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【TGS2018】勝利はどちらの手に!? 感動の『コール オブ デューティ ワールドウォーII』プロ対抗戦レポート
2018年9月22日、『コール オブ デューティ ワールドウォーII』(以下『COD:WWII』)のプロチームによる大会が東京ゲームショウで行われた。本大会は6つのチームが約半年間かけて総当たり戦で戦い、決勝進出を果たしたDetonatioN GamingとLibalent Vertexの2チームがこのグランドファイナルで雌雄を決する。
勝利を手にし、賞金総額800万を手にするのはどちらのチームなのか? 本大会の様子をレポートしよう。
引き続き選手の入場。DetonatioN Gaming、Libalent Vertexの両チームの選手からは緊張と気迫に満ちた表示が感じられた。
なお、試合の解説は鈴木ノリアキさん、実況はk4sen(かせん)さんで進行する。試合の解説の前にまずは両チームのリーグ通算戦績を確認してみよう。
注目すべきはDetonatioN Gamingの勝率の高さ。全ルールの勝率が約8割ということからどのルールでも安定した戦いが展開できることが予想される。一方、Libalent Vertexは序盤こそ勝利を落としていたものの、後半からじわじわを追い上げグランドファイナルまで進出している。ハードポイントの勝率は4割と低めだが、数値からは計り知れない戦いが期待できると言ってもいいだろう。
また、注目のプレイヤーとしてDetonatioN GamingからはGenGar AX選手、Libalent Vertexからはsitimentyooo選手が挙げられた。GenGar AX選手は高いK/D率を誇り、すべてのルールにおいて好成績を叩き出してるオールラウンダーと言える。一方、sitimentyooo選手は「戦の変革者」の異名にふさわしい先陣を切ったプレイスタイルはチームを先導し統率力を高めている。
なお、優勝決定戦は5戦3先取制となっていて、ハードポイント、サーチ&デストロイ、キャプチャー・ザ・フラッグの3つのゲームモードで試合を展開していく。3つのゲームモードのおもなルールは以下のとおり。
■ハードポイント
指定されたエリア(ハードポイント)を確保することが目的のモード。ハードポイントは試合開始直後は中立状態となっていて、ハードポイントに進入すると制圧状態となる。制圧状態になると1秒間に1ポイントずつ加算されるが、別のチームが進入してくると競合状態となりポイントはストップ。ハードポイント内の敵を全滅させれば、再びポイントが加算するといった具合だ。先に得点が250点に到達したチームが勝利となる。
■サーチ&デストロイ
攻撃側と設置側にチームが分かれ、攻撃側は指定されたエリアに爆弾を設置して起爆するか、防衛側のプレイヤーを全滅させれば勝利。防衛側は攻撃側のプレイヤーを全滅させるか、設置された爆弾を解除しタイムリミットまで生きのびれば勝利となる。ほかのモードとは異なり死亡したプレイヤーが復活しないので慎重かつ正確な行動が重要となる。攻撃側、防衛側の両方をプレイし、先に6ラウンドを先取したチームが勝利となる。
■キャプチャー・ザ・フラッグ
敵陣地にある旗を自分の陣地まで運ぶことが目的のモード。旗はひとつにつき1ポイントとなり、時間制限終了の時点で得点が高いチームが勝利となる。自分の陣地の旗を取られていると、敵陣地の旗を持ってきても得点にはならないので、自陣の旗を守りつつ、敵の旗を奪うといった攻守バランスの取れた戦術が要求される。
