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新社会人&学生に贈る、PCゲーム別“初めてのゲーミングPC”選びのポイント

3月、4月といえば、就職や進学を控え、新生活を始める予定のフレッシュマンも多い季節。大学でのレポート作成や、仕事上での文書作成など、一人暮らしを機に増える様々な目的に対応するために、初めてPCを購入するという方もいるだろう。

ALIENWARE ZONEの読者であれば、当然快適な環境でPCゲームも楽しみたいと思っているはず。とはいえ、どの程度の性能があればいいのか、初めてのPC購入ではなかなかわからないだろう。

そこで今回は、学業や仕事に加えてゲームにも使ってみたいという方にオススメしたい、ALIENWAREのゲーミングPCの選び方をご紹介する。まずは、ゲーミングPCを選ぶために知っておきたいPCの構成要素を説明するところから始めよう。

PCを構成するPCパーツとは?

店頭に並べられているメーカー製のPCは、ひとまとまりの機械に見えるが、実はPCパーツと呼ばれる部品を組み合わせて構成されているというのが本当の姿だ。ノートPCの場合も、基本的にはCPU(Central Prossessing Unit)GPU(Graphic Prossessing Unit)、メモリ(Memory)ストレージ(Storage)といったPCパーツが、独自設計などで作られたマザーボード上に搭載されている。

覚えておきたいのはCPUとGPUの役割だ。CPUはPCの頭脳とも言われており、主に計算処理を行う部分。GPUも実は計算処理を行っているが、こちらは3D CGなどを処理するための計算を得意としている。CPUが実行するために一時的にプログラムやデータを保存するメモリや、普段の保存場所となるSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)といったストレージなど、PCを構成する要素はほかにもある。しかし、だいたいの性能は搭載しているCPUとGPUを見ればわかるためだ。

PCの頭脳と呼ばれるCPU

現在主流のCPUはIntel Coreシリーズで、上位からCore i7/i5/i3といったCPUが存在している。これよりも下位の製品として、PentiumやCeleronというシリーズもあるが、ゲーミングPCで使われるのはもっぱらCore i7やCore i5あたりになる。

CPUは現在、複数のCPUコアを一つのパッケージに収めているのが一般的で、IntelのCPUでは同時に二つの処理を実行できる「Hyper-Threading」に対応している。メインストリーム向けCPUの最上位製品である「Intel Core i7-8700K」の場合、6コア12スレッドと、多数のCPUコアでたくさんの処理を並列処理することが可能だ。

CPUの性能の指標としては、CPUコアの数とスレッド数のほか、動作クロック(周波数)という数字があり、これが高いほど処理能力も高い。したがって、コアやスレッド数が同じなら、動作周波数が高いほうが高性能ということになる。

3D CGの描画能力を決定するGPU

CPUの次に大切、というよりも、ゲーミングPCにおいてはCPUよりも重要な位置づけとなるのが、GPUだ。GPUは先ほど述べたように3D CGの描画処理を得意としており、ゲーミングPCには必須の機能だ。

じつのところ、昨今のCPUにはGPUが一緒にパッケージされて搭載されているものも多く、Intelのメインストリーム向けの多くの製品がGPUを持っている。しかし、CPUに付随するGPU機能は3Dゲームなどをプレイするには貧弱でほとんど役に立たない。最新の美麗な画面が描画されるような3Dゲームでは、CPU内蔵のものとは別に高性能なGPUが必要となる。

現状、NVIDIAとAMDの2社がGPUを製造しており、どちらかというとNVIDIAのGeForceシリーズのほうがゲーミングPCでは主流となっている。「GeForce GTX 1050」といった製品名が付けられた「GeForce GTX 10」シリーズが最新の製品ラインナップで、数字が大きいほど性能が高い。また末尾に「Ti」と付いていて製品のナンバーが同じであれば、Ti付きのほうが高性能だ。「GeForce GTX 1080 Ti」といったハイエンドモデルのビデオカード単体の価格は10万円を超えており、PCの中でもっとも高価なパーツの一つと言える。最新の3Dゲームをプレイしたいのなら、最低でも「GeForce GTX 1050」よりも上位の製品を搭載したモデルを選択したい。

ALIENWAREシリーズのゲーミングPCならではの特徴とは?

