南にある集落に降下したKinan選手は早々にアサルトライフルとサブマシンガンを装備し、安全地帯内にある民家でギリギリまで待機するという作戦をとるが、安全地帯の収縮はマップの東にあるLipovkaを囲む形になり、大幅な移動を求められることに……。パルス内を疾走しつつ、ようやくバギーを見つけた矢先にKURIMOE選手をキルしたプレイヤーからの射撃にダウンし、第一試合は46位で終幕となった。
第一試合の賞金首となった逢坂選手は、「東京VS上海対抗戦」にも出場したNIG0NG0選手やH4ru選手といったストリーマーたちに負けず劣らずの好戦を繰り広げる。後半では車両で移動する立ち回りも多く、プレイヤーたちが多く潜む平原をアクセル全開で強行突破しながら安全地帯内のLipovkaに到達するが、建物の二階を占拠していたプレイヤーからキルをとられ、惜しくも23位に。
Lipovkaから少し外れた小高い丘が決戦の場となった終盤戦はMayuchin選手とH4ru選手の一騎打ちに。両者ともに匍匐前進でじりじりと近寄る中、先にH4ru選手の頭を捉えたMayuchin選手が第一試合でドン勝を収めた。
KURIMOE選手は「本当に悔しい! 62位という結果は残念だけど、試合前の緊張感から開放された」と悔しさを露わにし、Kinan選手は「二回目の安全地帯収縮で60人以上が残ってるなんて今までのソロではあまりなく、みんな芋ってる印象。次の試合は他のプレイヤーを見つけても無理に撃たずに逃げる」と、試合を場の流れに合わせる作戦をとる様子が窺えた。
第二試合 出会い頭での衝突が怖いコンテナ街での決戦!
第一試合と同じく東南から新入し、今度は北東にある遺跡、Stalberを抜けるルートとなった空路。マップ中央にある山を中心に、PochinkiやRozhokといった激戦区、西の海沿いにあるGeorgopolへと降下するプレイヤーが多く目立つ。そんな中、第二試合の賞金首となった水沢柚乃選手はRozhokで装備を収集しているところで他プレイヤーと対峙。サブマシンガンを持っていたのだが、二階にある部屋の奥へと誘い込むという作戦をとる。しかし、階段から投げられた手榴弾を避けることができず、58位という結果に。
Kinan選手はPochinkiから南に離れた集落に降下し、序盤の安全地帯内に留まることに成功。他プレイヤー同士の銃撃と足音が建物外から聞こえると、動向を探るために待機しつつ周りを見渡すが、「居たのに居ない」という状況におっかなびっくりし、時間をロスしてしまう。その後、武器と移動用の車両を見つけるために平野をマラソンせざるを得ないというピンチに見舞われた結果、他プレイヤーによるアサルトライフルの射線に捉えられてしまい、47位でダウン。
「最後まで残って降りるプレイヤーは少ないだろう」と、試合前から予測を立てたKURIMOE選手は最北東にあるKameshkiに降下。その後、バギーに乗ってRozhok付近まで疾走しながらアサルトライフルとショットガン、レベル3のミリタリーベストという見事な装備を整えるが、惜しくも倉庫内での撃ち合いに押し負けてしまい、18位という健闘を見せた。
安全地帯はさらに西側へと収縮し、コンテナ街で迎えた終盤戦。Nana07x選手、metatachan選手、poyosi選手、moco_moco選手が牽制しあう。しかし、少し離れた位置で完全に隠れきっていたSalmon_選手は応急処置キットを10個も持ち合わせており、パルスによる被ダメージが大きくなる中でも圧倒的体力差を活かしてドン勝を勝ち取った。
第三試合 高精度エイム対決の軍配やいかに?!
これまでの二試合とは違い、空路は北から南へ真っ直ぐに突っ切るルートとなり、降下するプレイヤーも東西へときれいに分かれる形で開始。試合開始から12分、第一試合でドン勝を取ったMayuchin選手を61位に沈めるというH4ru選手の逆転劇や、賞金首のゆっこ選手がGeorgopolのマンション内で迎撃されるなど、序盤からキルログが賑やかに流れ始める。初動では海岸下に落ちてしまったKURIMOE選手はスナイパーライフルとショットガンを入手するものの、武器やアイテムの収集に時間を要してしまい、気づけばパルスに飲み込まれてしまう。あともう少しで安全地帯に入るというところで鎮痛剤によるブースト回復を試みるが、使用タイミングを見誤り、体力ゲージの減少を食い止めることはできずに19位であえなくダウンしてしまった。
片やKinan選手はアサルトライフルとショットガンをバッチリ入手したものの、ゲームが終了するというトラブルが発生! なんとか復帰したが、タイトルBGMがゲーム中でも流れっぱなしになってしまい、他プレイヤーの足音を聞き取れないという二重苦でパニックに陥り、本領を発揮できずに50位となってしまった。
Ruinsの付近にある山の斜面が舞台となった最終局面。冴え渡るエイムを発揮してきたNIG0NG0選手とChofu選手がお互いに木と車を遮蔽物にしつつ熱戦を繰り広げる。先にNIG0NG0選手の姿を捉えたChofu選手がドン勝……と思いきや、NIG0NG0選手が冷静かつ正確な撃ち返しで体力ゲージをまくり、怒涛の8キルという記録とともに逆転ドン勝を手にした。
全3ラウンドの合計ポイントによる5位から1位までの結果発表は以下のとおり。
総合成績で第1位を獲得し、見事「日本最強女子プレイヤー」となったNIG0NG0選手は「『PUBG』をやり始めて一年、好きでずっとやってきたので、こういった大会で結果を残すことができてよかったです」とコメント。
eSportsシーンを盛り上げるうえで「女子プレイヤーの少なさ」は、どのゲームタイトルでも抱えている悩みのひとつだろう。プレイヤー人口が多い『PUBG』だからこそ女性リーグを開催することができた面もあるとは思うが、「大会に出てみたい」「他の同性プレイヤーと一緒に遊んでみたい」という彼女たちの願いが叶う場にもなったはずだ。これを機に「PUBG女子」のコミュニティが成熟することを楽しみにしつつ、『PUBG』シーンのさらなる盛り上がりに期待したい。
©DMM GAMES. | ©PUBG Corporation. All rights reserved.
■関連リンク
DMMGAMES『PUBG』公式サイト
http://pubg.dmm.com/
「PUBG GIRLS BATTLE」公式サイト
http://www.dmm.com/lp/game/pubg/index004_html/
「PUBG GIRLS BATTLE」Twitchアーカイブ
https://www.twitch.tv/videos/256095481