Libalent Vertexの鉄壁の防御になかなかハードポイントに進入できないDetonatioN Gamingの面々。また、Libalent VertexのInaba UR選手が開始直後から10キルと好成績を叩き出し、DetonatioN Gamingが制圧していた3カ所目のハードポイントも難なく奪取。
中盤もInaba UR選手のトリプルキルでハードポイントを守り抜くなどLibalent Vertexが優勢。2周目はハードポイントの前方で戦うことでリスポーン地点を調整し、鉄壁の防御を見せた。終始先手先手で動いていたLibalent Vertexが見事勝利を勝ち取った。
変わってラウンド2はLibalent Vertexが攻撃側に。チームワークの取れた進軍で迅速に爆弾を設置するも、DetonatioN Gamingの防衛に爆弾を解除されまたもや2本目を先取する。
ラウンド3は両者乱戦の末、1対2となったところでLibalent VertexのE3NCOUNT選手がxAxSy選手、GenGar_AX選手を冷静にキルして設置された爆弾を解除。1本を奪い返した。
ラウンド4はLibalent VertexのNicochaaaaaaaann選手がすばやく爆弾を設置。すぐさま設置場所にスモークを焚いて万全の攻めを展開。あっという間に2本目も奪取した。続くラウンド5もNicochaaaaaaaann選手がトリプルキルで圧倒し、DetonatioN Gamingに爆弾を設置させる間を与えず3本目を奪取。
ラウンド6はLibalent Vertexが爆弾を設置するも、Galiard選手に守りを崩されあっという間に爆弾を解除。3対3の同点となる。
しかしLibalent Vertexの勢いはそれでは止まらず、ラウンド7〜9を連取してサーチ&デストロイもLibalent Vertexが勝ち取った。
しかしxAxSy選手が旗を持ったsitimentyooo選手の裏を取り旗を奪取。DetonatioN Gamingが先制点を獲得した。
ところが再びお互いが旗持ち状態となり、なかなか相手の旗を奪えない状態が続く。試合は延長戦に持ち込まれるもsitimentyooo選手が旗を奪い取り時間ギリギリのところで引き分けに持ち込んだ。
後半も両チームともに旗を取り合うことに。残り時間2分30秒を切ったところでE3NCOUNT選手が旗持ちのGanGer AX選手の裏を取ってキル。そのまま旗を奪ってポイントをゲットした。さらにそのままInaba UR選手が旗を持って自陣へと進軍。続けて2本目を奪取!
さらにsitimentyooo選手が旗を持ち帰り、勝利はほぼ確定状態に。そのままタイムアウトとなり見事ストレート勝ちでLibalent Vertexがグランドファイナルを制した!
見事優勝を勝ち取ったLibalent Vertexには賞金800万円と、副賞としてXperia Touch、プレイステーション クラシックが贈呈されイベントは幕を閉じた。なお、大会のアーカイブはYoutubeで配信されているので、そちらの方もぜひチェックして欲しい。
■関連リンク
DetonatioN Gaming
http://team-detonation.net/
Libalent Vertex
https://www.teamlibalent.com
コール オブ デューティ ワールドウォーII公式
https://www.callofduty.com/ja/wwii
【グランドファイナル】コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦 in 東京ゲームショウ2018
https://www.youtube.com/watch?v=TjryJWnjP4g
勝利を手にし、賞金総額800万を手にするのはどちらのチームなのか? 本大会の様子をレポートしよう。
会場を沸かせたスペシャルゲスト!