さて、CPUとGPUの選択がゲーミングPCにとって重要な要素であることはわかってもらえたと思う。だが、ここだけを見れば同スペックのゲーミングPCも存在するなかで、なぜALIENWAREのPCが選ばれるのか。
それは宇宙最強のゲーミングPCをうたうだけあり、ゲーミングPCに特化した特徴を持っているためだ。

まず特筆したいのが、その冷却機構だ。

ゲーミングPCのように高性能なマシンの場合、デスクトップPCもそうだが、特にノートPCでは排熱処理が重要となる。CPUやGPUがフルパワーで稼働しているときに発せられる熱はかなりのものだ。最近では「サーマルスロットリング」という言葉をよく聞くようになったが、これはパーツの温度が上がりすぎてしまった時に、本来よりも性能を落として動作することで発熱を抑えるというもの。いくら高性能なPCでも、排熱がうまくいっていない場合には本来の性能を出し切ることができないのだ。長時間ゲームを楽しみたいと思ったら、PCにとって冷却機構は非常に重要な要素となる。
その点、ALIENWAREのゲーミングPCでは、フルパワーで稼働するPCを熱ダレさせないための工夫が、いくつも施されている。冷却効率を高めるための独自機構、熱伝導率の高い銅製のヒートパイプの採用、強力な冷却ファンなどが備わり、サーマルスロットリングや熱暴走を防止しているのだ。

また、おざなりになりがちなノートPCのキーボード部分もクオリティが高い。ゲーミングキーボードレベルの機構が採用されており、しっかりとしたストロークで打鍵感がいい。複数のキーを同時に押しても認識できる「Nキーロールオーバー」も有効で、スチール製の背面プレートを採用することでたわみを抑え、激しいキー操作でも安定したキータッチを保持できる。

ネットワーク機能もゲーマーに定評のあるKillerチップを搭載しており、FPSなどで致命傷となる通信の遅延が起こりにくい。プレイヤーVSプレイヤーで重要なのは応答性能。ほかの人よりも素早い反応を得ることがカギとなってくるからだ。

このようなゲーミングPCとしての多数の機能が盛り込まれているからこそ、ALIENWAREは宇宙最強のゲーミングPCを名乗っているわけだ。

あなたにピッタリのPCゲーム別ALIENWAREは?

では、遊ぶゲームに対してどんなPCを選べばいいのか。ここからはPCゲーム別にオススメのALIENWAREとその理由をご紹介していこう。

マインクラフト(MINECRAFT)

マインクラフトマイクロソフトが提供するサンドボックスタイプの3Dゲームだ。ドットで表現される風景やキャラクターはどことなくレトロゲームを思わせる。だが、広い土地を探索しさまざまなブロックを集めていろいろな建築物を作ったり、地下に潜む敵と戦い探索することで貴重な鉱石を入手するといったさまざまな要素が組み込まれており、遊ぶ人それぞれに多様なスタイルでのプレイが可能で自由度が高い。

プレイヤーは自分の家を建築し、そこを拠点にして行動範囲を広げていくのが基本だが、とくにルールや最終目標が設定されているわけではないため、プレイスタイルに応じて好きなように楽しむことが可能だ。地下探索を進め別世界を探し出し、貴重なアイテムを集めることに注力してもいいし、家のまわりでまったり農業をするだけでもいい。集めたブロックをもとに巨大な建造物を作ってもいい。

じつのところこのゲームは、現行のCPUの内蔵GPU機能でなんとかプレイできる程度の負荷なので、GPUを別に搭載していないPCでもプレイ自体は可能なのだが、多少動きが重くなるためギリギリというところ。できればGPUを別に搭載したPCを使って楽しみたい。

そんなマインクラフトを遊ぶのにオススメなのは「AILEANWARE 13 スタンダードモデル」だ。

ALIENWARE 13 スタンダード スペック
CPU Intel Core i5-7300HQ(2.5GHz、4コア4スレッド、6MBキャッシュ、最大3.5GHz)
GPU NVIDIA GeFroce GTX 1050 Ti(2GB GDDR5)
メモリ PC4-19200 DDR4 SO-DIMM 8GB(8GB×1)
ストレージ M.2 SSD(256GB、NVMe)
ディスプレイ 13.3型TNアンチグレアディスプレイ(1,366×768)
無線 IEEE802.11ac(Killer 1550)、Bluetooth v5.0
OS Windows 10 Home 64ビット
価格 15万4,980円(税抜)
http://www.dell.com/jp/p/alienware-13-laptop/pd?oc=caaaw13401jp&model_id=alienware-13-laptop

