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ユービー愛に溢れたファン大集合! なりきる楽しさが会場を包み込んだ「UBIDAY 2019」レポート
2019年10月6日、ベルサール秋葉原にてユービーアイソフト株式会社による特別イベント「UBIDAY 2019」が開催された。本稿では会場内の写真を交え、約9時間にわたったイベント模様をレポート形式でお届けする。
地下から2階まで合計3フロアに及ぶイベントスペースには、とにかくバラエティー豊かなスポットが点在。同社のゲームタイトルをイメージしたフォトスポットをはじめ、公式コスプレイヤーとの記念撮影が楽しめるフォトブースにリリース前タイトルを体験できる試遊台、多彩なプログラムのステージイベントなど、”来場者が気軽に楽しめる空気作り”が徹底されていた。
15時30分ごろに行われたコンテスト形式の「コスプレランウェイ」では、様々なゲームタイトルのキャラクターに扮したコスプレイヤーがステージに登壇。当日の飛び入り参加者を含め、ユニークなパフォーマンスを繰り広げられる空間に会場の熱気もグングンと上がっていった。
コンテスト後半、彼らの一挙一動を見守った審査員から優秀者の番号が読み上げられると、ステージ外で結果を心待ちにするコスプレイヤーたちから大きな歓声が。その微笑ましい光景に対し、壇上の審査員たちも「合格発表を待っている受験生みたい」と例え、会場は賑やかな笑いに包まれた。
まずステージ上のスライドに表示されたのは、UBIDAY 2019のメインコンセプトについて。本年度はコスプレイベントを筆頭に、”何かになりきる”楽しみ方を重要視したとのこと。当日は『ウォッチドッグス レギオン』の世界観をイメージしたお面が無料で配布されていたが、このアクションには「コスプレイヤーだけでなく、来場者も気兼ねなく自分を着飾って欲しい」とする運営の願いが込められていたようだ。また大型イベントへの出展増加や初となる大阪でのUBIDAY開催など、ファンとの交流を念頭に置いた働きも明らかとなった。
これまでの振り返りが終わると、トークは具体的なゲームタイトルにまつわる話へとシフト。その中で話題の中心となったのは、2015年の発売から4年めを迎えるタクティカルシューター『R6S』だ。
世界で5000万人のプレイヤーを誇る本作は、昨今のeスポーツシーンの中心タイトルとして成長中である。その点を取り上げた登壇者らは「国内での観戦人気が特に高い」と述べると、それを裏付けるデータとして、最大7万人を記録した「Six Invitational 2019」同時視聴者数のスライドをピックアップした。同様に、2017年から2019年の約2年間でPC版プレイヤーの大会参加率が1100%の成長率をマークした結果に驚きつつ、「世界各国の関係者から(日本は)注目を集めている」と現状を分析。11月9日に愛知県で幕の上がる「レインボーシックス シージ プロリーグ シーズン10 ファイナル」にも期待を寄せた。
リリース予定の新作ゲームタイトルの紹介後は、ゲーム業界におけるユービーアイソフトの全体的な取り組みへ話題が移行。クラウド形式でゲームをプレイする「Stadia」や、まだ正式発表がなされていない次世代ハードへの参入といった時事性の高い話が飛び出す。日本独自のオリジナルグッズも考案中らいしく、自社のオンラインショップ立ち上げもアナウンス。同時に「ユーザーの意見を積極的に吸い上げたい」とし、公式Twitterへのリプライ(コメント)を募集する旨を表明した。
8回目の開催でイベント規模が顕著に拡大
ユービーアイソフト株式会社が2012年より企画している本イベント。8回目となる今年度も例年の規模に負けず、開場まもなく大勢のファンが集う盛況ぶりでスタートした。地下から2階まで合計3フロアに及ぶイベントスペースには、とにかくバラエティー豊かなスポットが点在。同社のゲームタイトルをイメージしたフォトスポットをはじめ、公式コスプレイヤーとの記念撮影が楽しめるフォトブースにリリース前タイトルを体験できる試遊台、多彩なプログラムのステージイベントなど、”来場者が気軽に楽しめる空気作り”が徹底されていた。
▲お笑いコンビ・エレキコミックの今立進氏がMCを務める「ススムの部屋」の光景。全プログラムを通してステージ前が満員になるほど注目を集め、軽快なトークで会場を盛り上げた
▲試遊台では発売前タイトルが遊べるということもあり、来場者はスタッフの説明を受けながら真剣な顔つきでゲームプレイに勤しむ様子も。また会場1階には筐体型のVRゲームタイトル『Virtual Rabbids THE BIG RIDE』も出展されていた