オープニングはMCの岸大河さんと、アシスタントの松嶋初音さんが進行。またスペシャルゲストとしてチームFaZe Clan所属のスーパープレイヤーAttach選手が登場し、試合が始まる前から会場のボルテージは最高潮に。「両チームともクオリティの高いプレイを期待しています」と選手たちを鼓舞する。▲アシスタントの松嶋初音さん(写真左)とMCの岸大河さん(写真右)
▲FaZe Clan所属のAttach選手
引き続き選手の入場。DetonatioN Gaming、Libalent Vertexの両チームの選手からは緊張と気迫に満ちた表示が感じられた。
▲DetonatioN Gaming所属、xAxSy選手
▲DetonatioN Gaming所属、AliceWonderland選手
▲DetonatioN Gaming所属、GenGar AX選手
▲DetonatioN Gaming所属、Galiard選手
▲Libalent Vertex所属、Nicochaaaaaaaann選手
▲Libalent Vertex所属、Inaba UR選手
▲Libalent Vertex所属、sitimentyooo選手
▲Libalent Vertex所属、E3NCOUNT選手
なお、試合の解説は鈴木ノリアキさん、実況はk4sen(かせん)さんで進行する。試合の解説の前にまずは両チームのリーグ通算戦績を確認してみよう。
▲実況のk4senさん(写真左)と、解説の鈴木ノリアキさん(写真右)
注目すべきはDetonatioN Gamingの勝率の高さ。全ルールの勝率が約8割ということからどのルールでも安定した戦いが展開できることが予想される。一方、Libalent Vertexは序盤こそ勝利を落としていたものの、後半からじわじわを追い上げグランドファイナルまで進出している。ハードポイントの勝率は4割と低めだが、数値からは計り知れない戦いが期待できると言ってもいいだろう。
また、注目のプレイヤーとしてDetonatioN GamingからはGenGar AX選手、Libalent Vertexからはsitimentyooo選手が挙げられた。GenGar AX選手は高いK/D率を誇り、すべてのルールにおいて好成績を叩き出してるオールラウンダーと言える。一方、sitimentyooo選手は「戦の変革者」の異名にふさわしい先陣を切ったプレイスタイルはチームを先導し統率力を高めている。
なお、優勝決定戦は5戦3先取制となっていて、ハードポイント、サーチ&デストロイ、キャプチャー・ザ・フラッグの3つのゲームモードで試合を展開していく。3つのゲームモードのおもなルールは以下のとおり。
■ハードポイント
指定されたエリア(ハードポイント)を確保することが目的のモード。ハードポイントは試合開始直後は中立状態となっていて、ハードポイントに進入すると制圧状態となる。制圧状態になると1秒間に1ポイントずつ加算されるが、別のチームが進入してくると競合状態となりポイントはストップ。ハードポイント内の敵を全滅させれば、再びポイントが加算するといった具合だ。先に得点が250点に到達したチームが勝利となる。
■サーチ&デストロイ
攻撃側と設置側にチームが分かれ、攻撃側は指定されたエリアに爆弾を設置して起爆するか、防衛側のプレイヤーを全滅させれば勝利。防衛側は攻撃側のプレイヤーを全滅させるか、設置された爆弾を解除しタイムリミットまで生きのびれば勝利となる。ほかのモードとは異なり死亡したプレイヤーが復活しないので慎重かつ正確な行動が重要となる。攻撃側、防衛側の両方をプレイし、先に6ラウンドを先取したチームが勝利となる。
■キャプチャー・ザ・フラッグ
敵陣地にある旗を自分の陣地まで運ぶことが目的のモード。旗はひとつにつき1ポイントとなり、時間制限終了の時点で得点が高いチームが勝利となる。自分の陣地の旗を取られていると、敵陣地の旗を持ってきても得点にはならないので、自陣の旗を守りつつ、敵の旗を奪うといった攻守バランスの取れた戦術が要求される。
白熱のハードポイント
第一戦目はロンドンでのハードポイント。1カ所目のハードポイントは両チーム奪い合いとなるものの、ひそかに2カ所目のハードポイントへと進軍するLibalent Vertex。2カ所目もLibalent Vertexがしっかりと制圧し、どんどん得点を引き離していった。Libalent Vertexの鉄壁の防御になかなかハードポイントに進入できないDetonatioN Gamingの面々。また、Libalent VertexのInaba UR選手が開始直後から10キルと好成績を叩き出し、DetonatioN Gamingが制圧していた3カ所目のハードポイントも難なく奪取。
中盤もInaba UR選手のトリプルキルでハードポイントを守り抜くなどLibalent Vertexが優勢。2周目はハードポイントの前方で戦うことでリスポーン地点を調整し、鉄壁の防御を見せた。終始先手先手で動いていたLibalent Vertexが見事勝利を勝ち取った。
