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アジア最強チームは野良連合!! 『レインボーシックス Pro League Season8 APAC Finals in TOKYO』+「UBIDAY2018」レポート
今年6月に開幕した、PC版『レインボーシックス シージ(以下『R6S』)』のeスポーツ大会「レインボーシックス Pro League」シーズン8。
今シーズンにおけるAPAC(アジア太平洋)地域の王者を決定する決勝大会が、10月13日(土)・14日(日)の両日にかけて、東京・秋葉原ベルサールB1Fにて開催されたので、その熱戦の模様をお届けする。
以上のオーストラリア、日本、韓国、東南アジアの各地域を代表する8チームのうち、上位2チームがブラジル・リオデジャネイロで行われる世界大会への切符を手にする。
第一試合は、日本代表・野良連合対韓国代表・New Life。海外遠征の経験も豊富ながら、初めてホームでの国際試合となった野良連合。会場の雰囲気も味方につけ、2マップとも6-1の圧勝で翌日に駒を進めた。
第二試合は、ATHLETICO Esports対Aerowolf。ファーストマップ開幕からATHLETICOが3連続でラウンドを取り、そのままの勢いで勝利するかと思われたが、セカンドマップはAerowolfが7-6と延長線の末に粘り勝ち。
サードマップも拮抗した展開が続き、6-4のスコアでAerowolfが勝利、翌日の野良連合との準決勝に進出した。
第三試合は、XAVIER Esports対mantis FPS。世界大会の出場経験もある有名チーム・mantis FPSに対し、『R6S』ではほぼ無名で、他チームとのスクリム(練習試合)もしたことがないというダークホース的存在のXAVIERというマッチングとなった。
結果はファーストマップの海岸線を6-2、セカンドマップの国境を6-7、サードマップのクラブハウスを6-4と、第二試合に続く拮抗した展開でXAVIERの勝利。下馬評を覆すタイのチームの躍進に、会場中の注目が一気に集まった。
初日の最後を飾る第四試合は、Sengoku Gaming対FNATIC。Sengoku Gamingは昨シーズンのAPAC FinalでFNATICに大敗を喫しており、それ以来の対戦とあってこの日一番の注目カード。
ファーストマップのクラブハウスでは、Sengoku Gamingが防衛側でポイントを稼ぎ6-4で勝利。FNATICに土をつけることに成功する。しかしそこは世界戦の経験豊富なFNATIC、押しきれなかったファーストマップからすぐに気持ちを切り替え、セカンドマップの国境を6-2で取り返すと、サードマップの領事館も6-2と圧倒。Sengoku Gamingのリベンジを許さなかった。
準決勝第一試合は、野良連合対Aerowolf。
蓋を開けてみれば、野良連合が終始主導権を握り、ファーストマップを6-4、セカンドマップを6-3で勝利。
決勝進出とともに、グローバルファイナルの出場を決めた。
準決勝第二試合は、XAVIER Esports対FNATIC。前日はピックプールの広さを活かして相手の対応ミスを誘ったXAVIERが、FNATICを相手にどんな戦術を見せるか注目が集まる。
しかしそこは世界のFNATIC、ファーストマップの海岸線では一時4-5に追い込まれるも、そこからオーバータイムを含む3連続ポイントで7-5で勝利すると、セカンドマップの領事館は6-1で圧勝。野良連合との決勝戦に臨む。
こうして、野良連合対FNATICとなった決勝戦。ここでもホームの声援を背にした野良連合が素晴らしいプレイを見せ、ファーストマップの国境を6-1、セカンドマップの海岸線を6-2という圧勝で優勝を決める。
1マップも落とさない圧倒的な成績で優勝した野良連合。相手がピックしたマップでも勝利するという強さは、戦術理解とともに撃ち合いに負けない個人技も世界レベルに近づいていることを感じさせた。
来月にはブラジルでのグローバルファイナルに出場するので、日本のeスポーツを背負う彼らに地球の裏側からぜひ声援を!
会場では、同社のセールス&マーケティング シニアディレクター、マイケル・モラーノ氏からもコメントをいただくことができた。『R6S』のアジア大会決勝を今年開催した理由や、毎年多くのファン&コミュニティが訪れている「UBIDAY2018」について話してくれている。
――「UBIDAY」に加えて、今年は初めて「APAC大会」が日本・東京で開催されましたね。
マイケル氏:イベントはよくできたと思います。ファンがUBIのブランドにとても近づけるチャンスになってハッピーです。会場に来てくれたファンもオンラインでも、とてもたくさんの方が観に来てくれて嬉しいです。また海外の方もこの大会、そしてUBI JAPANに触れる機会を提供できて、すごく満足しています。
「UBIDAY」に関しては、私たちはいろいろなブランドを持っているので、それを経験してもらう場にすることに全力を注ぎました。
――今大会で注力したポイントはどこですか?
