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最後のCPT日本予選から読み解く、これからのビジョン【ストーム久保のプロ格闘ゲーマーのゲンバから! 第37回】

Alienware Zoneをご覧の皆様、あけましておめでとうございます! 「人との繋がりを重視する」を2022年の抱負に掲げている男、広島TEAM iXA所属ストーム久保です。

今回のコラムでは、『ストリートファイターV チャンピオンエディション』(以下『ストVCE』)を使用した「CAPCOM Pro Tour 2021」(カプコンプロツアー)についてお届けしたいと思います。

……ちなみに私は速攻で負けたので、自分の話はしないことを予め宣言しておきます!

さて、CAPCOM Pro Tourとは、1年を通して行われるCAPCOM公式予選大会の名称です。2020年からはコロナウイルスの影響でオンライン上での開催になり、地域ごとに出場できる予選大会が決められました。

各地域予選の優勝者は、後日オフラインで開催される「CAPCOM CUP」と呼ばれる決勝大会に出場することができる、というのが全体の流れになります。

ちなみに2020年のCAPCOM Pro Tourは、日本・台湾・韓国・香港在住のプレイヤーのみが出場できる「アジア・東」という地域分けだったのに対して、2021年は日本在住のプレイヤーだけが出場できる「日本予選」が4つ設けられるという大きな変化がありました。


2021年に日本予選が3回開催され、第1回目の優勝者は「マゴ選手」。第2回優勝者は「ひぐち選手」、第3回優勝者は「ウメハラ選手」となっています。

▲ウメハラ選手は今回で、なんと6年連続で決勝大会に出場!

昔からさまざまなCAPCOMゲームで活躍している、ウメハラ選手とマゴ選手。そして3DS版『スーパーストリートファイターIV』から格闘ゲーム人生を歩み始めたという、若手のひぐち選手が優勝したことに勝手ながら感動しました。

ベテランプレイヤーが未だ現役で強いことはもちろん、新しい世代が育っているのは格闘ゲーム業界にとって非常に喜ばしい話題になったでしょう。ひぐち選手に感化されて、若者が続くように格闘ゲームを始めるかもしれませんので、個人的に期待せざるを得ません!

というのが、第3回目までの日本予選の感想でした。

それでは、2022年1月22日におこなわれた4回目の日本予選に話を移していきます。

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