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ALIENWARE m15/m17シリーズが第2世代へ! 台北「ComputeX 2019」Dell/ALIENWAREレポート
目次
デルは2019年5月28日、台湾の台北で開催された「Computex 2019」にてプレスイベントを行い、新しいALIENWARE mシリーズを発表した。
▲「Computex 2019」の開催に合わせて催されたプレスイベントにて、新しいALIENWARE mシリーズが発表された
発表されたのは、第9世代Core モバイルプロセッサーおよびGeForce RTX 20シリーズ/GTX 16シリーズGPUを搭載した「New ALIENWARE m15」と「New ALIENWARE m17」のゲーミング・ノートPC2機種だ。
本記事では、現地のプレスイベントおよびブース展示を中心に、新モデルの特徴をご紹介していこう。
なお、新機種の登場により、従来モデルのm15/m17は世代的に「R1」、新機種は「R2」と呼ばれる模様だ。
New ALIENWARE m15、同m17で選択可能なCPUは共通で以下の通りだ。いずれも9000番台となり、8コア、キャッシュ容量16MB、最大4.8GHz/5.0GHzの第9世代Core i9が選択でき、総合的なパフォーマンス向上が期待できる。
CPU
GPUもNew ALIENWARE m15、同m17で共通で選択可能なものは以下の通りになっている。GTX 10シリーズはついに姿を消した。
GPU
ALIENWARE mシリーズの最大の特徴は、従来機種同様のハイパフォーマンスながら薄型軽量の本体デザインと言える。「ALIENWARE 15」「同17」のデザインを踏襲しつつ薄型化した従来のm15/m17と比べて、新型は「ALIENWARE Area-51m」のLegendデザインとカラーを踏襲。「New ALIENWARE m15」の厚さは最薄部17.9mm、最厚部20.1mm(いずれも視線追跡機能非搭載モデル)、重さは約2.1kg。「New ALIENWARE m17」の厚さは最薄部18.6mm、最厚部20.5mm、重さは約2.6kgだ。
▲New ALIENWARE m15を開いたところ。従来機種からデザインを一新し、直線基調のデザインとなった
▲New ALIENWARE m15のキーボード。従来機種にあった10キーがなくなり、シンプルな構成に。ハニカムデザインのエアフローパネルもAREA-51m譲り
▲新しいALIENWARE mシリーズの本体カラーは、ルナーライトとダーク・サイド・オブ・ザ・ムーンの2種類。写真はNew ALIENWARE m15。
▲ディスプレイを開いた状態のNew ALIENWARE m17の背面。背面ポート周辺にもライティングが施される
▲New ALIENWARE m17のキーボード。m15とは異なり、こちらは従来機種同様、10キーを備え、タッチパッドも左寄りの配置になっている
▲New ALIENWARE m17を真横から見た様子。ディスプレイノッチよりも後ろ側に排熱システムがある構造もAREA-51mと同様だ
一方、New ALIENWARE m17は、1920 x 1080ドットでリフレッシュレート60Hz表示の17.3インチ液晶ディスプレイと、1920 x 1080ドットでリフレッシュレート144Hz表示の17.3インチ液晶ディスプレイが選択可能。リフレッシュレート144Hz表示の液晶ディスプレイモデルには、視線追跡機能が搭載。
FPSなどのアクションゲーム中心に考えれば、高リフレッシュレートのモデル、RTSなどのゲームプレイやクリエイティブにもPCを使うという人は、3840 x 2160ドットの有機ELディスプレイモデルという選択肢が考えられる。
「視線追跡機能は、去年開設したALIENWAREゲーミングアカデミーでは、プレイヤーがどのように狙うのか、撃つのかといった情報を取って、トレーニングに活用するのに役立っています。また、半年から1年以内には、Foveated Rendering(視線の中心部分のレンダリングの精度を上げて逆に周囲をぼかすことで、被写界深度を表現したり、グラフィック性能の効率化を図る技術)がPCのゲームに採用される予定があります。Tobiiの搭載は、そういった未来のフィーチャーを先取りしている意味があります」
▲米デル社の製品担当ディレクター、ジョー・オルムステッド氏
▲視線追跡機能のデモムービー。モニター下に赤く光る2つの赤外線LED、その間のアイトラッキングカメラが搭載されている
▲新しいALIENWARE mシリーズのキートップにはわずかな凹加工が施され、キータッチが改善されている
▲従来機種では、キーの下が光るようになっていたキーボードのLEDだが、新しいALIENWARE mシリーズでは文字部分が透過し異なるカラーで光らせることが可能だ
New ALIENWARE m15および同m17は、いずれも米国において2019年6月11日より価格1499ドル~で発売開始予定。日本での発売時期および価格については調整中とのこと。
▲エントリー向けゲーミングノートPCの新製品「New Dell G3 15」。エントリーモデルながら、オプションで第9世代CoreモバイルプロセッサおよびNVIDIA GeForce GTX 16シリーズ チップを搭載可能
▲ゲーミング用有線ヘッドセット「New ALIENWARE 7.1ゲーミング ヘッドセット AW510H」(左)と「同AW310H」(右)
▲新製品を紹介したALIENWAREグローバルプロダクトマネージャー、エディー・ゴヤネス氏
■関連記事
デル、ALIENWARE史上最薄のゲーミングノート「New ALIENWARE m15 / m17」ほか多数の新製品を発表!
