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雷電や紫電改の要望も……オンライン空戦バトル『World of Warplanes』日本ローンチ発表会レポート


Wargaming.netは、都内の麹町に移設したオフィスにてオンライン空戦アクションWorld of Warplanes』(ワールドオブウォープレーンズ。以下、『WoWP』)の日本正式サービス日時決定の発表記念イベントを開催した。

『World of Warplanes』の国内展開は、2018年7月18日から2018年10月18日の約3カ月の間に、スーパーレビューと称してテスト版が展開されていた。昨年の発表では、『WoWP』のゲームシステムが大幅に改良されたv2.0になったことによって、日本を含めたアジアでの展開が可能になったと語られている。

このイベントには『World of Warplanes』のブリシング・アジアパシフィック・プロデューサーの藤田健氏と、パブリッシング・プロダクト・ディレクターのアンドリュー・ズガー氏、グローバルブランドディレクターのアル・キング氏、開発ディレクターのアレクサンダー・カシアネンコ氏の4名がメインとなって登壇した。他にも、サードウェーブの桑園勉氏や、バンダイナムコアーツの杉山潔プロデューサーも壇上に上がった。


『WoWP』は、 12 vs 12で戦えるオンライン空戦ゲームで、250以上の機体が登場し、4635以上の機体バリエーションと、40種類以上の多彩なマップが収録されている。


初めに伝えられたのは『WoWP』の歴史だ。2011年に初めて発表された本作は、2012年のクローズドベータテストを経て2013年に欧米で正式サービスを開始している。2017年にゲームシステムの根幹を改善する大型アップデートv2.0を経て、2018年に日本テストを実施。そして2019年に日本で正式サービスが開始することになる。


続いては、『WoWP』のスローガンが変更されたことが伝えられた。北米と欧州、そしてCIS地域のスローガン「GET AIRBORNE(ゲット・エアボーン)」から、日本は「Scramble(スクランブル)」だ。意味合い的には同じだが、より日本で馴染みの深い単語を考えたところ、軍事用語でもある「スクランブル」に決まったという。他にも、過去には海外でヘビーメタルバンドのアイアン・メイデンとコラボもしたことが語られた。


次に今後の開発予定が発表された。2019年には、日本テストのフィードバックからチュートリアルを改善したことが初めに語られた。他にもテールガンナーキャンペーンやアイアン・メイデンとの引き続きのコラボ、米ソ爆撃機の追加、そしてUnifield NationsとPilot Mercenariesだ。今後も引き続き、日本プレイヤーからのフィードバックを基に開発方針を決めていくという。

ここで開発チームの一員でもある黒猫のナディアの存在が紹介された。黒猫のナディアは、お昼寝やお菓子のおねだりをする傍らチームを監視しており、独自のメールアドレスも取得しているようだ。


最後は、昨年のスーパーテストの結果が披露された。日本スーパーテストについては、公式Twitterからインフォグラフィックが公開されていたが、これはその補足的な内容となっている。

スーパーテストの内容については、表に書かれている通り、昨年の7月18日から10月18日の間に開催され、コンテンツの一部が公開されると共に8割ほど日本語化し、さらにアジアサーバーも香港に設立された。このテストでは「日本のユーザーの反応が気になる」ということで、分析方法はプレイヤーのアクティビティデータに加え、SNSの書き込みも含まれている。


その内容によればスーパーテストの結果は、5000人以上が参加し、8人が1000戦以上を記憶した。他にもTwitterでは、暖かい応援コメントもあったことや、アンケート結果では「正式サービス開始したら遊びたいか?」という質問には「はい」が76.9%も付いたと語られた。

これらの発表の後、日本の正式サービスは4月17日に実施すると発表された。最後にAPACゼネラルマネージャーのジュンウォン・ハン氏の乾杯で『WoWP』の発表を終えた。



この発表後には、メディア合同の『WoWP』スタッフインタビューが実施された。興味深い質疑応答をピックアップして紹介しよう。

『WoWP』は先に欧米で展開されているために、「人気国家やツリーはどこか?」という質問には、「日本なら日本軍機が、ドイツならドイツ軍機が人気だ」と答えられた。「昨年のテスト版と正式版で違う点はどこか?」という質問には、サーバーを刷新したことと米ソの新爆撃機が挙げられた。

「昨年のテストで日本から出た要望は?」という質問には、特定の国やゲームモード、そしてロケーションなど様々なものが挙がったという。また機体に関しても同様で、雷電や紫電改なども要望にあったそうだ。

最後にユーザーに向けたメッセージが送られた。藤田氏は、「僕からようやくリリースできると言えるのがとても気持ちいい。感謝の言葉とこれからもよろしくお願いします」と締めくくった。


『World of Warplanes』の正式サービスは4月17日からだ。WW2航空機ファンは今後正式リリースを楽しみに待とう。

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■関連リンク
Wargaming.net
https://asia.wargaming.net/?utm_source=global-nav&utm_medium=link&utm_campaign=support
World of Warplanes
https://worldofwarplanes.asia/game/
World of Warplanes 日本運営(Twitter)
https://twitter.com/wowp_jp

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