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『マリオカート』『エヴァ』などのVRが楽しめる! 新宿・歌舞伎町に「VR ZONE SHINJUKU」がオープン!
バンダイナムコエンターテインメントは2017年6月13日、東京・新宿に国内最大級のVR施設「VR ZONE SHINJUKU」を7月14日にオープンすることを発表、あわせてプレスカンファレンスとVRアクティビティ体験会を行った。そのリポートをお届けする。
設置されるアクティビティは、新規VRアクティビティが6種、フィールドVRアクティビティ(歩き回りが可能!)が1種、「VR ZONE Project i Can」で人気だったもの6種、VRゴーグルを使わないアクティビティ2種と、全部で15種類。ホリデーシーズンのタイミングでアクティビティの入れ替えも検討しているという。
この「VR ZONE SHINJUKU」をフラグシップ店舗とし、商業施設向けには「VR ZONE Portal」を展開する。30~70坪の面積にアクティビティを3~4つ程度とコンパクトな設計になっており、これを国内はもちろん世界各国へ展開する予定。今夏にはイギリスのロンドンに、今秋には兵庫県の神戸に「VR ZONE Portal」をオープンさせる予定だという。
では、「VR ZONE SHINJUKU」で新たに設置されるVRアクティビティを紹介していこう。
かめはめ波を撃つ体験ができるVRアクティビティ。実際にかめはめ波を撃つとしたら、どんな感じになるんだろう?ということを突き詰めて作られており、自分の手に気が溜まっていく様子もわかるようになっている。手を突き出した方向にかめはめ波が放たれ、最大で直径4メートルほどの光球となって飛んでいく。地面が削れていく様を目の当たりにするのがじつに新鮮だという。VR仙豆(別売)を持って参加することで、実際に仙豆を食べる体験をすることも可能だ。
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
アーケードで稼働中の『マリオカート アーケードグランプリ』のVR版。VRゴーグルを装着する以外に、両手にもセンサーを付ける。コース上には『マリオカート』ならではの仕掛けが盛りだくさんで、楽しくワイワイとレースを楽しめる。アイテムは風船に吊された状態で登場し、手を上げることで取ることができ、使うときはライバルカーに向かって投げつける。
©Nintendo Licensed by Nintendo
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
エヴァのエントリープラグに乗り込み、発進シークエンスから使徒を倒すところまでを体験する。エヴァを操縦できるとあって注目度が高いVRアクティビティだ。3体のエヴァで協力しながら、銃を使って使徒を倒していく。使徒に睨まれると、その圧倒的な強さにただならぬ恐怖を感じる!?
©カラー
© BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
ルアーフィッシングを体験できるVRアクティビティ。釣りコントローラーに磁性粘性流体という特殊な技術を使ったデバイスが組み込まれており、サカナが食いついたときの繊細かつ大胆な感触をリアルに再現しているという。これまでゲームセンターにあった釣りゲームとはひと味違った体験ができそうだ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
足こぎグライダー「ハネチャリ」に乗り込み、雄大な自然の中を飛んでゴールを目指す。自転車のような専用体感マシンに乗り、ペダルを漕ぐのはもちろん、飛行中の風を感じることもできる。上空から滑空するときは、なかなかのスリル。ちなみに本作は1996年に登場したアーケードゲーム『プロップサイクル』をVRアクティビティにしたらどうなるだろう、という着想から作られている。ペダルを漕いで空を飛ぶ人力飛行機の体感ゲーム、という根幹の部分は共通だ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
