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知識の差で勝利を掴む! 攻撃側ガジェットの使い方をチェック【今日から始める『レインボーシックス シージ』第5回】

目次
  1. 知識の差は敗因に直結する
  2. 突破口を開くブリーチングチャージ
  3. プレイヤーキルとガジェット処理に使えるフラググレネード
  4. 激しい閃光で視界を奪うスタングレネード
  5. お手軽に身を隠せるスモークグレネード
  6. 裏取り防止に必須のクレイモア
  7. 次回:防衛側ガジェットの使い方を知る!
レインボーシックス シージ』(R6S)を始めてみたい! でも何から手をつければいいか分からない――。そんな迷えるビギナーにお届けするのが、本コラム「今日から始める『R6S』」だ。

第5回では、初心者が知っておいて損のない「共通ガジェットの使い方」(攻撃編)ついて解説する。これから『R6S』に触れる初心者はぜひ参考にしてもらいたい。

知識の差は敗因に直結する

▲オーソドックスなフラググレネードでも、使い方次第で大きく化ける(「Six Invitational 2020」より)

『R6S』には各オペレーターごとに与えられたガジェット類のほか、オペレーターの種類に左右されない「共通ガジェット」が存在する。バリケードや障害物を破壊するブリーチングチャージ、周囲を爆破する投擲タイプのフラググレネードはその代表例だ。

他の固有ガジェットに比べるとやや地味な性能だが、いずれも試合運びを有利にするうえで欠かせないものばかり。そのため正しい使い方を知らなければ、それは”知識の差”として相手プレイヤーに一歩遅れを取る原因となり、やがて試合に負けてしまう敗因となりかねない。そうならないためにも、ゲームを始めたばかりの初段階で共通ガジェットの使い方を正しく抑えることが重要である。

ここからは、攻撃側オペレーターが持つガジェットを5つご紹介する。それぞれ有用なシチュエーションと運用方法を記載してあるので、参照しながらカスタムマッチで試してみてほしい。なお、遠隔ドローンについては別の機会に言及する予定だ。

突破口を開くブリーチングチャージ


ブリーチングチャージは突破口を開くのにもってこいのガジェット。外部と面したバリケードや未補強の壁に貼り付けるだけで、容易に侵入ルートを形成できる。

例えばラペリング時にバリケードを突き破って突入する際、防衛側が内部から工事をしていない限り、どうしても近接アタックで数回殴らなければならない。そんなとき、ブリーチングチャージをペタっと貼り付けて突入の寸前に爆破すれば、殴る必要もなくシームレスに屋内への侵入が可能だ。

ただし爆破を引き起こす性質上、衝撃音によって相手にこちらの位置がバレやすい。使用後は「侵入に気づかれた」という意識のもと、油断せずに行動しよう。

▲爆破のインパクトは凄まじく、木製の壁なら問題なく吹っ飛ばせる

屋内に入った後はトラップドアを破壊したり、ボム拠点への移動ルートや射線の確保に使うのもオススメ。もし2階や3階にいるのなら、床を爆破して階下へ立体的な射線を作るのも悪くない。設置から爆破までの間に少しばかりタイムラグはあるものの、使い方次第で応用は効きやすいだろう。

プレイヤーキルとガジェット処理に使えるフラググレネード

『R6S』の試合観戦に親しんでいる方なら、プロ選手が魅せるフラググレネードを使った鮮やかなキルシーンに心当たりはないだろうか。この恐るべき投擲物はピンを抜いてから一定時間後に爆発し、周囲に殺傷性の高い金属編を撒き散らす。その高威力を活かし、物陰に隠れる防衛プレイヤー目がけて投げ入れるのが主な使い方となる。

また、1階にいるプレイヤーが2階の敵を倒す際にも役立つ。いわゆる”突き上げ”というテクニックで、グレネードが爆発するまでの時間を見計らい、天井に当たった瞬間に爆発するように投げ込む。慣れを要する反面、成功時は大きく敵の意表を突くことができるだろう。

▲自爆のリスクはあるものの、ほぼ一発で敵を倒せる恩恵は大きい

プレイヤーキル以外では、有刺鉄線や展開型シールドをはじめとした設置型ガジェットの処理にも使える。人数差を生みだすためにプレイヤーキルを狙うのか、それとも拠点突入のルートに邪魔なガジェットを潰すのか。この辺りは他のフラグ持ちオペレーターの出方を鑑みて判断するのがベストだ。

