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長時間使い続けても耳にしっくり! ゲーミングヘッドセット『Cloud Alpha』:HyperX新製品レビュー【前編】
Kingston Technologyはキーボード、ヘッドセットなどさまざまなゲーミングデバイスを「HyperX」ブランドとして展開している。今回は先日発売された新製品を中心に、PCゲームユーザーにどのような恩恵をもたらすのかレビューしていく。前編に当たる1回目は『HyperX Cloud Alpha』を紹介しよう。
後編はこちら:レストが付いた『Alloy Elite』、2つのキーボードを紹介:HyperX新製品レビュー【後編】
3.5mmプラグ (4極)での接続が可能なアナログヘッドセットとなっており、3.5mmプラグ (4極)を採用することで、スマートフォンや、PS4、Xbox Oneのヘッドフォン端子に接続できる汎用性の高さが売り。なお、PCでの接続には、3.5mmプラグ (4極)が対応している端子がなくても3.5mmステレオに変換できるPC用延長ケーブルが付属しているので安心だ。なぜこの製品がオススメか簡単にまとめてみた。
●オススメのポイント
1.50mm大型ドライバー+革命的なデュアルチャンバーを採用し、とにかく音がクリア
2.耳を包み込むほど大きなレザートレットで、長時間着けていても疲れにくい
3.強度の高いアルミニウムフレームを採用
4.マイクが取り外せてヘッドフォンとしても使える
5.PCゲーマー御用達のVCアプリケーション「Discord」と「TeamSpeak」認定製品
オススメのポイントを順番に説明していくと、まずポイント1は、大型のドライバーを採用していることによって重低音から高音まで、しっかりとゲーム音を再生できる。またデュアルチャンバーという新しい構造により歪みのない音がはっきりと聞こえる。このふたつの要素によって、格闘ゲームならヒット音の違いを聞き分けやすくなるのだ。
聞き分けやすくなる利点としては、例えば通常ヒットでは重い音、カウンターヒットでは高音が聞こえてくるゲームがあるとしよう。これを聞き分けられる速度が上がれば、カウンターヒット時にしか繋がらない連続技の確認が音を使ってしやすくなり、勝率アップへと繋がる。格闘ゲーマーの中にはカウンターヒットのエフェクトを見て見極める人もいるが、筆者の仲間内でも圧倒的に音で判断している人が多いため、音を聞き分けやすい『HyperX Cloud Alpha』は、格闘ゲームをプレイしているならこの要素だけでオススメできるほどだ。
MMORPGやFPSなどでもこの歪みのない音は重要で、微かな敵の足音も聞こえてくるため、どこから敵が来るのかが分かりやすくなる。また、イヤーパッドが耳を覆い尽くすため、周りの雑音をシャットアウトしてくれ、音に集中できるのもオススメのポイントのひとつだ。
つぎに重要だと思っているのが、オススメのポイント2の長時間着けていても疲れにくいという点。近年のオンラインゲームではVCを使っての攻略が非常に便利かつ、長時間プレイするのが前提のコンテンツが多いため、長々とヘッドセットをすると、「耳が痛くなる」「耳が蒸れる」という意見があり、ヘッドセットをするのを嫌がるプレイヤーも多い。だが『HyperX Cloud Alpha』は、イヤーパッド部分は柔らかく、素材はレザーを採用しているので、非常につけ心地がいい。休日は10時間以上MMORPGをプレイしている筆者も、ずっと着けていても耳が痛くならないので、非常に重宝している。MMORPGをプレイしている人ならこの要素は重要なポイントだろう。個人的な主観になってしまうが、全オンラインゲームユーザーに推薦したいほど快適だ。
また、オススメのポイント5に記載の通り、いまやオンラインゲームの定番とも呼ばれているVCアプリケーションの認定製品なので、普段からVCを使っているユーザーにも最適な製品となっている。ほかにも上記で説明した通り、耐久度の高さもオススメのポイントだ。アナログヘッドセットの製品で欲しい機能をすべて取り揃えているので、長く使っていける製品に仕上がっている。とりあえずヘッドセットが欲しいけどどれを買えばいいのか迷っているならこの製品を買っておけば間違いないだろう。またマイクが着脱可能でヘッドフォンとしても使えるので、多数の機種に接続可能なことを活かしてさまざまな用途で使用できる。音は前述の通り非常にクリアなのでゲーマーだけでなくデザインが気にいったのなら、音楽を楽しむためのヘッドフォンとして使ってみるのも十分ありだ。