スタンディング・スクーターに乗り、ジャングル内の生存者を探し出すというVRアクティビティ。タイトルどおり、そのジャングルには恐竜が……というもの。ベタなB級映画的な雰囲気がバッチリ再現されており、「そこにいる!」とわかっていてもついビックリしてしまいそうだ。最大8人同時プレイが可能な協力ゲームとなっている。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
この他、「VR ZONE Project i Can」から継続して設置されるVRアクティビティ情報は、公式サイトでチェックしてほしい。
さらに今回は、施設そのものの敷地面積が広くなったということで、VRゴーグルをかぶった状態で広い空間を歩き回る「フィールドVRアクティビティ」が登場。その第一弾として8月から稼働予定なのが以下のタイトルだ。
20メートル×12メートルの専用アリーナを歩き回り、参加者全員の全身をモーションキャプチャーするシステムを採用。最大で4vs4のチーム戦となり、アニメ同様に光学迷彩を使うこともできるということで、これは楽しみなタイトルだ。
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 ARISE」制作委員会
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
また、VRゴーグルを使わないアクティビティも用意されている。
巨大風船爆発ルーム PANIC CUBE
狭い牢屋に閉じ込められ、部屋いっぱいに膨らむ巨大風船に押しつぶされそうになるアクティビティ。制限時間内にミッションをクリアしないと風船が本当に破裂する。施設中に響き渡るんじゃないかというほどの爆音だそうだ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
7メートルのクライミングウォールと巨大スライダー。プロジェクションマッピングで滝や崖を表現しており、これによって相当怖くなってる模様。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
さらに、店内にはバーチャルリゾードカフェ&バー「グランパーズ」という飲食店があり、各種アクティビティを体験したあと休憩がてらに食事するにはもってこいだ。オリジナルメニューも豊富で、味もバッチリだという。
チケットシステムは「1day4チケット」という新しい料金形態が提案されている。これは入場料+4種類のアクティビティを体験できて4,400円という価格設定で、バラバラに購入するより断然お得なセットとなっている。
施設への入場は、公式サイトで予約(6月16日(金)正午より予約受付開始)するのが基本で、予約時に入場する時間も指定するが、営業時間内なら何時間滞在していても構わないそうだ。
当日券は予約入場者による混雑状況を確認したうえでの発行となり、お得な「1day4チケット」も予約時のみ購入可能なので、なるべく予約して行くのが確実だ。
『マリオカート アーケードグランプリ VR』は、当たり前だがカートに乗った視点となる。両手に付けるセンサーはアイテムを取る動作(手を上にあげる)のため必要なのだが、VRゴーグル越しに自分の手がマリオになっているのを体験するだけでもこれを楽しむ価値があると言える。筐体はカート型になっており、ゲーム画面に合わせて揺れる仕組みになっている。このVRアクティビティを体験してみて感じたのは、とにかく巨大なパックンフラワーが怖い!頭上からガブッと食べられそうになるのだが、つい体ごと避けてしまった。
『極限度胸試しハネチャリ』はペダルを漕いで空を飛ぶグライダー「ハネチャリ」に乗り、壮大な大自然の中を跳び回るVRアクティビティだ。崖の間や洞窟の中に入るシーンもあったりして、上昇・下降をしっかりやっていかないと壁にぶつかってしまう。これがなかなかの怖さで、「あーっ!ぶつかるー!」と叫びながら思わず目を瞑ってしまった。 そもそもゲームスタート時がまず怖い。グライダーという設定上、最初は崖から落ちるように飛ぶのだが、その落ちていく感覚がマジリアル。体験している記者たちはみんな「わーーーー!」と大声を出していた。ゲームに連動して筐体から「風」が搭乗者に向けて当てられる仕組みになっており、これがかなり効果的。画面に合わせて風が当たると本当に「落ちる!」と錯覚してしまう。いやはや、これはすごい!
