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『レインボーシックス シージ』『フォートナイト』も大人気! 「RAGE 2018 Autumn」レポート

2018年9月16日(日)、千葉・幕張メッセ8ホールにて、株式会社CyberZとエイベックス・エンタテインメント株式会社の共催による日本最大級のeスポーツイベント「RAGE 2018 Autumn」が開催された。スマートフォン向けデジタルカードゲーム『Shadowverse』を中心に大きく3つのブースが設置された本イベントから、本記事では『レインボーシックス シージ』のステージと『フォートナイト』の参加型イベントの模様を中心にレポートする。

9回目を迎える「RAGE」

「RAGE」は、「次世代型eスポーツ大会」として2015年から開催されている、複数ジャンルのゲーム大会やエキシビジョンを行う日本最大級のeスポーツイベントだ。今回の会場では、全国大会の決勝トーナメントステージや対戦会エリア、コスプレ撮影エリア等が設けられた「Shadowverseブース」、各種ステージイベントを行う「NEW GENERATION ステージ」、バトルロイヤルTPSフォートナイト』の国内初となるオフラインイベント「RAGE × Fortnite de 生き残らナイト」エリアと大きく3つに分かれている。

加えて物販や飲食エリアもあり、一日を通して楽しめる大規模なイベントだ。


世界トップチーム「G2 Esports」来日!! 「レインボーシックス シージ」ステージイベント

「NEW GENERATIONステージ」では、12:00~から「RAGE Rainbow Six Siege DREAM MATCH 2018」を開催。タクティカルFPSレインボーシックス シージ』の世界王者・G2 Esportsを招待し、日本のプロチームから野良連合父ノ背中の2チームとのエキシビジョンマッチが行われた。

まだ発展途上と言われる日本のシューティングゲームシーンだが、ヨーロッパのプロチームにどれだけ食らいついていけるかという点も注目が集まる。

▲公式世界大会でも優勝経験のある(当時の名称は「PENTA Sports」)正真正銘の最強プロチーム・G2 Esportsのメンバー。右からPENGU選手、KANTORAKETTI選手、JNSZKI選手、GOGA選手、FABIAN選手

▲現役世界王者が来日するとあり、イベント内容が告知されたのが当日の10日前にも関わらず、観覧席には開場前から長蛇の列ができるほどファンが集まった

5 vs 5による“TDM 爆弾”、“Pick&Ban”有り、6ラウンド先取というルールで行われたエキシビションマッチ。1戦目は、G2 Esportsと父ノ背中というマッチング。マップは「国境」が選択された。

▲プロゲーミングチーム・父ノ背中からは、(写真右から)NoTimeGG選手、Ramu選手、Apple選手、かっきー選手、Kenki選手が参加

G2 Esportsが攻撃側、父ノ背中が防御側として始まった前半戦。1ラウンド目、2ラウンド目ともに、G2 Esportsの速攻が決まり、あっという間に2ラウンド連取。世界チャンプの圧倒的な実力を見せつけた。

3ラウンド目にはG2 Esportsがシールドを持ったオペレーターを3人ピックし、5人全員で特攻するという奇策を見せるも、なんとか父ノ背中がラウンドを取る。しかし、G2 Esportsの個々のエイム力や判断力、カバーの速さなどといったチームワークの前に終始アドバンテージが取れず、6対3でG2 Esportsが勝利。

▲圧倒的な実力を見せたG2 Esports。観客席や配信のコメントからも「強すぎ!」と歓声が上がる

▲試合後のコメントで「最初のラウンド以外、本気を出させることもできなかった」と話すKenki選手

2戦目にG2 Esportsと対戦したのは、国内リーグで優勝経験も持つ強豪・野良連合。両チームとも今月のアップデートで追加された新オペレーターをバンするなど、バチバチの真剣勝負の雰囲気に。

▲野良連合からは(写真右から)JJ選手、ReyCyil選手、Papilia選手、Merieux選手、Wokka選手が参加

1ラウンド目からハイレベルな攻防が繰り広げられたものの、本気を見せたチャンピオンが終始圧倒し、6ラウンドを連取したG2 Esportsの圧勝。野良連合が善戦したラウンドもあったが、世界トップレベルの動きにただただ圧倒されてしまう結果に。

