GAMERS ZONEをご覧のみなさま、どうも！ 広島TEAM iXA所属 ストーム久保です。

『ストリートファイターV チャンピオンエディション』の国内最高峰のリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」（以下、「SFL2022」）がついに開幕！

私が所属する、広島TEAM iXA（以下、広島iXA）が「SFL2022」への参戦発表、そして4人目のチームメンバーをドラフトで選んでから早2カ月。練習や仕事に集中して過ごした期間はあっという間に過ぎ、初回となる第1節が2022年9月6日に行われました。


今回のコラムでは、9月中に行われた2試合のオーダーの理由や戦略はなんだったのかをまとめました。ただ、始まったばかりのリーグ戦、情報を公開してしまうと今後の不利益につながってしまうので、軽く触れるくらいに今は留めさせていただきます。

今回もよろしくお願いします！

第1節 魚群戦 リーグ戦の始まりは、広島iXAから

第1節の第1試合の組み合わせは、広島iXA 対 魚群。リーグ戦初参加の選手が多い私達のチームが「SFL2022」のスタートを任されたのは、正直プレッシャーを感じましたが、同時にチャンスと捉えました。

広島iXAは、戦力・キャラ構成・選手の知名度など、他のチームと比べて劣っているのは自覚しています。前評判でも、良く言えば注目チーム、悪く言えば舐められています。だからこそ、「SFL2022」最初の試合で勝利という衝撃を与えれば、前評判を覆すチャンスになるはずと意気込んでいました。

それに初戦はホームの立場なので、ルール上有利な組み合わせを狙えるため作戦を立てやすかったのもありがたかったです。


アウェイ側が出場選手とキャラクター、順番を先に公開。ホーム側は、それを確認してからオーダーを決められます。

対戦相手のチームが確定した後、最初に始めたのは相手チームのオーダーを予想すること。お互いの全組み合わせを書き起こして、いくつか候補をピックアップして魚群戦のオーダーを予想します。そして予想をもとに、以下のように誰が誰を担当するかを決めて練習を開始していました。


しかし、試合直前の会議にて、メンバーからメンタル面で心配があると相談があったので、急遽2人の担当を交代することにしました。

が、これは私の判断ミスでした。前もって担当を決めて練習をしていたのですから、少し自信が無いだけなら私が背中を押して進めるべきだったのでしょう。チームを迷わせてしまった結果、先鋒のガンファイトさん、中堅のクラッシャーさん共に敗北。直前での交代による歪み、大舞台ならではの緊張で2人とも動きが終始硬い印象。

対して、マゴ選手とまちゃぼー選手はさすがに場慣れしていて、自然な動きでのプレイをしていたので経験の差を感じました。


よもや初戦から全敗の危機という重たい雰囲気の中、大将を務めた稲葉が緊張をものともしないプレイでもけ選手に勝利。かろうじて全敗は免れ、20ポイント同士になったことで延長戦につながりました。


延長戦もアウェイ側の魚群は、選手とキャラクターを先に公開しなければいけません。広島iXAのキャラクターに対して、満遍なくいけるネカリ使いのまちゃぼー選手を選出してきたので、本来のまちゃぼー選手担当のガンファイトさんに任せます。

試合は何度もヒヤヒヤする場面はありましたが、見事ガンファイトさんが勝利！ 稲葉とガンファイトさんの活躍のおかげで、辛勝ながらも幸先のいいスタートができました。


この試合の反省点は2つ。

1. 直前の作戦変更は、よほどの理由がない限りブレてしまうのでしない。
2. 大舞台に慣れる。

第2節 G8S戦「SFL2022」の厳しさ。敗北は少しでも糧にする

初戦から2週間後の2022年9月20日、今度は広島iXAがアウェイ側を務めます。ホーム側のチームは、ガチくん選手を筆頭にメンバー全員が大会で活躍しまくっている優勝候補「Good 8 Squad」（以下、G8S）。

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