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古来からのダン使いは本気で勝ちたいなら体面なんて気にしない!【ストーム久保のプロ格闘ゲーマーのゲンバから! 第30回】
Alienware Zoneをご覧の皆様、どうも! 広島TEAM iXA所属 ストーム久保です。
『ストリートファイターV チャンピオンエディション』(以下『ストVCE』)のプロプレイヤー同士が血で血を洗うCAPCOM Pro Tour 2021(以下CPT)の季節がやってきました。
去年同様コロナウィルスの影響により、2019年までオフラインイベントだったのがオンライン上での開催に変更されたCPTは、出場できる予選が住んでいる地域によって決まっています。
日本在住の場合、去年のルールでは日本、台湾、韓国、香港がまとまった「東アジア」予選のみ。また、東アジア予選は2回しか開催されなかったので、例年のCPTと比べて非常に少ないチャンスをプロアマ問わず大勢で奪い合っていました。
しかし、今年は新たに日本在住の選手のみが出場できる「日本予選」が設けられたうえに、回数も4回に増えて去年よりもチャンスが2倍に増えました。
今回のコラムでは、そんな日本予選1回目のゲンバでのエピソードを執筆してみました! 少し話題になったTOP8進出を賭けた試合の話なので、良ければ最後までご覧ください。
過去のCPTではメインキャラクターをアビゲイル、サブキャラクターにGやエドモンド本田を起用して挑んだこともあります。しかし、アビゲイルの練度を下げたくなかったために、サブキャラクターの練習はあまり優先しなかったこともあり、結果に繋げることができませんでした。
シーズン5の調整でアビゲイルの変更点が少なかったので、しばらくやっていなくても練度が下がらないと踏んでダンの練習に集中。
なので基本はダンで対戦を行い、ダンだと相性が悪い相手に対してのみアビゲイルを出すことに。昨今の格闘ゲームのプロシーンでは、もはや当たり前になっている2キャラクター制というやつを取り入れてみた次第です。
その結果がこちら。
▲誰が何と言おうともメインはダンです
ダンの追加日からダンのみを練習してきたとはいえ、練習量は多くても2ヶ月ほど。対してアビゲイルは約4年間の経験値があり、アビゲイルと比べると正直まだ足りない部分がある自覚はありました。
それに加えて現バージョンでもアビゲイルはトップクラスの強さがあるので、ダンを出す場面が中々見つからなかったです。このままダンを使うことなく終わるのでは?と頭の片隅で思いつつも、トーナメントを勝ち上がっていくためにはアビゲイルが必要だと考えて割り切るのが大変でしたね……。
そして、ルーザーズでふーど選手とTOP8進出を賭けた試合でついに選択の時が訪れます。
勝利した方がTOP8進出という大切な試合で、私は一貫してダンで戦いました。あの選択がウケ狙いだったり、記念やビジネスという半端な理由ではなく、対戦相手がふーど選手だからこそ「勝つための選択肢」だったのを今回はこの場をお借りして語らせていただきたいです。
『ストリートファイターV チャンピオンエディション』(以下『ストVCE』)のプロプレイヤー同士が血で血を洗うCAPCOM Pro Tour 2021(以下CPT)の季節がやってきました。
去年同様コロナウィルスの影響により、2019年までオフラインイベントだったのがオンライン上での開催に変更されたCPTは、出場できる予選が住んでいる地域によって決まっています。
日本在住の場合、去年のルールでは日本、台湾、韓国、香港がまとまった「東アジア」予選のみ。また、東アジア予選は2回しか開催されなかったので、例年のCPTと比べて非常に少ないチャンスをプロアマ問わず大勢で奪い合っていました。
しかし、今年は新たに日本在住の選手のみが出場できる「日本予選」が設けられたうえに、回数も4回に増えて去年よりもチャンスが2倍に増えました。
今回のコラムでは、そんな日本予選1回目のゲンバでのエピソードを執筆してみました! 少し話題になったTOP8進出を賭けた試合の話なので、良ければ最後までご覧ください。
古来からのダン使い
私は現在、メインキャラクターをダン、サブキャラクターをアビゲイルというスタンスで日々練習に取り組んでいます。過去のCPTではメインキャラクターをアビゲイル、サブキャラクターにGやエドモンド本田を起用して挑んだこともあります。しかし、アビゲイルの練度を下げたくなかったために、サブキャラクターの練習はあまり優先しなかったこともあり、結果に繋げることができませんでした。
シーズン5の調整でアビゲイルの変更点が少なかったので、しばらくやっていなくても練度が下がらないと踏んでダンの練習に集中。
なので基本はダンで対戦を行い、ダンだと相性が悪い相手に対してのみアビゲイルを出すことに。昨今の格闘ゲームのプロシーンでは、もはや当たり前になっている2キャラクター制というやつを取り入れてみた次第です。
その結果がこちら。
▲誰が何と言おうともメインはダンです
ダンの追加日からダンのみを練習してきたとはいえ、練習量は多くても2ヶ月ほど。対してアビゲイルは約4年間の経験値があり、アビゲイルと比べると正直まだ足りない部分がある自覚はありました。
それに加えて現バージョンでもアビゲイルはトップクラスの強さがあるので、ダンを出す場面が中々見つからなかったです。このままダンを使うことなく終わるのでは?と頭の片隅で思いつつも、トーナメントを勝ち上がっていくためにはアビゲイルが必要だと考えて割り切るのが大変でしたね……。
そして、ルーザーズでふーど選手とTOP8進出を賭けた試合でついに選択の時が訪れます。
勝利した方がTOP8進出という大切な試合で、私は一貫してダンで戦いました。あの選択がウケ狙いだったり、記念やビジネスという半端な理由ではなく、対戦相手がふーど選手だからこそ「勝つための選択肢」だったのを今回はこの場をお借りして語らせていただきたいです。
強弱を使い分けて勝つしかない!
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