Gamers Zone

move to login

GAME PCゲームで勝ち抜くための情報満載!

<エリック・ニコラス×ALIENWARE ZONE> ゲーマータレント・ニコラスが『PSO2』バトルアリーナ新規追加要素を生放送!



トップランカークラスまで登りつめたゲーマー視点からみえる光景とは?

国内で人気のオンラインゲーム『ファンタシースターオンライン2PSO2)』。無限の冒険などをテーマに、さまざまな惑星を旅できるだけでなく、対戦コンテンツも実装されてさらなる盛り上がりと勢いはとどまるところを知らない。そのさなか、2017年4月19日のアップデートでは、その対戦コンテンツのバトルアリーナに新規の追加要素が実装となり、コンテンツが拡張される予定となっている。今回はそのバトルアリーナに注目し、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のタレント、エリック・ニコラス氏にアップデート直後の生放送を依頼。バトルアリーナを知り尽くした同氏ならではの着目点、プレイテクニックなどをお送りする予定だ。

生放送は2017年4月19日18:00からスタート予定!

バトルアリーナは2チームに分かれたプレイヤーがフィールドに置かれたエンブレムを奪い合い、スコアを競い合う対人コンテンツ。勝敗によってランクの変動があるランクマッチとパスワードを設定してフレンドだけで遊ぶパスワードマッチの2種類のマッチング設定がある。今回の生放送は、最高ランクのレジェンドまで到達したエリック・ニコラス氏にアップデートによる追加要素に触れてもらい、その使用感などのコメントをライブのなかで逐一聞けるという、見逃せない内容となる予定だ。また、放送内では当日アップデートで追加される期間限定ルール"アークスBT2017予選"を使ったパスワードマッチによる、ニコラス氏と対戦ができる夢のような企画も予定しているぞ。今夏開催予定の公式オフラインイベント"アークスバトルトーナメント2017"の大会出場に意欲を燃やすニコラス氏と、いち早く対戦できるチャンス!

【期間限定ルール対戦について】
●放送中にB-933[共用]バトルアリーナへ移動して行います
●パスワードは"にこらす"になります
●参加は先着順のため、対戦に参加できない可能性があります
●放送中のウィスパーチャットやフレンド登録要請にはお応えできません

なお、放送のURLは当日に公開する。放送時間は18:00から21:00の3時間を予定しているぞ。さらに、放送が終わった後にもニコラス氏による拡張要素についてのコメントを追記予定。これを読めば大会に勝利するための鍵がみえるはず!? お楽しみに!

生放送を終えて~レジェンドの目に映ったものとは~


放送直後のエリック・ニコラス氏に、実際に追加要素に触れてみた率直な感想を聞いてみた。同氏の発言のなかに勝利に繋がるキーワードが隠されているはず!? 大会を目指すプレイヤーだけでなく、「バトルアリーナ」に興味はあるけど触れていなかったプレイヤーも、ニコラス流のテクニックを参考にしながらアリーナデビューしてみよう!

