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いま世界のeスポーツトップに君臨している海外eスポーツチーム 8選【2019年版】
目次
eスポーツシーンの形成には色々な人々が関わっている。ゲームタイトルを手がける開発者やイベントを開催するオーガナイザー、はたまたコミュニティの活性化を担って草の根運動に尽力するカリスマプレイヤーなど、パッと思いつくだけでも様々だ。
中でも競技会に選手として参加するプロゲーマーは大きな存在感を放ち、彼らが所属するeスポーツチームも世間から日に日に注目を集めている。とくに海外では日本より早い段階でeスポーツシーンが成長していたからか、国内と比較して大規模なチームが設立されているのも事実だ(決して日本のeスポーツチームが弱小というわけではない)。
そこで本稿では、国内ではなく海外に拠点を置くeスポーツチームの中から、様々なゲームジャンルに参戦しているチームを8つご紹介。「海外のチームはあまりよく知らない……」という場合は、まず自分がよく知っているタイトルで活動中のチームからチェックしてみてはいかがだろうか。
■チーム設立年:2013年
■公式サイト: https://www.cloud9.gg/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』『Counter-Strike: Global Offensive』『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』
2013年、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)タイトル『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のeスポーツチーム「Quantic Gaming」を元に誕生したのが「Cloud9」。『Counter-Strike: Global Offensive』(CS:GO)や『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)など、ジャンルを問わず幅広いゲームタイトルに参戦するマルチゲーミングチームで、これまでいくつもの実績を残している。そうした競技大会の成績に加え、アメリカの経済誌「Forbes」が掲載した「世界で最も価値のあるeスポーツ企業」という記事で1位に取り上げられたこともあり、世界最大手のeスポーツチームとして認識されている。
■チーム設立年:2013年
■公式サイト: https://www.g2esports.com/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』『レインボーシックス シージ』『Counter-Strike: Global Offensive』
ドイツのベルリンから世界に名をとどろかせる「G2 Esports」は、『LoL』のプロシーンに携わっていた「Carlos "ocelote" Rodríguez Santiago」氏が立ち上げたeスポーツチームだ。『LoL』の大規模イベント「MSI 2019 Main Event」では、世界13の地域から集った猛者を打ち負かして優勝。またタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』(R6S)のプロシーンにおいても、「Six Invitational 2019」や「Pro League Season 8 - Finals」を含め、1位の座を何回も手中に収めている。
■チーム設立年:2015年
■公式サイト: https://www.echofox.gg/
■主な参戦ゲーム:『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』『リーグ・オブ・レジェンド』『ドラゴンボールファイターズZ』
eスポーツチームを結成するのは、何もプロゲーマーに限られたことではない。ハリウッドセレブやアスリートなど、著名な人物が立ち上げるケースも考えられる。
NBA選手として名を馳せた「Rick Fox」氏が2015年に設立した「Echo Fox」もその一例だ。当初は『LoL』部門に特化していたが、2016年より対戦格闘ゲームのプロシーンに参入。海外のプロゲーマーを多く迎え入れただけでなく、2017年1月にはときど選手、ももち選手、チョコブランカ選手といった日本人プロゲーマーと契約し(2019年現在は契約終了)、国内の格闘ゲームコミュニティを大きく賑わせた。
■チーム設立年:2004年
■公式サイト: https://www.fnatic.com/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』『レインボーシックス シージ』『Counter-Strike: Global Offensive』
今から約15年前の2004年に生まれた「Fnatic」は、20タイトルのプロシーン、そして年間70以上のeスポーツイベントに参戦する非常に大規模なマルチゲーミングチームである。『LoL』や『CS:GO』の公式大会で実績を上げているほか、2018年4月には「Mindfreak」を買収して『R6S』のプロシーンにも参入を果たす。単にチームマネジメントだけでなく、アパレルからハードウェア事業など、ワイドな分野に投資してeスポーツシーン全体の牽引に尽力しているのが特徴。今年度は約20憶6000万円の資金調達を行ったばかりで、アジアと北米にて大幅な事業拡大を目指している模様だ。
■チーム設立年:2017年
■公式サイト: https://www.geng.gg/
■主な参戦ゲーム:『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』『オーバーウォッチ』『リーグ・オブ・レジェンド』
韓国発のeスポーツチーム「Gen.G esports」は、『PUBG』や『LoL』を含むPCゲームをはじめ、家庭用ゲーム、モバイルゲームを含めた合計7タイトルのプロシーンに参戦している。各タイトルで優秀な結果を残すべく奮闘する一方、サッカー選手の本田圭佑氏や俳優のウィル・スミス氏による投資ファンドから約50億円の資金を受け入れ、韓国と中国におけるeスポーツリーグ拡大に着手。まだまだ日が浅いチームではあるが、2019年以降の経過に目が離せない。
■チーム設立年:2000年