CPUにはIntel Core i5-7300HQを採用。Core i5シリーズは4コアだが、Hyper-Threadingの機能がないためマルチスレッドではなく、4コア4スレッドだ。通常の動作クロックは2.5GHzで、処理能力が要求される状態になったときにクロックを一時的に上げる「Turbo Boost」機能により、最大3.5GHzで動作する。通常の動作クロックが低めに設定されているのは、ノートPCのバッテリー節約のためだ。ゲームなどを楽しむ際には3.5GHzと高いクロックで動作するので、なかなかパワフルなCPUを搭載していることになる。

GPUにはNVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを採用しており、簡単なゲームならほとんどのものをストレスなくプレイすることができる。ディスプレイは13.3型のHD(1,366×768ピクセル)で、デスクトップで一般的となっているフルHD(1,920×1,080ピクセル)と比較すると多少狭い。だが、表示するドットの数が少ないため、かなり処理の重いタイトルも設定を落とすことでプレイ可能だ。美麗なグラフィックを楽しむとまではいかないが、現行の3Dゲームタイトルなら、ほぼすべてのゲームを楽しむことができるだけのスペックを兼ね備えている。

ストレージにも高速なNVMe接続のM.2 SSDが採用されており、マップサイズの大きな大規模FPSやオープンワールドタイプのゲームなど、ストレスなくプレイすることができるだろう。13.3型というサイズはノートPCとしても比較的小型のため、軽量で持ち運びもしやすいため、仕事や学業などでも役立つパートナーとなってくれる。

マインクラフトに焦点を当てると、「バニラ」と呼ばれているデフォルト状態での動作はスペック的にまったく問題なく快適に楽しめる。
マインクラフトにはMODという外部ファイルを利用する機能が備えられており、ゲーム性そのものの変更やストーリーの付随、見た目の変化などさまざまな拡張に対応している。ある程度の処理能力が必要とされるが、描画状況の変更を可能にするMODもあり水面をきれいに見せるものもある。本機のスペックなら処理の重くなるMODを導入することもできる。MODで提供されるさまざまなコンテンツも利用可能なところも、マインクラフトを楽しむコツだ。

バニラ状態のマインクラフトの画面
自分の家を建てたり装置を作ったり、高い自由度から人気のマインクラフト。自分の立てた家の周りだけを開発していくのもいいし、遠くに旅に出ていろんな場所を見て回るのも楽しい。鉄道を引いて遠くに移動することも可能だ

光源MODを導入した状態
ある程度の処理能力が要求されるMODの導入も可能だ。画面は光源MODと呼ばれるMODを導入した画面。水面のきらめきや空の処理、影の描写など、もう一つの画面と同じ場面を撮影したものだが、同じゲームとは思えないほどの変わりようだ


FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

2018年3月7日に発売された『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』(FFXV)は、言わずと知れたFINAL FANTASYシリーズのPC版の最新作だ。シリーズ初のオープンワールドを採用したFFXVは、アクション性の高い爽快なバトルをウリにしており、広い世界を自由に冒険することができる。

PlayStation 4やXbox Oneでは2018年2月現在で700万本を売り上げたビッグタイトルで、主人公のルシスの王子であるノクティスを操作しながら王家の力を集めるのが目的のアクションロールプレイングゲームだ。

発売前に公開されていたベンチマークソフトなどを使ってみた感想としては、FFXVというソフトはかなり重いということがわかっている。最大8K(7,680×4,320ピクセル)解像度とHDRに対応しており、美麗なグラフィックでゲームをプレイできることになってはいるが、現在のところビデオカードを複数利用するSLI(Scalable Link Interface)には非対応で、高解像度でHDRを快適に利用できるPCはなさそうだ。フルHD(1,920×1,080ピクセル)くらいの解像度で快適にプレイできる構成の方がいいだろう。

そんなFFXVをプレイするためにオススメしたいのは、ズバリ「ALIENWARE 17 ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION推奨パソコン」だ。製品名からもわかるとおり、本機はFFXVの推奨モデルであり動作が保証されている。