しかし唯一の欠点は、アナログ接続のみとなっているので7.1チャンネルのサラウンドシステムに対応していないこと。しかし、7.1チャンネルバーチャルサラウンドの再生が可能になる「Razer Surround」というソフトでこの問題を解決。ソフトとの相性が非常によく、はっきりと音が聞き分けられるほどの大迫力サラウンドが体験できた。この発見によってサラウンドシステムを使いたいユーザー、音を聞き分けたい格闘ゲームユーザー、長時間VCを使うオンラインゲームユーザーなど、多方面のゲーマーにオススメできる、アナログヘッドセットの決定盤といえるほどの製品だと筆者は胸を張っていえる。
『HyperX Cloud Alpha』仕様
■ヘッドフォン部分
ドライバー: ネオジム磁石、カスタムダイナミック50mm径
タイプ: サーカムオーラル、密閉型
周波数応答: 13Hz~27,000Hz
インピーダンス: 65 Ω
音圧レベル: 98dBSPL/mW (1kHz時)
T.H.D.: 1%未満
重量: 298g
重量(マイクとケーブルを含む): 336g
ケーブルの長さとタイプ: 取り外し可能なヘッドセットケーブル (1.3m)、PC用延長ケーブル (2m)
接続方式: 取り外し可能なヘッドセットケーブル - 3.5mmプラグ (4極)、PC用延長ケーブル - 3.5mmステレオおよびマイクプラグ
■マイク部分
方式: エレクトレットコンデンサーマイク
極性パターン: ノイズキャンセリング
周波数応答: 50Hz~18,000Hz
感度: -43dBV (0dB=1V/Pa、1kHz)
■関連リンク
Kingston Technology
https://www.kingston.com/jp
HyperX
https://www.hyperxgaming.com/jp
HyperX Cloud Alpha
https://www.hyperxgaming.com/jp/headsets/cloud-alpha-pro-gaming-headset
後編はこちら:レストが付いた『Alloy Elite』、2つのキーボードを紹介:HyperX新製品レビュー【後編】
音にこだわればさらなる高みを目指せる!
筆者の普段プレイしているゲームは格闘ゲームとMMORPGやMOアクションなどのオンラインゲームがほとんどで、格闘ゲームでは仲間内との対戦、オンラインゲームではパーティプレイのときに欠かせないのがボイスチャット(以下、VC)。そこで筆者がVCを使うのにオススメするのは、9月21日に発売された『HyperX Cloud Alpha』という製品。3.5mmプラグ (4極)での接続が可能なアナログヘッドセットとなっており、3.5mmプラグ (4極)を採用することで、スマートフォンや、PS4、Xbox Oneのヘッドフォン端子に接続できる汎用性の高さが売り。なお、PCでの接続には、3.5mmプラグ (4極)が対応している端子がなくても3.5mmステレオに変換できるPC用延長ケーブルが付属しているので安心だ。なぜこの製品がオススメか簡単にまとめてみた。
●オススメのポイント
1.50mm大型ドライバー+革命的なデュアルチャンバーを採用し、とにかく音がクリア
2.耳を包み込むほど大きなレザートレットで、長時間着けていても疲れにくい
3.強度の高いアルミニウムフレームを採用
4.マイクが取り外せてヘッドフォンとしても使える
5.PCゲーマー御用達のVCアプリケーション「Discord」と「TeamSpeak」認定製品
▲ヘッドバンドの長さを調節できる部分は、折れやすく壊れやすい。プラスチックを採用しているメーカーが多い中、『HyperX Cloud Alpha』ならアルミニウムフレームを使っているので強度面も安心
オススメのポイントを順番に説明していくと、まずポイント1は、大型のドライバーを採用していることによって重低音から高音まで、しっかりとゲーム音を再生できる。またデュアルチャンバーという新しい構造により歪みのない音がはっきりと聞こえる。このふたつの要素によって、格闘ゲームならヒット音の違いを聞き分けやすくなるのだ。
聞き分けやすくなる利点としては、例えば通常ヒットでは重い音、カウンターヒットでは高音が聞こえてくるゲームがあるとしよう。これを聞き分けられる速度が上がれば、カウンターヒット時にしか繋がらない連続技の確認が音を使ってしやすくなり、勝率アップへと繋がる。格闘ゲーマーの中にはカウンターヒットのエフェクトを見て見極める人もいるが、筆者の仲間内でも圧倒的に音で判断している人が多いため、音を聞き分けやすい『HyperX Cloud Alpha』は、格闘ゲームをプレイしているならこの要素だけでオススメできるほどだ。
