ヨーロッパで開催されている『リーグ・オブ・レジェンド（LoL）』の世界大会「World 2019」。10月12日から始まったグループステージでは、出場権を得た16チームの強豪たちがしのぎを削り、ベスト8進出をかけて争った。

本記事では、「Verti music hall」にて行われたグループステージの戦いを総括する。

大会フォーマット：グループステージ

 今大会では、プレイインステージを勝ち抜いた4チームすべてが5大リージョンに属するチームだった。そのため、グループステージに参加した16チームの内訳は、5大リージョン（※）にて第1～3シードを獲得した15チームと、VCS（ベトナム）の第1シードとなっている。

（※）5大リージョン……LCK（韓国）・LPL（中国）・LEC（ヨーロッパ）・LCS（北米）・LMS（台湾/香港/マカオ）を指す

16チームが地域とシードを参考にグループA～Dへと振り分けられ、グループ内でダブルラウンドロビン（総当たり2回）を行う。各グループから上位2チームが、ベスト8としてノックアウトステージに進出する。勝敗数が同じの場合は、まず直接対決の結果を参照し、それも引き分けだった場合はタイブレークに突入する。  

グループステージ：各グループ結果

グループA

順調にノックアウトステージ進出を決めた「G2 Esports（G2）」と「Griffin（GRF）」が、最終戦にて激突する。無傷の6連勝で1位抜けを狙うG2だったが、GRFが一方的な試合運びで土をつけ、タイブレークへと持ち込む。勝利の勢いそのままに、タイブレークでもG2を下したGRFが、怒涛の6連勝で1位抜けを決めた。

1位：Griffin（LCK第2シード）5勝1敗 +1勝
2位：G2 Esports（LEC第1シード）4勝2敗 +1敗
3位：Cloud 9（LCS第2シード）2勝4敗
4位：Hong Kong Atittude（LMS第3シード）0勝6敗

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