この2つだけでもかなり楽しめたのだが、これを味わってしまうと他のVRアクティビティもどんな驚きがあるのかと早く体験したくなった。友人や家族らと一緒に遊ぶのもいいだろう。新宿の新たなエンターテインメントとして大きな話題を呼びそうだ。
■関連リンク
VR ZONE SHINJUKU
https://vrzone-pic.com/
バンダイナムコエンターテインメント
https://bandainamcoent.co.jp/
超現実エンターテインメントEXPO「VR ZONE SHINJUKU」プレスカンファレンス
お台場ダイバーシティのVR施設「VR ZONE Project i Can」は、2016年4月15日から10月10日までの半年間という短い期間での運営だったが、体験した人から話を聞くと「すごかった!」「絶対行くべき!」という意見がじつに多かった。連日予約でいっぱいとなり、半年で終了したのが本当に残念だったのだが、今回新たに「VR ZONE SHINJUKU」として2017年7月14日にオープン。場所は新宿・歌舞伎町のシネシティ広場の奥、かつて新宿ミラノ座があった場所で、同所に行ったことがある人ならその広さを実感できるだろう。「VR ZONE Project i Can」の敷地面積は165.26坪だったのに対し、「VR ZONE SHINJUKU」は1100坪と7倍近い面積となっている。設置されるアクティビティは、新規VRアクティビティが6種、フィールドVRアクティビティ(歩き回りが可能!)が1種、「VR ZONE Project i Can」で人気だったもの6種、VRゴーグルを使わないアクティビティ2種と、全部で15種類。ホリデーシーズンのタイミングでアクティビティの入れ替えも検討しているという。
この「VR ZONE SHINJUKU」をフラグシップ店舗とし、商業施設向けには「VR ZONE Portal」を展開する。30~70坪の面積にアクティビティを3~4つ程度とコンパクトな設計になっており、これを国内はもちろん世界各国へ展開する予定。今夏にはイギリスのロンドンに、今秋には兵庫県の神戸に「VR ZONE Portal」をオープンさせる予定だという。
バンダイナムコエンターテインメント 常務取締役の浅沼誠氏。「弊社にしかできない新しいVRエンターテインメント施設にする」
バンダイナムコエンターテインメント 執行役員 AM事業部 事業部長 堀内美康氏。「ひとまず2019年3月までの運営となりますが、来場者数100万人を目標としています」
では、「VR ZONE SHINJUKU」で新たに設置されるVRアクティビティを紹介していこう。
ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波
かめはめ波を撃つ体験ができるVRアクティビティ。実際にかめはめ波を撃つとしたら、どんな感じになるんだろう?ということを突き詰めて作られており、自分の手に気が溜まっていく様子もわかるようになっている。手を突き出した方向にかめはめ波が放たれ、最大で直径4メートルほどの光球となって飛んでいく。地面が削れていく様を目の当たりにするのがじつに新鮮だという。VR仙豆(別売)を持って参加することで、実際に仙豆を食べる体験をすることも可能だ。
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
マリオカート アーケードグランプリ VR
アーケードで稼働中の『マリオカート アーケードグランプリ』のVR版。VRゴーグルを装着する以外に、両手にもセンサーを付ける。コース上には『マリオカート』ならではの仕掛けが盛りだくさんで、楽しくワイワイとレースを楽しめる。アイテムは風船に吊された状態で登場し、手を上げることで取ることができ、使うときはライバルカーに向かって投げつける。
©Nintendo Licensed by Nintendo
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
エヴァンゲリオンVR THE 魂の座
エヴァのエントリープラグに乗り込み、発進シークエンスから使徒を倒すところまでを体験する。エヴァを操縦できるとあって注目度が高いVRアクティビティだ。3体のエヴァで協力しながら、銃を使って使徒を倒していく。使徒に睨まれると、その圧倒的な強さにただならぬ恐怖を感じる!?
©カラー
© BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
釣りVR GIJIESTA
ルアーフィッシングを体験できるVRアクティビティ。釣りコントローラーに磁性粘性流体という特殊な技術を使ったデバイスが組み込まれており、サカナが食いついたときの繊細かつ大胆な感触をリアルに再現しているという。これまでゲームセンターにあった釣りゲームとはひと味違った体験ができそうだ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
極限度胸試し ハネチャリ
足こぎグライダー「ハネチャリ」に乗り込み、雄大な自然の中を飛んでゴールを目指す。自転車のような専用体感マシンに乗り、ペダルを漕ぐのはもちろん、飛行中の風を感じることもできる。上空から滑空するときは、なかなかのスリル。ちなみに本作は1996年に登場したアーケードゲーム『プロップサイクル』をVRアクティビティにしたらどうなるだろう、という着想から作られている。ペダルを漕いで空を飛ぶ人力飛行機の体感ゲーム、という根幹の部分は共通だ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル
