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【FF14ファンフェス2019】大興奮の展開!The FEAST リージョンチャンピオンシップ 2018 Japan ファイナル

「今日から始めるファイナルファンタジー14」連載担当のHatyです。

2019年3月23~24日に開催された「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2019 in 東京」(以下、ファンフェス)のレポートを2回に渡ってお伝えします。

今回は、24日に開催された「ALIENWARE Presents The FEAST リージョンチャンピオンシップ 2018 Japan ファイナル」についてまとめていきたいと思います。


The FEAST リージョンチャンピオンシップ ファイナルについて

今回ファンフェスで開催されたのは、日本における「ALIENWARE Presents The FEAST リージョンチャンピオンシップ 2018 Japan」(以下、本大会)の決勝戦です。

本大会は2018年7月から8月にかけての予選ラウンドをオンラインで実施、Elementalデータセンター(以下、ElementalDC)、Gaiaデータセンター(以下、GaiaDC)、Manaデータセンター(以下、ManaDC)それぞれから3チームがセミファイナルに進出し、さらにセミファイナルで2位となった3チームにより敗者復活戦を実施し、ファイナルへ4チームを選出しました。

ところが、ManaDC代表チーム「Outrage」とGaiaDCから敗者復活を遂げた「Waffle Waffle」がファイナルには不参加となってしまったために、ElementalDC代表「Arc'iris」とGaiaDC代表「Dark-Knight」がファンフェスで雌雄を決する形に。

▲ファイナル会場の様子。壇上では吉田P/Dを特別ゲストにアドレナリンラッシュTVの面々が司会進行を担当

決勝の2チームについて

では、今回ファイナルに進出した2チームについて紹介しておきましょう。

まず、ElementalDC代表「Arc'iris」

データセンター内でも他の追随を許さないレートの高さで予選に参加。予選、セミファイナル共に1位通過という無敵の強さでElementalDC代表となりました。特徴的なのはチーム全体防御力の高さ。各試合中でチームメンバーのHP全損ギリギリからの復活劇や"視線切り"を利用した堅牢なスタイルが目立ちます。メンバー間の連携がしっかり取れており、自衛からのカウンターによって大ダメージを狙うといったシーンが、過去の試合を振り返っても非常に多かった印象です。




次にGaiaDC代表「Dark-Knight」について。

チーム名の通り暗黒騎士を主軸としたチームです。予選3位とロースタートとなったものの、セミファイナルでは1位となり、予選1位の「Waffle Waffle」を下し、ファイナルへとコマを進めました。

先ほど紹介した「Arc'iris」とは対照的で、攻めに特徴があるチームのように感じます。ジョブ構成としてキャスター(遠隔魔法DPS)を多く採用し、瞬間的な火力の高さで相手を倒すスタイルが中心のようです。集中して狙いを定めるだけではなく、デバフ等で相手ヒーラーの行動を制限したり、攻撃対象を切り替えての素早い連携が印象的なチームでした。



ファイナル1戦目:「Dark-Knight」なのに暗黒騎士不採用!?

ファンフェス2日目となる24日午後、アドレナリンラッシュTVエキシビションマッチも行われたサブステージの前には多くの観客が集まり、いよいよ本大会の決勝がスタート。ルールは3本先取のBO5形式です。

観客は各チームのジョブ構成に注目していました。各ジョブの性能がチームの命運を分けるだけあって、選手一同、慎重な選択を行っていたようです。

初戦のジョブ構成はElementalDC代表「Arc'iris」が戦士/白魔道士/侍/機工士、GaiaDC代表「Dark-Knight」が戦士/白魔道士/竜騎士/吟遊詩人という構成でした。まさかの「Dark-Knight」の代名詞である暗黒騎士が不採用!? という采配に会場は驚いていました。

