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いまAmazonでおトクに買えるオススメALIENWARE【2019年夏版】
※本記事は、2019年9月現在のAmazonでの情報をもとに作成しています。
ゲーミングPCの選び方をALIENWARE ZONE編集部が独自の切り口でオススメする企画。今回はAmazonで発売されているALIENWAREシリーズについてご紹介しよう。
実はAmazonでは、デル公式オンラインショップでは手に入らない旧モデルなども取り扱っており、おトクに購入できるモデルが多数ある。「東京ゲームショウ2019」での出展を記念して、あらためてご紹介していきたい。
なお、ゲーミングPCの各パーツの性能や特徴については、前回ALIENWARE STORE AKIBAの中村店長に伺ったゲーミング選びのポイントを先にご参照いただけると幸いだ。
ALIENWAREシリーズの中で名実ともにトップに君臨するスペシャルモデルが、ALIENWARE AREA-51だ。トライアドな筐体デザインは、効率的な冷却フローと整備性を考え抜かれた結果の機能美として選ばれたもの。サイドパネルを外すとストレージ、CPU、GPU、メモリなどに簡単にアクセスできる。また、余裕のある筐体空間のおかげで、2枚のGPUをつなげて利用するSLI構成のGPUなども選択可能だ。
ファクトリーオーバークロックが施されたCPU、GPUによって、あらゆる処理を迅速に行うことができる。ゲーミングPCとしても優秀なのはもちろんのこと、高負荷な状態で常時処理し続けるような、ディープラーニングといった産業用途でも選ばれている。
その性能は価格にも反映されており、あらゆる面で妥協を許さない作りのため、高めの価格設定にはなっている。ただしそれらも性能に裏打ちされた結果だ。オーバークロックでぶん回し続けるといった無茶な要求を、保証付きのメーカー製PCで実現することがどれほど難しいかは、PCに詳しい読者ならご存じだろう。予算に余裕があり、とにかくストレスなくゲームをプレイしたいという人には、間違いなく至高の1台と言える。
ゲームに関していえば、非常に高い負荷がかかるVRゲームから、現在eスポーツタイトルとして遊ばれているものまで、一切ストレスなくプレイできると考えていい。パーツの交換/増設が可能という面からも、長期間使い続けられるところもポイントだ。
販売価格:32万1019円
CPU:Intel Core i9-7920X(コア:12/キャッシュ:16.5MB/最大:4.4GHz)
GPU:NVIDIA GeForce GTX1080 8GB GDDR5X
メモリー:32GB DDR4 2666MHz
ストレージ:256GB SSD+2TB HDD
Amazonで販売されているALIENWARE AREA-51には、インテルのCore XシリーズであるCore i7搭載モデルとCore i9搭載モデルの2種類があるが、いま購入するなら断然i9 7920Xがオススメ。GPUは8GBのビデオメモリーを搭載したNVIDIA GeForce GTX 1080でメモリーは32GBと、高精細なグラフィックを持つゲームのプレイ時も余裕がある。ストレージはブートドライブをSSD、アクセススピードが必要ないゲームの保存領域としてHDDというデュアル構成だ。
CPUなどの世代はやや古い反面、この値段でAREA-51が手に入ると考えるとかなりおトク。将来にわたってメンテナンスやアップグレードを続けていきたい、というユーザーであれば、Auroraを購入するよりも冷却性能に秀でたAREA-51がオススメだ。
続いては、ALIENWAREのミドルタワーPCという位置付けのALIENWARE Auroraだ。サイドパネルのトライアドデザインをはじめ、AREA-51と共通のデザイン言語で開発されている。
AREA-51というモデルが存在することから、Auroraは「2番目の性能」と思われる方もいるかもしれないが、実際のところはAREA-51が突出しすぎているのであり、ALIENWAREのデスクトップシリーズの中では、フラッグシップモデルと呼んでも差し支えない。
