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『ストV』実況 大和氏インタビュー<前編>「最初にハマッたのは格闘ゲームでははなくFPSでした」
2019年2月から3月に書けて開催された『カプコン:ストリートファイターリーグ powred by RAGE』。プロゲーマー、トップアマ、そしてビギナーと、さまざまなキャリアの『ストリートファイターⅤ』プレイヤーたちが10週以上にわたって熱いドラマを繰り広げてきた。トッププレイヤーのハイレベルな試合だけでなく、初めてプレイしてから2カ月以内という初心者プレイヤーの努力と成長も観られ、多くのゲームファンを笑顔にさせている名企画だった。
この大会を実況側から盛り上げてくれたのが、若干20歳の実況者「大和」氏である。彼がどのようにして現在の立場に就き、どのようなことを考えながらeスポーツ実況者という立場と向き合っているのかを聞いてみた。
▲ゲーム実況で活躍する大和氏。EVO JAPAN 2019の『ストリートファイターV アーケードエディション』大会や、RAGEの『ストリートファイターリーグ』の実況を行った
――2018年の『ストリートファイターⅤ』シーンを追っていた方ならば、さまざまな大会で実況を務める大和さんのことを知らない人は少ないかと思いますが、なぜそういった立場に就くことになったか、その経緯までは知らない方も多いと思います。出身は関西なんですよね?
大和 そうですね。大阪の、割と歴史のある田舎のほうの町の出身です。
――ゲームは子供の頃から好きだったんですか?
大和 僕が幼稚園のころに、おじさんが福引なのかな? 何かで当てたことで家にやってきたプレイステーション(以下PS)がゲームとの出会いですね。僕には姉もいたんですが、姉もゲームをしなかったし、友達も園内で絵を描いたりキックボードしたりして遊んでるころですから、それまではゲームという存在を知らなかったんです。なので、初めてPSが家にやってきた時のことは鮮明に覚えていますね。
――それまではゲームの存在自体を知らなかったんですね!?
大和 そうですね。それで、両親が買って来るゲームを選んだときの基準が、一本でいろんなゲームが遊べるやつにしよう、ということだったんですね。そこで買ってもらったのが『クラッシュ・バンディクー カーニバル』です。僕が人生でいちばん最初に触れたゲームはこれですね。もう、そこからはずっと今に至るまでゲームをプレイし続けてます。
――それからは趣味はずっとゲーム、という感じですか?
大和 いえ、小学5年生の頃に、同級生の子が「バスケやろうぜ!」と言って来たんです。なんか僕の学校で、バスケやってるとモテる!みたいな風潮があって、周りの子たちが始めだしたんですよ(笑)。僕はぜんぜん運動神経がなかったので、どうするかな……という感じだったんですけど、両親からも、ゲームやりすぎだから運動させようという圧もあり、僕もバスケを始めたんです。
で、結局小学5年生から初めて高校2年生までバスケは続けました。『バンディクー』でもそうだったんですけど、僕はうまくいかないと悔しくてやり込んでしまう性格で、小学6年生の時点で一軍のスターティングメンバーに選ばれたりもしたんですよ。
――おお、すごいですね!
大和 ただこのとき誘われて入会したのがかなりガチなミニバスケットボールのチームで、僕以外にスタメンに選ばれた4人はその後、国体メンバーに選ばれるようなやつや、スポーツ推薦で大学までストレートで進学するようなスポーツエリート揃いだったんです。
そんなメンバーの中に僕みたいなのが入ってたんで、監督はやる気を高く買ってくれてたのかなと思います。この頃も家に帰るとゲームはしていました。なので、バスケはやってたんですけど、ゲームを欠かしたことはないですね。
この大会を実況側から盛り上げてくれたのが、若干20歳の実況者「大和」氏である。彼がどのようにして現在の立場に就き、どのようなことを考えながらeスポーツ実況者という立場と向き合っているのかを聞いてみた。
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ゲームとの出会い
――2018年の『ストリートファイターⅤ』シーンを追っていた方ならば、さまざまな大会で実況を務める大和さんのことを知らない人は少ないかと思いますが、なぜそういった立場に就くことになったか、その経緯までは知らない方も多いと思います。出身は関西なんですよね?
大和 そうですね。大阪の、割と歴史のある田舎のほうの町の出身です。
――ゲームは子供の頃から好きだったんですか?
大和 僕が幼稚園のころに、おじさんが福引なのかな? 何かで当てたことで家にやってきたプレイステーション(以下PS)がゲームとの出会いですね。僕には姉もいたんですが、姉もゲームをしなかったし、友達も園内で絵を描いたりキックボードしたりして遊んでるころですから、それまではゲームという存在を知らなかったんです。なので、初めてPSが家にやってきた時のことは鮮明に覚えていますね。
――それまではゲームの存在自体を知らなかったんですね!?
大和 そうですね。それで、両親が買って来るゲームを選んだときの基準が、一本でいろんなゲームが遊べるやつにしよう、ということだったんですね。そこで買ってもらったのが『クラッシュ・バンディクー カーニバル』です。僕が人生でいちばん最初に触れたゲームはこれですね。もう、そこからはずっと今に至るまでゲームをプレイし続けてます。
――それからは趣味はずっとゲーム、という感じですか?
大和 いえ、小学5年生の頃に、同級生の子が「バスケやろうぜ!」と言って来たんです。なんか僕の学校で、バスケやってるとモテる!みたいな風潮があって、周りの子たちが始めだしたんですよ(笑)。僕はぜんぜん運動神経がなかったので、どうするかな……という感じだったんですけど、両親からも、ゲームやりすぎだから運動させようという圧もあり、僕もバスケを始めたんです。
で、結局小学5年生から初めて高校2年生までバスケは続けました。『バンディクー』でもそうだったんですけど、僕はうまくいかないと悔しくてやり込んでしまう性格で、小学6年生の時点で一軍のスターティングメンバーに選ばれたりもしたんですよ。
――おお、すごいですね!
大和 ただこのとき誘われて入会したのがかなりガチなミニバスケットボールのチームで、僕以外にスタメンに選ばれた4人はその後、国体メンバーに選ばれるようなやつや、スポーツ推薦で大学までストレートで進学するようなスポーツエリート揃いだったんです。
そんなメンバーの中に僕みたいなのが入ってたんで、監督はやる気を高く買ってくれてたのかなと思います。この頃も家に帰るとゲームはしていました。なので、バスケはやってたんですけど、ゲームを欠かしたことはないですね。
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