激しい閃光で視界を奪うスタングレネード

眩しい!前が見えない!気づいたらそのまま倒されていた……なんて状況を作り出すのが、投擲後に閃光を放つのがスタングレネードだ(別名フラッシュバン)。

光をダイレクトに見たオペレーターは目の前が真っ白(ホワイトアウト)になり、数秒間は完全に視界を失う。別部屋からやって来る防衛オペレーターに牽制として使っても良いし、もしくは防衛オペレーターの居座る場所へ投げ込むのもOK。ヒット後は相手が視界を失っている間に近づき、狙いをあわせて銃弾を叩き込もう。

別の運用法として、投擲物の天敵である「ADS」(JAGERの固有ガジェット)にわざと投げ込むことで、後発のフラググレネードや「ブリーチング弾」(ASHの固有ガジェット)を通りやすくする、といった技術も存在する。

▲敵に直接当てるのではなく、壁に反射させるように投げ込むのがコツ

スタングレネードを使う際に気をつけておきたいのが、味方への誤爆。閃光は敵だけでなく、味方オペレーターの目も傷つけてしまう。フレンドと一緒にプレイしているなら、「スタン投げるよ!」等、投擲時に一声かけてから使うこと。たとえ野良で遊んでいる時でも、周囲の味方オペレーターの位置関係は必ず把握しておこう。

お手軽に身を隠せるスモークグレネード

手っ取り早く身を隠すor相手の追跡を巻くのにピッタリのスモークグレネード。”視界を悪くする”という点で前述のスタングレネードと共通しているが、こちらは使用後に白煙を噴出し、周囲の視認性を著しく奪うのが特徴だ。

拠点部屋でのプラント後に使い、設置場所を隠す。相手が展開している射線の前へ投げつけ、視界を遮断する。そのほか、別地点に白煙を炊いてもう一方の通路から侵入を試みる……という具合に、陽動作戦のトリガーにも利用可能なガジェットである。

▲白煙の噴出範囲は画像の通り。中心に近づくほど遮断効果は高くなる

投擲の際は足元に投げるのではなく、やや前方の地面へ向かって使用すること。というのも、白煙に包まれたプレイヤーは位置関係が分からなくなるほどに視界を奪われるため、「そもそも身を隠せたのかどうか、視界が悪いから分からない!」という状況に陥りやすいからだ。同様に敵の追跡を巻きたいのなら、後方の敵へスモークグレネードをぶつける!ぐらいの心構えを持っておくと良い。

裏取り防止に必須のクレイモア

往年のゲームカートリッジを彷彿とさせるクレイモアは、本体から照射されるレーザー光線に触れた相手を一瞬のうちに天国へと誘う、脅威のガジェット。攻撃チームの誰か一人でも持っておくと、屋内を走り回る防衛オペレーターの遊撃を効果的にブロックできる。

ボム拠点前へ歩を進めた後、後方の出入り口へおもむろに設置。これだけでもクレイモアは十分に機能するだろう。積極的に屋外へ飛び出してくる”ラペリング狩り”がいるなら、飛び出し用の窓(バリケード)付近へクレイモアを仕掛けておくこと。執拗にキルを狙ってくるせっかちな防衛プレイヤーなら、きっと引っかかってくれる。

▲レーザーは赤色だが、混戦時はなかなか判断がつきづいらい。防衛側にとって脅威となるガジェット

『R6S』を始めたばかりの初心者にありがちなのは、味方がしかけたクレイモアを”敵が仕掛けたトラップ”と勘違いしてしまうこと。クレイモアは攻撃側オペレーターの共通ガジェットとなっており、防衛側は最初から装備していない。つまり、攻撃側でプレイしているあいだは、「このクレイモアは敵(防衛側)が置いたヤツ?」と頭を悩ませる必要はないのだ。

次回:防衛側ガジェットの使い方を知る!

冒頭で述べた通り、共通ガジェットは試合を正しくコントロールするためにも、ある程度の知識は入れておきたい分野の一つだ。オペレーターの固有ガジェットと比べると、どこか影の薄さは否めないかもしれない。だがないがしろにせず、運用方法を知ることできれば、自ずと勝利に近づくファクターとなり得るだろう。

次回は防衛側オペレーターの扱う共通ガジェットの使い方に焦点を当てる。これから『R6S』の世界に飛び込んでみたいと考えている方は、ぜひ目を通していただけると幸いだ。

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レインボーシックス シージ
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