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【TGS2019】55インチOLEDゲーミング モニター「ALIENWARE AW5520QF」を写真でチェック!
「東京ゲームショウ2019」のデル/ALIENWAREブースで発表された、55インチOLED(オーレッド、有機ELと同意)ゲーミングモニター「ALIENWARE AW5520QF」。存在自体は、実は2019年1月に渋谷で開催されたALIENWARE Area-51mの発表会の際に、フランク・エイゾールの発表の中で少しだけ触れられていた。
ALIENWARE AREA-51mがゲーミングノートPCを再定義する──デル/ALIENWARE新製品発表会
https://alienwarezone.jp/post/1498
当時はまだコンセプト段階とのことだったが、今回の会場では壇上で「ブレアウィッチプロジェクト」のデモ映像を流しているだけでなく、『FINAL FANTASY XIV』のデモプレイのプレビューにも使われ、実際にその色調や応答速度などを確かめることもできた。
本稿では、今回のデル/ALIENWAREブースでの発表の中で大きな話題をさらった、「ALIENWARE AW5520QF」を振り返ってみたい。
Alienware 55 OLEDゲーミング モニター:AW5520QF (2019年10月3日発売)
ただしその美しさに関しては、冷静にじっくり観察すると従来の55インチ級のテレビとは一線を画すスペックとなっている。そして、なにより価格がゲーミングモニターとしては圧倒的に安価なところが驚きだ。35万900円という価格は、ゲーミングモニターとしてはもちろん高額ではあるが、スペックとサイズを冷静に考えると圧倒的なコストパフォーマンスなのは間違いない。
画質調整などを行う「オンスクリーンディスプレイ(OSD)」は、画面右下に表示され、ALIENWAREゲーミングモニターと同様に細かな調整が可能だ。内蔵スピーカーは出力や数は未確認だが、デルのモニターと同様にWaves MaxxAudioを採用している。
応答時間は、数値的には遅くなりがちな中間階調(Gray to Gray)で0.5msというスピードを実現。リフレッシュレートは可変で120Hz。一般的なモニターが60Hz、高速タイプでは144Hzや240Hzもあるが、「AW5520QF」は有機ELモニターであり、そもそもちらつきにくい特性となっている。さらにリフレッシュレートが通常の倍の120Hzのため、動きの激しいFPS・TPSのエイム時や視線移動時にも残像が残ることなく気持ちよくプレイできる。
色再現性についても、米国デジタルシネマ規格「DCI-P3カラーカバレッジ」で98.5%と、高い色精度と深度を備えている。ホラーゲームやアドベンチャーゲームなどで黒の階調が重要なタイトルはもちろん、FPS/TPSやMOBAなどのゲーム、RPGなどでも、開発者が意図した最高の画質で楽しむことができるだろう。PCとの接続に関しては、AMD Radeon FreeSyncに対応し、滑らかな画質を再現している。
中央のスタンド裏には「VESA MOUNT」の文字が。VESAマウントキットを使うことで、壁掛けやフレキシブルアームでの利用も可能になっている。
そして、正面左側のカバー内には各種ポートを用意。目視の範囲だが、HDMIポート、Displayポート、USBポートなどが見て取れる。
横からみたところ。正面左側にもUSBポートが設置されていた。モニター上部の薄さはまさにパネルのみ。
予約に関しては、「ALIENWARE AW5520QF」と同時に発表されたALIENWAREモニターも含めて、電話もしくはチャットで先行予約を受付中だ。
新型ALIENWARE AURORAとともに、異次元なゲーミング体験を求める方にこそオススメしたい1台だ。
■関連リンク
ALIENWARE
https://www.dell.com/ja-jp/gaming/alienware
デルとALIENWARE、究極のゲーミング パソコンおよび周辺機器を 東京ゲームショウで発表|デルプレスリリース
https://blog.dell.com/ja-jp/alienware_dellg_gameshow/
ALIENWARE AREA-51mがゲーミングノートPCを再定義する──デル/ALIENWARE新製品発表会
