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「ザ・フィースト」の「ロール」と「ジョブ」の特徴を知ろう!【『FFXIV』芸人にしむらベイベーの「ザ・フィースト」観戦のススメ 第2回】

目次
  1. 「ロール」と「ジョブ」によるチーム構成の違い
  2. タンク=仲間を守り相手を食い止める攻守の要!
  3. メレー(近接物理DPS)=点取り役の花型、攻めて攻めて点を稼ぐ勝利の要!
  4. ヒーラー=味方の活躍を影で支える最後の砦!
  5. レンジ(遠隔物理DPS/遠隔魔法DPS)=遠くから一気に攻め立てるポイントゲッター!
  6. にしむらベイベー「FFXIV ファンフェス 2019」出演情報
ALIENWARE ZONEをご覧のみなさま、ごぶさたしております。よしもと芸人のまろんまろん西村こと、にしむらベイベーです!


前回の記事で募集した「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2019 in 東京」チケットに当選された方、おめでとうございます! お題にもなっていた「にしむらベイベーは「ザ・フィースト」シーズン11を終えて、プラチナランクに達した?」の答えは……残念ながらプラチナには到達できませんでした……。配信などで応援コメントをいただいたみなさま、ありがとうございました。

これまで僕は、「戦士」「竜騎士」「白魔道士」で「ザ・フィースト」をプレイしてきたのですが、いろいろなジョブを経験したことで、自分以外のメンバーが求めることがわかってきました。

立場が変わることで、仲間はどんな時に守ってほしいのか、どんなふうにしたら仲間が攻撃しやすい状況を作り出せるのか、どこにいたら回復しやすいのか、といった視点が備わってきたんです。

そこで今回は、知っておくとより「ザ・フィースト」の観戦を楽しめるチームの構成や各プレイヤーの役割などについて、自分の経験をもとにご紹介してみたいと思います。

「ロール」と「ジョブ」によるチーム構成の違い

さて、「ザ・フィースト」は4人1組で戦う競技だとご紹介しましたが、サッカーなどのスポーツと同様に、4人にそれぞれポジションが割り当てられています。

そしてそれは、使用しているキャラクターの「ジョブ」によって自動的に決まります。そのポジションのことを「ロール」と言います。戦士を使っているけどヒーラーをやりたい、というのはできないんですね。

イメージとしては、
・ロール=選手に割り当てられたポジション
・ジョブ=そのポジションにつく選手の特性
といった感じでしょうか。

4つのロールとその特徴はこんな感じです。
・タンク=味方を守り、敵を攻撃する攻守の要
対象ジョブ:戦士、ナイト、暗黒騎士
・ヒーラー=回復役
対象ジョブ:白魔道士、学者、占星術師
・メレー(近接物理DPS)=近距離からの攻撃役
対象ジョブ:モンク、竜騎士、忍者、侍
・レンジ(遠隔物理DPS/遠隔魔法DPS)=遠距離からの攻撃役
対象ジョブ:吟遊詩人、機工士(物理系)、黒魔道士、召喚士、赤魔道士(魔法系)

各ロールのジョブは下図の通りです。通常の『FFXIV』で自分が遊んでいるジョブがどこに入るかをみてみると、なんとなくわかるでしょう。

▲PVPジョブガイドより 出典:https://jp.finalfantasyxiv.com/jobguide/pvp/

「ザ・フィースト」にどんなロールがいて、どんなジョブがあるのか、僕がプレイしている試合を見ながら、1例をご紹介したいと思います。

タンク=仲間を守り相手を食い止める攻守の要!

まずは、僕のジョブ「戦士」のロールでもある「タンク」について。試合の時に先頭に立って飛び出す人はだいたいタンクです。

タンクはスポーツで言うところの「ディフェンス」です。相手の妨害も重要ですし、相手のアドレナリンラッシュとかもカバーできるので、ここがしっかりしているチームは崩れにくいです。試合中はたいてい先頭に立ち、相手の攻撃を受けつつ味方を守ります。

ですが、スポーツでも「ディフェンス」は攻撃を食い止めてからカウンターを仕掛けたりする起点にもなります。タンクも同様で、味方を守りつつ、後ろの仲間が攻撃を仕掛けられるように位置どりをしたり、相手の動きを止めるスキルを使って味方の反撃のチャンスを作る役割を持っています。

