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祝・日本語対応! 『マジック:ザ・ギャザリング アリーナ』の魅力を伝えたい!【シブゲーアーカイブ】

※本記事は「SHIBUYA GAME」で掲載された記事のアーカイブです。当時の内容を最大限尊重しておりますが、ALIENWARE ZONEへの表記の統一や、一部の情報を更新している部分もございます。なにとぞご了承ください。(公開日:2019年2月15日/執筆:yokoyama) 

世界初のトレーディングカードゲーム、そして20年以上前から大規模な賞金制大会「プロツアー」が行われて、今も続いている『マジック:ザ ギャザリング(Magic: The Gathering)』(以下、MTG)。 一見すると初心者にはハードルが高すぎると思われる、歴史とガチ度だが2019年に衝撃のニュースを発表し、世界が震撼した。

2018年に開始したデジタル版である『マジック:ザ ギャザリング アリーナ(Magic: The Gathering Arena)』(以下、MTGアリーナ)を含め、年間賞金総額1,000万ドル(約11億円)となる、新たなeスポーツプログラムを実施するというのだ。

参照:「新時代へ――マジックとeスポーツ」|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

オンラインの世界にも力を入れてeスポーツ化を進めるMTG。 そして本日、日本語対応が始まり、日本への門戸も完全に開かれた。

始めるなら……
そう。今日なのだ!

そのためにMTGやMTGアリーナについての魅力を伝える事で MTGアリーナに少しでも興味をもってもらえたらと思う!

マジック:ザ・ギャザリングについて

MTGに詳しくない方のために簡単に説明を載せておこうと思う。

『マジック:ザ ギャザリング(Magic: The Gathering)』とは、1993年に販売された、アメリカの「ウィザードオブザコースト」社製の世界初のトレーディングカードゲームである。 現在も世界70ヵ国以上で遊ばれており、日本国内でも数多くのプレイヤーがいる。

10,000種類以上のカードが存在し、どれもが特徴的なイラストで描かれている。

▲「停滞」という印象的なイラスト筆頭カード

そんなカードたちからルールに合わせて自分だけのオリジナルデッキを作り、戦うのが『マジック:ザ ギャザリング』というゲームなのである。 MTGは「背景世界」がすごい! 「背景世界」とはいわゆるストーリーを指すMTG特融の名称である。 先にも触れたが、MTGはとにかくストーリーが重要視されている。

毎エキスパンションごとに小説1冊分のストーリーが存在し、その登場人物やシーンがカード化される。そんなストーリーだが、MTGアリーナでカード化されている部分「イクサランブロック」について冒頭のあらすじを少し触れてみようと思う。

「悪の竜、「ニコル・ボーラス」へと挑み、敗北したゲートウォッチの面々。 そのリーダーである「ジェイス・ベレレン」は記憶を封印され、恐竜たちが跋扈する次元「イクサラン」へと飛ばされる。しかし彼が持つ魔術師としての素養は記憶をなくしても色あせることなく、その世界で存分に力を発揮していた。 そんな中、ボーラスの手下である「ヴラスカ」が、イクサランに眠る財宝「不滅の太陽」を求めて現れる。ジェイスとヴラスカは以前、浅からぬ因縁があったが、記憶をなくした彼と彼女は信頼と友情を育み、不滅の太陽を求める旅を共にすることとなる。」

と、こんな物語が毎回繰り広げられ、それが新しいカードが発売されるたびに進んでいくのだ。 これを最大の楽しみとしている人も多くいる。

「イクサラン」に関しては、すでに話が完結しているブロックなので気になる人は続きを読んでみてほしいし、メインのストーリーに出てきた人物にフォーカスしたサイドストーリーなども公式から発表されていたりするのでそちらも楽しんでほしい。

MTGは競技の歴史がすごい!

多くの魅力があるゲームだが、筆者が感じる最大の魅力の一つとして、歴史がある。 特にプロツアーでのトッププロの熱戦の数々は見るものを魅了し続けてきた。

▲1996年にネクロポーテンツ「ネクロの夏」と呼ばれた伝説のプロツアー。制したのはネクロ(ネクロポーテンツ)の無いデッキだった。

20年以上にわたり彼らは名誉を、人生を、プライドを懸けて戦い続けてきた。その歴史が、戦いに更なる重みを持たせてきた。 そんな戦いの中、スタープレイヤーが数多く生まれ、彼らに憧れて、彼らと同じ舞台を目指す。そんな循環が生まれている。

日本勢の活躍も顕著で、2017年には国別対抗戦であるワールドマジックカップでは日本代表が優勝を果たしている。

▲2017年ワールドマジックカップ決勝

そんなMTGが更なる発展を求めて、降り立ったのがeスポーツというフィールドである。 トッププロによるプロリーグ、そしてプロプレイヤーと有名配信者、MTGアリーナの強豪プレイヤーを招待して紙のカードを使わずに、MTGアリーナを使用しての大会の開催を行うことを発表したのだ。

あらゆる世代が憧れたプレイヤー、普段から見ている配信者達が一堂に会して戦う。 新しいゲームであるはずのMTGアリーナで、既にスタープレイヤー達が存在する。 昔からMTGをプレイされていた人から、新たにMTGアリーナを始める人にとっても、推しプレイヤーを決めやすいのもありがたい。

MTGアリーナはMTGの「純正進化」ですごい!

そんな凄いMTGだが、MTGアリーナはそれを進化させている点が素晴らしい!

動画配信に配慮したUI、テンポ感

デジタル化により動画配信に対応して、ライフやクリーチャーが見やすく、カードの詳細をみるときも、とても大きく表示されて見やすい。

また、スキップの判断もコンピューターが自動で行うことも、自身で行うことも選べ、テンポが良い。ただプレイするだけの人にとっても、配信をする人にとっても行き届いたシステムとなっている。

豪華演出が対戦に花を添える

クリーチャーの登場や、効果発生時にド派手な演出が入り、 視聴者の目を飽きさせない!

▲全体1点ダメージ!

選べるモードで初心者から上級者まで満足

MTG初心者のためのBO1から、MTG経験者におなじみのBO2(英名:Traditional)まで 選べるモードでどちらのプレイヤーも満足に遊べる!

▲All playで全モードから選択可能!

MTGアリーナを始めるには?

さぁ、ここまでで興味をもってくれたならもう少し付き合ってほしい。

導入手順は2つ、公式ページからのインストールと、アカウントの作成である。

ダウンロードは下記から「DOWNLOAD NOW!」を選択。
MTG Arena - Magic: The Gathering - Wizards of the Coast

▲赤枠をクリックでダウンロード開始

▲アカウント作成は「Register」から開始

ダウンロードをして立ち上げた後はアカウントを作成。

生年月日を入力して、名前、メールアドレス、パスワードを登録で完了だ。

▲言語選択は一番下にあるが、わかりにくいので注意

▲パスワードには入力ルールがあるので注意、「?」マークを押して確認しよう。

チュートリアルの進め方

チュートリアルは5人の対戦相手を倒すことで完了する。 一応、スキップ機能はあるがぜひ最後までプレイしてほしい。 最後の敵は、MTGプレイヤーにとってお馴染みの、そしてこの記事を読んだ人もわかる相手が出てくる。

▲光の玉に導かれ、チュートリアルの旅に出る

▲相手は全部で5人

▲凶悪なドラゴンが最後の相手だ!

▲すべてクリアでデッキを5個もらえるぞ!

最後まで付き合ってくれてありがとう! それでは良き『マジック:ザ ギャザリング アリーナ』ライフを!

■関連リンク
MTG Arena - Magic: The Gathering - Wizards of the Coast
マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

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