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『サイバーパンク2077』日本語版映像が初公開! 開発者が質問に回答も!【TGS2020】
2020年9月26日、オンラインで開催された東京ゲームショウ2020において、スパイク・チュンソフトによる『サイバーパンク2077』 Night City Wire 日本特別放送が配信された。11月19日に発売予定となっている『サイバーパンク2077』の日本語版トレイラーやプレイ映像が初公開されたほか、開発会社のあるポーランドからエンバイロメント・シティ・コーディネーターを務める榊原寛氏が出演。ファンから募集したゲームの世界観構築に関する質問に回答した。
▲主人公のVは不老不死の謎を追う
本作の主人公である”V”は、キャラクターメイキングでは性別も含め詳細な設定が可能となっている。中でもライフパス(生まれ)はストリートキッド、ノーマッド、コーポレートの3つから1つを選択することにより、冒頭のストーリーがそれぞれまったく異なる形式となっている。またゲーム中に出てくるさまざまな選択肢やクエスト、会話にも変化があり、本作の肝とも言える要素となっている。また性別の変更によりロマンス相手が変化するため、すべてを遊びつくすには6回のプレイが必要とのこと。
そのVと大きな関わりをもつのが下の画像のジョニー・シルヴァーハンド。演じているのは『マトリックス』の主役を務め、ゲーム好きとしても知られる俳優のキアヌ・リーブスだ。
▲ジョニー・シルヴァーハンドは、俳優のキアヌ・リーブスがモデルとなっている
ジョニーは、2020年ごろに活躍していたロッカーボーイと呼ばれる音楽の力で世の中を変えようとしているキャラクターとして登場するが、2077年の世界ではデジタルゴーストと呼ばれるデータとしてVの頭の中におさまってしまう。彼とどう付き合っていくかが、本作のメインストーリーであることも明かされた。
▲選択肢によりストーリーはさまざまな形に分岐する
▲エンバイロメント・シティ・コーディネーターを務める榊原寛氏
まず作品中の絶景ポイントを尋ねられた榊原氏は「ジャパンタウン」という地区を紹介。そこには巨大なビルが立ち並んでおり、そこにエレベーターで昇って住民の生活感漂う世界を見てもらいたいと語り、作り込みの細かさに自信を見せた。
▲日本語の看板も見える
次に、未来の街を作るうえで意識した部分について尋ねられた榊原氏は、「全部を見慣れないものにしてしまうと、それはSFのデザインになってしまう。例えば昔のボロボロの街に木のドアがあって、そこに小さなLEDライトのような技術を感じさせるようなものが混ざっていれば、それがサイバーパンクになる」と、見知ったものと未来的な物を混ぜて未来的なデザインにするのがチームとして共有されているスタイルだと語った。
ナイトシティを作る際にインスパイアされた他の作品や実在の場所については、「ナイトシティはカルフォリニアにある設定なので、実在のカルフォルニアの街、特に郊外を参考にしました。作品で言うと『ブレードランナー』や『AKIRA』、『攻殻機動隊』『イノセンス』などはビジュアル面も含めてインスパイアされました」と明かした。
最後に意気込みについて尋ねられた榊原氏は「大勢のアーティストひとりひとりが作品に注いでいる情熱がすごい。(街の)通りひとつひとつに至るまで愛情を注いで探索しがいのある仕様として作っています。『サイバーパンク2077』が発売された暁には、ぜひ探索していただきたい」と語った。
『サイバーパンク2077』の発売は間近に迫っている。すでに英語版のトレイラーは公開されていたが、この日に公開された日本語版のトレイラーは非常に優れた翻訳がなされていた。『ウィッチャー』シリーズで培われたローカライズ力の確かさは、日本人が作品に没入するための大きな力となったようだ。
度重なる発売延期でいまかいまかと待ちわびたゲームファンのみんな、あと少しの辛抱。なお本作のPC版は、SteamとEpic Games ストアで2020年11月19日に販売・配信される。
『サイバーパンク2077』公式サイト
https://www.spike-chunsoft.co.jp/cyberpunk2077/
CD PROJEKT RED JAPAN 公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCduM_Sivw28lZozgers2EKQ
近未来の巨大都市を舞台としたRPG
『サイバーパンク2077』は、『ウィッチャー』シリーズで知られるCD PROJEKT REDの最新作で、ナイトシティと呼ばれる巨大都市を舞台としたオープンワールドRPGだ。▲主人公のVは不老不死の謎を追う