CPUには第9世代インテルCore i7/i9を搭載し、GPUはNVIDIA GeForce RTX 2080Tiまで選べる。メモリーは最大64GBまで、ストレージも最大5台まで搭載可能な豊富なスロットを用意している。内部へのアクセスも驚くほど簡単で、サイドパネルを開くとほとんどのパーツ交換が工具なしで行えるという、メンテナンス性の高さも特筆すべきポイントだ。実際に間近で本体を見てみればわかるが、妥協のない性能を引き出すためのパーツを盛り込んだ上でのこのサイズは、どちらかといえば小型の部類に入るだろう。
中にはスリムタワーのゲーミングPCもあるが、当然のごとく冷却系は厳しい。空気の流れをしっかり確保することで、各パーツの発熱の影響を抑えられ、結果的に故障しにくくなる。そのため、デスクの下などの風通しのよくない環境ではなく、できる限り通気性のいい場所に設置することをオススメしたい。
これからeスポーツにじっくり腰を据えて取り組みたいユーザーにこそ、ALIENWARE Auroraはベストチョイスだ。
販売価格:26万981円
CPU:CPU:第9世代 Intel Core i7 9700K(コア:8/キャッシュ:12MB/最大:4.90GHz)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070 8GB
メモリー:16GB DDR4 2666MHz
ストレージ:128GB SSD+2TB HDD
ALIENWARE Auroraは、現行のCore i7とGPUもGeForce RTX 2070を組み合わせたモデルをチョイスした。ラインナップとしてはGPUがRTX 2080、RTX 2080Tiのモデルもあるが、それぞれプラス約7万円、約16万円アップとなり、かなりの負担になってしまうからだ。
この構成ならば、メモリーは16GBと及第点だし、ストレージもブートドライブが128GBもあればメインで遊ぶゲームのインストールに困ることはない。RTX 2070ならばレイトレーシング対応のゲームで高精細なグラフィック体験も味わえる。
そして、もしGPU分の予算が許すならば、240Hzのリフレッシュレートを持つALIENWAREブランドのゲーミングモニター、「AW2518H」(6万2606円)に振り分けたい。FPSやTPSのプロゲーマーはもちろん、『リーグ・オブ・レジェンド』のようなMOBAでもカーソル遅延がなくなることで独特の違和感をなくし、よりリニアにキャラクターをコントロールできるようになると、プロゲーマーたちからの評価が高いモデルだ。
ALIENWARE ゲーミングモニター 24.5インチ FPS向き 1ms G-SYNC フルHD DP,HDMI AW2518H
ALIENWAREのゲーミングノートPCの中でフラッグシップといえば、「ALIENWARE AREA-51m」をおいて他にない。そもそもAREA-51という名称は、ALIENWAREの中でも突出した性能を誇る特別なモデルにしか許されないのだ。
まず、CPUに関してはモバイル用ではなくデスクトップ用の第9世代Core i7を採用。モバイル用CPUはバッテリー駆動時の消費電力に配慮した設計のため、高性能なCPUであっても常時電源を共有できるデスクトップPCにはかなわない部分があるが、AREA-51mは思う存分CPUパワーを発揮できる。
GPUはNVIDIA GeForce RTX 2060〜2080までをラインナップしており、グラフィック要求の高いゲームからVRまでどんなゲームでも快適にプレイできる。GPUはデル独自開発の交換可能なGPUモジュールシステムをAREA-51mのためだけに新規に設計。交換用モジュールは2019年秋以降に発売予定とされている。
これらのCPU、GPUを交換するためには、ベースカバー、バッテリー、ワイヤレスカード、ストレージなど、大掛かりな分解が必要になり、PCの自作や分解の経験がない人にはかなり難易度の高い作業となるが、修理やアップグレードが可能というだけでも驚きだ。
一方で、メモリーやストレージ(M.2 SSD、SSHDやHDDなど)に関しては、背面パネルを開けるだけですぐに交換や増設が可能な設計を維持している。このあたりは過去のALIENWAREのノートPCと同様にユーザーフレンドリーな姿勢を崩していない。