▲試合後のコメントでは「僕たちも本気で戦ったから、負けたからといって気を落とさないで」と語ったPENGU選手

そしてこの試合の後、G2 Esportsを2つに分け、野良連合の混合チーム「G2連合」と、父ノ背中との混合チーム「G2ノ背中」による対戦を実施。G2連合のメンバーはKANTORAKETTI選手、JNSZKI選手、Merieux選手、Papilia選手、Wokka選手、G2ノ背中のメンバーはFABIAN選手、GOGA選手、PENGU選手、kakitare選手、Ramu選手というチーム構成となった。

試合では、FABIAN選手が本作屈指の愛されオペレーター・タチャンカをピックし、会場のファンも大喜び。その後も必ず誰かがタチャンカをピックするという謎のタチャンカ祭りが発生したり、「G2ノ背中」がスモークを発生させるオペレーターをガン積みした“もくもく作戦”を発動したりと、サプライズマッチならではのエンタメ性あふれるゲーム内容で大いに盛り上がる。

結果としては、6対3でG2ノ背中が勝利。スペシャルなミックスマッチに会場も配信も熱狂する中、イベントは幕を閉じた。

▲ドリームチームの結成に会場はヒートアップ。選手にとっても貴重な経験となった

▲最後に抽選会も実施。当選者はG2 Esportsのサイン入りTシャツを選手から手渡される

国内初!! みんなで遊ぶ『フォートナイト』の大型オフラインイベント

「RAGE × Fortnite de 生き残らナイト」エリアでは、同名イベントを全6回にかけて実施。招待された有名プレイヤー+会場の抽選で選ばれた16名+オンラインからの参加者による、最大100人でのカスタムマッチが行われた。

メインMCにk4sen氏、有名プレイヤーとしてYamatoN氏、ハイグレ玉夫氏、総長ウララ氏、Cornn氏、Crazyラマ氏、Vodka氏が参加。オフラインで参加するともれなくTシャツがプレゼントされる他、各マッチの優勝者にはプレイヤーネームの入ったRAGEオリジナルのコーチジャケットが贈られるなど豪華賞品も。

誰でも参加できるので、抽選スペースでは常に100名前後の参加希望者が集まり、親子で参加する人がいたりと、『フォートナイト』の人気を感じさせるイベントだった。

▲第1試合では、(写真左から)MCのk4sen氏と解説としてYamatoN氏、プレイヤーとしてCrazyラマ氏とCornn氏が登場

▲オフラインで参加するだけでオリジナルTシャツが貰える

▲子供から大人まで、様々なプレイヤーが参加してビクトリーロイヤルを目指す

▲「そこらのプロゲーマーよりうまいですから」と意気込んだハイグレ玉夫氏が序盤の鉢合わせで即死、96位という、あまりにお約束な場面も

会場では『Shadowverse』の大会「RAGE Shadowverse Brigade of the Sky GRAND FINALS」が行われたShadowverseブースや、NEW GENERATIONステージで16:00~行われた「RAGE バーチャルYouTuber GRAND PRIX〜2018 Autumn〜」も大盛況。

観戦も参加も、プロゲーマーとの交流もでき、これからますます盛り上がるeスポーツシーンを肌で感じるには最適なイベントの一つだろう。さまざまな出店が魅力のフードエリアも比較的ゆったりとしていて、ビールも販売されているので観戦しながらまったり過ごすのもオススメだ。

次回「RAGE 2018Winter」は2018年11月24日に開催予定。ぜひ足を運んでみてほしい。

■関連リンク
RAGE
https://rage-esports.jp/
レインボーシックス シージ
http://www.ubisoft.co.jp/r6s/
G2 Esports
http://www.g2esports.com/
野良連合
https://www.norarengou.com/
父ノ背中
http://www.titinosenaka.com/
フォートナイト
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/

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