ALIENWARE 17 ファイナルファンタジーXV推奨モデル スペック
CPU Intel Core i7-7820HK(2.9GHz、4コア8スレッド、8MBキャッシュ、最大3.9GHz)
GPU NVIDIA GeFroce GTX 1070(8GB GDDR5)
メモリ PC4-19200 DDR4 SO-DIMM 16GB(8GB×2)
ストレージ(システム用) M.2 SSD(128GB、NVMe)
ストレージ(データ用) HDD(1TB,7,200rpm、Serial ATA)
ディスプレイ 17.3型IPSアンチグレアディスプレイ(1,920×1,080)
無線 IEEE802.11ac(Killer 1550)、Bluetooth v5.0
OS Windows 10 Home 64ビット
価格 21万5,780円(税抜)
http://www.dell.com/jp/p/alienware-17-laptop/pd?oc=caaaw175ffjp&model_id=alienware-17-laptop

このモデルに搭載されたCPUは、IntelのCore i7-7820HKと呼ばれるハイエンドクラスのもので、4コア8スレッドのマルチスレッドで高い性能を持っている。合わせて搭載されているGPUもNVIDIA GeForce GTX 1070と強力なもので、ノートPCとは思えないパワフルな構成だ。性能的には現行のノートPCで最高水準にあり、FFXV以外にもさまざまなゲームタイトルを楽しむことが可能だ。

ストレージもNVMe接続のM.2 SSDだけでなく1TBのHDDもあるため、複数のゲームタイトルをインストールしてもまったく問題ない。サイズの大きな動画などもたくさん保存することができる。

また、17.3型のIPS液晶モニターは、サイズが大きいためゲームへの没入感が高い。IPSパネルを採用しているということで、横から見ても色ムラが少なく美麗なグラフィックを堪能できる。大型のパネルを利用しているため、サイズや重量はそれなりになってしまうが、据え置きにするデスクトップPCと違い移動させるのはムリというわけではない。テンキーも用意されており、表計算ソフトなどを使う際の入力でも活躍するため、仕事用としても使い勝手がいいだろう。

ちなみに、FFXV推奨パソコンにはFFXVのプレイ時に戦闘になると、状況に応じて本体の一部が光るというユニークな機能が盛り込まれている。たとえばHPの回復時には青く光ったり、ピンチの際には赤く点滅したりするのも面白いところだ。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION
国産RPGの雄、ファイナルファンタジーXV。広大なオープンワールドを自由に移動し、目的を達成するために主人公を操るアクションロールプレイングゲームだ。最大8KでHDRにも対応しており、PC版ならではの美麗なグラフィックでゲームを楽しむことができる。写真は体験版

戦闘シーン
戦闘中には、ALIENWARE 17の独自機能「Alien FX」により状況に応じてPC本体が光る。推奨PC独自機能がゲームの雰囲気を盛り上げてくれる

PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)

PUBG』は孤島でプレイヤー同士が武器を使って戦うバトルロイヤルのゲームだ。100人ものプレイヤーが飛び込んだ島にはところどころ武器が落ちておりそれを拾って戦いながら生き延びるのが目的となる。

時間が経過するに従ってマップにある円が狭まっていき、円の外側にいるとダメージを受けるためその円の中に移動させられる。フィールドが狭まっていくことでプレイヤーがそこに集中していくことになり、結果的にプレイヤー同士の戦闘が加速するため、スリリングな戦いを楽しむことができる。

しかし、このタイプのゲームは一瞬の判断が勝敗を分けるため、PCには高い性能が求められる。FPS(ファースト・パーソン・シューティング)のようなアクション性の高いゲームでは、一つの目安として60fpsの表示能力が必要と言われている。「fps」とは「Frame per Second」の略で、1秒間に表示できる画像の数のことを指す。60fpsなら1秒間に60回の画像の描画が行われるわけだ。

また、『PUBG』では高解像度ディスプレイを使うことにより、グラフィックの描画が細かいほど相手を先に発見しやすくなり、戦闘を有利に進めることができるが、4Kディスプレイなどを利用して高解像度のゲームを描画負荷の大きな高負荷設定で楽しむためには、かなりのマシンパワーが必要だ。

そこでオススメしたいのが「ALIENWARE AURORA R7【新生活応援モデル】」。デスクトップのゲーミングPCであるALIENWARE AURORAシリーズは強力なCPUとGPUを搭載しており、この新生活応援モデルにはモニター、キーボード、マウスも付属しているので、初めてのゲーミングパソコンとしても最適だ。