機能面でのもうひとつのトピックは、一目見ただけでわかるデザインだろう。このAREA-51mから、ALIENWAREのデザイン言語がそれまでの「エピックデザイン」から「レジェンドデザイン」へとシフトした。後述するALIENWARE m15/m17に関しても、レジェンドデザインのフィロソフィーが踏襲されている。
もちろん、剛性と冷却性能を兼ね備えたハニカム構造のスリットや、縁取るようなLEDのカラーを配置するなど、見た目だけではない変化が随所に盛り込まれている。冷却性能に関しても設計が改められ、熱伝導率とともに部材の価格も高い銅複合材ヒートパイプや銅製フィンスタックを使用。底面と上部から吸気し、背面と側面から排気する新世代の冷却システムを実現している。ポート関係はALIENWAREの伝統とも言える背面集中型で、両サイドにはUSBなどを配するのみ。PCゲーマーだけでなく、ミュージシャンやVJなどのアーティストからも好評だ。
販売価格:37万5980円 ※9月14日より発売予定
CPU:第9世代 Intel Core i7 9700(コア:8/キャッシュ:12MB/最大:4.70GHz)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2060 6GB
メモリー:16GB DDR4 2400MHz
ストレージ:256GB SSD
モニター:17.3インチFHD(1920x1080)/パネル:144Hz,IPS,G-SYNC対応,LowBlueLight,非光沢
17インチモニターを搭載し、これ1台で自宅でも業務でもデスクトップマシンと同等の性能を叩き出すALIENWARE AREA-51mを買うのであれば、第9世代Coreシリーズ+NVIDIA GeForce RTXシリーズを搭載するモデルを選んでおけば後悔することはないだろう。
ただし、ノートPCはパーツのグレードアップによる価格差がかなり大きいため、ゲーミングPCとして手が届く&必要十分な構成ということでこちらのモデルをチョイスしてみた。将来的にはCPUやGPUを交換できるうえ、メモリーやストレージへのアクセスも簡単なので、のちのち自分でアップグレードすればいい、という考え方だ。
とはいえ、現状の構成でもeスポーツタイトルなどをプレイするにはかなりぜいたくな性能を誇っている。CPUは第9世代Core i7、GPUはRTX 2060。ストレージは256GBのSSD1枚だけなので、空いているスロットに後から増設すれば容量不足は補える。あとから交換ができないモニターはリフレッシュレート144Hzのタイプ。標準は60Hzモニターだが、いまやPCゲームを遊ぶなら144Hzクラスのリフレッシュレートは必須と言える。このモニターには視線でコントロールできるTobii Trackingも内蔵されており、最新のインプットデバイスとしての楽しみも味わえる。
ゲーミングPCの旗手として、圧倒的高性能を推し進めてきたALIENWAREのゲーミングノートPCシリーズだが、ネックだったのは性能を保証するための大きさや厚みだった。
そんなユーザーの声を受けて開発されたのが、薄型&軽量な「ALIENWARE mシリーズ」だ。ALIENWAREシリーズとしては初の薄型ゲーミングノートPCながら、ゲーミングPCとして譲れない性能面はスポイルさせない構成を実現。冷却機構や各種パーツの見直しを図り、同時にデザインもALINEWARE AREA-51やAuroraの流れを受けたエピックデザインに変化。CPUやGPUの世代も進化している。
ALIENWAREが目指すのは、あくまでゲーマーのゲームプレイ体験を損なわないこと。そのためのベストバランスを探った結果が、ALIENWARE mシリーズなのだ。
販売価格:29万9981円
CPU:第8世代 Intel Core i7 8750H(コア:6/キャッシュ:9MB/最大:4.10GHz)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070 Max-Q 8GB
メモリー:16GB DDR4 2666MHz
ストレージ:256GB SSD+1TB SSHD