ここからは、僕が戦士で戦ったオンラインの試合を使って紹介しましょう。

■FFXIV 「ALIENWARE Presents アドレナリンラッシュTV」 2月1日(金) 1:16:00頃〜
https://www.twitch.tv/videos/373328487

▲中央の黄色い頭の大男が僕の「戦士」です

戦士といえば、RPGの中でも代表的な、屈強なキャラクターとしておなじみですね。

「ザ・フィースト」での戦士は、チームの中で最も体力が高く、仲間を守って相手の攻撃を防いだり、相手の行動を妨害したりします。時には自分が犠牲になって味方を守ることもあるため、戦士がしっかりしたチームだと崩されにくくなります。

たとえば、相手の強烈な攻撃「アドレナリンラッシュ」を受け止めて味方を守ったり……(1:16:31)

▲強烈な攻撃を受けて体力は半分(中央の紫のゲージ)ですが、味方は無傷!

相手の動きを封じていっせいに攻撃したり……(1:17:50頃〜)

▲相手の白魔道士の行動を止める技がヒット! みんなで一気にラッシュをかけました

このように、攻撃も防御も両方兼ね備えているのが戦士の特徴です。

タンクがナイトだと、味方への攻撃を代わりに受ける「かばう」などがあり、相手からの攻撃を邪魔しやすくなります。また、相手の魔法を封じる「沈黙」があるので、ヒーラーへの妨害などで活躍します。

暗黒騎士は、僕はプレイしていないのですが、「スタン」と「沈黙」を併せ持ち、「ブラックナイト」というバリアを張って味方を守れるのが特徴です。

ちなみに、どんなジョブがいるかはチームのステータス画面にあるアイコンで判別できますので、観戦時に調べてみてください。


メレー(近接物理DPS)=点取り役の花型、攻めて攻めて点を稼ぐ勝利の要!

続いて、「メレー」は攻撃主体のロールです。「DPS」というのは「ダメージ・パー・セカンド」(1秒間にどれだけダメージを出せるか)の略で、攻撃型のキャラを表す際に使われる略語です。

名前のとおり物理攻撃が主で、相手を直接殴る近接攻撃型の血気盛んなポジション。攻めて攻めて点を稼ぐ勝利の要です。攻撃力が高い分、HPは低めで、試合中も狙われやすいロールではありますが、メレーのプレイヤーがうまいと試合は一気に動いて、逆転勝利につながったりします。

いま人気があるのは竜騎士で、使用するプレイヤーも多いですし、名前もカッコいいですよね。「スパインダイブ」で少し離れたところから近づいて攻撃することもできます。強力な攻撃を繰り出せるまでの時間が短いのも特徴です。今回の試合の僕の仲間も竜騎士で、相手をノックダウンさせるタイミングでしっかり攻撃を当てていました(1:17:18)。

▲味方の竜騎士が相手の戦士を仕留めた!

一方、忍者は「かくれる」という技を持っており、相手からまったく見えずに近づいていきなり攻撃することも可能です。味方からは半透明に見えるので、回復などはできます。さらに、「スタン」や「沈黙」といった相手を邪魔するスキルもあるので、攻守ともに役立ちます。

それ以外に、瞬間火力がメレーの中で最も高いモンクと、瞬時に移動していきなり強力な攻撃ができるというジョブもあります。

試合が動くのがメレーのノックダウンから、ということが多いので、観戦時にはメレーにも注目してみてください。

ヒーラー=味方の活躍を影で支える最後の砦!

「ヒーラー」は傷つく味方を回復しながらサポートする役目です。ヒーラーからの回復は、他のロールにとっては非常に重要。ヒーラーがやられてしまうと一気にチームが崩れます。

僕は白魔道士でプレイしていましたが、どうしても狙われやすくなるので後ろに下がってしまうと、味方から離れて回復ができなかったりします。自分が狙われた時に、身を守りつつも味方を回復できるポジショニングをいかにとるかが重要で、そこが難しいロールです。

今回の試合では、相手のヒーラーを狙って僕が攻撃を仕掛けていきますが、あと一歩のところで回復されてしまい落とせず……。

▲味方の攻撃がヒットして相手のヒーラー(白魔道士)は虫の息! 左端のゲージがHPです

▲……かと思いきや、回復魔法で徐々にHPが増加していき……

▲結局回復が間に合ってしまい、ノックダウンを奪えず! うまいヒーラーさんでした

逆に、この試合では自分も味方の白魔道士の回復に救われました。個別だけでなく全体回復のスキルもあるので、気を配ってくれるヒーラーがいるとありがたいですね。

それ以外のヒーラーのジョブは、占星術師学者です。占星術師はカードをランダムで引き、味方や自分に攻撃ダメージアップやMP回復などの幅広い効果が得られます。学者は、被ダメージアップの効果を敵に付与したり、「フェアリー」を呼び出して回復させたりもできます。

