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FPSで勝率を上げるために必要な4つの設定

PCゲームは画質を重視したりパフォーマンスを重視したりと、プレイヤーの好みに応じたバランスで遊べるのが強み。そこで今回は人気FPSで勝ちにいくために、押さえておきたい設定をまとめてみた。

画質設定を見直せ!

対戦がメインのFPSで最も重要なのは、フレームレートを上げることだ。PCゲームの画面の動きは1秒間に沢山の映像を描画し続けることで表現される。これはアニメーションの原理と全く同じ。つまり1秒あたりに画面が更新される頻度、すなわちフレームレートが高いほど早い動きもなめらかに補完される。
このフレームレートを上げるには2つのアプローチがある。1つめはPCを買い換えたり、パーツ交換を行って処理性能を上げるやり方。上を見るほど予算はかかるが、高画質&高フレームレートで遊ぼうと思ったら強力なビデオカード(GPU)を載せたPCを使うしかない。

そしてもう一つは画質や解像度を下げてしまうこと。両方下げれば低スペックのPCでもそこそこのフレームレートが出る。今時のゲームはフルHD(1920×1080ドット)で遊ぶプレイヤーが多いが、トッププレイヤーの中にはあえてフルHD未満、1280×720ドットや1024×768ドットで遊ぶ(というより戦う)者もいる。

eスポーツ系FPS『オーバーウォッチ(Overwatch)』はとにかくキャラの動きが速い。素早い動きに付いていくためには高いフレームレートでプレイできるPCが必要になる

オーバーウォッチを60fpsでプレイした時のイメージ

同じシーンを30fpsにした場合。一見違いはないようだがチェーンで引っ張られるキャラの動きなどが捉えにくくなっている

15fpsまで下げると、明らかに動きを目で追うのが辛くなってくる

オーバーウォッチの画質設定。画面描画が重いと思ったら、画質下げ→解像度下げの順番で実行するとよいだろう

特に画質設定の変更はプレイヤーにとって大きなトレードオフになる。画質を下げれば描画負荷は一気に下がるが、画面のクオリティは下がる。特に『バトルフィールド1(Battlefield1)』のように、リアリティ重視で絵作りも売りなゲームであれば、ある程度画質を確保したうえで遊びたいと考える人もいるだろう。画質設定に正解はない。自分が納得できる画質で、プレイしていてカクつかない設定をまずは見つけ出そう。

バトルフィールド1の画質設定。設定項目が沢山あるが、「グラフィックのクオリティー」で選択できる4段階の設定(低/中/高/最高)から選べば、自動的に最適な組み合わせになる。ちなみに「解像度スケール」が100%より大きい場合は、100%に合わせると画面解像度に合わせた負荷に下がる

画質“低”にしたバトルフィールド1。遠景の樹木の色が白く飛ぶ、水たまりの反射がないなど、そこかしこに省略が見える

細部に目を向けると、ナナメの線がガタガタ(ジャギー)になって見える。フレームレートは上がるが、このジャギーが画面を見づらくしてしまう

画質“最高”にすると遠景の樹木もきっちり描画され、草むらもよりリアルな表現になる。水たまりの水もそれっぽく描写されている。

画質を高くするとジャギーがあった部分にアンチエイリアスがかかり、より滑らかに見えるようになる。

さてここまでは、ある程度PCゲームで遊んでいればなんとなく掴めてくることだ。だが今回はもう少し別の方面からFPSで勝ちに行くための設定を考えてみたい。

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