モニター:17.3インチFHD(1920x1080)/パネル:IPS,非光沢
2019年現在、ALIENWARE mシリーズは第2世代が発売されているが、Amazonで取り扱っているのは第1世代のmシリーズだ。各種冷却機構など、新型の方が優れている面もあるが、価格が落ち着いてきた旧型も実はお買い得で、第1世代だけのメリットもある。
ひとつめは、CPUやGPUの構成がそれほど変わらない点だ。CPUは第8世代Coreシリーズと第9世代Coreシリーズだが、処理速度の向上は見られるものの、劇的な変化というほどではないので、コストパフォーマンスを重視して第1世代を選ぶユーザーも根強い。GPUに関してはどちらも選択肢はほぼ同じとなっている。
ふたつめは、第1世代のみメモリーの増設が可能なこと。第2世代のmシリーズは全モデル共通で16GB固定となっており、大きなメモリーを消費するゲームや業務などに使用する場合は、第1世代で32GBまで増やせた方がいい場合もある。ゲーミングだけでなくグラフィック/ムービー編集などを行う人であれば、この点だけで第1世代を選ぶ理由にもなる。
みっつめはデザイン面。第1世代の「エピックデザイン」は、近未来的でサイバーな雰囲気が漂うシルバーだったが、第2世代ではルナシルバーなど大きく変化を遂げた。この点は個人の好みだが、旧型のシルバーな雰囲気が好きだったというユーザーも多い。そんな第1世代のALIENWARE mシリーズも、徐々に購入できなくなってきている。Amazonの在庫があるうちに購入するのが得策だ。
今回紹介した以外にも、ゲーミングノートPCのALIENWAREシリーズや、ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、バックパックといったALIENWARE関連商品も多数ラインナップしている。この機会にAmazonで色々探してみてほしい。
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ゲーミングPCの選び方をALIENWARE ZONE編集部が独自の切り口でオススメする企画。今回はAmazonで発売されているALIENWAREシリーズについてご紹介しよう。
実はAmazonでは、デル公式オンラインショップでは手に入らない旧モデルなども取り扱っており、おトクに購入できるモデルが多数ある。「東京ゲームショウ2019」での出展を記念して、あらためてご紹介していきたい。
なお、ゲーミングPCの各パーツの性能や特徴については、前回ALIENWARE STORE AKIBAの中村店長に伺ったゲーミング選びのポイントを先にご参照いただけると幸いだ。
圧倒的な存在感と性能を誇る「ALIENWARE AREA-51」
ALIENWAREシリーズの中で名実ともにトップに君臨するスペシャルモデルが、ALIENWARE AREA-51だ。トライアドな筐体デザインは、効率的な冷却フローと整備性を考え抜かれた結果の機能美として選ばれたもの。サイドパネルを外すとストレージ、CPU、GPU、メモリなどに簡単にアクセスできる。また、余裕のある筐体空間のおかげで、2枚のGPUをつなげて利用するSLI構成のGPUなども選択可能だ。
ファクトリーオーバークロックが施されたCPU、GPUによって、あらゆる処理を迅速に行うことができる。ゲーミングPCとしても優秀なのはもちろんのこと、高負荷な状態で常時処理し続けるような、ディープラーニングといった産業用途でも選ばれている。
その性能は価格にも反映されており、あらゆる面で妥協を許さない作りのため、高めの価格設定にはなっている。ただしそれらも性能に裏打ちされた結果だ。オーバークロックでぶん回し続けるといった無茶な要求を、保証付きのメーカー製PCで実現することがどれほど難しいかは、PCに詳しい読者ならご存じだろう。予算に余裕があり、とにかくストレスなくゲームをプレイしたいという人には、間違いなく至高の1台と言える。
ゲームに関していえば、非常に高い負荷がかかるVRゲームから、現在eスポーツタイトルとして遊ばれているものまで、一切ストレスなくプレイできると考えていい。パーツの交換/増設が可能という面からも、長期間使い続けられるところもポイントだ。
Amazonで買うならコレ!