常に味方に気を配り、回復や妨害魔法で味方をサポートするヒーラー。観戦する際には、やられそうなプレイヤーが見事に回復するシーンに注目です。

レンジ(遠隔物理DPS/遠隔魔法DPS)=遠くから一気に攻め立てるポイントゲッター!

最後の「レンジ」は、僕は自分ではプレイしていませんが、味方としてはとても頼りになり、相手としてはとてもやっかいなロールです。

遠くから武器や魔法で攻撃を仕掛けることもできますし、相手の邪魔をすることもできます。HPは少なめですが、それを補ってあまりある攻撃力を持っています。そのため、遠くからとどめをさすロールというイメージもありますね。

遠隔魔法DPSは「キャスター」とも呼ばれ、攻撃や妨害の魔法を使う黒魔道士、バハムートなどを呼び出して戦う召喚士、攻撃魔法と回復魔法を備える赤魔道士があります。相手を妨害する魔法などもあるので、メレーやタンクと連携して鮮やかに相手を倒すシーンもよく見られます。

▲黒魔道士の氷の魔法「ブリザジャ」が発動! 魔法攻撃は強力な反面、詠唱し終わるまでに少し時間がかかります(1:14:56)

▲続いて、炎の魔法「ファイジャ」が炸裂!(1:15:03)

対して、物理系のジョブは、弓使いの吟遊詩人と、銃などを使う機工士です。吟遊詩人は曲を奏でることで味方をサポートしたりできます。機工士はタンクの「スタン」と連携すると攻撃力が上がるという特徴もあります。


いかがでしたでしょうか?

自分がわかる範囲でのご紹介でしたが、どんなジョブでチームを組んでいるかによって戦い方も変わってきます。興味を持たれた方は、「ザ・フィースト」のウェブサイトなどから、調べてみてくださいね。きっとこれまでよりも観戦が楽しくなると思います!

にしむらベイベー「FFXIV ファンフェス 2019」出演情報

3月24日(日) 11:30-13:30(サブステージ)
「ALIENWARE Presents アドレンリンラッシュTV エキシビジョンマッチ」
出演者:岸大河、にしむらベイベー

ファンフェスにご来場の方から参加者を募り、ステージ上で試合を繰り広げる「アドレナリンラッシュTV エキシビションマッチ」を開催します! 芸人にしむらベイベーさん率いる「チームにしむら」と、プロジェクトマネージャー森口率いる「チーム森口」に分かれて戦い、見事勝利したチームメンバーには、ザ・フィースト特製Tシャツをプレゼント! 負けたチームにも、ザ・フィースト特製ステッカーを贈呈!
■エキシビジョンマッチ参加方法

3月24日(日)15:30-17:00(メインステージ)
「ALIENWARE Presents The FEAST リージョナルチャンピオンシップ 2018 Japan ファイナル」
出演者:岸大河、にしむらベイベー

死闘を勝ち抜いたチームが会場で激突!ザ・フィーストの初代リージョンチャンピオン誕生の瞬間を皆で見届けましょう!

「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2019 in 東京」ステージ情報
https://fanfest.finalfantasyxiv.com/2018-19/jp/stage/

■関連リンク
ALIENWARE Presents The FEASTリージョンチャンピオンシップ 2018 Japan(公式サイト)
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/ranking/thefeast/championship/
ALIENWARE Presents The FEASTリージョンチャンピオンシップ 2018 Japan セミファイナル:Gaiaデータセンター(Twitch
https://www.twitch.tv/finalfantasyxiv/video/307394374
まろんまろん西村のFF14レベルUP実況(ニコニコ動画チャンネル)
http://ch.nicovideo.jp/channel/ch2609449
にしむらベイベー(Twitter)
https://twitter.com/MAROMARON_TAK
ザ・フィーストのルール | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/playguide/contentsguide/wolvesden/thefeast/
【コラム】FF14芸人・にしむらベイベーの「ザ・フィースト」観戦のススメ

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