▲デュアルチャンバーの説明画像。二重構造にすることによって、歪みのないクリアな音が再生できる
MMORPGやFPSなどでもこの歪みのない音は重要で、微かな敵の足音も聞こえてくるため、どこから敵が来るのかが分かりやすくなる。また、イヤーパッドが耳を覆い尽くすため、周りの雑音をシャットアウトしてくれ、音に集中できるのもオススメのポイントのひとつだ。
つぎに重要だと思っているのが、オススメのポイント2の長時間着けていても疲れにくいという点。近年のオンラインゲームではVCを使っての攻略が非常に便利かつ、長時間プレイするのが前提のコンテンツが多いため、長々とヘッドセットをすると、「耳が痛くなる」「耳が蒸れる」という意見があり、ヘッドセットをするのを嫌がるプレイヤーも多い。だが『HyperX Cloud Alpha』は、イヤーパッド部分は柔らかく、素材はレザーを採用しているので、非常につけ心地がいい。休日は10時間以上MMORPGをプレイしている筆者も、ずっと着けていても耳が痛くならないので、非常に重宝している。MMORPGをプレイしている人ならこの要素は重要なポイントだろう。個人的な主観になってしまうが、全オンラインゲームユーザーに推薦したいほど快適だ。
▲マイクはノイズキャンセリング付き。取り外しも可能なので音だけを楽しむ用途にも使える。1台二役もこなせるすぐれもの
▲メインケーブルにはボリューム調整に、マイクのオンオフが可能なスイッチもある。マイクと同様こちらも取り外し可能だ
また、オススメのポイント5に記載の通り、いまやオンラインゲームの定番とも呼ばれているVCアプリケーションの認定製品なので、普段からVCを使っているユーザーにも最適な製品となっている。ほかにも上記で説明した通り、耐久度の高さもオススメのポイントだ。アナログヘッドセットの製品で欲しい機能をすべて取り揃えているので、長く使っていける製品に仕上がっている。とりあえずヘッドセットが欲しいけどどれを買えばいいのか迷っているならこの製品を買っておけば間違いないだろう。またマイクが着脱可能でヘッドフォンとしても使えるので、多数の機種に接続可能なことを活かしてさまざまな用途で使用できる。音は前述の通り非常にクリアなのでゲーマーだけでなくデザインが気にいったのなら、音楽を楽しむためのヘッドフォンとして使ってみるのも十分ありだ。
しかし唯一の欠点は、アナログ接続のみとなっているので7.1チャンネルのサラウンドシステムに対応していないこと。しかし、7.1チャンネルバーチャルサラウンドの再生が可能になる「Razer Surround」というソフトでこの問題を解決。ソフトとの相性が非常によく、はっきりと音が聞き分けられるほどの大迫力サラウンドが体験できた。この発見によってサラウンドシステムを使いたいユーザー、音を聞き分けたい格闘ゲームユーザー、長時間VCを使うオンラインゲームユーザーなど、多方面のゲーマーにオススメできる、アナログヘッドセットの決定盤といえるほどの製品だと筆者は胸を張っていえる。
『HyperX Cloud Alpha』仕様
■ヘッドフォン部分
ドライバー: ネオジム磁石、カスタムダイナミック50mm径
タイプ: サーカムオーラル、密閉型
周波数応答: 13Hz~27,000Hz
インピーダンス: 65 Ω
音圧レベル: 98dBSPL/mW (1kHz時)
T.H.D.: 1%未満
重量: 298g
重量(マイクとケーブルを含む): 336g
ケーブルの長さとタイプ: 取り外し可能なヘッドセットケーブル (1.3m)、PC用延長ケーブル (2m)
接続方式: 取り外し可能なヘッドセットケーブル - 3.5mmプラグ (4極)、PC用延長ケーブル - 3.5mmステレオおよびマイクプラグ
■マイク部分
方式: エレクトレットコンデンサーマイク
極性パターン: ノイズキャンセリング
周波数応答: 50Hz~18,000Hz
感度: -43dBV (0dB=1V/Pa、1kHz)
■関連リンク
Kingston Technology
https://www.kingston.com/jp
HyperX
https://www.hyperxgaming.com/jp
HyperX Cloud Alpha
https://www.hyperxgaming.com/jp/headsets/cloud-alpha-pro-gaming-headset
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