Dell ゲーミングデスクトップパソコン ALIENWARE Area51 Core-i9 19Q13/Windows10/32GB/256GB SSD+2TB HDD/GTX1080販売価格:32万1019円
CPU:Intel Core i9-7920X(コア:12/キャッシュ:16.5MB/最大:4.4GHz)
GPU:NVIDIA GeForce GTX1080 8GB GDDR5X
メモリー:32GB DDR4 2666MHz
ストレージ:256GB SSD+2TB HDD
Amazonで販売されているALIENWARE AREA-51には、インテルのCore XシリーズであるCore i7搭載モデルとCore i9搭載モデルの2種類があるが、いま購入するなら断然i9 7920Xがオススメ。GPUは8GBのビデオメモリーを搭載したNVIDIA GeForce GTX 1080でメモリーは32GBと、高精細なグラフィックを持つゲームのプレイ時も余裕がある。ストレージはブートドライブをSSD、アクセススピードが必要ないゲームの保存領域としてHDDというデュアル構成だ。
CPUなどの世代はやや古い反面、この値段でAREA-51が手に入ると考えるとかなりおトク。将来にわたってメンテナンスやアップグレードを続けていきたい、というユーザーであれば、Auroraを購入するよりも冷却性能に秀でたAREA-51がオススメだ。
eスポーツ大会公式モデルという信頼「ALIENWARE Aurora」
続いては、ALIENWAREのミドルタワーPCという位置付けのALIENWARE Auroraだ。サイドパネルのトライアドデザインをはじめ、AREA-51と共通のデザイン言語で開発されている。
AREA-51というモデルが存在することから、Auroraは「2番目の性能」と思われる方もいるかもしれないが、実際のところはAREA-51が突出しすぎているのであり、ALIENWAREのデスクトップシリーズの中では、フラッグシップモデルと呼んでも差し支えない。
CPUには第9世代インテルCore i7/i9を搭載し、GPUはNVIDIA GeForce RTX 2080Tiまで選べる。メモリーは最大64GBまで、ストレージも最大5台まで搭載可能な豊富なスロットを用意している。内部へのアクセスも驚くほど簡単で、サイドパネルを開くとほとんどのパーツ交換が工具なしで行えるという、メンテナンス性の高さも特筆すべきポイントだ。実際に間近で本体を見てみればわかるが、妥協のない性能を引き出すためのパーツを盛り込んだ上でのこのサイズは、どちらかといえば小型の部類に入るだろう。
中にはスリムタワーのゲーミングPCもあるが、当然のごとく冷却系は厳しい。空気の流れをしっかり確保することで、各パーツの発熱の影響を抑えられ、結果的に故障しにくくなる。そのため、デスクの下などの風通しのよくない環境ではなく、できる限り通気性のいい場所に設置することをオススメしたい。
これからeスポーツにじっくり腰を据えて取り組みたいユーザーにこそ、ALIENWARE Auroraはベストチョイスだ。
Amazonで買うならコレ!
Dell ゲーミングデスクトップパソコン ALIENWARE AURORA Core i7 エピックシルバー 20Q12/Win10/16GB/128GB SSD+2TB HDD/RTX2070 212 x 360.5 x 472.5mm販売価格:26万981円
CPU:CPU:第9世代 Intel Core i7 9700K(コア:8/キャッシュ:12MB/最大:4.90GHz)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070 8GB
メモリー:16GB DDR4 2666MHz
ストレージ:128GB SSD+2TB HDD