■公式サイト: https://www.teamliquid.com/
■主な参戦ゲーム:『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』『リーグ・オブ・レジェンド』『Counter-Strike: Global Offensive』『DOTA2』
「Team Liquid」は21世紀が産声を上げた2000年、RTS(リアルタイムストラテジー)タイトル『StarCraft』シリーズのチームとして発足。2019年で誕生から19年となる古参eスポーツチームであり、MOBAやFPSを含め、多岐にわたるゲームタイトルの競技大会で爪痕を残してきた。
獲得賞金の多くは『Dota2』部門によるもの。2018年より『ストV』の日本人プロゲーマー、ネモ選手と竹内ジョン選手が契約、2018年12月4日には日本の芸能事務所「アミューズ」とパートナーシップ契約を結んだ。また、2019年には初めて『鉄拳7』部門として日本人の弦選手が所属するなど、日本国内コミュニティへの積極的な浸透を図っている。
■チーム設立年:2015年
■公式サイト: https://ogs.gg/
■主な参戦ゲーム:『Dota2』
2015年にヨーロッパを拠点において活動をスタートした「OG(Team OG)」は、『Dota2』部門において類いまれな実力を発揮するチームだ。2015年度から2018年度までに開催された競技大会で10回の優勝を経験しており、「The International 2018」では『Dota2』シーンの強豪として名を連ねる「PSG.LGD」を下して約12憶4800万円の賞金を獲得。今後もますますの活躍が見込まれるチームである。
■チーム設立年:2003年
■公式サイト:https://t1.gg/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』
携帯電話事業を担う韓国企業のSKテレコムが抱える「T1」は、『LoL』のプロシーンにおいて王者と呼ぶにふさわしい戦績を誇るeスポーツチームである。「Worlds 2013」を皮切りに、「Mid Season Invitational」や「IEM World Championship」を含む幾つもの世界大会で優勝。特に「Worlds」は2013年、2015年、2016年と史上最多の3度の優勝を挙げており、本チームの実力を世界中に知らしめる要因となった。世界有数のスキルを持つFaker選手が在籍していることでも有名なチームだ。
今夏より、SKテレコムと米国でeスポーツ事業を手がける「Comcast Spectator」が提携し、名称をシンプルな「T1」へと変更。さらに、『Apex Legends』『フォートナイト』『PUBG』といった部門も増えている。
「これから海外のeスポーツチームも応援してみたい!」という方は、まず日ごろ自分がチェックしている国内チームと海外チームのプレースタイルを比較しながら試合を観戦してみよう。その上で各選手のライブ配信を視聴してみるのも良い。また敷居は上がるが、海外サイトのインタビュー記事を読むのもオススメだ。有名チームの応援からでも構わないので、この機会にぜひ海外のeスポーツシーンにも目を向けてみてほしい。
中でも競技会に選手として参加するプロゲーマーは大きな存在感を放ち、彼らが所属するeスポーツチームも世間から日に日に注目を集めている。とくに海外では日本より早い段階でeスポーツシーンが成長していたからか、国内と比較して大規模なチームが設立されているのも事実だ(決して日本のeスポーツチームが弱小というわけではない)。
そこで本稿では、国内ではなく海外に拠点を置くeスポーツチームの中から、様々なゲームジャンルに参戦しているチームを8つご紹介。「海外のチームはあまりよく知らない……」という場合は、まず自分がよく知っているタイトルで活動中のチームからチェックしてみてはいかがだろうか。
Cloud9(クラウドナイン)
■チーム設立年:2013年
■公式サイト: https://www.cloud9.gg/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』『Counter-Strike: Global Offensive』『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』
2013年、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)タイトル『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のeスポーツチーム「Quantic Gaming」を元に誕生したのが「Cloud9」。『Counter-Strike: Global Offensive』(CS:GO)や『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)など、ジャンルを問わず幅広いゲームタイトルに参戦するマルチゲーミングチームで、これまでいくつもの実績を残している。そうした競技大会の成績に加え、アメリカの経済誌「Forbes」が掲載した「世界で最も価値のあるeスポーツ企業」という記事で1位に取り上げられたこともあり、世界最大手のeスポーツチームとして認識されている。
G2 Esports(ジーツー イースポーツ)
■チーム設立年:2013年
■公式サイト: https://www.g2esports.com/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』『レインボーシックス シージ』『Counter-Strike: Global Offensive』
ドイツのベルリンから世界に名をとどろかせる「G2 Esports」は、『LoL』のプロシーンに携わっていた「Carlos "ocelote" Rodríguez Santiago」氏が立ち上げたeスポーツチームだ。『LoL』の大規模イベント「MSI 2019 Main Event」では、世界13の地域から集った猛者を打ち負かして優勝。またタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』(R6S)のプロシーンにおいても、「Six Invitational 2019」や「Pro League Season 8 - Finals」を含め、1位の座を何回も手中に収めている。