本作の主人公である”V”は、キャラクターメイキングでは性別も含め詳細な設定が可能となっている。中でもライフパス(生まれ)はストリートキッド、ノーマッド、コーポレートの3つから1つを選択することにより、冒頭のストーリーがそれぞれまったく異なる形式となっている。またゲーム中に出てくるさまざまな選択肢やクエスト、会話にも変化があり、本作の肝とも言える要素となっている。また性別の変更によりロマンス相手が変化するため、すべてを遊びつくすには6回のプレイが必要とのこと。
そのVと大きな関わりをもつのが下の画像のジョニー・シルヴァーハンド。演じているのは『マトリックス』の主役を務め、ゲーム好きとしても知られる俳優のキアヌ・リーブスだ。
▲ジョニー・シルヴァーハンドは、俳優のキアヌ・リーブスがモデルとなっている
ジョニーは、2020年ごろに活躍していたロッカーボーイと呼ばれる音楽の力で世の中を変えようとしているキャラクターとして登場するが、2077年の世界ではデジタルゴーストと呼ばれるデータとしてVの頭の中におさまってしまう。彼とどう付き合っていくかが、本作のメインストーリーであることも明かされた。
プレイヤーの選択肢によってストーリーが変化
本作にはしばしば分岐が登場するが、どれを選ぶかによってストーリーが変化する。今回サンプルとして公開されたのは、ギャングとの取引の際の駆け引きで、最終的には戦闘に発展している。プレイヤーの意思次第では、そもそも交渉を行う前にいきなり銃を抜いて力づくでの攻略も可能とのこと。またライフパスの選択によって全員違う内容のイベントとなっているそうで、オープンワールドRPGならではの自由度の高さがうかがえる。▲選択肢によりストーリーはさまざまな形に分岐する
ナイトシティへようこそ
こちらの動画で公開されているのが本作の舞台となるナイトシティだ。優雅な暮らしを営むエグゼグティブから路上生活者までさまざまな人間たちが暮らしている。犯罪発生率は極めて高く、激しい銃撃戦が行われ、死者が出る様子も描かれている。日本人開発者がポーランドから質問に回答
さまざまな謎や秘密を抱えた『サイバーパンク2077』について、開発会社であるポーランドのCD PROJEKT RED でゲーム内の道路や建物などを制作するチームのリーダーを務める榊原寛氏が、番組内で質問に答えてくれた。▲エンバイロメント・シティ・コーディネーターを務める榊原寛氏
まず作品中の絶景ポイントを尋ねられた榊原氏は「ジャパンタウン」という地区を紹介。そこには巨大なビルが立ち並んでおり、そこにエレベーターで昇って住民の生活感漂う世界を見てもらいたいと語り、作り込みの細かさに自信を見せた。
▲日本語の看板も見える
次に、未来の街を作るうえで意識した部分について尋ねられた榊原氏は、「全部を見慣れないものにしてしまうと、それはSFのデザインになってしまう。例えば昔のボロボロの街に木のドアがあって、そこに小さなLEDライトのような技術を感じさせるようなものが混ざっていれば、それがサイバーパンクになる」と、見知ったものと未来的な物を混ぜて未来的なデザインにするのがチームとして共有されているスタイルだと語った。
ナイトシティを作る際にインスパイアされた他の作品や実在の場所については、「ナイトシティはカルフォリニアにある設定なので、実在のカルフォルニアの街、特に郊外を参考にしました。作品で言うと『ブレードランナー』や『AKIRA』、『攻殻機動隊』『イノセンス』などはビジュアル面も含めてインスパイアされました」と明かした。
最後に意気込みについて尋ねられた榊原氏は「大勢のアーティストひとりひとりが作品に注いでいる情熱がすごい。(街の)通りひとつひとつに至るまで愛情を注いで探索しがいのある仕様として作っています。『サイバーパンク2077』が発売された暁には、ぜひ探索していただきたい」と語った。
『サイバーパンク2077』の発売は間近に迫っている。すでに英語版のトレイラーは公開されていたが、この日に公開された日本語版のトレイラーは非常に優れた翻訳がなされていた。『ウィッチャー』シリーズで培われたローカライズ力の確かさは、日本人が作品に没入するための大きな力となったようだ。
度重なる発売延期でいまかいまかと待ちわびたゲームファンのみんな、あと少しの辛抱。なお本作のPC版は、SteamとEpic Games ストアで2020年11月19日に販売・配信される。
『サイバーパンク2077』公式サイト
https://www.spike-chunsoft.co.jp/cyberpunk2077/
CD PROJEKT RED JAPAN 公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCduM_Sivw28lZozgers2EKQ