ALIENWARE AURORA R7 【新生活応援モデル】プラチナ・キーボード・マウス&モニタ付
CPU Intel Core i7-8700(3.2GHz、6コア12スレッド、12MBキャッシュ、最大4.6GHz)
GPU NVIDIA GeFroce GTX 1080(8GB GDDR5X)
メモリ PC4-21300 DDR4 SDRAM 16GB
ストレージ(システム用) PCIe SSD(256GB、NVMe)
ストレージ(データ用) HDD(2TB,7,200rpm、Serial ATA)
無線 IEEE802.11ac(Killer 1535)、Bluetooth v4.1
OS Windows 10 Home 64ビット
モニター Alienware 25 Monitor(AW2518H
キーボード Alienware スタンダード USB2.0キーボード
マウス Alienware USB光学マウス
価格 28万6,820円(税抜)
http://www.dell.com/jp/p/alienware-aurora-r7-desktop/pd?oc=caaawar716bjp&model_id=alienware-aurora-r7-desktop

CPUには最新のIntel Core i7-8700が採用されており、6コア12スレッド、最大4.6GHzで動作する。GPUはGeForce GTX 1080で、ほぼ最高性能のGPUだ。

ここで一つ、デル/ALIENWAREの特徴であるBTO(Build To Order)について説明しよう。ALIENWEREのPCのほとんどは購入時にPCをカスタマイズできるBTOに対応しており、必要な機能を追加したりグレードアップしたりすることができる。

本機でも、GPUを2018年3月時点で最強のNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiに変更することが可能な上、2基搭載したSLI構成も選択することができる。SLIの場合、価格は約17万円つり上がってしまうが、シングル構成のGeForce GTX 1080 Tiでもかなりのパワーアップとなるので、こちらをぜひオススメしたい。

また、このモデルに付属するモニターの「AW2518H」の解像度はフルHD(1,920×1,080ピクセル)だが、「AW3418DW」というモニターに変更することもできる。このモニターの解像度はUWQHD(3,440×1,440ピクセル)というちょっと特殊なもので、21:9という横長のパネルが採用されている。さらに、パネルは湾曲しており、視界の左右が自分に近付くようになっているため、ゲームに対する没入感が非常に高い。通常のモニターよりも解像度が高く、パワフルな本体の性能と相まって、PUBGと組み合わせることで敵を素早く発見し、先手を打って攻撃を仕掛けられる。スムーズにヌルヌル動くグラフィックも、強力な武器となるだろう。

CPUとGPUだけに限らず、高速なNVMe接続のM.2 SSDや16GBのメモリなど、他のスペックも抜かりなく、日々マシンパワーを必要とする3Dゲームが誕生する中でも、当面の間は余裕を持ちつつゲームを楽しみ続けられる。

もちろん、『PUBG』以外のゲームタイトルについてもGPUをアップグレードしていれば問題なし。人気のある『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)や『ファンタシースターオンライン2』(PSO2)など、さまざまなゲームタイトルも余裕で楽しめるだろう。


PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」を略して「PUBG」と呼ばれているバトルロイヤルアクション。100人ものプレイヤーを相手に生き残りをかけて戦うことになる

狭まる戦闘エリア
薄い膜に覆われたドーム状の壁により戦闘エリアはどんどん狭まっていく。狭い範囲にプレイヤーが集中して移動することで、緊張感の高い戦闘が繰り広げられる

ALIENWAREで快適な新生活&ゲームライフを!

ここまでゲームタイトルをいくつか紹介し、そのゲームに合ったALIENWAREを筆者の独断でオススメしてきたが、いかがだっただろうか。ALIENWAREのPCは宇宙最強のゲーミングPCと言い切るだけあり、高性能でゲームを楽しむにはもってこいのマシンが揃っている。

そして、最後に紹介したデスクトップPCはもちろん、ノートPCでもBTOが可能になっており、メモリの増量やストレージの構成変更なども行える。柔軟なカスタマイズもデル/ALIENWAREの魅力の一つなので、PCの知識をある程度お持ちであればぜひALIENWAREのBTO構成を検討しながら、新生活に向けたゲーミングPC選びを楽しんでほしい。


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http://www.dell.com/learn/jp/ja/jpdhs1/campaigns/alienware-campaign?c=jp&l=ja&s=dhs&cs=jpdhs1

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