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DWG Nuguri選手インタビュー「“征服者”を積んで出てくるヨーロッパの選手に驚いた」【『LoL』世界大会2019現地レポート】

LCK。つい数年前までは『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)競技シーンにおける「最強」の代名詞だった韓国地域の公認トップリーグだ。しかしその名声も、ここ数年の国際大会での低迷により、旧聞になりつつある。

2018年、地元である韓国開催だった「Worlds 2018」にて、出場した韓国チームは全チームが準々決勝までで敗退した。「MSI 2019」においても、王座はヨーロッパ代表のG2 Esportsの手に渡り、国際大会制覇はならなかった。

こうした近年の戦績を考慮して、昨年まではプレイインステージ参加を免除されていたLCKが、今年の世界大会では第3シードのプレイインステージ出場を初めて定められたのだ。今年はOPENREC.tvでの公認日本語配信もあったので、日頃からLCKの試合を観戦していた向きも増えているものと思う。しかしLCKの試合を日常的に見ていた者であれば、もれなくこう思うだろう……「LCKチームがプレイインにいていいのか?」

今年のLCKは新チームが2つも昇格し、チーム間の力関係が大きく変化した。名門だったチームがパフォーマンスを落とし、昇格したばかりのチームが上位を席巻する。参加チーム数は全10チームなのに「トップ7」などという言葉が飛び出す。そう、LCKの中でもしのぎを削りあう、激しい切磋琢磨があったのだ。

そんなLCK第3シードは、初のプレイインステージ出場ともあってひときわ注目を浴びている。グループDに配置されたLCK第3シード「DAMWON Gaming」(DWG)のトップレーナーを務めるNuguri選手は、その派手なプレイからファンの人気も高い。本記事ではプレイインステージ2日目、グループD初日終了後に行われたインタビューをお届けする。

※こちらのインタビュー内容は韓国語動画の翻訳です。翻訳掲載を許可してくださったFOMOSのkenzi記者に、厚く御礼申し上げます。


――今日は2-0できっちり勝利して終えました。まずは、自己紹介と感想からお願いします。

Nuguri:DAMWON GamingのTopレーナーを担当しているNuguriです。本名はチャンハグォンと言います。今日は2勝したものの、個人的にプレイスキルの部分で不安定なところを何度もお見せしてしまったので、そこは修正したほうが良いと考えています。

――今日は見ていて序盤に少し危ないところがありましたが、監督やコーチに伺ったところ「コールミスがあった」とおっしゃっていたんです。Nuguri選手から見て、どんな理由があったと思いますか。

Nuguri:全体的に見たらコールミスで合ってると思います。ジャングラーがどこをチェックするのか、(相手が)ジャングルを狩っているときに(味方を)生かすとか、(相手が)ジャングルを狩って帰るころに(味方が)出て行くとか、そういうところが自然にできなければならなかったけれども、そういった部分で少しミスがあったのではないか、だからやられてしまったのではないかと思います。

――それは海外チームのジャングラーのルートが違ったからなのか、それとも別のことなのか、どんな理由だったのでしょうか。

Nuguri:とりあえず海外チームのジャングルルートは、そんなに違わなかったと思います。ただ単に、うちのチームのコールミスが一番大きかった気がします。

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