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ALIENWARE AREA-51mがゲーミングノートPCを再定義する──デル/ALIENWARE新製品発表会
https://alienwarezone.jp/post/1498
■関連リンク
Computex 2019
https://www.computextaipei.jp/
ALIENWARE GAMING LAPTOPS | Dell United States
https://www.dell.com/en-us/gaming/alienware-laptops
▲「Computex 2019」の開催に合わせて催されたプレスイベントにて、新しいALIENWARE mシリーズが発表された
発表されたのは、第9世代Core モバイルプロセッサーおよびGeForce RTX 20シリーズ/GTX 16シリーズGPUを搭載した「New ALIENWARE m15」と「New ALIENWARE m17」のゲーミング・ノートPC2機種だ。
本記事では、現地のプレスイベントおよびブース展示を中心に、新モデルの特徴をご紹介していこう。
なお、新機種の登場により、従来モデルのm15/m17は世代的に「R1」、新機種は「R2」と呼ばれる模様だ。
“Legend Design”を踏襲したNew ALIENWARE m15/m17
まずは性能面から。New ALIENWARE m15、同m17で選択可能なCPUは共通で以下の通りだ。いずれも9000番台となり、8コア、キャッシュ容量16MB、最大4.8GHz/5.0GHzの第9世代Core i9が選択でき、総合的なパフォーマンス向上が期待できる。
CPU
- 第9世代Core i5-9300H (4コア, キャッシュ容量8MB, 最大4.1GHz)
- 第9世代Core i7-9750H (6コア, キャッシュ容量12MB, 最大4.5GHz)
- 第9世代Core i9-9880H (8コア, キャッシュ容量16MB, 最大4.8Ghz)
- 第9世代Core i9-9980HK (8コア, キャッシュ容量16MB, 最大5.0Ghz)
GPUもNew ALIENWARE m15、同m17で共通で選択可能なものは以下の通りになっている。GTX 10シリーズはついに姿を消した。
GPU
- GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
- GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6
- GeForce RTX 2060 6GB GDDR6 (OC Ready)
- GeForce RTX 2070 8GB GDDR6 with Max-QDesign
- GeForce RTX 2080 8GB GDDR6 with Max-Q Design
ALIENWARE mシリーズの最大の特徴は、従来機種同様のハイパフォーマンスながら薄型軽量の本体デザインと言える。「ALIENWARE 15」「同17」のデザインを踏襲しつつ薄型化した従来のm15/m17と比べて、新型は「ALIENWARE Area-51m」のLegendデザインとカラーを踏襲。「New ALIENWARE m15」の厚さは最薄部17.9mm、最厚部20.1mm(いずれも視線追跡機能非搭載モデル)、重さは約2.1kg。「New ALIENWARE m17」の厚さは最薄部18.6mm、最厚部20.5mm、重さは約2.6kgだ。
▲New ALIENWARE m15を開いたところ。従来機種からデザインを一新し、直線基調のデザインとなった
▲New ALIENWARE m15のキーボード。従来機種にあった10キーがなくなり、シンプルな構成に。ハニカムデザインのエアフローパネルもAREA-51m譲り
▲新しいALIENWARE mシリーズの本体カラーは、ルナーライトとダーク・サイド・オブ・ザ・ムーンの2種類。写真はNew ALIENWARE m15。
▲ディスプレイを開いた状態のNew ALIENWARE m17の背面。背面ポート周辺にもライティングが施される
▲New ALIENWARE m17のキーボード。m15とは異なり、こちらは従来機種同様、10キーを備え、タッチパッドも左寄りの配置になっている
▲New ALIENWARE m17を真横から見た様子。ディスプレイノッチよりも後ろ側に排熱システムがある構造もAREA-51mと同様だ
240HzモニターやOLEDモニターのオプションも
