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【『ファイナルファンタジーXIV』フリートライアル冒険記:第2回】田舎猫、世界へ旅立つの巻

「夜は暗いし、外を遠出するのは怖い」とか言ってミコッテ族のダンサーを眺め続けているわけにもいかないので、街中ばっかりウロウロしていた昨日までの自分の頬に平手打ちして、本格的に外の世界の探索に乗り出すことに。

▲思いっきりカメラを引いて、ウルダハを外から眺めた図。う~ん、でかい

とにかくレベルさえ上がれば、怖いものはなくなるはず。ウルダハ近辺のモンスターはレベルが低く、さすがにレベル11になった猫さんの相手としては、ちょっと物足りない。もっと経験値がおいしい敵はいないかニャー……と探していると、何やらデカい亀が。

▲う、う~ん、でかい

敵のレベルは17。こちらはレベル11なので、ちょーっとまだ無理かなー……という気はするが、同レベルの敵をほぼ無傷で倒せるなら、案外なんとかなるのかも……?と思い、突撃!

▲チーン

なんとかなりませんでした。

ちなみにレベル12のデカ亀も見つけたので突撃してみたところ、こちらは普通に倒せた。……が、そこまで経験値がウマいというわけでもなく、この調子では次のレベルまで結構かかりそう。ここはやはり、クエストクリアによる大量経験値ゲットを目指すべきではなかろうか。

というわけで、ウルダハの北部にある「ブラックブラッシュ」という場所にやってきた。ウルダハほどの規模ではないが、小さな村のような感じの場所だ。

そこの酒場に、「臭い奴が入店しようとしてくるので、撃退したい」というNPCと出会う。手伝ってくれとのことなので、「任せとけニャー(バリトンボイス)」と、二つ返事で引き受ける。

▲なるほど、コイツか……

二足歩行のネズミのような風体をした彼らは、キキルン族と呼ばれる獣人族。人語を解することから、他のモンスターと比べると知能が高いようだが、NPCによるとメチャクチャ臭いらしい。

▲むっ、扇型の範囲が……?

しばらく戦っていると、何やら扇型にオレンジ色の範囲が示される。これは何らかの攻撃予定範囲を示すもので、すばやく範囲外へ移動すれば回避することができる。これまでひたすら殴り続けていた猫さんだったが、戦闘にアクセントが出てくるのは望むところ。ロードワーク中のボクサーのような格好をしているせいか、心なしかフットワークも軽い。

ちなみにキキルンがやろうとしていた攻撃は「猫だまし」で、これをくらうと一定時間、スタンさせられてしまうようだ。猫に猫だましとは……所詮はネズミ似の獣人の浅知恵よ……。

ワラワラと現れるキキルンたちをちぎっては投げ、ちぎっては投げ……としていると、巨大なヤツが登場。どうやらコイツがボスのようだ。

▲ボスのお出ましである

連撃→正拳突き→崩拳、という格闘士の基礎コンボを華麗に決め続けていたが、善戦むなしく倒れてしまう猫さん。

▲ぐう……

しかしよく見ると、敵の体力ゲージもあと少し。共闘しているNPCの体力は結構残っているので、「このまま、あとはNPCだけでイケるのでは……?」と思い、しばし観察。

▲NPC「さっさと帰れ!」 えっ!? ホ、ホームポイントにですか? 自分、もう用済みッスか?

NPCは時折、戦っている敵に対して喋るのだが、その内容がことごとく「こ、こっちに言ってるのか!?」とも感じるような内容なので、ビクッとしてしまう。

▲NPC「怪我してーのか!?」 もうしとるがな!

そんな感じでNPCのセリフにツッコミを入れつつ、「が、がんばれー」と心の中で応援していたが……。

▲Oh……

あとちょっとだったが、無念の敗退。

結果は残念だったが、きっとNPCが「大丈夫か? すまなかったな」とか声かけてくれたり、蘇生したりしてくれるに違いない、と思って待っていると……。

▲NPC「くそ、なんてザマだよ」





こちらには目もくれず、どっか行ったー!

「クッソ、もう手伝ってやらんからな……酒場めっちゃ臭くなれ!」と吐き捨てつつ、ホームポイントへ帰還。気を取り直してもう一度ブラックブラッシュへ向かい、別のクエストを探す。

▲フムフム

何者かが線路上に銀鉱石を置くという事案が発生しているらしい。これは迷惑&危険、悪質なイタズラですよ。お任せください。なんといってもラクそうな仕事だし。猫さんはラクして儲けることに余念がないのだ。

現地へ向かってみると……。

▲……。

予想以上に石がデカい。イタズラってレベルじゃねーぞ。調べてみると、スプリガン・チャンブラーというモンスターが出現。

▲よりによって線路上で石を食べるなッ!

コイツは石をバリボリと食べるモンスターらしく、線路上の石はコイツらの食べ残しだろう、とのこと。食べ残しにしては存在感スゴかったですけどね……。

▲レベルアーップ!

クエストクリアーで6480もの経験値を得てレベルアップ。優遇ワールドパワーは健在でゴワス。

その後も順調にクエストを消化していき……

▲ヨイショー!