【武器カテゴリーの追加について】

──では、まず追加された「ジェットブーツ」について使用感などを聞かせてください。
ニコラス氏:フォトンアーツ(以下:PA)はストライクガストとグランウェイブがあって、どちらのPAもPPの消費が軽めですね。どちらかと言えば、グランウェイブのほうが暴れ回りやすいと思いました。ストライクガストは相手に当たればスタン効果も付いているので、「ソード」を持った相手でも奇襲なら優位に立ち回れると思います。しかし、奇襲するという観点ではグランウェイブよりも成功させるのが難しい感じはします。
──なるほど。ジェットブーツは奇襲するのに向いている武器種なのですね。
ニコラス氏:グランウェイブで奇襲しても、ソードを持った相手だとHPが高めなので一発で倒せず、逆にノヴァストライクやライジングエッジで反撃されてしまいます。なので、グランウェイヴよりはストライクガストのほうが、ソードを持った相手に対応できるかと思います。ちなみに、機動性という点ではグランウェイヴのほうが優れていると言えそうですね。それを踏まえると、僕はストライクガストよりグランウェイブのほうがしっくり来たと思います!
──基本的にソードを持った相手の場合は、といった感じですね。
ニコラス氏:そうですね。他の「アサルトライフル」や「ロッド」を持った相手は、ジェットブーツを装備していると比較的倒しやすかったという印象です。対戦中は一撃で倒される可能性がある、ソードの攻撃力の高さが怖いので。他の武器種と対峙したときは、グランウェイブを使って逃げることも可能かと。
──対戦フィールドは3種類ありますが、それぞれのエリアでジェットブーツを装備した場合の戦い方の違いとかはありそうですか?
ニコラス氏:森林と火山は奇襲しやすいと感じました。東京は、もとより高低差が大きいフィールドなので、ジェットブーツならではの2段ジャンプが活かせる状況もそれほどないといった印象です。
──他の武器種と比べて、ジェットブーツが使いやすいという印象とかはありましたか?
ニコラス氏:今まで段差があるような場所では、ソードを握ってライジングエッジを使ったり、工夫して登っていました。そういった場所をジェットブーツの2段ジャンプでラクに進めますね。そして、その高台などを使ってテクニカルに動けるなと感じました。『PSO2』をプレイしたことがなかったり、PvEでジェットブーツをあまり使ったことのないプレイヤーには、挙動などに少しクセがあり難しく感じるかもしれません。しかし、ジェットブーツを使っていくうちに、これらの特性に慣れてしまえば戦闘中の機動性も増していきます。そういったことから、個人的にはかなり使いやすい武器種かと思いました。

ジェットブーツ装備時のHPは低めの設定。深追いすると手痛い反撃を受けることも。

──次に「バレットボウ」の使用感をお聞かせください。
ニコラス氏:「バレットボウ」は使い始めの当初、慣れていないこともあって微妙な武器といった印象でした。ですが、PAのラストネメシスをメインの攻撃手段として戦うのではなく、通常攻撃をメインとして立ち回ると、使いにくかった印象がガラリと変わり、強いと感じました。通常攻撃はチャージして運用するのですが、チャージに必要な時間もそれほど気にならないです。接近戦闘時にチャージした攻撃はソードを持った相手を一撃で倒せることも多く、近距離でガンガン撃って相手を倒すようなスタイルがいいのかな、といった感じに落ち着きました。ラストネメシスはロマン砲ぐらいにみておくのがよさそうです。
──最初に触れたときと、使いこなしていくことで印象がかなり変わる武器種といった感じですね。
ニコラス氏:そうですね。他の武器がほとんどPAをメインで使って立ち回るのに対し、バレットボウは通常攻撃をメインに使うといった印象でした。
──なるほど。使ってみて近接、中間、遠隔と、どの立ち位置が使いやすかったとかはありますか?
ニコラス氏:圧倒的に近接戦闘時向きだと感じました。通常攻撃は矢を放つとは言え、中距離くらいまでしか届かなくて、距離が離れるほど3本同時に射出している矢が全部ヒットしなくなってしまうのが、ポテンシャルを発揮できずにもったいないなと。そういったことから、かなり相手に近づいて撃つことで化ける武器種だと言えます。壁に隠れて待ち受けたり、障害物を利用したりと、うまく立ち回ると攻撃が当てやすくなり使いやすかったです。
──近接戦闘となるとソードも使いやすいかと思いますが、バレットボウとの使い分けみたいなシチュエーションはありそうですか?
ニコラス氏:ソードのライジングエッジやノヴァストライクよりも、相手に攻撃がヒットするのが速い印象でした。また、体勢がライジングエッジよりも動かないので、次の動作への移行が安定する感じもあります。
体感的にライジングエッジは反射的にボタンを押すことで技が出るのに対し、バレットボウの通常攻撃はボタンを離す動作で攻撃が出るので、反応して押すより反応して離す攻撃手段のほうが、対戦では若干有利な気もしました。これは、かなりシビアで個人的な部分の話にはなりますが(笑)。

極めたらヤバそうなバレットボウ。ラストネメシスの与ダメージのロマンも魅力的!?