ディスプレイに関してNew ALIENWARE m15は、1920 x 1080ドットでリフレッシュレート60Hz表示の15.6インチ液晶ディスプレイに加えて、1920 x 1080ドットでリフレッシュレート240Hz表示の15.6インチ液晶ディスプレイや、3840 x 2160ドットの15.6インチ有機ELディスプレイが選択可能。リフレッシュレート240Hz表示の液晶ディスプレイモデルと3840 x 2160ドットの有機EL(OLED)ディスプレイを選択した場合、Tobii Technology社製の視線追跡機能が搭載される。一方、New ALIENWARE m17は、1920 x 1080ドットでリフレッシュレート60Hz表示の17.3インチ液晶ディスプレイと、1920 x 1080ドットでリフレッシュレート144Hz表示の17.3インチ液晶ディスプレイが選択可能。リフレッシュレート144Hz表示の液晶ディスプレイモデルには、視線追跡機能が搭載。
FPSなどのアクションゲーム中心に考えれば、高リフレッシュレートのモデル、RTSなどのゲームプレイやクリエイティブにもPCを使うという人は、3840 x 2160ドットの有機ELディスプレイモデルという選択肢が考えられる。
EyeTrackng機能を15インチノートで初搭載
New ALIENWARE m15は、Tobii Technology社製の視線追跡機能を搭載した世界初の15インチ ノートPCとなる。デルの製品担当ディレクター、ジョー・オルムステッド氏は、同機能の搭載について次のように話した。「視線追跡機能は、去年開設したALIENWAREゲーミングアカデミーでは、プレイヤーがどのように狙うのか、撃つのかといった情報を取って、トレーニングに活用するのに役立っています。また、半年から1年以内には、Foveated Rendering(視線の中心部分のレンダリングの精度を上げて逆に周囲をぼかすことで、被写界深度を表現したり、グラフィック性能の効率化を図る技術)がPCのゲームに採用される予定があります。Tobiiの搭載は、そういった未来のフィーチャーを先取りしている意味があります」
▲米デル社の製品担当ディレクター、ジョー・オルムステッド氏
▲視線追跡機能のデモムービー。モニター下に赤く光る2つの赤外線LED、その間のアイトラッキングカメラが搭載されている
待望のNキーロールオーバー対応&キータッチ改良
そのほかの注目のポイントとしては、キーボードの改良がある。オルムステッド氏によると、「新しいALIENWARE mシリーズでは、キーストロークの改善を図り、さらにキートップへのくぼみを追加しました。Nキーロールオーバー対応や、RGB LEDによる各キーのイルミネーションなども加えています。これらの改善はユーザーからの意見を取り入れて反映し続けてたものなのです」とのことだ。▲新しいALIENWARE mシリーズのキートップにはわずかな凹加工が施され、キータッチが改善されている
▲従来機種では、キーの下が光るようになっていたキーボードのLEDだが、新しいALIENWARE mシリーズでは文字部分が透過し異なるカラーで光らせることが可能だ
New ALIENWARE m15および同m17は、いずれも米国において2019年6月11日より価格1499ドル~で発売開始予定。日本での発売時期および価格については調整中とのこと。
Dell G3 15や7.1chヘッドセットなど、新製品が登場
そのほか同イベントでは、エントリー向けゲーミングノートPC「New Dell G3 15」も発表。ゲーミング用有線ヘッドセット「New ALIENWARE 7.1ゲーミング ヘッドセット AW510H」と「New ALIENWAREステレオ ゲーミング ヘッドセットAW310H」も発表した。ヘッドセットもLegend デザインに▲エントリー向けゲーミングノートPCの新製品「New Dell G3 15」。エントリーモデルながら、オプションで第9世代CoreモバイルプロセッサおよびNVIDIA GeForce GTX 16シリーズ チップを搭載可能
▲ゲーミング用有線ヘッドセット「New ALIENWARE 7.1ゲーミング ヘッドセット AW510H」(左)と「同AW310H」(右)
▲新製品を紹介したALIENWAREグローバルプロダクトマネージャー、エディー・ゴヤネス氏
■関連記事
デル、ALIENWARE史上最薄のゲーミングノート「New ALIENWARE m15 / m17」ほか多数の新製品を発表!
https://alienwarezone.jp/post/1768
ALIENWARE AREA-51mがゲーミングノートPCを再定義する──デル/ALIENWARE新製品発表会
https://alienwarezone.jp/post/1498
■関連リンク
Computex 2019
https://www.computextaipei.jp/
ALIENWARE GAMING LAPTOPS | Dell United States
https://www.dell.com/en-us/gaming/alienware-laptops
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