ALIENWARE Auroraは、現行のCore i7とGPUもGeForce RTX 2070を組み合わせたモデルをチョイスした。ラインナップとしてはGPUがRTX 2080、RTX 2080Tiのモデルもあるが、それぞれプラス約7万円、約16万円アップとなり、かなりの負担になってしまうからだ。
この構成ならば、メモリーは16GBと及第点だし、ストレージもブートドライブが128GBもあればメインで遊ぶゲームのインストールに困ることはない。RTX 2070ならばレイトレーシング対応のゲームで高精細なグラフィック体験も味わえる。
そして、もしGPU分の予算が許すならば、240Hzのリフレッシュレートを持つALIENWAREブランドのゲーミングモニター、「AW2518H」(6万2606円)に振り分けたい。FPSやTPSのプロゲーマーはもちろん、『リーグ・オブ・レジェンド』のようなMOBAでもカーソル遅延がなくなることで独特の違和感をなくし、よりリニアにキャラクターをコントロールできるようになると、プロゲーマーたちからの評価が高いモデルだ。
ALIENWARE ゲーミングモニター 24.5インチ FPS向き 1ms G-SYNC フルHD DP,HDMI AW2518H
デスクトップPCをモバイルする「ALIENWARE AREA-51m」
ALIENWAREのゲーミングノートPCの中でフラッグシップといえば、「ALIENWARE AREA-51m」をおいて他にない。そもそもAREA-51という名称は、ALIENWAREの中でも突出した性能を誇る特別なモデルにしか許されないのだ。
まず、CPUに関してはモバイル用ではなくデスクトップ用の第9世代Core i7を採用。モバイル用CPUはバッテリー駆動時の消費電力に配慮した設計のため、高性能なCPUであっても常時電源を共有できるデスクトップPCにはかなわない部分があるが、AREA-51mは思う存分CPUパワーを発揮できる。
GPUはNVIDIA GeForce RTX 2060〜2080までをラインナップしており、グラフィック要求の高いゲームからVRまでどんなゲームでも快適にプレイできる。GPUはデル独自開発の交換可能なGPUモジュールシステムをAREA-51mのためだけに新規に設計。交換用モジュールは2019年秋以降に発売予定とされている。
これらのCPU、GPUを交換するためには、ベースカバー、バッテリー、ワイヤレスカード、ストレージなど、大掛かりな分解が必要になり、PCの自作や分解の経験がない人にはかなり難易度の高い作業となるが、修理やアップグレードが可能というだけでも驚きだ。
一方で、メモリーやストレージ(M.2 SSD、SSHDやHDDなど)に関しては、背面パネルを開けるだけですぐに交換や増設が可能な設計を維持している。このあたりは過去のALIENWAREのノートPCと同様にユーザーフレンドリーな姿勢を崩していない。
機能面でのもうひとつのトピックは、一目見ただけでわかるデザインだろう。このAREA-51mから、ALIENWAREのデザイン言語がそれまでの「エピックデザイン」から「レジェンドデザイン」へとシフトした。後述するALIENWARE m15/m17に関しても、レジェンドデザインのフィロソフィーが踏襲されている。
もちろん、剛性と冷却性能を兼ね備えたハニカム構造のスリットや、縁取るようなLEDのカラーを配置するなど、見た目だけではない変化が随所に盛り込まれている。冷却性能に関しても設計が改められ、熱伝導率とともに部材の価格も高い銅複合材ヒートパイプや銅製フィンスタックを使用。底面と上部から吸気し、背面と側面から排気する新世代の冷却システムを実現している。ポート関係はALIENWAREの伝統とも言える背面集中型で、両サイドにはUSBなどを配するのみ。PCゲーマーだけでなく、ミュージシャンやVJなどのアーティストからも好評だ。
Amazonで買うならコレ!