【追加スキルについて】

──それぞれのスキルについてお聞きします。まずは、「スタンショット」の使用感はどうでしたか?
ニコラス氏:「スタンショット」は弾速が思っていたより遅いなと感じました。また、スキルが確実にヒットするという効果ではないことも気になりました。相手がたまたま使ったステップやミラージュエスケープで避けられるシーンがあったり、スキルを使おうとしたモーション中にノックバック効果のある攻撃などを受けると、スキルが不発となって使用回数だけを消費してしまう場面もありました。
──避けられるリスクが高いと感じたのですね。
ニコラス氏:そうですね。いざスキルを当てたとしても、ソードのようにすぐ追撃できる武器を握っていないと、スタンの効果時間中に攻撃できるかというのも相手次第な感じで。そういった観点から、個人的に活かせる状況が少ないと思いました。使う場面があるとすれば、自分が装備している武器と相性の悪い武器を持った相手が迫ってきてピンチと感じたときや、ひとまず仕切り直したいときなどに使うといいかもしれません。
──「キュア」はどうでしたか?
ニコラス氏:「キュア」は受けたダメージの回復に使うというより、ダメージを受けながらスキルを使って強引に相手との距離を詰めるという使い方がしっくりきました。また、ゾンデやフォイエといった遠距離攻撃でダメージを受けた場合は、スキルを使って回復するかどうかを考えたほうがいいかと。結局やられてしまう場合を考慮し、そういう場面での使用を抑えて強引に突撃するときに使っていくのがいいなと個人的に思いました。
──じっくり攻めるというより、ここぞという場面でガンガン使うイメージですね。
ニコラス氏:そうですね。スキルの再使用可能時間もかなり短く、スキルの連打が可能な感じもそのような状況で使うのに適しているかなと。
──「スプリント」はどうでしたか?
ニコラス氏:「スプリント」は思ったより効果時間が短いと感じました。
──ふむふむ。
ニコラス氏:戦闘中に3回使えるものの、効果時間が短いことで、相手を1人倒す程度で効果時間が切れてしまうケースが多かったです。個人的に裏取りへ行く状況でも、それほど急いで行く必要もないかな、という感じもありますし。それに、開幕でダッシュ攻勢をかけたいとき、そもそも選べる3種類のスキルにスプリントが来るかどうかもわからないので、運要素がある戦略はどうかと。ワンポイントとスプリントの組み合わせは、結構使っていて楽しいうえに攻撃としても強いのですが、この2つの要素が揃う状況も運によるので。状況が揃えば、といったところでしょうか。
──なかなか使いどころがマッチするかどうかが運頼みな感じになると。
ニコラス氏:そうですね。ソードを握っているときにスプリントで移動速度を上げるのも一見よさそうですが、ソードと相性がいいのは「プロテクション」とキュアだと感じたので。スプリントは…といった感じでしょうか。
──では、「プロテクション」はどうでしたか?
ニコラス氏:「プロテクション」は抜群に性能が良いと感じました。どの武器種とも相性がよくて、攻守に活躍できるなと。自分に効果があるスキルは相手に妨害されることも少なく、安定して使えるので。特にテクニカルな立ち回りを必要としないのも使いやすいと感じる部分です。
──今回追加されたスキルのなかでもお気に入りといった感じですね。
ニコラス氏:そうですね。
──特に、こんなシーンで使いたいといったものは?
ニコラス氏:対戦のラスト30秒といった状況で、相手よりも優勢の時に強気に攻め込むのに良いですね。
あとは確実に相手のトップ3を倒したい時などに。ソードを握りしめて壁の陰からプロテクションを発動させて出てきたら、かなり威圧感があるので(笑)
──ふむふむ。ソードでHPが高いうえに防御性能も高いのはたしかに脅威だなあ。
ニコラス氏:そのかわり注意しなければいけない点は、スキル効果中もノックバックや打ち上げ攻撃などは受けてしまうところです。特に、打ち上げ効果のあるライジングエッジだけは要注意だなと。一度打ち上げられると、貴重な効果時間を消費されてしまうので。
──「PPアンリミテッド」はどうでしたか?
ニコラス氏:「PPアンリミテッド」はフォイエとの相性が抜群でした。今日の配信でもPPアンリミテッドの効果中に、4人くらい連続で相手を倒せたシーンもあったので。なかでも相性がいいのは、やはりロッドです。
ゾンデ、メギド、フォイエのテクニックを撃ち放題といった感じです。ピアッシングシェルも組み合わせるとそこそこ強かったですが、それならロッドのほうが良いかなと感じました。
──プロテクションと同等にお気に入りのスキルになりそうですか?
ニコラス氏:そうですね。今回追加されたスキルはプロテクションとPPアンリミテッドが気に入りました。次に、プロテクションがなければキュアを選びたいといった感じの順番でお気に入りです!
──今回追加されたスキルと武器種で個人的にオススメできる組み合わせを教えてください。
ニコラス氏:目新しいものだとバレットボウとプロテクションの組み合わせですね。あとはフォイエとPPアンリミテッド。この2つは使っていても楽しいし、組み合わせとして強かったです。
──あとはプロテクションとソードも鉄板そうでしたね。
ニコラス氏:ジェットブーツとプロテクションもいい感じだったなあ。いろいろな武器種と相性が良いプロテクションは万能ですね(笑)