▲突然の「Dark-Knight」の戦士の採用、暗黒騎士は不採用

いざ試合が開始すると、目まぐるしい攻防戦に。お互いの近接DPSとヒーラーが主な攻撃対象です。近接DPSはポイントゲッターとしての要、ヒーラーは防御の要ということでお互いセオリー通りの走り出しとなりました。

様子が一変したのは試合開始1分程度のこと。

「Arc'iris」陣地側で攻防を繰り返す両者でしたが、障害物を利用して「Dark-Knight」の攻撃を阻害しているあいだに、「Arc'iris」が「Dark-Knight」の竜騎士のHPを全損させてリードを奪います。

攻撃の要を奪われた「Dark-Knight」は、自陣へ戻って態勢の立て直しを図りますが、もちろん追撃の手は緩めない「Arc'iris」、敵陣に攻め入りました。

でも決定打になる攻撃がないことと、「Dark-Knight」側の防御が厚いこともあって大きな被害はナシ。

そうこうしているうちにリスポーンした竜騎士が戦列に加勢、再び拮抗状態へ戻りました。

その後、試合中盤の一瞬のスキをついて「Dark-Knight」が「Arc'iris」の侍のHPを一瞬で減らし切り、K/Dは五分五分に。乱戦の中での出来事だったので、筆者も展開になかなかついていけないほどの速度でした。

じりじりと拮抗した展開が続きましたが、終盤になって「Arc'iris」のARで「Dark-Knight」側の白魔道士を撃破、回復がないタイミングをついて戦士を撃破します。

▲白魔道士、戦士が倒され、大幅リードを奪われてしまった「Dark-Knight」

流れには抗えないままタイムアップ、「Arc'iris」の先制となりました。

ファイナル2戦目:「Arc'iris」の猛攻、勢い止まらず

2戦目、先制を許してしまった「Dark-Knight」。巻き返しを図る一戦となります。

先ほど同様拮抗した攻防が繰り広げられますが、1戦目より攻めに力を入れている印象のある「Dark-Knight」。しかし、序盤で竜騎士と吟遊詩人が撃破され流れを取られます。

立て直しとばかりに陣地や狭い通路に逃げ込んで「Arc'iris」の連携を阻害しますが、「Arc'iris」側の機工士によるフレイムスロアーが狭い場所で猛威を振るい、思うように立ちまわれません。

▲狭い通路での戦闘はお互いに有利不利を背負うため、選択が難しい

その後も「Arc'iris」側の侍や機工士のHPを脅かすも、決死のヒールで耐え、「Arc'iris」らしい鉄壁さで「Dark-Knight」を追い詰めていきます。

この守りを崩すべく、「Dark-Knight」はヒーラーをターゲットに変更。

手を変え品を変え、「Dark-Knight」らしいスピード感をもって攻め立てていきますが、カウンターで吟遊詩人を撃破されてしまいます。

リードを奪われた状態からも、猛攻を緩めず「Arc'iris」の侍を撃破しますが、惜しくもタイムアップ。

2試合目も「Arc'iris」の勝利となりました。

ファイナル3戦目:「Dark-Knight」が編成を変更、黒魔道士投入!

3戦目、もう後がない「Dark-Knight」ですが、ここで大きな手を打ちます。

ジョブ編成を変更して戦士/白魔道士/侍/黒魔道士と超攻撃型な編成に。流れを変えようといったところです。

開幕から先ほど苦しめられてきた「Arc'iris」の機工士を集中攻撃。距離を取らせるよう立ち回って、フレイムスロアーの脅威から逃れます。

じりじりとした立ち合いとなった第三試合では開幕からデンジャータイムに突入、デバフスタックがどんどん蓄積していき、一気にHPが消し飛ぶ状況に。ひりひりとした立ち回りの中、遠距離からの攻撃で「Dark-Knight」が1キル先取。

▲デンジャータイム中のスタックを利用して一気に機工士のHPを削りきった「Dark-Knight」

これに火が付いたのか、「Arc'iris」が敵陣に乗り込んでの猛攻で黒魔道士の撃破を狙います。しかし「Dark-Knight」側ヒーラーのカバーや素早い移動での立ち回りで逃げ切ります。

