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『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020』第5節! ネモオーロラはトキドフレイムとドローで首位キープ

10月23日、『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020』(以下、SFL)の第5節が配信され、首位のネモオーロラはトキドフレイムと対戦。中堅戦を終えて0-2と追い込まれながらもリーダーのネモ選手が大将戦で勝利し、2-2の引き分けに持ち込み首位の座をキープした。


『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020』は『ストリートファイターⅤ チャンピオンエディション』を使用して行われるリーグ戦。JeSU発行のプロライセンスを持つ6人のプロゲーマー率いるチーム同士が全10節を戦い、上位3チームがグランドファイナルに進出し優勝チームを決める。1チームは4名で構成されており、うち3名が出場し、1名はサポートメンバーに回る。また、BANルールが採用されており、対戦相手のキャラクターをひとり使用禁止にできるようになっている。

先鋒戦及び中堅戦の勝ち点は1。大将戦の勝ち点は2。勝ち点が多いチームが上位となるが、同点の場合は勝利数、ラウンド獲得数の多い方が順位は上となる。

第1試合 モモチスプラッシュ VS マゴスカーレット

第1試合は前節で待望の初勝利を挙げ、このまま上位を伺いたい5位のモモチスプラッシュと、ここまで未だチームとしての勝ち星が無い最下位マゴスカーレットの一戦となった。


BANキャラクターに指定されたのは、モモチスプラッシュがリーダーももち選手のメインキャラであるセス。マゴスカーレットは水派選手のメインキャラ、コーリンとなった。

先鋒戦ではモモチスプラッシュがジョニィ選手(G)とマゴスカーレットの水派選手(是空)が激突、2-0でジョニィ選手が勝利しまずはモモチスプラッシュが幸先よくスタートを切る。

続く中堅戦、モモチスプラッシュは藤村選手(春麗)が出場したが、ここでマゴスカーレットはリーダーのマゴ選手(かりん)が参戦する奇襲をかけ、ラウンドを先行されながらも逆転する展開を続け、2-0で勝利し、チーム成績を1-1とした。

決着の大将戦は、ももち選手(コーリン)ともけ選手(ラシード)が登場。1本目は互いにラウンドを取り合い迎えた第3ラウンド、ももち選手の端に追い込んでからの攻めをVリバーサルで回避したもけ選手が一瞬のスキを突いてクリティカルアーツを決めて大きな体力的なリードを奪い、最後はももち選手のわずかなミスを突いて競り勝ち、1-0とする。2本目は第1ラウンドをもけ選手が我慢に我慢を重ねて耐え凌ぎ、最後はクリティカルアーツの削りでラウンドを奪うと、続く第2ラウンドは圧勝。チーム成績を3-1としてマゴスカーレットが遂にリーグ戦初勝利を挙げた。


勝利チームのリーダー、マゴ選手は「今までの俺たちとは全然違うね!」と真剣な顔で語り、今後の躍進に含みを持たせた。

第2試合 トキドフレイム VS ネモオーロラ

第2試合は勝ち点10で2位につけるトキドフレイムと、勝ち点13で首位をひた走るネモオーロラの対戦となった。


BANされたキャラクターはトキドフレイムがリーダーときど選手のメインキャラである豪鬼、ネモオーロラはガチくん選手のメインキャラ、ラシード。

先鋒戦はトキドフレイムの板橋ザンギエフ選手(アビゲイル)と、ネモオーロラのガチくん選手(かりん)が激突。1本目はガチくん選手が取るものの、2本目3本目を板橋ザンギエフ選手が連取し2-1で勝利し、逆転でトキドフレイムが先制する。

中堅戦はトキドフレイムはリーダーのときど選手(ユリアン)が出場、ネモオーロラはsako選手(セス)が迎え撃った。1本目はsako選手が匠の上手さを見せて先制したものの、2本目3本目は激戦の末にときど選手が競り勝ち2-1で勝利し、チーム成績を2-0とした。

大将戦はりゅうせい選手(ユリアン)に対してネモオーロラのリーダー、ネモ選手(ギル)はサブキャラであるギルを選択、意表を突く形で試合がスタートした。ここでネモ選手は1本目の第1ラウンドで端に追い込まれながらもブロッキングからのコンボを決めて勝利をあげると、勝負所で一瞬のスキを突いてクリティカルアーツを複数回決めるなどりゅうせい選手を圧倒、2-0で勝利してチーム成績を2-2とし、引き分けに持ち込んだ。


貴重な引き分けを勝ち取ったネモ選手は、「ユリアン戦は自分も使っているだけあって自信があったので、ギルを出しても勝てる立ち回りは出来ていました」と、冷静に語っていた。

第3試合 ウメハラゴールド VS フードガイア

この日最後の配信となった第3試合は、勝ち点9で4位のウメハラゴールドと勝ち点10で3位につけるフードガイアの、上位浮上を狙うチーム同士の対戦となった。


BANされたキャラクターはウメハラゴールドがカワノ選手のメインキャラであるコーリン、フードガイアはShuto選手のメインキャラ、ユリアンとなった。

先鋒戦はウメハラゴールドがカワノ選手(ポイズン)、フードガイアはShuto選手(ベガ)のサブキャラ同士の対決となった。互いにラウンドを取り合う激しい試合となったが、最後はカワノ選手がShuto選手のわずかなスキにつけこみ、2-1で競り合いを制した。

中堅戦はウメハラゴールドはリーダーのウメハラ選手(ガイル)が出場。ウメハラ選手は今大会ガイルをBANされ続けており、第5節にして初のガイル使用となった。しかし試合はフードガイアのどぐら選手(ベガ)が勝負所での激しい削り合いを制し、2-0で勝利。チーム成績を1-1とした。

大将戦はウメハラゴールドがまちゃぼー選手(ネカリ)、フードガイアからはリーダーのふ~ど選手(ポイズン)が出場、上位進出を願う両チームの悲願をかなえるべく、両選手による死闘が繰り広げられた。1本目は2-1でふ~ど選手が、2本目は2-1でまちゃぼー選手が取り、互角の状況で迎えた3本目は一瞬のスキを狙い合う好試合となった。第1ラウンドは序盤はふ~ど選手が大きくリードを取ったものの、まちゃぼー選手は粘りを見せて徐々に反撃、ほとんど体力が残っていない状況で果敢な攻めを見せ、逆転でラウンドを先取する。第2ラウンドは継続した攻めで体力を奪ったふ~ど選手が奪い返したが、決着の第3ラウンドはまちゃぼー選手がわずかなスキをついて押し切り、チームを3位に押し上げる貴重な勝利をもぎ取った。


まちゃぼー選手の快勝により前半5節を上位で折り返すこととなったウメハラ選手は「すごくいいですね。後半自分もガイルを使えるので(注)、頑張りたいなと思わせる試合でした」

注:1度BANしたキャラクターは2度目の対戦ではBANできない。


前半戦を終えた時点での順位は首位がネモオーロラ、2位がトキドフレイム、3位がウメハラゴールドとなっているが、1試合当たり4ポイントが動くため、後半戦の成績次第では、下位に沈むチームにもまだ十分チャンスは残されている。

次回第6節は10月30日(金)の21時から、YouTubeのCapcom Fighters JPチャンネルなどで配信される。

ストリートファイターリーグ
https://sf.esports.capcom.com/
Capcom Fighters JP(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=nA9Ye-neA-o
Twitch
https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
Mildom
https://www.mildom.com/playback/10669911?v_id=10669911-bu9ati0oiibps659lhvg

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