https://alienwarezone.jp/post/1498
当時はまだコンセプト段階とのことだったが、今回の会場では壇上で「ブレアウィッチプロジェクト」のデモ映像を流しているだけでなく、『FINAL FANTASY XIV』のデモプレイのプレビューにも使われ、実際にその色調や応答速度などを確かめることもできた。
本稿では、今回のデル/ALIENWAREブースでの発表の中で大きな話題をさらった、「ALIENWARE AW5520QF」を振り返ってみたい。
Alienware 55 OLEDゲーミング モニター:AW5520QF (2019年10月3日発売)
55インチサイズとして圧倒的な高性能
実際にブースで近くで見た方には、その美しさと巨大な画面に圧倒されたかもしれないが、実際のところこのサイズになると、ゲーミングモニターというよりはテレビに近いイメージをされた方も多いのではないだろうか。ただしその美しさに関しては、冷静にじっくり観察すると従来の55インチ級のテレビとは一線を画すスペックとなっている。そして、なにより価格がゲーミングモニターとしては圧倒的に安価なところが驚きだ。35万900円という価格は、ゲーミングモニターとしてはもちろん高額ではあるが、スペックとサイズを冷静に考えると圧倒的なコストパフォーマンスなのは間違いない。
画質調整などを行う「オンスクリーンディスプレイ(OSD)」は、画面右下に表示され、ALIENWAREゲーミングモニターと同様に細かな調整が可能だ。内蔵スピーカーは出力や数は未確認だが、デルのモニターと同様にWaves MaxxAudioを採用している。
応答時間は、数値的には遅くなりがちな中間階調(Gray to Gray)で0.5msというスピードを実現。リフレッシュレートは可変で120Hz。一般的なモニターが60Hz、高速タイプでは144Hzや240Hzもあるが、「AW5520QF」は有機ELモニターであり、そもそもちらつきにくい特性となっている。さらにリフレッシュレートが通常の倍の120Hzのため、動きの激しいFPS・TPSのエイム時や視線移動時にも残像が残ることなく気持ちよくプレイできる。
色再現性についても、米国デジタルシネマ規格「DCI-P3カラーカバレッジ」で98.5%と、高い色精度と深度を備えている。ホラーゲームやアドベンチャーゲームなどで黒の階調が重要なタイトルはもちろん、FPS/TPSやMOBAなどのゲーム、RPGなどでも、開発者が意図した最高の画質で楽しむことができるだろう。PCとの接続に関しては、AMD Radeon FreeSyncに対応し、滑らかな画質を再現している。
美しく収納できる多彩なポート類
インターフェース関係は一見すると見つけにくいが、裏面下部のカバーに隠されていることが、発表会のスライドで判明している。正面から見て右裏側には電源端子があり、中央のスタンド部分まで誘導されてスッキリまとめられる。中央のスタンド裏には「VESA MOUNT」の文字が。VESAマウントキットを使うことで、壁掛けやフレキシブルアームでの利用も可能になっている。
そして、正面左側のカバー内には各種ポートを用意。目視の範囲だが、HDMIポート、Displayポート、USBポートなどが見て取れる。
横からみたところ。正面左側にもUSBポートが設置されていた。モニター上部の薄さはまさにパネルのみ。
ゲームに入り込むかのような没入体験をAW5520QFで!
「ALIENWARE AW5520QF」はTGS2019での発表直後から先行予約を受付中。発売日は10月2日で、発送は10月中が予定されている。予約に関しては、「ALIENWARE AW5520QF」と同時に発表されたALIENWAREモニターも含めて、電話もしくはチャットで先行予約を受付中だ。
新型ALIENWARE AURORAとともに、異次元なゲーミング体験を求める方にこそオススメしたい1台だ。
■関連リンク
ALIENWARE
https://www.dell.com/ja-jp/gaming/alienware
デルとALIENWARE、究極のゲーミング パソコンおよび周辺機器を 東京ゲームショウで発表|デルプレスリリース
https://blog.dell.com/ja-jp/alienware_dellg_gameshow/
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