手痛いカウンターを機工士に与えたところで、再度デンジャータイムに突入。ヒーラー総出の攻撃で再度機工士を撃破し、リードを広げる「Dark-Knight」。

黒魔道士の存在が効いているのか、今回は押せ押せな展開となった「Dark-Knight」ですが、機工士の所持ポイントが低く大きくリードすることができません。

そして試合終了残り30秒付近、再度デンジャータイムに突入したところで、「Arc'iris」のARが牙を剥きます。瞬時に「Dark-Knight」のヒーラーのHPを削り取り、リードを奪って逆転したところで、タイムアップ。

3試合連続で「Arc'iris」に軍配が上がることになりました。

吉田P/Dの計らいでALIENWARE本体もプレゼント!?

見事優勝を飾った「Arc'iris」。ヒーローインタビューでは涙ぐむ選手もいました。コメントに熱が入っていた吉田P/Dからは「よくもここまで遊んでくれました」とのコメント。PvPが根付きづらい日本の環境下で楽しんでプレイしてくれたこと、またお互いのチームの技量に感服したと心から感心した様子でした。

▲「Arc'iris」に優勝トロフィーを手渡す吉田P/D

副賞として、今回使用したキーボードやマウスなどのゲーミングデバイスをプレゼントしますとアナウンスがあったところで、吉田P/Dから、
(今回大会で使った)パソコンもいける?
といきなり太っ腹な発言。私も会場も一同が「え?」「マジで?」とざわめきます。

今回大会で使用したパソコン「ALIENWARE AURORA ファイナルファンタジーXIV 推奨パソコン」は、それなりにハイスペックなマシンゆえお値段も20万円以上とかなりのもの。

吉田P/Dは、パソコンだけでなくゲーミングチェアにもサインを入れ始め、大会で使用したすべてのデバイスを優勝チームの選手一同にプレゼントという豪勢な副賞となりました。

もしかしたら、この大会一番の熱気をさらったのは吉田P/Dなのかもしれません!

▲各デバイスにサインする吉田P/D。DXRACERのゲーミングチェアはこのファンフェスのための特注品で『FF14』のジョブアイコンがあしらわれたスペシャルモデル

最高潮の盛り上がりを見せた本大会決勝は会場全体で中継され、メインステージ側で視聴していた観客もなかなかな盛り上がりだったようです。

私自身がそれほどPvPに明るいわけではないのですが、あらためてやり込んでみたいなと思えるような大会でした。

アドレナリンラッシュTV主催のエキシビションマッチも!

ちなみに、本大会決勝前には「アドレナリンラッシュTV」主催でエキシビションマッチを開催していました。ALIENWARE ZONEのザ・フィースト連載でもおなじみの芸人、にしむらベイベー率いる「チームにしむら」と、プロジェクトマネージャーの森口翔太率いる「チーム森口」による4番勝負で、PvP初心者からやりこんだ人まで、階級別でのエキシビションマッチに会場は大盛り上がり!

突入制限のレベルも低く、いつでも参加できるものなので、ビギナーからメンターまで幅広く楽しめるコンテンツだと再認識しました。

▲エキシビションマッチの様子。本大会ほどの盛り上がりではないものの、興味津々といったプレイヤーの皆さんが多かった印象です

こうしたファンフェスのようなイベントで注目されることで、新たな楽しみ方の一つとしてPvPにも焦点が当たればうれしく思います。

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■関連リンク
ファイナルファンタジーXIV プロモーションサイト
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ファイナルファンタジーXIV 公式プレイヤーズサイト
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ファイナルファンタジーXIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO公式サイト
https://fanfest.finalfantasyxiv.com/2018-19/jp/
Twitch:FFXIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO(3月23日)
https://www.twitch.tv/videos/399663821
Twitch:FFXIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO(3月24日)
https://www.twitch.tv/videos/400283650

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