マイケル氏:まず、ファンの体験・経験をいいものにしたいということころを一番注力してやってきました。「ファンが一番」というのが私たちのポリシーなんです。中でも、『レインボーシックス シージ』はいまだにすごく伸びているタイトルで、「レインボーシックス シージ プロリーグ APAC ファイナル」の大会を日本で開催するのは初めてのことです。だから、私たちはファンが選手たちに近づける“暖かい場所”を提供したかったんです。
もうひとつ、なぜこのイベントを東京で、日本で初めてやったかというと、世界で見ている人たちに日本でやっているということを見せて、日本のeスポーツを経験してもらいたかった。会場の雰囲気も、他の国で開催されているいつもの大会とは全然と違うでしょう?
――実際に大会をご覧になっていかがでしたか?
正直、私にとっては『レインボーシックス シージ』はとても難しいゲームで、あまり得意ではないんですが、野良連合のマッチがとても楽しかったですね。自分も日本人みたいなものだから、フェアじゃないと言われるかもしれませんが、野良連合が勝ってとてもうれしかったです。
――最後に、ユービーアイソフトからファンに向けてメッセージをお願いします。
マイケル氏:いつもサポートしていただいてありがとうございます。これからもゲームを買って楽しんでいただいている方たちはもちろん、観て楽しんでくれている方たちも含めて、ファンの皆さんがいい経験ができるように努力していきます!
■関連リンク
レインボーシックス シージ
http://www.ubisoft.co.jp/r6s/
野良連合
https://www.norarengou.com/
Sengoku Gaming
https://sengokugaming.com/
FNATIC
https://www.fnatic.com/
ATHLETICO Esports
http://www.athletico.com.au/
mantis FPS Twitter
https://twitter.com/mantisFPS
Aerowolf Twitter
https://twitter.com/AerowolfProTeam
XAVIER Esports Facebook
https://www.facebook.com/Xavieresports
ユービーアイソフト
http://www.ubisoft.co.jp/
今シーズンにおけるAPAC(アジア太平洋)地域の王者を決定する決勝大会が、10月13日(土)・14日(日)の両日にかけて、東京・秋葉原ベルサールB1Fにて開催されたので、その熱戦の模様をお届けする。
▲初の日本開催のオフライン大会とあって、風神雷神を模したパネル等「和」のモチーフでデザインされていたメインステージ
▲人気オペレーターのフォトパネルと写真を撮るファンの姿も
▲物販にも整理券が発行される長蛇の列。日本発のeスポーツイベントがしっかりと成立することを感じさせる会場に集うのは、これまでの試合で好成績を収め、各地域を代表した以下8チーム
▲新鋭チームながら韓国1位の成績で通過したNEW LIFE
▲日本地区でポイント2位通過を果たした野良連合
▲オーストラリア・ニュージーランド地区のリーグを1通過したATHLETICO Esports
▲東南アジア地区を2位通過したシンガポールの古豪・Aerowolf
▲東南アジア地区2位通過はタイのXAVIER Esports
▲これまで何度もAPAC Finalに出場している韓国のmantis FPS
▲ゲーミングチームとして長い歴史を持つオーストラリアの名門・FNATIC
▲日本リーグを1位通過した、福岡を拠点とするプロチーム・Sengoku Gaming
以上のオーストラリア、日本、韓国、東南アジアの各地域を代表する8チームのうち、上位2チームがブラジル・リオデジャネイロで行われる世界大会への切符を手にする。
DAY1 最終日に駒を進めるBEST4が決定
初日となる13日(土)は、ベスト4をかけた準々決勝が4試合行われた。第一試合は、日本代表・野良連合対韓国代表・New Life。海外遠征の経験も豊富ながら、初めてホームでの国際試合となった野良連合。会場の雰囲気も味方につけ、2マップとも6-1の圧勝で翌日に駒を進めた。
▲5つのラウンドでファーストブラッドを獲得するなど、野良連合の勝利に大きく貢献したWokka選手。試合後のコメントでは「韓国のチームらしく撃ち合いが強く、気が抜けなかった」と振り返る