15時30分ごろに行われたコンテスト形式の「コスプレランウェイ」では、様々なゲームタイトルのキャラクターに扮したコスプレイヤーがステージに登壇。当日の飛び入り参加者を含め、ユニークなパフォーマンスを繰り広げられる空間に会場の熱気もグングンと上がっていった。
コンテスト後半、彼らの一挙一動を見守った審査員から優秀者の番号が読み上げられると、ステージ外で結果を心待ちにするコスプレイヤーたちから大きな歓声が。その微笑ましい光景に対し、壇上の審査員たちも「合格発表を待っている受験生みたい」と例え、会場は賑やかな笑いに包まれた。
▲左から審査員を努めた福井蘭子氏、クリント・ホッキング氏、ジュリアン・ギャリティ氏、えなこ氏、そしてユービーアイソフト株式会社の代表取締役であるスティーヴ・ミラー氏
▲人気コスプレイヤーのえなこ氏も審査員として登壇。『レインボーシックス シージ』(R6S)のタチャンカを再現した参加者をチョイスし、「後で一緒に写真を撮りましょう」とにこやかに声をかけていた
▲特に壮観だったのは会場内のスペースで開かれる突発的なコスプレイヤー撮影会。ファンコミュニティの密度の濃さが垣間見える貴重な1シーンだ
『R6S』の単体イベント初出しで湧いた「UBIDAY 2019ラウンドテーブル」
イベントの最後を最後を飾ったのは、毎年恒例となっている「UBIDAY 2019 ラウンドテーブル」。福井氏とスティーヴ氏、そしてマーケティングディレクター辻 良尚氏の計3名が登場し、ユービーアイソフトの取り組みを振り返りながら今後の事業展開へと話題を広げた。まずステージ上のスライドに表示されたのは、UBIDAY 2019のメインコンセプトについて。本年度はコスプレイベントを筆頭に、”何かになりきる”楽しみ方を重要視したとのこと。当日は『ウォッチドッグス レギオン』の世界観をイメージしたお面が無料で配布されていたが、このアクションには「コスプレイヤーだけでなく、来場者も気兼ねなく自分を着飾って欲しい」とする運営の願いが込められていたようだ。また大型イベントへの出展増加や初となる大阪でのUBIDAY開催など、ファンとの交流を念頭に置いた働きも明らかとなった。
▲UBIDAY 2019を締めくくるラウンドテーブルは、ドリンク片手にトークを進める3名の”喋り”が特徴。会話中のツッコミ等も織り交ぜながら、約1時間のプログラムを和やかに進めた
これまでの振り返りが終わると、トークは具体的なゲームタイトルにまつわる話へとシフト。その中で話題の中心となったのは、2015年の発売から4年めを迎えるタクティカルシューター『R6S』だ。
世界で5000万人のプレイヤーを誇る本作は、昨今のeスポーツシーンの中心タイトルとして成長中である。その点を取り上げた登壇者らは「国内での観戦人気が特に高い」と述べると、それを裏付けるデータとして、最大7万人を記録した「Six Invitational 2019」同時視聴者数のスライドをピックアップした。同様に、2017年から2019年の約2年間でPC版プレイヤーの大会参加率が1100%の成長率をマークした結果に驚きつつ、「世界各国の関係者から(日本は)注目を集めている」と現状を分析。11月9日に愛知県で幕の上がる「レインボーシックス シージ プロリーグ シーズン10 ファイナル」にも期待を寄せた。
▲今回初だしとなった「R6祭」の実施。詳細は現時点で不明なものの、2020年3月の開催が予定されている
リリース予定の新作ゲームタイトルの紹介後は、ゲーム業界におけるユービーアイソフトの全体的な取り組みへ話題が移行。クラウド形式でゲームをプレイする「Stadia」や、まだ正式発表がなされていない次世代ハードへの参入といった時事性の高い話が飛び出す。日本独自のオリジナルグッズも考案中らいしく、自社のオンラインショップ立ち上げもアナウンス。同時に「ユーザーの意見を積極的に吸い上げたい」とし、公式Twitterへのリプライ(コメント)を募集する旨を表明した。
▲シーン全体を見据えた真面目なトークから運営側の赤裸々な裏話を受け、ファンからは驚きの声や笑みがこぼれる微笑ましい場面も。「ローカライズの大変な部分は?」という質問に対しては、「収録ワードの増大化やキャストのスケジュール調整がシビア」と語った
▲イベントのラストは出演者らが総登場。今立氏からイベントの感想を求められたスティーブ氏は「ファンの皆さんの温かい支援に深く感謝します。また来年も開催できれば良いですね。(その前に)次は大阪で会いましょう!」と高らかに締めくくった。