▲扇型範囲、見てから回避余裕でした

途中、ストーリーのメインとなるクエストも混ざっていたらしく、経験値を稼ぎつつ、お金も稼げつつ、ついでに本編のお話も進むという一石三鳥の展開。このテンポの良さはやみつきになる。クッ、ククククエストッ! もっとクエストをくれッ! もうモンスターを倒した経験値じゃ満足できない体になってしまったんだッ!

そんな感じでヨダレを垂らしながらクエストを求めてウロウロとしていると、何やら「居住区」と呼ばれる場所に。これは……風の噂で聞いたことがある……「ハウジング」ってヤツじゃあねぇですかい? うん……帰る家があるっていいよね……どれどれ、お値段だけでも拝見させて頂こうかしら。

▲ですよねー!

ハウジングにはいろいろな形態があるようだが、少なくとも今の段階ではどう見ても無理そうだ。そもそも1566ギルしか持ってないし。月々100ギルくらいのローンでなんとかならないかと思っていた猫さんは、トボトボと居住区をあとにするのであった。

その後もクエストを黙々とこなしていると、メインのストーリーがポンポンと進んだようで、猫さん、ついに飛空艇搭乗許可証をゲット。

▲ひくうてい……!

▲ゴゴゴ

▲長く……苦しい戦いだったニャー

▲みんな「猫さん! エオルゼアに平和をありがとう!」 猫さん「私は何もしてないニャ。みんなの気持ちがひとつになって、なんやかんやした結果だニャ」 みんな「謙虚ー!」

▲~Fin~

いいエンディングだった……ではなく、飛空艇を使い、「海の都」と呼ばれる「リムサ・ロミンサ」と、「森の都」と呼ばれる「グリダニア」の2国にお手紙を届けに行くミッションなのである。これはすぐ完了できて、お届け後、ついに飛空艇が開放される。

▲飛空艇キタワー!

「お外怖い」とか言ってミコッテのダンスを口半開きで眺めていたヘッポコ格闘猫さんも、国から飛空艇搭乗許可をもらえるまでになったのだ。この成長……成長物語こそRPGの醍醐味……!

共闘したNPCに見向きもされずに放置された思い出や、1566ギルしか持ってないうえにレベルも足りずに家が買えなかった思い出など、微妙な感じの足跡を思い出しながら、ウルダハへ帰還。「ウーン、世界はまだまだ広いニャー」と思いつつ、見慣れたウルダハの町を歩いていると、見慣れないNPCが。

▲ゴールド……ソーサー?

これはもしや……めっちゃ楽しい場所へ行けるようになっちゃったのでは……? 飛空艇で行けるらしいとのことで、猫さんは早速、搭乗手続きに向かい……

▲うおおおお……

聞いたことのあるテーマ曲が流れてきて、否が応にもテンションMAX。猫さんは確信する……! 自分の冒険は、しばらくここで止まる……と……!

▲楽しんでいきますとも!

魅惑のゴールドソーサーの曲とガヤガヤ感、そして出迎えのバニーガールの皆さんに見惚れて、猫さんの興奮はMAXに達する。画面左下に表示されている「スクリーンショットを保存しました。」4連続が興奮を物語っている。

▲ほほう……

「ヘアカタログ交換窓口」というNPCを見かける。なるほど、ここで稼いだ報酬で新たな髪型もゲットできるわけか……。

どれから遊ぶかニャー……と目移りしていると、気になるセリフを吐くNPCが。

▲麻雀……だと……?

これだ……! ここで猫さんに電流走る――! 猫さんは手牌に字牌を何枚か見るとすぐに国士無双を狙ってしまうほどの雀聖なのだ。

早速、麻雀卓を探してウロウロしてみると……

▲じゃ、雀士!

雀士を発見。新ジョブ・雀士とか実装されたら真っ先に転職したい。点棒で殴って、雀牌の盾で防御して、服はチャイナドレス。スクエニさん、よろしくお願いします。

無理に他プレイヤーと対局せずとも、NPCとできるらしいので、まずは初級卓で腕ならし。あンた……背中が煤けてるニャー。

▲マンドラゴラ「ツモ、満貫」

麻雀は、卓上の運を奪い合うゲーム……兄さん、ついてたニャー。だが……次はそうはいかニャー。

▲マンドラゴラ「ツモ、跳満」

待って! つよい! このマンドラ、強い! 何なの! 初級じゃないの、この卓!

……ゴールドソーサーに来てから何時間経っただろうか。マンドラゴラ、スプリガン、モーグリという、人間ですらないメンツと黙々と打ち続け、「あれ……? 今、MMORPGやってるんだっけ……?」とフラフラになりながら訪れた1局。

▲か、勝ったニャーー

や、やったニャー! 僅差だったけど、トップを守り抜いたニャー!

しかし、後から調べてみると、このドマ式麻雀は1位か2位を取り続けることで徐々に「段位ポイント」がたまっていき、段位が上がっていくらしい。あ、あの……スゴい苦労したんですけど、これ……。

まだ登り始めたばかりだからニャ……このドマ式麻雀坂をよ……と猫さんが思ったかどうかは分からないが、クルクルと回転するジャボテンダー像をボケーッと眺めながら、ゴールドソーサーの夜はふけていくのでありました。続く……。


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