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2021年から変わる『レインボーシックス シージ』新シーズンに向けて【FAV Gaming・ShiN選手のR6S戦術論】

皆さん、お久しぶりです。また、初めまして。PC版『レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)』(以下『R6S』)のチーム、FAV gaming(ファブゲーミング)でリーダーを務めているShiN(シン)です。

前回は、日本の国内大会の紹介をさせていただきました。

今回はシーズンの節目ということで、2020-2021シーズンの「前期まとめ」と今期に向けてということで、私事ではございますが、記事にさせていただきたいと思います。

2020年前期の大会

2020年シーズンは変化の一年でした。2020年3月にAPAC Northの出場チームを決める大会があり、直後に新型コロナウイルスの影響から“オフライン”が全て不可になってしまうという濃い出だしでした。

2020年のFAV gamingとしての流れをざっくり起こしてみたのが以下の表です。


コロナ禍ということもありましたが、多くの大会に参加することができました。私個人の思いを多分に含んだ内容になりますが、1個1個ストーリーを振り返ってみます。

5月:ロスター変更

2019年度の戦いを振り返ってFAV gamingのロスターに新しい風を入れたく、当時匠Festivalに所属し、「ジャパンプロリーグ」(以下、PL)で好成績を残していたNo2.選手を補強しました。

PLという点では一区切りついたことと、ロスターを入れ替えるテストをして向上心を煽るために実施しました。私個人としては、4月の1カ月間を使ってかなり詳細にトライアウトしました。本人の癖、性格など、PLに向けて強化したい意図もあったからです。



加えて、裏方のサポートも一新しました。2年間所属したZAKO選手、Tatsukin選手に代わり、2018年の「Six Invitational」までeiNsの裏方に属していたNata選手をアナリストとして補強しました。


チームを作り上げていく上で、単純な撃ち合いだけではなくチームの攻め方、守り方について理解度が高い選手の補強を、個人的には考えていました。

No2.選手に関しては自分が一緒にプレイしたことのないプレイヤーだったので未知数ではありましたが、無限の可能性があると思い、決断しました。1シーズン目からチームにアジャストするのはかなり難しいですが、シーズンが半年かけて長いものとなるので、半年の間にチームにフィットさせようとプランを組んでいます。

こうして、チームのスタイルにも若干の変更を加え、PL開幕に備えました。


6月:APAC North Stage 1
9月:APAC North Stage 2

APAC地域で始まるPLは従来の地域ごとに代わり、North地域(日本、韓国、東南アジア)とSouth地域(南アジア、オセアニア)に分かれました。日本チームとして、FAV gamingに加えてCYCLOPS athlete gaming(以下、CAG)、GUTS Gaming(以下、GG)、野良連合Fnatic(以下、FNC)が参戦しました。

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