Dell ゲーミングノートパソコン ALIENWARE 17 Area-51m Core i7 ダークグレー 20Q21D/Win10Pro/17.3FHD/16GB/256GB/RTX2060販売価格:37万5980円 ※9月14日より発売予定
CPU:第9世代 Intel Core i7 9700(コア:8/キャッシュ:12MB/最大:4.70GHz)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2060 6GB
メモリー:16GB DDR4 2400MHz
ストレージ:256GB SSD
モニター:17.3インチFHD(1920x1080)/パネル:144Hz,IPS,G-SYNC対応,LowBlueLight,非光沢
17インチモニターを搭載し、これ1台で自宅でも業務でもデスクトップマシンと同等の性能を叩き出すALIENWARE AREA-51mを買うのであれば、第9世代Coreシリーズ+NVIDIA GeForce RTXシリーズを搭載するモデルを選んでおけば後悔することはないだろう。
ただし、ノートPCはパーツのグレードアップによる価格差がかなり大きいため、ゲーミングPCとして手が届く&必要十分な構成ということでこちらのモデルをチョイスしてみた。将来的にはCPUやGPUを交換できるうえ、メモリーやストレージへのアクセスも簡単なので、のちのち自分でアップグレードすればいい、という考え方だ。
とはいえ、現状の構成でもeスポーツタイトルなどをプレイするにはかなりぜいたくな性能を誇っている。CPUは第9世代Core i7、GPUはRTX 2060。ストレージは256GBのSSD1枚だけなので、空いているスロットに後から増設すれば容量不足は補える。あとから交換ができないモニターはリフレッシュレート144Hzのタイプ。標準は60Hzモニターだが、いまやPCゲームを遊ぶなら144Hzクラスのリフレッシュレートは必須と言える。このモニターには視線でコントロールできるTobii Trackingも内蔵されており、最新のインプットデバイスとしての楽しみも味わえる。
ALIENWARE初の薄型・軽量モデル「ALIENWARE m17」
ゲーミングPCの旗手として、圧倒的高性能を推し進めてきたALIENWAREのゲーミングノートPCシリーズだが、ネックだったのは性能を保証するための大きさや厚みだった。
そんなユーザーの声を受けて開発されたのが、薄型&軽量な「ALIENWARE mシリーズ」だ。ALIENWAREシリーズとしては初の薄型ゲーミングノートPCながら、ゲーミングPCとして譲れない性能面はスポイルさせない構成を実現。冷却機構や各種パーツの見直しを図り、同時にデザインもALINEWARE AREA-51やAuroraの流れを受けたエピックデザインに変化。CPUやGPUの世代も進化している。
ALIENWAREが目指すのは、あくまでゲーマーのゲームプレイ体験を損なわないこと。そのためのベストバランスを探った結果が、ALIENWARE mシリーズなのだ。
Amazonで買うならコレ!
Dell ゲーミングノートパソコン ALIENWARE m17 Core i7 エピックシルバー 20Q12/Win10/17.3FHD/16GB/256GB SSD+1TB SSHD/RTX2070販売価格:29万9981円
CPU:第8世代 Intel Core i7 8750H(コア:6/キャッシュ:9MB/最大:4.10GHz)
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070 Max-Q 8GB
メモリー:16GB DDR4 2666MHz
ストレージ:256GB SSD+1TB SSHD
モニター:17.3インチFHD(1920x1080)/パネル:IPS,非光沢
2019年現在、ALIENWARE mシリーズは第2世代が発売されているが、Amazonで取り扱っているのは第1世代のmシリーズだ。各種冷却機構など、新型の方が優れている面もあるが、価格が落ち着いてきた旧型も実はお買い得で、第1世代だけのメリットもある。
ひとつめは、CPUやGPUの構成がそれほど変わらない点だ。CPUは第8世代Coreシリーズと第9世代Coreシリーズだが、処理速度の向上は見られるものの、劇的な変化というほどではないので、コストパフォーマンスを重視して第1世代を選ぶユーザーも根強い。GPUに関してはどちらも選択肢はほぼ同じとなっている。
ふたつめは、第1世代のみメモリーの増設が可能なこと。第2世代のmシリーズは全モデル共通で16GB固定となっており、大きなメモリーを消費するゲームや業務などに使用する場合は、第1世代で32GBまで増やせた方がいい場合もある。ゲーミングだけでなくグラフィック/ムービー編集などを行う人であれば、この点だけで第1世代を選ぶ理由にもなる。
みっつめはデザイン面。第1世代の「エピックデザイン」は、近未来的でサイバーな雰囲気が漂うシルバーだったが、第2世代ではルナシルバーなど大きく変化を遂げた。この点は個人の好みだが、旧型のシルバーな雰囲気が好きだったというユーザーも多い。そんな第1世代のALIENWARE mシリーズも、徐々に購入できなくなってきている。Amazonの在庫があるうちに購入するのが得策だ。
※ ※ ※
今回紹介した以外にも、ゲーミングノートPCのALIENWAREシリーズや、ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、バックパックといったALIENWARE関連商品も多数ラインナップしている。この機会にAmazonで色々探してみてほしい。
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