Echo Fox(エコーフォックス)
■チーム設立年:2015年
■公式サイト: https://www.echofox.gg/
■主な参戦ゲーム:『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』『リーグ・オブ・レジェンド』『ドラゴンボールファイターズZ』
eスポーツチームを結成するのは、何もプロゲーマーに限られたことではない。ハリウッドセレブやアスリートなど、著名な人物が立ち上げるケースも考えられる。
NBA選手として名を馳せた「Rick Fox」氏が2015年に設立した「Echo Fox」もその一例だ。当初は『LoL』部門に特化していたが、2016年より対戦格闘ゲームのプロシーンに参入。海外のプロゲーマーを多く迎え入れただけでなく、2017年1月にはときど選手、ももち選手、チョコブランカ選手といった日本人プロゲーマーと契約し(2019年現在は契約終了)、国内の格闘ゲームコミュニティを大きく賑わせた。
Fnatic(フナティック)
■チーム設立年:2004年
■公式サイト: https://www.fnatic.com/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』『レインボーシックス シージ』『Counter-Strike: Global Offensive』
今から約15年前の2004年に生まれた「Fnatic」は、20タイトルのプロシーン、そして年間70以上のeスポーツイベントに参戦する非常に大規模なマルチゲーミングチームである。『LoL』や『CS:GO』の公式大会で実績を上げているほか、2018年4月には「Mindfreak」を買収して『R6S』のプロシーンにも参入を果たす。単にチームマネジメントだけでなく、アパレルからハードウェア事業など、ワイドな分野に投資してeスポーツシーン全体の牽引に尽力しているのが特徴。今年度は約20憶6000万円の資金調達を行ったばかりで、アジアと北米にて大幅な事業拡大を目指している模様だ。
Gen.G esports(ジェンジー イースポーツ)
■チーム設立年:2017年
■公式サイト: https://www.geng.gg/
■主な参戦ゲーム:『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』『オーバーウォッチ』『リーグ・オブ・レジェンド』
韓国発のeスポーツチーム「Gen.G esports」は、『PUBG』や『LoL』を含むPCゲームをはじめ、家庭用ゲーム、モバイルゲームを含めた合計7タイトルのプロシーンに参戦している。各タイトルで優秀な結果を残すべく奮闘する一方、サッカー選手の本田圭佑氏や俳優のウィル・スミス氏による投資ファンドから約50億円の資金を受け入れ、韓国と中国におけるeスポーツリーグ拡大に着手。まだまだ日が浅いチームではあるが、2019年以降の経過に目が離せない。
Team Liquid(チームリキッド)
■チーム設立年:2000年
■公式サイト: https://www.teamliquid.com/
■主な参戦ゲーム:『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』『リーグ・オブ・レジェンド』『Counter-Strike: Global Offensive』『DOTA2』
「Team Liquid」は21世紀が産声を上げた2000年、RTS(リアルタイムストラテジー)タイトル『StarCraft』シリーズのチームとして発足。2019年で誕生から19年となる古参eスポーツチームであり、MOBAやFPSを含め、多岐にわたるゲームタイトルの競技大会で爪痕を残してきた。
獲得賞金の多くは『Dota2』部門によるもの。2018年より『ストV』の日本人プロゲーマー、ネモ選手と竹内ジョン選手が契約、2018年12月4日には日本の芸能事務所「アミューズ」とパートナーシップ契約を結んだ。また、2019年には初めて『鉄拳7』部門として日本人の弦選手が所属するなど、日本国内コミュニティへの積極的な浸透を図っている。
OG(オージー)
■チーム設立年:2015年
■公式サイト: https://ogs.gg/
■主な参戦ゲーム:『Dota2』
2015年にヨーロッパを拠点において活動をスタートした「OG(Team OG)」は、『Dota2』部門において類いまれな実力を発揮するチームだ。2015年度から2018年度までに開催された競技大会で10回の優勝を経験しており、「The International 2018」では『Dota2』シーンの強豪として名を連ねる「PSG.LGD」を下して約12憶4800万円の賞金を獲得。今後もますますの活躍が見込まれるチームである。
T1(ティーワン)
■チーム設立年:2003年
■公式サイト:https://t1.gg/
■主な参戦ゲーム:『リーグ・オブ・レジェンド』
携帯電話事業を担う韓国企業のSKテレコムが抱える「T1」は、『LoL』のプロシーンにおいて王者と呼ぶにふさわしい戦績を誇るeスポーツチームである。「Worlds 2013」を皮切りに、「Mid Season Invitational」や「IEM World Championship」を含む幾つもの世界大会で優勝。特に「Worlds」は2013年、2015年、2016年と史上最多の3度の優勝を挙げており、本チームの実力を世界中に知らしめる要因となった。世界有数のスキルを持つFaker選手が在籍していることでも有名なチームだ。
今夏より、SKテレコムと米国でeスポーツ事業を手がける「Comcast Spectator」が提携し、名称をシンプルな「T1」へと変更。さらに、『Apex Legends』『フォートナイト』『PUBG』といった部門も増えている。
まとめ
以上、海外に拠点を置くeスポーツチームをアルファベット順に8つご紹介したが、いかがだったろうか。「これから海外のeスポーツチームも応援してみたい!」という方は、まず日ごろ自分がチェックしている国内チームと海外チームのプレースタイルを比較しながら試合を観戦してみよう。その上で各選手のライブ配信を視聴してみるのも良い。また敷居は上がるが、海外サイトのインタビュー記事を読むのもオススメだ。有名チームの応援からでも構わないので、この機会にぜひ海外のeスポーツシーンにも目を向けてみてほしい。
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