慎重かつ大胆な戦略が要求されるサーチ&デストロイ
第二戦目はサント・マリー・デュモンでのサーチ&デストロイ。まず攻めるのはDetonatioN Gamingから。開始早々AliceWonderland選手のダブルキルを先陣にあっという間に1本先取。目にも止まらぬエイミングで会場を興奮の渦へと導いた。変わってラウンド2はLibalent Vertexが攻撃側に。チームワークの取れた進軍で迅速に爆弾を設置するも、DetonatioN Gamingの防衛に爆弾を解除されまたもや2本目を先取する。
ラウンド3は両者乱戦の末、1対2となったところでLibalent VertexのE3NCOUNT選手がxAxSy選手、GenGar_AX選手を冷静にキルして設置された爆弾を解除。1本を奪い返した。
ラウンド4はLibalent VertexのNicochaaaaaaaann選手がすばやく爆弾を設置。すぐさま設置場所にスモークを焚いて万全の攻めを展開。あっという間に2本目も奪取した。続くラウンド5もNicochaaaaaaaann選手がトリプルキルで圧倒し、DetonatioN Gamingに爆弾を設置させる間を与えず3本目を奪取。
ラウンド6はLibalent Vertexが爆弾を設置するも、Galiard選手に守りを崩されあっという間に爆弾を解除。3対3の同点となる。
しかしLibalent Vertexの勢いはそれでは止まらず、ラウンド7〜9を連取してサーチ&デストロイもLibalent Vertexが勝ち取った。
あとがないDetonatioN Gamingの逆転劇がはじまるか!?
続いてアルデンヌフォレストでキャプチャー・ザ・フラッグ。開始早々、Libalent Vertexがグレネードからの猛攻撃でDetonatioN Gamingを掃討。旗を奪うもGanGar AX選手の反撃に遭い、お互いがお互いの旗を持った状態が続く。しかしxAxSy選手が旗を持ったsitimentyooo選手の裏を取り旗を奪取。DetonatioN Gamingが先制点を獲得した。
ところが再びお互いが旗持ち状態となり、なかなか相手の旗を奪えない状態が続く。試合は延長戦に持ち込まれるもsitimentyooo選手が旗を奪い取り時間ギリギリのところで引き分けに持ち込んだ。
後半も両チームともに旗を取り合うことに。残り時間2分30秒を切ったところでE3NCOUNT選手が旗持ちのGanGer AX選手の裏を取ってキル。そのまま旗を奪ってポイントをゲットした。さらにそのままInaba UR選手が旗を持って自陣へと進軍。続けて2本目を奪取!
さらにsitimentyooo選手が旗を持ち帰り、勝利はほぼ確定状態に。そのままタイムアウトとなり見事ストレート勝ちでLibalent Vertexがグランドファイナルを制した!
半年かけての逆転劇を見せたLibalent Vertex
一番下からスタートして半年かけてここまで上りつめたLibalent Vertex。彼らがここまで成長するとは誰が予想していただろうか。今までリーグ戦で勝つことができなかったDetonatioN Gamingに1本も取られることなく勝利したLibalent Vertexは、「人はここまで成長できるものなんだ」と感動と勇気をを与えてくれた。
▲今までついてきてくれた選手に感謝し、今は「嬉しい」という気持ちでいっぱいと心境を語るNicochaaaaaaaann選手
▲優勝を果たせたとともに「DetonatioN Gaming」にリベンジができてよかったとInaba UR選手
▲次は世界に行きたいと新たな目標を掲げるsitimentyooo選手
▲休むことなく練習を続けた結果が実ってよかったとE3NCOUNT選手
見事優勝を勝ち取ったLibalent Vertexには賞金800万円と、副賞としてXperia Touch、プレイステーション クラシックが贈呈されイベントは幕を閉じた。なお、大会のアーカイブはYoutubeで配信されているので、そちらの方もぜひチェックして欲しい。
■関連リンク
DetonatioN Gaming
http://team-detonation.net/
Libalent Vertex
https://www.teamlibalent.com
コール オブ デューティ ワールドウォーII公式
https://www.callofduty.com/ja/wwii
【グランドファイナル】コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦 in 東京ゲームショウ2018
https://www.youtube.com/watch?v=TjryJWnjP4g
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