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eスポーツにおいて重要なこと【FAV gaming・ShiN選手の『R6S』戦術論】
皆さん、お久しぶりです。また、初めまして。PC版『レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)』(以下『R6S』)のチーム FAV gaming(ファブゲーミング)でリーダーを務めているShiN(シン)です。
突然ですが、皆さんはeスポーツにおいて重要なことは何だと思いますか? FPSであれば撃ち合いの強さ、チーム連携、作戦……いろいろ思い浮かべたかと思います。もちろんどれも大事な要素ですが、私が重要だと思っていることは2点。
「メンタルの強さ」「健康管理」です。
いくら撃ち合いが強くても大会当日に風邪を引いてしまったら100%のパフォーマンスは出せませんよね。また、少し相手に押し込まれて日和ってしまうとそれもまた100%のパフォーマンスは出せませんよね。
そう、基礎力としては撃ち合いの強さだったり、チーム連携、作戦といったものが大事になってくるのですが、こと大会に限っては何よりも大事なのが「メンタルの強さ」「健康管理」この2点だと思っています。
私も数多くの国内・国外大会の経験を通してこれらは痛感しました。今後、大会シーンでいつも通りのパフォーマンスを出せてないと思った方、またこれから大会シーンに参加してみたいという方は少し私の記事を読んで頂けると幸いです。
「あれ? 前半まではイケイケだったのに後半になると別チームのようじゃないか」
このようなケースを見たことはあるでしょうか。サッカーなどは前後半で分かれているので、わかりやすいですよね。最近だと日本代表の試合でも見かけることは少なくありません。
eスポーツにおいても見られることはよくあります。
私がまだeiNsの頃、世界大会に初めて出場し、Team Fontt(現在のFaZe Clan)と戦った時もそうでした。当時はAPAC大会を制して自信満々に、地球の裏側にあるブラジルで自分たちの力を見せつけてやる、そんな気持ちで行ったのを覚えています。
実際、試合の開始直後はOpK(Opening kill : ラウンドの最初にキルを取ること)をして、調子づくように思えました。しかし、PCクラッシュによって30分程度のインターバルを挟んで再開した頃には、30分前の自分たちはいませんでした。相手に思うように動かれ、逆に自分たちが勝手に縮こまってしまったようにも思えます。
eiNs vs Team Fonttの試合。試合前に30分のインターバルがあり、初の世界大会は自滅の部分も大きかった
話を戻します。これらは「メンタル」が起因しているもので間違いはないと思います。勝っている時に盛り上がる……は簡単ですよね。重要なのは「負けている時」です。
自分たちの用意した作戦がうまくいかない、相手の予想よりも強かった、コミュニケーションエラーが多発……。こういったケースはよく見かけますが、自分なりの解釈だと、一番大事なのは自分から縮こまらないことだと思います。
用意した作戦が通用しないのは上位に行くと頻繁にあります。それに7本先取のゲームですから、6本連続で取られたとしても負けにはならないです。
取られてもいいから相手の情報を多く得る、その中で自分たちがどうするか考えるというのは「作戦面」。状況をよくするのも悪くするのも自分たち次第なのだからと開き直って、どんどん提案、修正する「メンタル面」。いずれも大事ですが、後者が試合ではより大事になってくると思います。
突然ですが、皆さんはeスポーツにおいて重要なことは何だと思いますか? FPSであれば撃ち合いの強さ、チーム連携、作戦……いろいろ思い浮かべたかと思います。もちろんどれも大事な要素ですが、私が重要だと思っていることは2点。
「メンタルの強さ」「健康管理」です。
OGA Pit優勝を果たしたTeam Liquid。メンタルコーチの恩恵も大きいが、劣勢でも果敢に攻めていくスタイルは最近で最もメンタルの強いチームの1つといえるだろう。
(出典:https://twitter.com/OGARainbow6PIT/status/1203694210765000707)
(出典:https://twitter.com/OGARainbow6PIT/status/1203694210765000707)
いくら撃ち合いが強くても大会当日に風邪を引いてしまったら100%のパフォーマンスは出せませんよね。また、少し相手に押し込まれて日和ってしまうとそれもまた100%のパフォーマンスは出せませんよね。
そう、基礎力としては撃ち合いの強さだったり、チーム連携、作戦といったものが大事になってくるのですが、こと大会に限っては何よりも大事なのが「メンタルの強さ」「健康管理」この2点だと思っています。
私も数多くの国内・国外大会の経験を通してこれらは痛感しました。今後、大会シーンでいつも通りのパフォーマンスを出せてないと思った方、またこれから大会シーンに参加してみたいという方は少し私の記事を読んで頂けると幸いです。
よく見るケース
それでは本題に入っていきましょう。「あれ? 前半まではイケイケだったのに後半になると別チームのようじゃないか」
このようなケースを見たことはあるでしょうか。サッカーなどは前後半で分かれているので、わかりやすいですよね。最近だと日本代表の試合でも見かけることは少なくありません。
eスポーツにおいても見られることはよくあります。
私がまだeiNsの頃、世界大会に初めて出場し、Team Fontt(現在のFaZe Clan)と戦った時もそうでした。当時はAPAC大会を制して自信満々に、地球の裏側にあるブラジルで自分たちの力を見せつけてやる、そんな気持ちで行ったのを覚えています。
実際、試合の開始直後はOpK(Opening kill : ラウンドの最初にキルを取ること)をして、調子づくように思えました。しかし、PCクラッシュによって30分程度のインターバルを挟んで再開した頃には、30分前の自分たちはいませんでした。相手に思うように動かれ、逆に自分たちが勝手に縮こまってしまったようにも思えます。
eiNs vs Team Fonttの試合。試合前に30分のインターバルがあり、初の世界大会は自滅の部分も大きかった
話を戻します。これらは「メンタル」が起因しているもので間違いはないと思います。勝っている時に盛り上がる……は簡単ですよね。重要なのは「負けている時」です。
自分たちの用意した作戦がうまくいかない、相手の予想よりも強かった、コミュニケーションエラーが多発……。こういったケースはよく見かけますが、自分なりの解釈だと、一番大事なのは自分から縮こまらないことだと思います。
用意した作戦が通用しないのは上位に行くと頻繁にあります。それに7本先取のゲームですから、6本連続で取られたとしても負けにはならないです。
取られてもいいから相手の情報を多く得る、その中で自分たちがどうするか考えるというのは「作戦面」。状況をよくするのも悪くするのも自分たち次第なのだからと開き直って、どんどん提案、修正する「メンタル面」。いずれも大事ですが、後者が試合ではより大事になってくると思います。
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