PPアンリミテッドを発動させてメギドを連射! 相手に与えるプレッシャーもナカナカなもの。

【期間限定ルール"アークスBT2017予選"について】

──期間限定ルールで対戦してみた感想をお聞かせください。
ニコラス氏:常設ルールの6対6より、4対4という人数が少ない状況になるので、チームの実力差がはっきり出るモードだと感じました。エンブレムフィーバーも発生しないので、終始圧倒するような対戦もありましたね。そして、スコアが1位のプレイヤーしかマップに表示されないので、ほかの対戦相手の3人をしっかり意識すれば裏取りも怖くないです。6対6の対戦より、戦略的な戦い方が出来ると思いました。
──少人数戦ならではのポイントがみえてきた感じですね。
ニコラス氏:そうですね。
──使う武器種や立ち回りで少人数戦だからこそ輝きそうなものはありましたか?
ニコラス氏:バレットボウが少人数だと輝ける気がしました。特に今回の限定ルールはフィールドが森林で固定となるため、対戦相手の倒した人数と場所を把握しながら安心してラストネメシスを撃てる環境だと。あとはジェットブーツで高台に登って待機し、単独行動している相手を確実に倒したり。高台に居ることで相手へのけん制になるので、その間に仲間が虹色のエンブレムを取るといった戦法も活きるかと。また、高台のジェットブーツを装備している仲間をオトリにしながら、気を取られた対戦相手を中央から仲間や自分が追撃するというような、連携した戦略も出来ると感じました。
──追加された武器種の可能性を追求できるという…!
ニコラス氏: まだまだ期間限定ルールをやり込むことで、いろいろな戦略性がみえてくると思います。そのあたりは……掲載予定の攻略記事を読んでいただくということで(笑)
──なるほど(笑)本日はありがとうございました。

期間限定の配信で公式のオフラインイベント"アークスバトルトーナメント2017"大会のレギュレーションルール。

■エリック・ニコラスのプロフィール
1989年6月12日生まれ 2009年4月デビュー。オンラインゲーム歴は10年以上にわたり、「ファンタシースター感謝祭2016アークスグランプリ」東京大会優勝などの実績も兼ね備える。

(C)SEGA

■関連リンク
セガゲームス
http://sega-games.co.jp/
ファンタシースターオンライン 2
http://pso2.jp/
エリック・ニコラス氏のTwitter
https://twitter.com/luna_e_nicolas?lang=ja
エリック・ニコラス氏のYoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCd9bYxSyl6O-PhdoN8EaKcQ

WRITER RANKING プロゲーマーやゲーム業界人などの人気ライターランキング