▲アナリストを新たに4名採用し、戦術面を強化したと語っていた野良連合のボス・貴族氏(写真中央)。海外にも拠点を持つ同チームならではの最先端のマネジメントがハマった形に
第二試合は、ATHLETICO Esports対Aerowolf。ファーストマップ開幕からATHLETICOが3連続でラウンドを取り、そのままの勢いで勝利するかと思われたが、セカンドマップはAerowolfが7-6と延長線の末に粘り勝ち。
サードマップも拮抗した展開が続き、6-4のスコアでAerowolfが勝利、翌日の野良連合との準決勝に進出した。
▲粘った末の逆転勝利に沸くAerowolf。Lunarmetal選手(写真左)は試合後、対戦相手のATHLETICOに対し「以前闘った時より強くなっていて、非常にタフな相手だった」とコメント
第三試合は、XAVIER Esports対mantis FPS。世界大会の出場経験もある有名チーム・mantis FPSに対し、『R6S』ではほぼ無名で、他チームとのスクリム(練習試合)もしたことがないというダークホース的存在のXAVIERというマッチングとなった。
結果はファーストマップの海岸線を6-2、セカンドマップの国境を6-7、サードマップのクラブハウスを6-4と、第二試合に続く拮抗した展開でXAVIERの勝利。下馬評を覆すタイのチームの躍進に、会場中の注目が一気に集まった。
▲定石通りのオペレーター構成で安定した展開を狙うmantis FPSに対し、ラウンド毎に構成を変え相手に戦術を読ませなかったXAVIER Esports
▲エイム等の個人技で上回っていたようにも見えたが、redsun選手(写真中央右)は「次もチームワークで頑張ります」と謙虚なコメント
初日の最後を飾る第四試合は、Sengoku Gaming対FNATIC。Sengoku Gamingは昨シーズンのAPAC FinalでFNATICに大敗を喫しており、それ以来の対戦とあってこの日一番の注目カード。
ファーストマップのクラブハウスでは、Sengoku Gamingが防衛側でポイントを稼ぎ6-4で勝利。FNATICに土をつけることに成功する。しかしそこは世界戦の経験豊富なFNATIC、押しきれなかったファーストマップからすぐに気持ちを切り替え、セカンドマップの国境を6-2で取り返すと、サードマップの領事館も6-2と圧倒。Sengoku Gamingのリベンジを許さなかった。
こうして翌日のベスト4は、野良連合対Aerowolf、XAVIER Esports対FNATICという組み合わせとなった。
▲ファーストマップではSengoku Gamingが防衛時にgatorada選手(写真左)を前線に配置する戦術を採り、gatorada選手もチームプランに応える活躍で勝利をもぎ取った
▲セカンドマップでSengoku Gamingを恐怖に陥れたキルメイカー・Magnet選手(写真左)とLusty選手(写真右)。「ビデオをたくさん見て研究した」と語っており、やはり日本プロシーンでもピック率の高い「国境」は研究済みだったようだ
DAY2 APAC王者を賭けた闘いが決着!!
2日目となる14日(日)も、会場は満席となる大盛況。前日の準々決勝を勝ち抜いた4チームが雌雄を決する。▲秋葉原UDX内のUDXシアターで行われていたライブビューイングも常にほぼ満席。会場に負けない歓声が飛び交う
準決勝第一試合は、野良連合対Aerowolf。
蓋を開けてみれば、野良連合が終始主導権を握り、ファーストマップを6-4、セカンドマップを6-3で勝利。
決勝進出とともに、グローバルファイナルの出場を決めた。
▲特に防衛側のラウンドで圧倒的な強さを見せた野良連合。その立役者であるMeriuex選手(写真中央左)は「手強い相手だったがどこよりも練習してきたという自信から冷静にプレイできた」と頼もしいコメント
準決勝第二試合は、XAVIER Esports対FNATIC。前日はピックプールの広さを活かして相手の対応ミスを誘ったXAVIERが、FNATICを相手にどんな戦術を見せるか注目が集まる。
しかしそこは世界のFNATIC、ファーストマップの海岸線では一時4-5に追い込まれるも、そこからオーバータイムを含む3連続ポイントで7-5で勝利すると、セカンドマップの領事館は6-1で圧勝。野良連合との決勝戦に臨む。
▲決勝戦前のインターバルにはエキシビジョンマッチが行われた他、UDXのライブビューイング会場には本大会で主に日本のチームが出場する試合を担当した実況・解説のふり~だ氏(写真中央)と、ALIENWARE ZONEの連載でもおなじみのeiNs ShiN氏(写真右)が登場、突発的なサイン会も開催!