スタンディング・スクーターに乗り、ジャングル内の生存者を探し出すというVRアクティビティ。タイトルどおり、そのジャングルには恐竜が……というもの。ベタなB級映画的な雰囲気がバッチリ再現されており、「そこにいる!」とわかっていてもついビックリしてしまいそうだ。最大8人同時プレイが可能な協力ゲームとなっている。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
「Project i Can」エグゼクティブプロデューサーのコヤ所長(小山順一朗氏・左 )と同マネージャーのタミヤ室長(田宮幸春氏・右)のふたりで各種アクティビティを紹介
この他、「VR ZONE Project i Can」から継続して設置されるVRアクティビティ情報は、公式サイトでチェックしてほしい。
さらに今回は、施設そのものの敷地面積が広くなったということで、VRゴーグルをかぶった状態で広い空間を歩き回る「フィールドVRアクティビティ」が登場。その第一弾として8月から稼働予定なのが以下のタイトルだ。
近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds
20メートル×12メートルの専用アリーナを歩き回り、参加者全員の全身をモーションキャプチャーするシステムを採用。最大で4vs4のチーム戦となり、アニメ同様に光学迷彩を使うこともできるということで、これは楽しみなタイトルだ。
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 ARISE」制作委員会
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
また、VRゴーグルを使わないアクティビティも用意されている。
巨大風船爆発ルーム PANIC CUBE
狭い牢屋に閉じ込められ、部屋いっぱいに膨らむ巨大風船に押しつぶされそうになるアクティビティ。制限時間内にミッションをクリアしないと風船が本当に破裂する。施設中に響き渡るんじゃないかというほどの爆音だそうだ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
バーチャルリゾートアクティビティ トラップクライミング/ナイアガラドロップ
7メートルのクライミングウォールと巨大スライダー。プロジェクションマッピングで滝や崖を表現しており、これによって相当怖くなってる模様。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
さらに、店内にはバーチャルリゾードカフェ&バー「グランパーズ」という飲食店があり、各種アクティビティを体験したあと休憩がてらに食事するにはもってこいだ。オリジナルメニューも豊富で、味もバッチリだという。
チケットシステムは「1day4チケット」という新しい料金形態が提案されている。これは入場料+4種類のアクティビティを体験できて4,400円という価格設定で、バラバラに購入するより断然お得なセットとなっている。
施設への入場は、公式サイトで予約(6月16日(金)正午より予約受付開始)するのが基本で、予約時に入場する時間も指定するが、営業時間内なら何時間滞在していても構わないそうだ。
当日券は予約入場者による混雑状況を確認したうえでの発行となり、お得な「1day4チケット」も予約時のみ購入可能なので、なるべく予約して行くのが確実だ。
超現実エンターテインメントEXPO「VR ZONE SHINJUKU」VRアクティビティ先行体験会
プレスカンファレンスの後は、いよいよ先行体験会。今回は『マリオカート アーケードグランプリ VR』と『極限度胸試しハネチャリ』を体験することができたので、その雰囲気をお伝えしよう。『マリオカート アーケードグランプリ VR』は、当たり前だがカートに乗った視点となる。両手に付けるセンサーはアイテムを取る動作(手を上にあげる)のため必要なのだが、VRゴーグル越しに自分の手がマリオになっているのを体験するだけでもこれを楽しむ価値があると言える。筐体はカート型になっており、ゲーム画面に合わせて揺れる仕組みになっている。このVRアクティビティを体験してみて感じたのは、とにかく巨大なパックンフラワーが怖い!頭上からガブッと食べられそうになるのだが、つい体ごと避けてしまった。
『極限度胸試しハネチャリ』はペダルを漕いで空を飛ぶグライダー「ハネチャリ」に乗り、壮大な大自然の中を跳び回るVRアクティビティだ。崖の間や洞窟の中に入るシーンもあったりして、上昇・下降をしっかりやっていかないと壁にぶつかってしまう。これがなかなかの怖さで、「あーっ!ぶつかるー!」と叫びながら思わず目を瞑ってしまった。 そもそもゲームスタート時がまず怖い。グライダーという設定上、最初は崖から落ちるように飛ぶのだが、その落ちていく感覚がマジリアル。体験している記者たちはみんな「わーーーー!」と大声を出していた。ゲームに連動して筐体から「風」が搭乗者に向けて当てられる仕組みになっており、これがかなり効果的。画面に合わせて風が当たると本当に「落ちる!」と錯覚してしまう。いやはや、これはすごい!
この2つだけでもかなり楽しめたのだが、これを味わってしまうと他のVRアクティビティもどんな驚きがあるのかと早く体験したくなった。友人や家族らと一緒に遊ぶのもいいだろう。新宿の新たなエンターテインメントとして大きな話題を呼びそうだ。
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