こうして、野良連合対FNATICとなった決勝戦。ここでもホームの声援を背にした野良連合が素晴らしいプレイを見せ、ファーストマップの国境を6-1、セカンドマップの海岸線を6-2という圧勝で優勝を決める。
▲「ニッポン」コールが鳴り響く中、喜びを爆発させた野良連合。GG!
▲(写真左から)Wokka選手、JJ選手、オーナーの貴族氏、Meriuex選手、ReyCyil選手、Papilia選手。世界大会でも日本のチームがやれるところを見せてほしい!
1マップも落とさない圧倒的な成績で優勝した野良連合。相手がピックしたマップでも勝利するという強さは、戦術理解とともに撃ち合いに負けない個人技も世界レベルに近づいていることを感じさせた。
来月にはブラジルでのグローバルファイナルに出場するので、日本のeスポーツを背負う彼らに地球の裏側からぜひ声援を!
決勝の舞台の上ではユービーアイソフトの祭典「UBIDAY2018」も
白熱したDAY2が行われた14日(日)、ベルサール秋葉原の1F~2Fでは、『R6S』の開発元でもあるユービーアイソフトのファンイベント「UBIDAY2018」を開催。会場では様々なゲストを迎えてのメインステージの他、多数設置された試遊台や物販、キッチンカーによるフードコートに多くのファンが集っていた。▲『R6S』のコスプレイヤーも多数来場。武装した特殊部隊員が大勢いる光景に道行く人も足を止めていた
▲2019年発売予定の『スターリンク バトル・フォー・アトラス』や『ディビジョン2』等の試遊台を多数設置
▲唐揚げやピザ等のキッチントラックもあり、軽食を取りながらステージを鑑賞できる
会場では、同社のセールス&マーケティング シニアディレクター、マイケル・モラーノ氏からもコメントをいただくことができた。『R6S』のアジア大会決勝を今年開催した理由や、毎年多くのファン&コミュニティが訪れている「UBIDAY2018」について話してくれている。
――「UBIDAY」に加えて、今年は初めて「APAC大会」が日本・東京で開催されましたね。
マイケル氏:イベントはよくできたと思います。ファンがUBIのブランドにとても近づけるチャンスになってハッピーです。会場に来てくれたファンもオンラインでも、とてもたくさんの方が観に来てくれて嬉しいです。また海外の方もこの大会、そしてUBI JAPANに触れる機会を提供できて、すごく満足しています。
「UBIDAY」に関しては、私たちはいろいろなブランドを持っているので、それを経験してもらう場にすることに全力を注ぎました。
――今大会で注力したポイントはどこですか?
マイケル氏:まず、ファンの体験・経験をいいものにしたいということころを一番注力してやってきました。「ファンが一番」というのが私たちのポリシーなんです。中でも、『レインボーシックス シージ』はいまだにすごく伸びているタイトルで、「レインボーシックス シージ プロリーグ APAC ファイナル」の大会を日本で開催するのは初めてのことです。だから、私たちはファンが選手たちに近づける“暖かい場所”を提供したかったんです。
もうひとつ、なぜこのイベントを東京で、日本で初めてやったかというと、世界で見ている人たちに日本でやっているということを見せて、日本のeスポーツを経験してもらいたかった。会場の雰囲気も、他の国で開催されているいつもの大会とは全然と違うでしょう?
――実際に大会をご覧になっていかがでしたか?
正直、私にとっては『レインボーシックス シージ』はとても難しいゲームで、あまり得意ではないんですが、野良連合のマッチがとても楽しかったですね。自分も日本人みたいなものだから、フェアじゃないと言われるかもしれませんが、野良連合が勝ってとてもうれしかったです。
――最後に、ユービーアイソフトからファンに向けてメッセージをお願いします。
マイケル氏:いつもサポートしていただいてありがとうございます。これからもゲームを買って楽しんでいただいている方たちはもちろん、観て楽しんでくれている方たちも含めて、ファンの皆さんがいい経験ができるように努力していきます!
■関連リンク
レインボーシックス シージ
http://www.ubisoft.co.jp/r6s/
野良連合
https://www.norarengou.com/
Sengoku Gaming
https://sengokugaming.com/
FNATIC
https://www.fnatic.com/
ATHLETICO Esports
http://www.athletico.com.au/
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